八柱校
全国No.1のトライから生まれた個別指導塾
常盤平中・六中の定期テスト対策に強い!
個別指導とAI学習を
組み合わせた
次世代の個別指導塾です


今月のキャンペーン情報

上記キャンペーンは、一部の教室は対象外になります。
お問い合わせ時にご確認ください。
授業料
全国No.1の個別指導とAI学習プログラムを、
週1回月1万円台から、ご利用いただけます。
- 小学生
- 11,220円/月〜
- 中学生
- 12,320円/月〜
- 高校生
- 13,640円/月〜
※税込 ※詳しくはお問い合わせください。
八柱校の
教室情報・アクセス
住所
〒270-2253
千葉県 松戸市日暮2-5-11
グリーンプラザ八柱第2 2F
アクセス
JR新八柱駅からは徒歩2分、新京成線八柱駅北口より徒歩1分。
旧ファミリーマートさん2Fです。
対応学校
常盤平中・六中・河原塚中 など
通塾エリア
【JR】新八柱・東松戸 【新京成線】松戸新田・上本郷・稔台・八柱・常盤平・五香・元山

成績が上がる仕組み


120万人の指導実績に基づく
全国No.1※「トライ式個別指導」と
膨大な学習データに基づき開発した
トライ独自の「AI学習プログラム」で、
飛躍的な成績向上を実現します。
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ダイアログ(対話型)指導で
着実に理解
トライプラスは1対2の個別指導。一方通行ではなく、教師と生徒が対話しながら授業をおこないます。あやふやな理解を防ぎ、解き方を定着させます。

演習で学んだ内容を
チェック
授業で学んだポイントが解き方がしっかり定着しているか、問題演習を通じてチェックします。
AI学習

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得点力アップ
理解度に合わせた学習を専用のAIタブレットがナビゲート。1人で解けるようになるまでAI学習をおこないます。
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トライ式AI学習診断について
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「トライ式AI学習診断」は膨大な学習データと最先端のAI技術を駆使した“高速”かつ“高精度”の学習診断です。
この診断技術は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所出資のギリア株式会社と共同開発。従来の10分の1の時間で、すべての問題を解いた結果と80%~90%合致する診断結果を提示することが可能になりました。
この度、他の教育サービスでは実現できていなかった高速かつ高精度の診断が高く評価され「日経 xTECH EXPO AWARD 2019」の「教育AI賞」を受賞しました。
最先端AIテクノロジーを駆使した、トライのAIサービスをぜひお試しください。
八柱校の
人気コースランキング
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小学生
- 算数・英語集中コース
- 算数・国語集中コース
- 勉強の習慣づけコース
小学5・6生における学習のポイントは、①学習の習慣化をし、中学学習準備を整えること②得意科目を作り自信をつけること③すぐに疑問を解決することです。特に中学1年からの学習が高校受験に直結することを、認識し、小学生から準備する必要があります。
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中学生
- 高校受験対策コース
- 定期テスト対策コース
- 中高一貫サポートコース
中学生における学習のポイントは、①高校受験に向けた準備②自分に合った学習スタイルの確立③部活動等の社会性との両立です。個性を伸ばし大切しながら、学習と社会性の両立を目指すべき時期であると考えています。
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高校生
- 定期テスト対策コース
- 大学受験対策・共通テスト対策コース
- 苦手科目克服コース
高校における学習のポイントは、①大学を進学を見据えた学習②自分の意思で進む力の養成③高校3年間の使い方です。高校から4年生大学への進学率が約60%の現在、大学進学が「当たり前」の時代を迎えようとしています。大学進学を如何様に考えるか?が大切な時期です。
生徒様の声
多くの生徒が
成績アップ・志望校合格を実現しています。






※生徒様の声の一部です。
八柱校からの
お知らせ
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2023.06.05
中3生の夏休み・2023年度
中3生の皆さん、勉強していますか? それでは、7月初旬の時点でのスケジュール感を確認しましょう。 例年通りと仮定すれば、 私立高校の単願推薦受験 10月初旬から1月初旬・・・あと4ヶ月~(16週~) 私立高校の併願・一般受験 1月中旬からスタート・・・あと6ヶ月~(24週~) 千葉県公立高校の受験 令和6年2月21日・22日(発表済)・・・あと7ヶ月強(28週~) 残り時間は、皆さんが想像したより多かったですか?それとも少なかったですか? 夏休みの期間の時間の使い方がとても重要になります。 ①5教科すべての振り返りを完了させること。 ②苦手部分の把握と解消 ③英単語や熟語、漢字や四字熟語の見直し を中心に、とことん追い込んで行きましょう! 夏が終われば、本格的な試験対策へと変化していき、連日試験演習もしくは志望校過去問や準じた問題を解くことになります。 「夏を制するものが、受験を制する」、よく使われるフレーズですが「真実」です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.06.04
中2生の夏休み・2023年度
中2生の皆さんは、部活動で3年生が引退を迎え、主力になりつつある時期だと思います。そして先輩である中3生の受験への取り組む様も見えていると思います。 それでは、現時点でのスケジュール感を確認しましょう。 例年通りと仮定すれば、 ・私立高校の推薦受験 10月初旬から12月初旬 ・私立高校の一般受験 1月中旬 ・公立高校の受験 2月下旬 したがって受験シーズン本番の最初に見据えるのは「来年の10月初旬」となり、今年の5年7月初旬から来年10月初旬までの期間は、15か月となります。この15か月をもう少し分解すると、1か月を4週間と仮定し60週となり、もうすでに実感として数えられるレベルの未来なのです。 今から少しずつ復習を始めてみませんか?特に「夏休み」を上手に使うことが、受験への第一歩です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.06.03
中1生の夏休み・2023年度
中1生の皆さんは、学校生活にも慣れた頃かと思います。新しい環境の中で、部活優先の毎日を送っている人も大勢いると思います。 もうすぐ「定期テスト」です。八柱校近傍では、6月下旬に予定されている中学校が多いです。 国語・数学・英語・社会・理科・技術家庭科・美術・保健体育・音楽の9科目から6科目ないし7科目が発表されていると思います。準備万端ですか? 少し早いですが、「夏休みの過ごし方」について、お話します。 当然、定期テストの結果が出てから夏休みとなるのですが、「夏休み」は、テストで「分からなかった」「間違えた」問題を克服することを目標にしてください。塾の夏期講習へ行くのも対策として有りです。トライプラス八柱校一においても一学期の復習と二学期の予習を主に実施する予定です。 また二学期は、テスト範囲が広いことから、より予習・復習が重要になります。 せっかくの夏休みです。 家族との旅行もよいでしょう。部活に打ち込むのもよいでしょう。 でも学習面にて自身の弱点を補強しておくことも忘れないでください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.06.02
トライプラス八柱校の夏期講習
トライプラス八柱校では、夏期講習を以下の期間にて開催いたします。 期間;2023年7月1日から8月31日 学校の授業の進捗がない、夏休みは、今までの振り返り学習を実施する絶好の機会です。また受験生にとっては、ここが実力養成の正念場となります。是非とも、無料体験学習を受けてみてください。 6/1より「夏キャンペーン」を開始します。 【キャンペーン特典】 ① 対象:新規入会者 ② スタート講習最大40%OFF(スタート講習取得数によって割引率が変わります) ③ 入会金無料 【注意事項】 ※6/1~7/31の間にお問合せを頂戴した方。 ※3ヶ月以上の継続契約が必要となります。 【その他】 「学習方法がわからない」「スケジュールを作ることができない」等なんでもご相談ください。 お問合せは、 フリーダイヤル 0120-177-202 受付時間10:00~22:00 文責:教室長 渡邉 -
2023.06.01
高校受験の残り時間は見えていますか?
中3生の皆さん、受験の全体像は見えていますか? トライプラス八柱校の塾生でも、まだまだ先の事のイメージを持つ塾生が多いです。しかし、残念ながら残された時間は多くありません。ゴールの設定は以下の3通りが主であると考えられます。 ゴール① 私立高校/単願推薦・10月頃試験 ゴール② 私立高校/単願および併願推薦・01月中旬試験 ゴール③ 公立高校・2/20、2/21試験 では、大多数の方が設定するゴール③の公立高校にて、勘案してみましょう。 条件1 起点を6/20、終点を2/19 条件2 一日の受験用学習時間 2時間 条件3 受験科目 5科目 検討① 6/20~2/19は、8か月間よって32週 検討② 一週間の学習時間 14時間(2時間×7日間) 検討③ ①②より総学習時間 448時間(14時間×32週) 検討④ ③より一科目当たりの学習時間 約90時間(448時間÷5科目) 結論 一科目あたりの学習予定時間 90時間 となります。 では同様にゴール①では、4ヶ月間・3科目受験とすれば、74時間となります。 一度自身の条件に合わせて計算してみるのもよいでしょう。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.31
中1・一学期定期テスト対策
トライプラス八柱校近隣の多くの中学が、6月下旬から7月上旬に掛けて定期テストを実施する予定です。まだ一ヶ月もあると考えるか?それとも4週間しかないと考えるかで大きく意識は変わります。大抵の中学校では、テスト2週間前はテスト学習期間として部活動が停止されます。 当塾においても、希望者には試験前二週間を使い定期テスト対策を実施しています。試験範囲も狭いため、「高得点を取れる生徒」と「そうではない生徒」にはっきり分かれます。 最初の対策として、理科・社会の暗記系では同然のことですが、数学の教科書に太文字で書かれている「言葉」はきちんと理解しておきましょう。計算ができるだけではNGです。 (中1の例) 「整数の3種類は分かりますか?」 「同類項を選べますか?」 「分配法則、交換法則わかりますか?」等々・・・。 トライプラス八柱校では、個別指導塾の強みを生かし、理解するまで繰り返し授業をしていきます。是非とも体験授業を受けてみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.30
比の値を覚えていますか?
小学校6年生の算数にて「比」を学習します。簡単に説明すると「比」とは、複数の事象のそれぞれの割合を示すものです。考え方も表現も非常にシンプルなものです。しかし中学生の数学の指導をすると、ほとんどの塾生が「比」を苦手としていると感じますし、頭の回転の速い生徒は、「比」の得意な傾向が見られます。 「比」は割合を示すと記載しましたが、「割合」とは何でしょうか?「割合」は「ある部分の事象の全体における占める度合」と考えてください。 例を挙げれば、「ある部分」が30「全体」が100であれば、割合は30÷100となり3/10と表記されます。それらを「比」で表記すると「ある部分」:「全体」=30:100の関係性が存在します。これらを端的に表現したのが「比の値」であり、「比の値」=「割合」と考えてください。 中学生のお子様がいる方は、試しに「1:2の比の値は?」と聞いてみてください。「1/2」と即座に回答できないとなると、「比」への理解の対策が必要かも知れません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.29
夏休みの学校宿題対策(2023版)
トライプラス八柱校では、小学生・中学生に対して「7月中に夏休みの学校宿題を終わらせる」指導をしています。(日記や期間の長い自由研究は除きます) 理由は ① 保護者のお休みは「盆休み」であり、その期間は家族で同じ目的を以って過ごしてほしいこと ② 計画的に学習することおよび達成することで、自己肯定感を感じてもらうこと ③ 漢字や英単語・英検や漢検などの資格の学習に余力を使うこと です。 そのため今夏は、7/29(土)および7/31(月)を小中学生向けの宿題対策日としており、宿題の「チェック」や「わからない箇所の指導」を塾生対象に無料で実施しています。一般参加に関しては塾生優先および基本紹介のみ受け付けております。 小学生・中学生の間に「計画する力」を身に着けることは、とても大切です。皆さんも、今夏は少しだけ子供たちに意識させてみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.27
箸を正しく持てますか?
「箸を正しく持てますか?」 私は古い人間なので、この「問い」はとても気になります。人を見るとき、箸の使い方を見ることも多いです。塾の若い講師にも「箸も持ち方は、正しく」と指導しています。 正しい持ち方とはどのようなものでしょうか? 所説ありますが、足利義満により礼儀作法の調査及び定型化を委託された礼法家が定めたとされ、その中に箸の扱いがあるとされています。 道具であり、長い時間を掛け、人々に定着した使い方は、理に適っているものと考えます。歴史的な合理性を持つ「箸の正しい使い方」は、個人的に「様式美」と感じます。しかし近年の個人優先の思考からは、全く価値のない無駄なことかもしれませんし、「人に迷惑かけていないのだから、好きにしていいのでは?」と言われるかもしれません。 様々な考え方を認めることは重要です。しかし生活の一部に根付いている「様式美」を後世に伝えていくことも、「文化」を伝えることだと私は想い大切にしたいのです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.26
継続は力なり
「継続は力なり」は、皆さんもよく知っている言葉だと思います。これには二つの意味があるとされています。 一つ目は「地道に成果を積み重ねていけば、目標を達成できる」 二つ目は「物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということが、優れた能力である」 というものです。 学習においても、とても重要な言葉です。 小学校中学校の間に学習する常用漢字は2136文字(2010年告示)で、9年間掛けて学習していきます。 日割すると2136文字÷9年÷365日=0.65文字となり、一日一つ覚えれば事足ります。「継続」出来ない数字ではないと感じます。しかしながら現実は違い、漢字の読み書きを苦手としている生徒は非常に多いのです。 年割すると2136文字÷365日=5.85文字となり、一日6文字です。現実として「半分くらいは覚えている」と考えると今から「継続」して、一日5文字覚えれば受験には間に合う算段になります。 高校大学受験のすべての科目において、「読解力」は問題を読み解くための基礎になります。 その読解力を支えるのは「漢字への理解(意味を含めて)」です。再度、漢字を見直してみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.25
高校受験の勉強を始める時期
「高校受験の勉強を始める時期は、いつ頃がいいのでしょうか?」と保護者の方から質問されます。私の回答は、「小6卒業の春休みからスタートと考えてください」とお伝えします。 理由は、 一つ目は、千葉県公立高校受験における「内申点」による評価は、5段階×9科目×3年間=135点満点にて行われます。中学1年生の成績から、その対象になるからです。 二つ目は、千葉県公立高校受験制度の変更です。令和3年度の受験から、前期・後期の二回試験から、一回試験へ変更になりました。それに伴い、競争激化、学習時期の早期化が始まりました。 三つ目は、中学1年生の一学期の学習は、小学校5・6年生の復習の意味合いが強く、小学校の復習が出来ていれば、得点も取りやすいからです。 「小学校卒業したばかりで?」とお思いになられる方も多いでしょうが、ポイントは以下の部分です。 ①学習の習慣化(毎日少しずつこつこつ確実に)②学習や復習できる場所(自宅では遊び道具が多く集中できない)③疑問を解決できる、もしくは導いてくれる指導者や先生が身近にいること。(質問がし易いこと) となります。参考にしてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.24
進学は出口戦略を見据えて
受験を考えるとき、出口戦略が重要とお伝えしていますが、一例を説明します。 (1)大学受験では ①一般受験(共通試験or個別試験)②指定校推薦(高校三年間の評点の上位が受けられる)③AO入試(ユニークな特技等) という選択肢があります。 (2)千葉県の公立高校受験では ①内申点(中学3年間の学年末評価の合計)②学力検査③各校固有の検査(論文・作文・面談・実技) の3つの合計で合否判断。 (3)松戸市の中学では ①定期テストの点数②提出物③授業態度・生活態度 等々を総合的に判断し、評価。 上記から考えうる一例ですが 中学で上位の成績・真面目で誠実な生活を送り上位高校へ進学し、高校で上位の成績・真面目で誠実な生活を送り、指定校推薦にて大学進学することが一番安全な確実な方法と考えています。 例え指定校推薦が確保できなくても、成績上位を確保するために、きちんと学習をしてきているので、一般受験に切り替えても何の問題もありません。 進学や受験は正しい道はありません。様々な可能性を考えるべきですが、一例として紹介しておきます。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.23
電話番号を覚えられますか?
保護者の皆さん、電話番号を覚えられますか?私は、携帯電話を使うようになってから、電話番号を覚えられません。恐らく暗記しているのは、自分の携帯電話の番号のみです。 社会人として仕事を始めた頃、携帯電話はありませんでした。シモシモ~!の某芸人さんが使っている自動車電話を会社の社長や部長クラスが持っている程度でした(古くてスミマセン)。其のころは、常時200件程度の番号を暗記し、使っていたと記憶しています。 ではなぜ、電話番号を覚えられないのか?理由は簡単です。「繰り返し、使わない」からです。入会面談時に、記憶のお話をさせていただきますが、まさにこれです。エビングハウスの忘却曲線によると、人は100を覚えると一時間後には約半分忘れてしまうのです。繰り返し使うことによって、その忘れる度合いを小さくすることが可能です。 つまり「繰り返し使う」ことで、暗記は自然と出来るものなのです。これには、時間が掛かるという欠点があるので、暗記はこつこつ、やる必要があるのです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.20
自己推薦文の書き方
高校受験や大学受験の各推薦を志望する生徒たちにとって、自己推薦文は難敵です。科目の勉強を優先し、かなり作文面が疎かになっている生徒も見られます。また自己推薦文の役割も理解せず、ネット情報を参照し皆が同じ文章を書いています。 しかし、受け取る側(読み手)から見ると「どれも同じで・・・」となり、ネックになる場合があります。そしてそれは、推薦テスト時の作文も同様です。 基本として、 「日本語を正しく使用している」 「作文のルールを守り、文語体で書かれている」 はもちろんですが、 「この学校に入学し、何を学び何に生かしていきたいのか?」 を明確にする必要があります。そのため「将来、何がしたいのか?」ということが明確になっている方が魅力的な自己推薦文が書けるのです。 今の子供たちを取り巻く環境は、昔に比べ格段に自由です。その反面、「自分が生きる道」というものを見つける努力を怠っているように見えます。自己推薦文を書く前に一度「将来、何がしたいのか?」を考えてみてください。 ハッキリとしていなくてもよいのです。何となくでよいのです。必ず役に立ちます。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.18
大学へ進学する意味
皆さんは「大学に何をするために、行くのですか?」 当然、専門的な勉強をしに行くのでしょう。しかしそれだけなのでしょうか?高校から4年生大学の進学率が約60%の近年において、就職における「大卒」という価値は、一般的なものとなりました。現在、大学は社会にでる準備をする4年間です。自分の「道」を定めて、その世界へ羽ばたくための準備をする期間なのです。 私見ではありますが、私は大学へ進学する皆さんに3つの価値を持って貰いたいと考えています。 ① 学術的な専門的知識と経験(大学の通常の価値) ② コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力(スキルとしての価値) ③ オンリーワンとなる何か(個人の価値) です。 これは大学生の講師達には、いつも言っていることです。社会に必要とされる人間になるためには、価値ある人間になる必要があります。といっても難しいことではありません。自ら誇れるものを一つ作ることです。「自分の為」「他人の為」「社会の為」なんでもよいのです。そして、そのことが「オンリーワン」の自信へと繋がるのです。 参考になれば、幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.17
高校へ進学するということ
中学3年生の皆さんは、もうそろそろ「志望校」を決める時期になりました。 では「なぜ高校へ行くのでしょうか?」 ① 周りの人が皆、高校へ進学するから ② 大学進学したいから ③ 高校くらい卒業しておかないと、就職が厳しくなるから ④ もっと高校で自分の可能性を探したいから ⑤ 制服が可愛いから 人それぞれだと思います。そしてどれも間違いではありません。 数字で説明出来るものとして ① 中学から高校への進学率は約98% ② 高校から4年生大学への進学率は、約60%(専門・短大を含めると約83%) ③ 高卒と大卒の初任給の差 約42000円 は明確な状態です。 ※④⑤に関しては、個人の感情の部分ですので、今回は割愛します。 ここで皆さんに、認識をしておいて欲しいことがあります。 それは「高校は義務教育では無い」ことです。皆さんは、自分の意思で、高等学校教育を選ぶ形になり、端的に言えば「自ら学ぶ」ことを選ぶのです。高校に進学し「よく学び、よく遊び」そして「自分の進むべき道」をしっかりと探してください。 文責:教室長 渡邉 ※進学率:文部科学省HPより※初任給:平成28年度賃金構造基本統計調査より -
2023.05.16
比の値を覚えていますか?
小学校6年生の算数にて「比」を学習します。簡単に説明すると「比」とは、複数の事象のそれぞれの割合を示すものです。考え方も表現も非常にシンプルなものです。しかし中学生の数学の指導をすると、ほとんどの塾生が「比」を苦手としていると感じますし、頭の回転の速い生徒は、「比」の得意な傾向が見られます。 「比」は割合を示すと記載しましたが、「割合」とは何でしょうか?「割合」は「ある部分の事象の全体における占める度合」と考えてください。例を挙げれば、「ある部分」が30「全体」が100であれば、割合は30÷100となり3/10と表記されます。それらを「比」で表記すると「ある部分」:「全体」=30:100の関係性が存在します。 これらを端的に表現したのが「比の値」であり、「比の値」=「割合」と考えてください。 中学生のお子様がいる方は、試しに「1:2の比の値は?」と聞いてみてください。「1/2」と即座に回答できないとなると、「比」への理解の対策が必要かも知れません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.15
夏への始動
大学受験および高校受験、中学受験において「夏休み前」「夏休み」は大きなポイントになります。 ここでは「高校受験」を取り上げたいと思います。 恐らく大半の生徒が「初めての受験」であり受験をイメージ出来ない生徒が多数派です。「夏休み前」である一学期中は部活動や修学旅行や体育祭等の開催も相まって、かなり「のんびりしたムード」になります。しかし、一学期の定期テストが受験に向けての一つ目のハードルで、ここで内申点が決まる場合が多いです。そのため、塾ではターゲットの一つとして、塾生への意識改革を求めます。この時期までに、学習すべき範囲の全体像を把握し、かつ計画立てて学習に臨めることが理想です。 そして「夏休み」を今までの復習(5科目)等々、有意義に使い切ることが必要になります。 トライプラス八柱校では、毎年夏前の三者面談にて、塾生の意識改革を求めることをはっきり宣言します。 今年も「のんびりしたムード」を壊す時期がやってまいりました。「夏への始動」です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.09
中1・一学期定期テスト対策
トライプラス八柱校近隣の多くの中学が、6月下旬から7月上旬に掛けて定期テストを実施する予定です。まだ二ヶ月もあると考えるか?それとも8週間しかないと考えるかで大きく意識は変わります。大抵の中学校では、テスト2週間前はテスト学習期間として部活動が停止されます。 当塾においても、希望者には試験前二週間を使い定期テスト対策を実施しています。試験範囲も狭いため、「高得点を取れる生徒」と「そうではない生徒」にはっきり分かれます。 最初の対策として、理科・社会の暗記系では同然のことですが、数学の教科書に太文字で書かれている「言葉」はきちんと理解しておきましょう。計算ができるだけではNGです。 (中1の例) 「整数の3種類は分かりますか?」 「同類項を選べますか?」 「分配法則、交換法則わかりますか?」等々・・・。 トライプラス八柱校では、個別指導塾の強みを生かし、理解するまで繰り返し授業をしていきます。是非とも体験授業を受けてみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.05.08
第2回塾内模試
2023年5月14日(日)は、トライプラス八柱校の塾内模試の開催日です。 私は、塾生に「模試用の学習はしないこと」といつも言います。理由は「平常時の実力を知りたいから」です。模試は学校の定期テストと違い、試験範囲がとても広い傾向があります。※当然、主な試験範囲は近しいですが・・・。 そのため、日常継続的な学習をしているか否か?が得点するためのポイントになります。これは、とても重要なことです。いくら定期テストが良くても、本番の入試で得点できないことには、受験突破できません。その予行練習も兼ねていると考えてください。 ちなみに次回塾内模試は9月に開催予定です。中学3年生は、夏期講習明けの9月より、Vモギと塾内模試、過去問DAYにてテスト形式の日々が始まります。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.28
自習できますか?
「自習できますか?」と聞かれることが多くなりました。トライプラス八柱校では、「会員様は自習スペースを自由に使える」としています。 今の子供達は自分の部屋を持ち、様々なデバイスも揃えていることが多く、自宅での自習には「誘惑」が多いのが現実です。また、個別指導塾の弱点である「他人との競争が見えづらい」という点においても、自習室の活用は、「良い影響」を与えるものと考えています。経験則上、塾生の間で「今日もあの子いるね」「あの子よく質問するね」という会話が聞こえてくると、その世代の学力は向上傾向が表れてきます。 自習という時間を通して塾側も生徒個人の学力状態や精神状態を確認できる点においても、より細かな指導に繋がるのです。また授業を受け持っていない講師とも接する機会が増えます。 「塾にたくさんくる子は、たくさんのチャンスを得る子」となり結果、「勉強ができる子になる」のです。 是非、自習に来てください。お待ちしております。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.27
高校の学習についていけないかも・・・
当塾に通う高校一年生の塾生から、「高校の勉強は大変です」とこの時期になると相談されます。中学3年時の受験終了後、約一ヶ月間高校授業用の授業をしている塾生でもその状態です。ましてや、準備をしていない生徒はかなり戸惑うはずです。 なぜ学習についていけないのでしょうか? 一つ目に、「周囲のレベルが同等以上」であること。少なくとも高校は学力が同等以上の集団です。自分が経験してきた従来の感覚とのギャップがあります。 二つ目に、「授業科目の増加と専門化」学習科目数増による学習時間不足および専門化による難易度向上が挙げられます。 三つ目に、「学ぶ意思の薄弱化」高校受験時には、「様々な想い」のため、必死に学習してきましたが、高校入学後にその「想い」は継続されていますか?もしかしたらかなり薄く弱くなっていませんか? これらを打開するには ① 目標の設定 ② 目標達成のための方策と計画表の作成 です。 目標は何でも良いのですが、初めは数字として明確になる具体的なものが良いでしょう。例えば「数1」「数A」は、平均点以上確保etc・・・。 先ずは一歩、踏み出しましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.26
偏差値
最近、新規の入塾や保護者の面談をしていて、「偏差値」についての質問が多いと感じます。ここでは学力偏差値について、少し解説しておきます。 学力偏差値とは、ある集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。 たとえば、英語と数学の得点がともに75点だったとしても、難易度によって平均点は異ります。偏差値とは、平均点を偏差値50になるように配置し、「50」からどれくらい高い(または低い)点数かを表したもので、ある集団の中での相対的な実力を示すものです。数値は概ね25-75の範囲を収まりますので、目安にしてみてください。(75…上位約0.6%、70…上位約2.2%、65…上位約6.6%、60…上位約15.8%) 現在、極端に違いが出るのが、中学受験時の学校偏差値です。学校偏差値は、どのくらい学力偏差値があれば、合格できるかの目安です。有名進学塾模試の学校偏差値と大手模試会社の学校偏差値は大きく違います。これは、テストを受けている集団の能力が違うためで、ある意味どちらも正しいことになります。一貫性や分かり易さを重視し、同じ塾や会社の模試を続けて受けることをお薦めします。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.18
社会が理系を要求する
高校では、「理系」と「文系」のコース選択を迫られる学校が多いと思いますし、そして「理系は就職に有利」と聞いたことがあると思います。 「なぜ理系は有利なのか?」を考えたことがありますか?答えは至ってシンプルです。「社会が理系を要求するから」です。数学を定義や定理に基づいて、順を追って正解を導くことは「論理的思考」の訓練になります。 企業の多くは、「成功する確率の高い企画や仕事のやり方」を求める傾向にあります。その際、「論理的に説明できること、理解できること」を要求しているのです。言わば「共通言語」です。そのため「その訓練を受けてきた証」として「理系」を優遇しているのです。また報告書を作成する際も同様です。企業内では、情緒に訴えるような文体は不要であり、結論と理由が数字で証明されていることが重要なのです。 今までの記述は、「文系を否定するもの」ではありませんが、現状を眺めてみれば「社会が理系を要求する」ことは理解できると思います。そして大学進学は、社会に出る準備期間の側面を持つことは、否定できません。 さて、皆さんは「理系」ですか「文系」ですか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.17
「学べること」の大切さ
毎年この時期になると、思い出すことがあります。 ある塾生が、家庭の事情にて他県への引っ越しを余儀なくされ、受け入れ高校が決まらない状態でした。実は、その県での受け入れ体制に余裕が無かったことが原因でした。幸いなことに、県や教育委員会の皆様にご尽力いただき、無事県立高校への編入が決まりました。地方における教育現場のひっ迫、困窮している現場を目の当たりにしたとき、「教育」の末席に名を連ねるものとしての無力を感じてしまいました。 トライプラス八柱校の塾生たちや近隣中学高校に通う皆さんは、「学べること」を当たり前に思っているかも知れません。地方を卑下するわけではありませんが、首都圏に住んでいると、学校数も多く「選ぶこと」が当たり前です。しかし、それは「とても特別で、恵まれたこと」ということを理解して欲しいのです。 「学べること」は、様々な人々の不断の努力によって成立しているということを、痛感させられた自分自身の甘さへの戒めとして絶えず忘れずにいること、塾生たちに「学べることの大切さ」を少しずつでも「伝えていきたい」と思います。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.16
高校受験は一学期終了までが大事です
高校受験は「一学期終了までが大事」です。春期講習が終わってゴールデンウィーク前ですし、気が早いと思われるかもしれませんが。しかし事実です。 理由は ① 早い私立単願推薦は、2学期から始まる。 ② 社会・理科のような暗記中心の科目の学習は「難易度は低いが時間が掛かる」 ③ 英語や数学・国語のような積み上げ型の学習は、通しで学習することで全体像を俯瞰できる ことにより、 『まとまった学習時間を計画的に確保できるのが夏休み』だからです。例年、この時期に偏差値の変化が多く見られ、「夏休み」を有意義に使えた人が受験を制します。そして、夏休み後は「弱点の克服」、「過去問の実施」等の受験対策中心に切り替えていくのが理想です。そして夏休みを有意義なものにするためには、春から学習のペースを作ることも重要なポイントになります。 トライプラス八柱校では「春休み」には、前年までの復習と3年一学期の予習が始まっており、新中3生の春の学習ペースは「かなり早い」です。思い立ったが吉日です。今から始めましょう! ※当然ながら、個別指導塾なので、個人の目標やペースに合わせて学習進捗が基本です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.15
まず自己紹介文を書きましょう
大学や高校の推薦系の受験をする際、自己推薦文や小論文を要求される場合が多いです。時期的には夏休み前くらいから、具体的な話が始まります。其の段になって、慌てて作文の練習を始める方が多いのですが、正直遅すぎます。「文を書く」ということは、以下のポイントが必要になります。 ①日本語の文法を正しく使うことが出来る。(作文の技法) ②語彙が豊富である。 ③テーマに対して、材料が豊富である。 ④ストーリーが明確である。 これらは一朝一夕で身につくものではありません。周到な準備が必要になるのです。作文の中で最も書きやすく、推薦系においても要求されるのが、自己紹介文です。精神的な余裕のある早いうちから、一週間に400字一枚で構いませんので、自己推薦文を書くことをお薦めします。作文するにあたり不足しているものが見えてきます。 当然ながら、文章のテクニックやストーリーを作るコツがあります。トライプラス八柱校では、その指導も行っています。興味がある方は体験授業を受けてみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.14
不登校学習の悩みどころ
「不登校」とひとことで言っても、その原因は様々です。そして、保護者の悩みどころも様々です。文科省の発表では、中学生の25人に一人が不登校と言われていますが、実感としてはもっと多いように感じます。 よく「最近の子供は心が弱い」と主張する方もいますが、明らか体調を崩す状態は精神論では、どうにもなりません。まずは、「学校へ行かなくてもいい」という環境を作ることです。原因の追究より「心の枷(かせ)」を取り去ることを優先してください。本人のやる気が戻るまで、我慢比べになります。「誰にでも起きうること」と認識し本人のやる気が戻るまで、我慢比べになります。治療方法等は専門医を頼ることが大切です。 少しでも前向きになった本人にとって、学校へ行くより塾に行く方が心のハードルが低いのであれば、迷わずハードルの低い方を選択すべきでしょう。 トライプラス八柱校でも、不登校や健康上の理由からの学習遅れに対し毎年若干名の学習支援をさせていただいています。個別指導ですので、学習時間や日程の調整も臨機応変に対応させていただいております。 学習の選択肢の一つとして、お気軽にご相談ください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.12
中学最初の定期テスト
新中学一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。先ずは、大きく変わった環境に慣れることが大切です。あまり「気張らず」に行きましょう! 中学最初の定期テストは、一学期の終わり頃に実施されます。(三期制の場合)テスト前の2週間程度を学習期間として、部活動等が制限され皆が定期テストへ意識を向けます。 ここで、よく考えてください。 4月の中旬から6月下旬までの2か月間以上が、定期テストの範囲となります。小学校の頃のテストとは、様子が違うことが、理解できると思います。結果論で言えば、「テスト前の2週間だけでは、十分な学習時間を確保できません。」 そこで大切なことは、 ① 毎日少しずつ、こつこつと継続する学習習慣をつけること ② 分からない箇所は、そのままにせず、質問し解決すること ③ 基礎を疎かにしないこと(漢字や英単語、基本計算等々) です。 最後に中学1年最初の定期テストは、高得点を狙えるチャンスでもあります。ですが、学習範囲が広いので、時間が必要です。まずは、こつこつ復習を実施しましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.11
中学生のワークの使い方
中学生になると、各教科の教科書とは別に「ワーク」と呼ばれる問題集があります。授業学習内容の振り返りに大変適している教材で、定期テストにも「ワーク」から出題されることもあります。 ほとんどの学校で、定期テスト日もしくはその近傍にて「ワーク」の実施確認として提出を求められます。これが曲者です。 生徒たちの多くは、定期テストのための学習期間において「ワーク」を行いますが、テスト範囲によっては、30ページを超える学習範囲を要求されます。 ここで、教科書やノートを見直しながら、ワークを進められる生徒には、学習効果があると思います。しかし、テスト日(ワーク提出日)が迫る中で、生徒たちは焦ります。ワークには解答が添付されているので、解答を写し始めます。本来、テスト勉強のために設けられた時間を、単純作業に費やすのです。 当塾では学校授業後、すぐにその範囲のワークを終わらせることを推奨しています。定期テストの学習時間を有効に本来のテスト勉強に充てるためです。 さて皆さん「ワーク」の使い方、再考してはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.10
中3生の一学期定期テスト
始業式が済んだばかりではありますが、中学3年生の一学期定期テストについて、話をします。なぜ、一学期の定期テストなのかと言うと、「高校受験のための内申点が決まる(二学期を採用するところもあり)から」です。ここである程度の成績を残すことで、受験可能な学校の選択肢が広がります。 したがって、3年一学期定期テスト対策として、塾では3年一学期の内容には、特に力を入れます。一例を上げれば「数学」の展開と因数分解、平方根、二次方程式となります。トライプラス八柱校でも春期講習の一環として「数学特訓」を実施し、展開と因数分解をマスターして貰いました。塾での授業は、これから先行授業がメインになってきます。 以下に3年一学期初旬のポイントをまとめておきます。 数学・・・展開と因数分解において公式を見ずに使えること。 英語・・・現在完了の「完了」「経験」「継続」を理解し、動詞の変形「原形」「過去形」「過去分詞形」を読み書きできること。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.07
新高1生・思い出してください
新高校1年生の皆さん、約一か月から二ヶ月前のことを思い出してみましょう!大部分の人は長く苦しい受験勉強を経験してきたと思います。その受験勉強の間、何を考えていたでしょうか?そして高校進学が決まった時、どう感じたでしょうか? 「どうして、こんなに勉強しなければいけないの?」 「もっと早くから始めれば、よかった」 「やっと、受験終わった」 「高校に行ったら、少しずつでも勉強しよう…」 等々考えたと思います。 高校受験は多くの人にとって、「最初の関門」でした。そして次には「大学受験」「就職」「昇級(出世)」等の関門が待ち受けています。人生において「学ぶこと」は終わらないのです。 さて、大学へ進学する人、別の道へ進む人それぞれいると思いますが、もうそろそろ半年ほど掛けて次の進路について考えてみましょう。高1の二学期には、理系文系のコース選択が待っています。中学3年間の『時の経つスピード』を思い出してください。高校卒業まで3年間、大学受験まで2年半しかありませんよ。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.06
新高3の皆さんへ
新高3生の皆さん!受験スケジュールを把握していますか?大まかな目安を示します。 ・各大学の募集要項発表…6月頃(例年この時期です) ・指定校推薦およびAO入試…9月~12月頃(一般的な期間) ・共通テスト…2022年1月15日、16日(正式に発表済) ・私立大学受験…1月後半~3月中旬 ・国公立大学受験…前期2月下旬~、後期3月初旬~ 指定校推薦やAOを志望する方は、早ければ9月には本番があります。私立・公立大学を一般受験で志望する方は、共通テストが一つの目標になります。 受験時に要求される項目は、多種多様です。受験勉強と同時並行で、細かな受験条件の絞りこみが必要になってきます。4月の時点で「志望校」や「志望する方向性」が決定していないと、それだけ具体的な対策が遅れてしまうのです。 一段階ギアを上げて行きましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.05
新中3生の皆さんへ
受験全体のスケジュールは理解していますか?今回は高校受験を考えてみましょう。 ・私立の受験要綱発表:6月頃 ・私立の単願推薦:11月~1月 ・私立の併願推薦や一般受験:1月中旬 ・令和6年度千葉県公立高校受験:2月21日、22日(既に発表されています) 上記を鑑みると11月末には、基本的な受験勉強(中1~中3の復習学習)は一応の完成をみる必要があります。「学校の勉強が終わっていない…」と思う方がいるとは思いますが、現実です。 それでは皆さんは、一教科どれほどの時間を受験勉強に割り当てることができるのでしょうか? 条件は ① 一日 1時間(学校の宿題以外) ② 一週間 5日(土日は休み) ③ 4月~11月までは8ヶ月およそ35週 ④ 5教科 ざっと計算すると、1時間×5日×35週÷5教科=35時間です。中学3年間の数学の振り返り35時間(約1.5日)で出来ますか?皆さんが想像するより、時間はずっと少ないのです。そこで、受験勉強のために「継続的な時間確保」をすることが求められるのです。 興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.04
お子さんの英語の教科書見ましたか?
松戸市内の小中学校の授業が始まります。そこでお聞きしたいのですが「お子さんの英語の教科書を見ましたか?」 少し大げさですが、小5・小6の内容は、数年前の中学1年生の内容に近いものです。中1の教科書では、be動詞や一般動詞の基本は分かっていて当然。英単語も相当数知っていて当然のように見受けられます。 そこでお子さんに聞いてみてください。 ① アルファベットの大文字・小文字全部書ける? ② 7つの曜日を「言える?」「書ける?」 ③ 「何をしているの?」を英語で言える? 英会話スクールに通学するお子さんも増えていることから、出来るお子さんも多いことでしょう。もし「全く分からない状態」であれば、英語を嫌いになる前に、少しフォローが必要かも知れません。 参考までに、松戸市立中学の英語の教科書は「東京書籍 NEW HORIZON」です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.04.03
評定4を目指せ!
高校における成績は「評定」という言葉がクローズアップされ、各科目の成績は、テストの点数をもとにし「評定」が決定されます。 各学校により違いはありますが、イメージはテストの点数が80~100→「5」、60~79→「4」、40~59→「3」、20~39→「2」、0~19→「1」となります。 ここで高校には、大学進学を有利に進める方法の一つとして「学校推薦型選抜指定校制度」があります。大学側の要求事項によりますが、一般的には評点平均3.8以上を確保することが目安です。 具体的に言うとテストの点で約60点程度以上とれば評定「4」です。これは努力で届かない数字ではないはずです。しかしながら、評定は「評定平均」で判断されます。つまり高1から満遍なく最低でも「4」を目指して学習の継続が必要なのです。 さて皆さん、この高校3年間をどう攻略しますか?高校の準備はできていますか? 文責:教室長 渡邉 ※評定平均3.8以上は目安です。校内競争が存在します。 -
2023.04.01
はじまり
日本は4月に新年度が始まります。「桜の舞い散る中での入学式」は印象的な風景の一つです。そして、それは日本における「はじまり」の原風景でもあります。 これから「はじまり」を迎える皆さんに、私の好きな言葉を送ります。 Where there's a will, there's a way.「意志あるところに道は開ける」 アメリカ合衆国第16代大統領(任1861年~1865年)リンカンの言葉です。奴隷解放宣言や「人民の、人民による、人民のための政治」という演説で有名な方です。 「どんなに困難な道でもそれをやり遂げる意志さえあれば必ず道は開ける」という前進することの大切さを教えてくれる言葉です。 さあ皆さん「はじまり」です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.31
贈る言葉「ひたすら進め」
私どもは、学習塾です。目的が達成したならば会員様は退会します。特に年度の切り替え時は、多くの会員様と先生の「別れ」があります。当然のことです。 たくさんの塾生たちと、たくさんの時間を共有し、たくさん笑い、たくさん悩み、たくさん泣いたりしてきました。それも今日までです。明日から、新年度です。新しい環境、新しい学び、新しい何か…の中で、精一杯生きてください。皆さんには私から、高校倫理の授業で学習する思想家フリードリヒ・ニーチェ(1844~1900)の言葉を贈ります。 『世界にはきみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのかと問うてはならない。ひたすら進め』 私どもも皆さんに、負けないよう、ひたすら進みます。皆様のご活躍を祈念し、本年度最後の文とします。 皆様、本当にありがとうございました。また来年度以降もよろしくお願い申し上げます。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.30
漫画はいいの?
私の幼少の頃は、小説や紀行文、歴史書、思想本等は高尚な分野、漫画やエッセイは低俗な分野との風潮があった気がします。私の親も「漫画を読む」ということには、あまりいい顔をしませんでした。当時の価値観というものは、そういうものでした。 本当にそうだったのでしょうか?私は、自身の経験から「本」から多くの事を学んだと考えています。 高尚と言われていた本からは、語彙や文章の構成・熟語などは、もちろんですが歴史や考え方を学びました。そして漫画からは、絵における様々な表現方法や構図等を学び、それが建築設計を学ぶ上での大きな力になりました。 ものの価値観は、時代・世論・風潮に大きく左右されるものです。 たとえ現在において、「あまりよろしく感じないもの」であっても、後世では「とても良いもの」になる可能性があり、そのまた逆も然りなのです。 まずは、様々な価値観を寛容し、認め、試してみることが大切だと考えます。 「漫画はいいの?」と聞かれたら「漫画もいいものだし、色んな本を読んでね」と答えてください。 きっと将来の糧になります。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.29
文系だから経済学部・・・
理系と文系という分け方は、あまり好きではありませんが、現実として存在します。数年前までは私立大学における政治経済学部は、文系の受験生が集まることが常識でした。 私個人としては政治や経済を扱うのに「数学」を学ばないことは、情報としての数字を読めずにどうやって物事を判断するのであろうと疑問に思っていました。 以前より私立の政治・経済学部の受験時選択科目としては「数学1A」はありましたが、この数年有名私立大学の経済学部が「数学1A」を必須科目とした流れがあり、徐々に拡大しているように思えます。 私見ではありますが、数年後ほとんどの大学の政治・経済学部において、「数学」の重要性が見直されることでしょう。現在において、政治経済の分野を志すのであれば「数学」を是非とも見直す必要があると考えます。 「文系だから経済学部」は、数年後には死語になっているかもしれません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.28
受験は「何からすればいいの?」・Ⅱ
Ⅰからの続きです。 次に、本人の具体的な動きです。 ① 一日の学習時間を決めます。※20:00~は学校宿題、21:00~は受験勉強、一日何時間?等々 ② 受験に際しての必要学習量を大まかに決めます。※三年間五科目の総復習や公立私立の過去問、日々の漢字や英単語、最初から高精度のものはできません。 ③ スケジュール作成 ※月単位計画表に大まかな計画は、当然、思った通りに進みません。調整しながら進みます。 その次に保護者の具体的な動きです。 ① 高校受験制度の仕組みや言葉への理解 ※市販されている高校受験案内等が適切。 ② 保護者側からの志望校選定 ※理由も明確にしてください。 ③ 学校や学習塾への志望校伝達と相談 ※相談できる人や場所の確保です。 最低限、上記を3月から5月末くらいまでに行っておく必要があります。高校受験は本人と同様、「保護者の受験」と考えてください。 また、学校や学習塾多いに利用してください。 お願いになりますが、客観的なデータが無ければ判断できないので、模試受験は必須です。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.27
受験は「何からすればいいの?」・Ⅰ
「いざ受験!」と言っても「何からすればよいのか?」がわからない、特に高校受験においては、「初めて受験する」という方も多いと思います。兄姉がいる場合は、想像つくかも知れませんが、千葉県高校の受験制度が変わったこともあり、多少混乱が続いていると思います。 最初に受験対策を行う上でも、まず以下の事を明確にしなければなりません。 ① 本人の志望進路や志望校(高校へ行って何をやりたいのか?将来の希望は?) ② 本人のやる気(成績を上げていくのか?or現状維持なのか?) ③ 本人の偏差値(現状、どのくらいの学力が相対的にあるのか?) ④ 経済的な課題(私立or公立) 特に①②は非常に大切です。明確なビジョンが無くてもよいのですが、「この方面へ進みたい」程度は必要です。例えば「薬剤師になりたい」と思ったとき、選考する大学の偏差値は上位です。挑戦するには「少しでも偏差値の高い高校へ進学すること」が近道になります。 「15才の子供たち」に、厳しい取捨選択を迫るのが、社会の仕組みの中にある高校受験です。 しかし、本質は昔から変わっていません。(Ⅱへ、つづく) 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.25
さくらまつり
トライプラス八柱校周辺では、イルミネーションの飾り付けが行われ、華やかな雰囲気になってきました。 3/25(土)・26(日)に常盤平を中心に五香および八柱へ続く「さくら通り」にて、4年ぶりに「さくらまつり」が開催されます。厳密にいうと、「八柱さくらまつり」と「常盤平さくらまつり」は別ものらしいのですが、お祭りに参加する人々には関係ありません。皆、たのしく参加できれば良いと思います。 調べてみると「松戸市のさくらまつり」として市HPに掲載されているものは、常盤平さくらまつり、六実桜まつり、八柱さくらまつり、国分川桜まつりの4か所ありました。 皆さんも是非、足を運んでみてはいかがでしょうか? ※空模様は少し怪しそうですが・・・ 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.25
士業を目指す諸君へ
私は前職の関係上、一級建築士です。そこそこ活躍したと思います(笑) 建築士やその他士業を目指す皆さんへ、アドバイスですが、肝に銘じておいていただければ幸いです。一級建築士やその他士業の試験に合格したことだけでは、まだ「何者」でもないのです。 一級建築士という資格は、「足裏についたご飯粒」と言われます。「取っても食べられないが、取らないと気持ち悪い」からです。現業の世界に入ると所詮、資格はその程度のものです。資格を取得して初めてスタートラインに立つこと許されただけなのです。そこからの研鑽が、建築士としての価値を高めていくことになります。 そしてそれは、大学進学にも同様のことが言えます。「大学に合格した」ことは、ゴールではありません。その後人生のほうが長いのです。大学に行って、「何を得るのか?」は、皆さんの意識の持ち様です。建築士を目指すのであれば、絶えずメジャーを持ち、目についたものの大きさを計り、「もの」の大きさとバランスを感性に叩き込むくらいの気概が必要です。 むしろ大切なのは、大学入学後です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.24
実社会が理系を要求する
高校一年生の二学期に、「理系」と「文系」のコース選択を迫られる学校が多いと思いますし、そして「理系は就職に有利」と聞いたことがあると思います。 「なぜ理系は有利なのか?」を考えたことがありますか?答えは至ってシンプルです。「実社会が理系を要求するから」です。数学を定義や定理に基づいて、順を追って正解を導くことは「論理的思考」の訓練になります。 企業の多くは、「成功する確率の高い企画や仕事のやり方」を求める傾向にあります。その際、「論理的に説明できること、理解できること」を要求しているのです。言わば「共通言語」です。そのため「その訓練を受けてきた証」として「理系」を優遇しているのです。また報告書を作成する際も同様です。企業内では、情緒に訴えるような文体は不要であり、結論と理由が数字で証明されていることが重要なのです。 今までの記述は、「文系を否定するもの」ではありませんが、現状を眺めてみれば「実社会が理系を要求する」ことは理解できると思います。そして大学進学は、社会に出る準備期間の側面を持つことは、否定できません。 さて、皆さんの選択は「理系」ですか「文系」ですか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.23
高校受験の勉強を始める時期
「高校受験の勉強を始める時期は、いつ頃がいいのでしょうか?」と保護者の方から質問されます。私の回答は、「小6卒業の春休みからスタートと考えてください」とお伝えします。 理由の、 一つ目は、千葉県公立高校受験における「内申点」による評価は、5段階×9科目×3年間=135点満点にて行われます。中学1年生の成績から、その対象になるからです。 二つ目は、千葉県公立高校受験制度の変更です。令和3年度の受験から、前期・後期の二回試験から、一回試験へ変更になりました。それに伴い、競争激化、学習時期の早期化が始まりました。 三つ目は、中学1年生の一学期の学習は、小学校5・6年生の復習の意味合いが強く、小学校の復習が出来ていれば、得点も取りやすいからです。 「小学校卒業したばかりで?」とお思いになられる方も多いでしょうが、ポイントは以下の部分です。 ①学習の習慣化(毎日少しずつこつこつ確実に) ②学習や復習できる場所(自宅では遊び道具が多く集中できない) ③疑問を解決できる、もしくは導いてくれる指導者や先生が身近にいること。(質問がし易いこと) となります。参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.22
勝者と敗者?(新高1向け)
2022年度(2023年度入学)の受験が、一通り終わりました。受験が終了した直後は、己を「勝者・敗者」と区分し、様々な想いがあったことと思います。しかし、第一志望校へ進めたものが勝者なのでしょうか?第二志望校へ進まざるを得ないものが敗者なのでしょうか?私には、その考え方が正しいと思えません。 高校へ進学しても「イメージと現実のギャップ」に悩む生徒、そしてこの3年間に要求されることを認識せずに、高3の受験年を迎えてしまう生徒が非常に多いのです。高校3年間は、世界が拡がり価値観の変化に戸惑うことも多いでしょう。そこに適応できたものが「勝者」であると私は考えるのです。 適応とは、「自分のやりたいこと・すべきことを見つけ、楽しみ・努力すること」と考えます。 そして、次の大学進学は「社会へ出る直接的な準備期間」です。つまり大学受験は「自分の将来を決めること」でもあるのです。その準備のための高校3年間とも考えてください。 さて、新高校生の諸君は、次の3年間をどう過ごしますか?勝者になれるよう日々努力を継続しましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.21
高校受験の必要学習量を把握しよう!
スケジュールを作るときに必要な要件としてQ・C・Dというものがあります。 Q:品質(実施するものの量と質) C:コスト(かかる金額や計画を遂行する時間) D:納期(実施する期間納期) と一般的に言われます。※時間は人件費等のコストに含まれます。 では、受験や試験のスケジュールを作る際は、どのように考えればよいのでしょうか? Q:必要学習量と質 C:学習に要する時間 D:受験日までの残り期間 と考えればわかりやすいと思います。 その際、もっとも課題になるが「必要学習量」の把握です。例えば、公立高校の受験を考えるとき、100点を目指す人と50点を目指す人では、ゴールの設定に差異があり「必要学習量」が違うことは自明です。そこで個人に合わせた学習量の把握が必要になるのです。 定期テストであれば、学習の範囲が決まっているので、必要な学習量の把握もしやすいですが、受験になると範囲は、とても広くなるため、必要学習量の把握が難しくなります。先ずは受験用の参考書の「目次」をみることをお勧めします。各社、工夫を凝らし、分かりやすく書いてあります。 参考になれば、幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.20
自分の点数の基準(新中一生向け)
来年中学生になる皆さんは、小学校のテストの点数は何点くらい取れていますか?「だいたい50点くらい」、「いつも90点以上!」と各々あると思います。 ここでポイントになるのは、「いつも同じような点を取る」ということです。 これは、「自分はこのくらいの点数が普通・・・」と、「自分の点数の基準」を作っていて、結果的に「自分の点数の基準」が取れる勉強しかしないのです。保護者の皆様も同様に「うちの子は、このくらい・・・」と「お子様の点数の基準」を作っていませんか? この思い込みである「自分の点数の基準」を上手に活用しましょう。新中学一年での最初のテストで「90点」とることが中学3年間の「自分の点数の基準」を「90点」にすることになるのです。最初のテストは、小学校の復習の要素が強く、小学校時代の復習(5、6年生分)をしっかり行い弱点を無くしておけば、テストの点は必ず良くなります。 新学期が始まるまでの「春休み」の間に小学校5、6年の復習を始めましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.18
「やらせてみること」が学び
小学校の低学年では、様々なことに興味を持つようになります。スポーツであったり、動物であったり、石であったりします。ここで大切なことは「やらせてみること」です。 例えば、カブトムシに興味を持つと、当然欲しくなります。もしかしたら「友達が持っている」かもしれません。この近所では、昆虫を捕まえることは難しいので、最初はホームセンター等で購入するのが一般的です。 カブトムシを手に入れると、嬉しくて触りまくります。するとカブトムシは当然ストレスにより、弱ってしまいます。「命」は大切しないと「失われるもの」であることを学ぶ絶好の機会となります。 育てる環境も大切です。今はWEBで大抵のことを調べることが出来るので。自ら調べ準備し世話をすること、そして繁殖までつなげられれば、「命をつなぐ」ことを学ぶ機会になります。大人はその手伝いを少しだけすれば良いと考えます。 大人から見れば「虫を飼っているだけの遊び」ですが、興味のある子どもにとっては、最も優先すべき価値であり、学びが生まれるのです。可能な限り「やらせてみること」をお勧めします。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.17
図形が苦手
一般に、原始の名残からか『男性は狩りをするため、空間把握能力が高い』『女性は集団の中で育児をするため、コミュニケーション能力が高い』と言われています。経験則ではありますが、男子の方が図形を直感的に解ける塾生は多いですし、文章読解などは女子の方が理解は早いと感じます。 当然ながら性差問わず、学校の授業では図形の問題は一定量学ぶ必要があります。 ・平面(三角形・四角形・円・平行)と立体(錐、柱、球) ・合同と相似の証明 特に中学2年生が学ぶ合同の証明は難しく、「形」だけ真似て通過してしまうと、3年時の相似の証明はかなり危険な状態になります。 そこで対策は二つ。 1・徹底的に問題数を解く、同時に「なぜそうなっているか?」を自分の言葉で記載し理解する。 2・理解に時間が掛かるのであれば、一旦忘れましょう。中途半端にやると、後々苦しみます。相似の学習で取り戻しましょう!(目安は夏休みです) 証明問題は、高校へ行くと「形」を変えて使用されます。仮定と結論→証明の流れは大切です。必ず受験までに理解するようにしましょう。 ※上記は個人の経験則です。性差における能力の絶対評価ではありません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.16
卒業式にて
私事になりますが、本日は長男の小学校卒業式に出席してまいりました。長女の中学校卒業式は、スケジュールが合わずに参加できなかったこともあるのですが、とても記憶に残りました。 私の世代の卒業式は人数も多かった影響もあり、流れ作業のような式典で「やる必要がある?」と本気で感じていました。今回の卒業式では、卒業証書授与の登壇時に一人一人、中学や将来の目標を高らかに宣言する子供たちをみて、「決意をする機会」なのだということを感じさせて頂ける良い式であったと思います。 昔と今を比較して、正誤や是非を問うつもりはありませんが、少しだけ今の子供たちが羨ましく思うのが本音です。 この場を借りまして、卒業式を開催して下さった学校および教員、関係者の皆さまには感謝の意を表します。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.16
小6生の皆さん、卒業おめでとうございます
松戸市内の小学校の卒業式は3/16です。6年生の皆さん、卒業おめでとうございます。4月からは、中学生ですね。 そして中学からは、学習のスピードも早くなり、科目も増えます。それこそ、日々の学習が大切になります。 またテストも様変わりします。今までは、授業で習って直ぐにテストでしたが、中学では、テスト期間が設けられ、まとめてテストをします。毎日、復習をしておかないと、テスト直前に辛い思いをすることになります。 また目標をきちんと持ちましょう!部活動でも、クラブチームの活動でも構いません。中学生の間に達成する目標をもつことをお薦めします。 当然、勉強も目標を持ちましょう。英検取得でも、漢検・数検取得や学校の成績の順位でも構いません。目標を持ち、計画を立て、実行する訓練をしましょう。 中学3年間、悔いの残らぬよう、「遊び」「学び」に全力で過ごしてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.15
必要な漢字は一日10字で一年間
漢字に関してお話しておきます。国語(現国)の試験には、必ずと言って良いほど、漢字の読み書きが出題されます。そしてテストの点数が低い生徒ほど、漢字の読み書きで失点しています。確かに配点の中では10点程度かもしれませんが、確実に得点できる問題であることも事実です。 仮に、100点を目指すのであれば、全体の10%かもしれません。しかし、平均点である約50点を目指すのであれば、全体の20%の影響力になります。今まで、国語(現国)で得点の上がらない皆さんは、確実に得点できる10点の学習をしていますか? 一日、10字の漢字を30分かけて練習しましょう!年間52週、土日は休みとして5日×52週×10字=2600字です。義務教育にて、学習される常用漢字は2136字(告示平成22年内閣告示第2号)です。 つまり、一年あれば、完了します。漢字が分かれば、漢字の意味も理解でき、思った以上に文章の意味も捉えやすくなります。 「国語が出来ない、苦手」という皆さん、一度トライしてみてください。 文責:教室長 渡邉 参考:小学校6年間で学習する漢字は常用漢字のうち1006字 -
2023.03.14
中3生の皆さん、卒業おめでとうございます
令和4年度の松戸市内の中学校の卒業式は令和5年3月14日です。現中学3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。4月からは、各々新しい道へ向かって歩みだすことでしょう。 ここで皆さんに、もう一度中学3年間を振り返っていただきたいのです。 特に「学習する姿勢」です。高校受験の為に、相当な無理をしてきたことと思います。その中で 「もっと早めに、始めておけば…」「毎日、少しずつやっておけば…」と後悔を感じたことはありませんでしたか? そこが重要な「気付き(認知)」なのです。気付いたのなら、どうすればいいかを考えましょう。そして行動しましょう。知っていて行わぬ者は「愚者」です。 高校3年間は、中学3年間より「時の流れ」は速いです。本当にあっと言う間です。周りの方に聞いてみてください。口を揃えて皆さん同様の答えをすることでしょう。 高校3年間、悔いの残らぬよう、「遊び」「学び」に全力で過ごしてください。 そしてもう一度、「中学卒業おめでとうございます」 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.13
ブロック遊び
私が両親に感謝していることの一つとして、「知育玩具の組み立てブロックを大量に与えてくれたこと」があります。当時の組み立てブロックには〇〇シリーズのような「出来上がり」を楽しめる要素はほとんどなく、自らの想像力のみで「様々な形状」を作りだしていました。夢中になり何時間も没頭し指先を動かし、この部分のパーツをこの形状や大きさで作ると、全体像はこのくらいになると予測しながら、頭の中の設計図を何度も書き直しアプローチしていたのを思い出します。また大量にあるため、限界を感じなくて済んだのも大きいです。これらがイメージを具現化する訓練として功を奏し、私は建築設計の道を志すことになります。最初から頭の中で完成形が3次元で出来上がっていたので、パース(立体的な絵)を描くことは、得意でした。 指先を使うことは、脳の発達や器用さに影響し、イメージを具現化することは創造性を育むことに直結すると思います。幼稚園や小学校低学年であれば、勉強はほどほどにして、ブロック遊びをさせる方が良いのではないかと考えるくらいです。 私の体験談ですが、参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.11
数学特訓
トライプラス八柱校では、新中3生向けの数学特訓を3/29・3/30・3/30に実施予定です。主に計算の復習から始まり、乗法の公式を中心とした展開と因数分解およびその応用問題を徹底的に学習します。 これは、中3時の数学に対応するためのものです。中3時の数学は ① 展開と因数分解 ② 平方根 ③ 二次方程式 ④ 二次関数 ⑤ 相似の証明 ⑥ 円周角の定理 ⑦ 標本調査 と進んでいきます。 その中で、①の展開と因数分解で習得する「乗法の公式」は、ほとんどの単元で「ツール」として使用されます。 その為、早い段階から使いこなせる必要があります。現実として、学校の授業だけの生徒の多くに「演習時間の不足」が見られます。公式を覚えるだけでは、ダメなのです。そこで、上記を解決するために「早い段階からの習得と演習」を毎年実施しています。数学特訓に興味のある方は、お問合せください。 新中3生の皆さん、高校受験の本格的な準備を始めましょう!トライプラス八柱校では、会員様向けに自由で開かれた自習スペースを提供しています。興味がある方は、是非とも体験授業を受けてみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.10
高校受験用のテキスト
高校受験用のテキストに関して、ご相談を受けることが多くなる時期です。私の考えを記します。 1)学習の全体量を理解できるもの 2)細部補填をするもの の2系統を準備するのが理想と思います。(難易度は個人の学力に合わせる必要があります。) 具体的に示すと1)の系統は、3教科および5教科にて ① 3年間の学習を体系的に可視化しているもの ② 基本問題および実践的な問題が系統化されているもの ③ 解答は別添にて、解説が豊富なもの そして2)の系統は、 ① 国語において語彙力強化のための「漢字・熟語」の反復 ② 英語において「単語・熟語」の反復 ③ 数学において「基本計算」の反復 が基本形になります。 世のなかには、多くの参考書があります。義務教育の範疇にて構成される高校受験において、制作者が知恵を絞って上市されている本です。どれを選んでも間違いありませんので、本人の見やすさを優先してください。 しかし、重要なことは「継続できるか?」です。 たくさんの参考書を購入するより、同じものをくり返し実施することが、学力の向上に繋がります。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.09
「問題をよく読みましょう」は難しい
算数・数学の文章問題が苦手な子は多いです。よく【問題をよく読みましょう】と注意されると思います。しかし、その中でもタイプは2つに分かれます。 【読み飛ばす子】 頭の回転が速い子に多いパターンです。問題を一見して「ああ、このパターンだ」と思い込みます。 文章問題がパターン化されている小学校のテストであれば得点できますが、中学の定期試験ではミスを連発するタイプです。よくケアレスミスで処理されますが、比較的重症です。やれば出来てしまうので、基本そのスタンスを修正するには、時間が掛かります。 【意味を取れない子】 まず主語・述語が読み取れず、「何を求めればよいのか?」「どういう関係か?」を理解できない子によく見られます。この場合、国語をしっかり勉強することが重要です。またご家庭内の会話でも、主語・述語を使うことを意識する必要があります。そして、何回も同じ問題を読むことで、意味を理解する時間を作り練習しましょう。 前者でも後者でも、根気よく継続して、意識や理解させることが、重要かつ近道であると考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.08
自習できますか?
「自習できますか?」と聞かれることが多くなりました。トライプラス八柱校では、「会員様は自習スペースを自由に使える」としています。 今の子供達は自分の部屋を持ち、様々なデバイスも揃えていることが多く、自宅での自習には「誘惑」が多いのが現実です。また、個別指導塾の弱点である「他人との競争が見えづらい」という点においても、自習室の活用は、「良い影響」を与えるものと考えています。経験則上、塾生の間で「今日もあの子いるね」「あの子よく質問するね」という会話が聞こえてくると、その世代の学力は向上傾向が表れてきます。 自習という時間を通して塾側も生徒個人の学力状態や精神状態を確認できる点においても、より細かな指導に繋がるのです。また授業を受け持っていない講師とも接する機会が増えます。 「塾にたくさんくる子は、たくさんのチャンスを得る子」となり結果、「勉強ができる子になる」のです。 是非、自習に来てください。お待ちしております。 文責:教室長 渡邉 ご注意)現在はコロナ禍の影響にて自習室の座席を一つおきに配してあるため、対応人数は半減している関係上、事前にご連絡いただいています。 -
2023.03.07
内申点を上げるコツ
中学生の皆さん、内申点をあげるコツを知っていますか? 中学校の内申点を構成する科目は【主要五教科】と呼ばれる、国語、数学、英語、社会、理科と【実技四教科】と呼ばれる、保健体育、美術、音楽、技術家庭となり、内申点は1~5で評価されます。ここから分かることは【主要五教科と実技四教科の内申点上は同じ価値】であることです。内申点を少しでも上げるためには、高得点を取りやすい教科を重点的に狙うことも手法の一つです。 一昔前であれば、足が速ければ体育は「5」でしたが、今は違います。ペーパーテストが行われるのです。そしてここがポイントです。【実技四教科は範囲の狭い暗記】なのです。さて定期テストの際、比較的おざなりに学習されがちな実技四教科ですが、見直してみるのも、戦略の一つです。 ※おざなり・・・表面的に形だけを整える、いい加減に物事を進めること ※なおざり・・・遠ざけること、物事をやらないこと。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.06
高校受験の別の側面
高校進学率(通信制含む)が約98%を超える現在は高校へ行くのが「当たり前」であり、「高校受験」は必須であるような状況です。それらを踏まえて、「誰でも訪れる高校受験」の「別の側面」を考えてみましょう。 日本国の法律上の仕組みにおいて、社会人になると勤労し納税します。その中で、様々な状況に対応しなくてなりません。対応するためには「学ぶ」ことが必要なのです。誰かに教えを乞う、自ら調べることが必要であり、学校教育がその訓練の場になっています。 また日本の社会は、常に競争原理の中で活動する自由経済です。高校受験は、この社会が「競争」であることを体感する一つの学びの機会でもあるのです。 「受験で苦労させたくない」という方は、ある意味正しいです。私も人の親なので「余計な苦労はさせたくない」という想いは強いです。しかし、好き嫌いや得手不得手の関係なく一年、三年、日々の努力というような己を成長させる側面を持つ受験に対しては、「すべきもの」と感じています。当然ながら子供には、それぞれの適性があり、目標にする学校(環境)も違うことは考慮すべきことです。 考え方の一つとして参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.03
高校合格発表で想うこと1
令和5年度千葉県県立高等学校入学者選抜の合格発表が3/3に行なわれました。合格された方々おめでとうございます。皆さんの努力の賜物です。不合格の方は、残念ですが第二志望や別の道へ前向きに進んでいきましょう。 では皆さん、次にすべきことについてアドバイスを。 1「感謝」 受験は、個人の試練ですが、環境を整えてくれた保護者や学校の先生、競い合った友人が居なければ、この試練を超えることは出来なかったでしょう。周りの方々へ感謝する機会を作ることを切に願います。 2「準備」 高校は「義務教育」ではありません。皆さんは「自らの意思で、学ぶ」ことを選択したのです。学ぶための準備期間として高校入学までの時間を有意義に使ってください。 3「継続」 高校受験に向けて、短期間に詰め込んで勉強したと思います。「もっと早くから始めておけば…」「毎日少しずつやっておけば…」という思いを少なからず感じたことでしょう。気づいたのであれば、今すぐに始めるべきです。気づいたことをやらない者は、愚者です。大学受験は、3年後なのです。 トライプラス八柱校では、高校準備が始まります。一緒に頑張って行きましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.03
合格発表で想うこと2
3月3日に千葉県公立高等学校選抜学力検査の合格発表が行なわれました。合格された皆さん、おめでとうございます。 そして不合格だった皆さん、残念でした。悔しい想いで胸が一杯のことと思います。しかし皆さんの挑戦は、終っていません。むしろ、これからの人生の方がはるかに長いのです。 高校受験は、人生の中の一つの「関門」に過ぎません。今回は失敗しましたが、次の関門で成功すればよいのです。少しだけ「思っていたのと違う道」を通るだけです。 私も約40年前、公立高校の受験に失敗し、高校は「私立」に通いました。当時の意に反して入学した高校での体験は、非常に素晴らしいものでした。自分が何を為すべきかを絶えず考えさせられる素晴らしい校風でした。 今、少しだけ「思っていたのと違う道」を行くだけです。その場所で「何を得て、何を為すのか」は、皆さん自身の意思の力だと思います。そして、このことは、合格した皆さんにも当てはまることなのです。 さあ、次に向けて歩き出しましょう!人生は長いですよ。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.02
公立高校の合否発表を前に
令和5年3月3日は、令和5年度千葉県高等学校入学選抜の発表日です。塾の教室長としては、何度経験しても慣れることはありません。私は「無神論者」に近いのですが、この時ばかりは「神や仏」に祈りたくなります。 受験というものは、『競争』であり、他人と比べられる『相対的なもの』です。己が相手より上回れば勝利し、下回れば敗北します。自明であり、真実です。 しかし、敗者はここが終わりではありません。勝者もまた同様です。勝者と敗者を分ける一線は、とても細く絶えず揺らいでいるものです。次の機会には勝者と敗者は入れ替わるかも知れません。 皆さんは「自分の精一杯」を実践してきたと、私は信じています。そのことは、『事実』であり『誇るべきこと』なのです。さあ「胸を張って」合否の確認をしましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2023.03.01
新高3生の皆さん、志望校は?
新高3生の皆さんは、志望校は決まりましたか? 学校推薦選抜・指定校制(指定校とします)を利用する場合、評点平均の算出の対象テストは1学期中間および期末テストまでになる可能性が高いです。2年学年末テストと合わせると残り3回となり、事実上、指定校の受験は一学期期末にて一区切りします。 以前であれば、指定校のテストと言えば「面談・100%合格」と相場が決まっていて、高校にて指定校の枠を得た瞬間に受験終了の雰囲気がありましたが、現在は全く違います。面談の他に各校独自のテスト実施や共通試験の結果提出等々、様々です。 とくに厄介なのが「小論文」です。高校でも小論文の授業はあるはずなのですが、実態として生徒の大部分が書けません。はじめて小論文を書かせると「???」となる状態と言えば理解されると思います。 当然ながら、大学側の考え方にもよりますが、社会への貢献や世論の動きを注視し、自分の意見がなければ書けないような内容が多いと考えてください。今からアンテナを張って、思考する力をつけてください。 文責:教室長 渡邉 ※学校推薦型選抜(指定校制)は、旧指定校推薦制度のこと。 -
2023.02.28
自分史を書こう!
「読書感想文」で苦戦した経験がありませんか?感想を書けと言われても、興味のないものについて書ける訳がありません。これを繰り返しているうちに、「作文が苦手」が刷り込まれえてしまいます。しかし受験期になると、自己紹介文や小論文など「作文」をすることが多くなります。どうしたらよいのでしょうか? 作文時に一番困るのは「材料がない」ということです。上記にも繋がるのですが、「興味がないから、材料がない」のです。一番簡単に集まる材料は「自分に関する事実」です。実際に有ったことであれば、年代順に書き連ねて行けば完成します。それを自分史といい、自分自身の「これまで」をまとめることで、客観的に振り返りを行うものです。とても良い作文の訓練になります。また志望校への提出書類準備のためですが、中学および高校3年一学期に「自己紹介文」を書く機会があります。大まかにでも自分史をまとめておくと、簡単に自己紹介文が書けるようになります。 春休みからGWの時間の余裕があるうちに、自分史を書くことをお勧めします。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.27
大学進学には高1の成績が重要
高校3年間で一番勉強しなければいけないのは「1年生」だと私は考えます。高校の学習は学年が上がる毎に専門性が増し、範囲は狭くなるからです。 高校の「評定」も同様です。学校推薦型選抜(指定校制)を活用する大学進学時には、「評定平均」が重視され、「評定平均3.8以上必要」が一つの目安になります。(誤解されている方が多いのですが、「3.8」ではなく「3.8以上」であり、校内の競争が存在します)。「平均」はすべての要素を加算し、要素の数で割ります。従って「高1の成績が悪い」と取返しがつかないのです。 また、2年生から「理系・文系」にコースが分かれることが一般的なため、一年の夏休み明けには、コース選択を迫られます。つまり「高1の一学期の成績でその後が決まる」と言っても過言ではないのです。 高校受験終了し一息つきたいのは理解しますが、大学進学を視野に入れているのであれば、少なくとも高1の一学期までは、テンションを継続することが大切と考えています。 文責:教室長 渡邉 ※学校推薦型選抜(指定校制)は、旧指定校推薦制度のこと。 -
2023.02.26
後悔先に立たず
「後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)」 あらかじめ後のことをよく考えずに事にのぞみ、後で失敗を悔いてもはじまらない。大変なことになる前に熟慮せよという戒め。 受験やテストが終わると、必ず「もっと早く勉強しておけばよかった」「3年間こつこつとやっておけばよかった」という言葉を聞くことが多いです。私も受験時には本気で反省しました。保護者の皆さまも同様の想いをしたことがあると思います。 高校受験で必要な英単語は約2200語、漢字は約2000語となり、短い期間の学習では相当厳しいことになります。しかし、それを1・2・3年間という期間で考えれば、難しいことではなくなります。 学習は「継続・繰り返し」が最も効果があり、継続させるためには「習慣化」することが近道です。そして「習慣化」するには「決まった時間、決まった日に学習する」ことが必要です。しかし人の意思は、あまり強くありません。そこが、学習塾や予備校の存在意義の一つでもあります。 「後悔先に立たず」にならないよう、現状をしっかり把握し熟慮の上、計画を立て進みたいものです 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.25
不登校学習の悩みどころ(再編)
「不登校」とひとことで言っても、その原因は様々です。そして、保護者の悩みどころも様々です。文科省の発表では、中学生の25人に一人が不登校と言われていますが、実感としてはもっと多いように感じます。 「最近の子供は心が弱い」と主張する方もいますが、明らかに体調を崩す状態は精神論では、どうにもなりません。まずは、「学校へ行かなくてもいい」という環境を作ることです。原因の追究より「心の枷(かせ)」を取り去ることを優先してください。「誰にでも起きうること」と認識し本人のやる気が戻るまで、我慢比べになります。治療方法等は専門医を頼ることも大切です。 少しでも前向きになった本人にとって、学校へ行くより別の場所(例えば塾)に行く方が心のハードルが低いのであれば、迷わず選択すべきでしょう。まずは一歩踏み出すことが優先です。 トライプラス八柱校でも、不登校や健康上の理由からの学習遅れに対し毎年若干名の学習支援をさせていただいています。個別指導ですので、学習時間や日程の調整も臨機応変に対応させていただいております。学習立て直しの選択肢の一つとして、お気軽にご相談ください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.24
大学へ進学する意味
皆さんは「大学に何をするために、行くのですか?」当然、専門的な勉強をしに行くのでしょう。しかしそれだけなのでしょうか?高校から4年生大学の進学率が約60%の近年において、就職における「大卒」という価値は、一般的なものとなりました。現在、大学は社会にでる準備をする4年間です。自分の「道」を定めて、その世界へ羽ばたくための準備をする期間なのです。 私見ではありますが、私は大学へ進学する皆さんに3つの価値を持って貰いたいと考えています。 ① 学術的な専門的知識と経験(大学の通常の価値) ② コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力(スキルとしての価値) ③ オンリーワンとなる何か(個人の価値) です。 これは大学生の講師達には、いつも言っていることです。社会に必要とされる人間になるためには、価値ある人間になる必要があります。といっても難しいことではありません。自ら誇れるものを一つ作ることです。「自分の為」「他人の為」「社会の為」なんでもよいのです。そして、そのことが「オンリーワン」の自信へと繋がるのです。 参考になれば、幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.23
高校へ進学する意味
高校受験もほぼ一通り終了しました。受験生の皆さんお疲れさまでした。これから、次の準備をしつつ、少し将来のことを考えてみましょう。 高校へ進学する皆さんには、進学する意味を考えて欲しいと思います。では問います。「なぜ、あなたは高校へ進学したのですか?」面談や小論文、自己PR文等で、大人が納得する文言を必死で考えたと思います。 ここで知りたいのは、そんなことではありません。当然、夢や将来の展望(これらを道とします)がある人はいることでしょう。しかし、それはとても特別なことです。ほとんどの人が「周りが高校へ行くから」「高校くらい卒業しないと社会で通用しないから」だと思います。15年しか生きていない皆さんに、将来の夢や道が見えなくても当然です。 次の関門(大学受験)は違います。大学は社会への準備をする4年間です。自分の「道」を定めて、その世界へ羽ばたくための準備をする期間なのです。高校3年間は、「道」を探してください。 全力で学び、全力で遊び、何事も全力で取り組んでください。そこに「道」が見えてきます。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.22
合格発表までの過ごし方
中3公立高校受験の皆さん、お疲れ様でした。長い受験も、ここで一区切りです。千葉県公立校の合格発表は、3/3です。それまでの過ごし方はとても大切です。 自己採点にて、手応えがあった人、芳しくない人、様々だと思います。しかし、合否は、試験だけでなく、内申点や面談や作文・小論の要素が絡んできます。短絡的な判断は禁物です。 そして、周りには、当日体調不良や不慮の出来事が重なり、追試日程(3/1)や二次募集日程に臨む人もいるかも知れません。周りを思いやる気持ちを忘れないでください。 次に、結果に関して言えば、周りの声が気になるのも仕方ありません。ネットやSNSの発言が気になるのも仕方ありません。しかし、どんなに考えても、不安になっても、テストの結果は変わらないのです。 皆さん「明るく、平常心」で過ごしましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.21
二日目
千葉県公立校の受験一日目を受験した皆さん、お疲れさまでした。テストの出来の良し悪しを云々する前に、二日目があることを意識しましょう。そして一日目のテストのことは、ひとまず忘れましょう。 二日目は、社会と理科です。暗記が多い科目になるので、最後の最後まで諦めず言葉を確認しましょう。また面談や作文・小論文、人によっては実技もあります。準備をし確認してから就寝しましょう。寝付けなくても必ず横になってください。 あと一日、しっかり準備し全力を出せる状態で臨みましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.21
さあ本番!公立高等学校選抜学力検査
2023年2月21日、22日は令和5年度千葉県公立高等学校選抜学力検査です。皆さんは、ここまでしっかり準備してきたと思います。志望校に対して「余裕をもって望める人」「ぎりぎりだけど挑戦する人」がそれぞれいると思います。 しかし良く考えてください。「どれだけ努力してきましたか?」この問いかけに、当校の生徒なら胸を張って応えられると思います。自分がやってきた事を信じて、入試に臨んでください。 皆さんに、以下の言葉を送ります。 20世紀最高の芸術家とされるパブロ・ピカソの言葉です。 ”He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law.” 訳せますか?(トライプラス八柱校の中3塾生なら訳せますね) 和訳)できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎなく確かな法則である。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.20
中2向け「一年後の今日」
令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜日程は、ちょうど一年後の今日である令和5年2月21日(火曜日)及び2月22日(水曜日)に実施され、合格発表は令和5年3月3日(金曜日)となります。 一般的に「15の春」と言われる季節です。まだまだ来年のこと、先のことと考えていると「あっという間」にその日は来るのです。思い返してみてください。中学入学から今まで約2年「あっという間」だったと思います。その期間より短いのです。 折角の良い機会ですから、中2の皆さん・保護者の皆さん「高校進学」について話し合いをしてみてはいかがでしょうか? その際、大切なことは ① 本人が高校へ行って「何」をしたいのか? ② 受験制度を理解しているか? ③ 各学校の成績の目安は?偏差値への理解 ④ 現在の学校の成績は?内申点(評価点)への理解 特に①は大切です。受験勉強へ向き合う「モチベーション」を維持するためにも自分自身で確認してください。受験制度への疑問点を解決するのに学校や塾を十二分に活用しましょう。文字情報のみならず、様々なアドバイスを受けることが出来ます。 トライプラス八柱校へお気軽にご連絡ください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.19
温度差
トライプラス八柱校の面談は、塾生と保護者と塾長の三者面談が基本です。年度更新および来期および春期講習にむけて現在随時面談が実施されています。特に新中学3年生の面談は「本格的な受験年」を迎えるにあたり「最初が肝心」です。塾生本人は、授業や自習の時に折に触れ「受験の心構え」の話をしているので、2年冬休みからかなり意識が高くなっています。しかし多くの保護者とは受験に対する温度差を感じます。実のところ、この時期の面談は塾生に向けてではなく、保護者に向けての面談の意味合いが強いのです。 約1年ではなく約50週と置き換えてみると短く感じることができ、全体像のわかるイベントの年間計画表を使い説明すると、理解していただけます。当然、塾生本人に兄や姉がいて受験を経験済みの場合は、スケジュール感はかなりしっかりしていて、臨戦態勢で面談に臨んで頂けます。 あと一年?もう一年?と考えている間に、あと半年?もう半年?となってしまいます。 新中学3年生の皆さん、偏差値は持っていますか?志望校のイメージは持っていますか? 準備は早めに始めましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.18
学ぶ環境
保護者の皆さんの中には「資格」取得の学習をしている方がいらっしゃると思います。しかし、現実の生活の中で「学習する時間や場所」つまり環境を確保するのに苦労しているはずです。 私も約30年まえに一級建築士の資格を取得した当時は、資格取得に理解のある企業は少なく、業務の膨大さもあり学習する環境を確保することに苦労しました。そこで私が選んだのは「環境を買う」ということでした。建築士受験用の予備校と契約し、学習する「時間と場所」を強制的に確保しました。 実は子供達も同様なのです。学習する環境を整えることが、学習することの第一歩になるのです。「子供部屋与えている」「家でも出来るだろう」「図書館に行けばいい」と考える方もいると思いますが、それで出来る子供達は、もう既に出来ているはずです。大人が苦労する環境確保は、子供達にとっては本当に難題となります。 興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.17
勝ちに不思議な勝ちあり
スポーツをやっている方ならば、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という格言を聞いたことがあると思います。楽天イーグルスの名誉監督野村克也氏の言葉として有名になりましたが、元は江戸時代後期の平戸藩主松浦静山の言葉だそうです。 私自身は「負けるときには、必ず負ける理由があるが、勝ちには偶然がある」という意味と理解しています。※本来は別の意味があるらしいのですが、あまりに高尚で・・・・。 「負けたこと」や「失敗したこと」の中にこそ学ぶべき「成功する理由」があると考えています。 皆さん、テストの点数があまり芳しくないときこそ、振り返るチャンスなのです。模試や定期テストの振り返りしましたか?早速取り掛かってみましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.16
一夜漬けの弊害
定期テスト直前になって、慌てて勉強していませんか?私も学生時代、一夜漬けをしてテストに臨んだことも多々あります。しかし、この「一夜漬け」は弊害が大きいのです。 ①すぐ忘れてしまう。 一夜漬けは短期記憶であるがために、すぐ忘却してしまいます。定期テストを乗り切るだけであれば、それでよいかも知れません。しかし中学生・高校生の現段階での目標は「志望校への合格」であり、その試験範囲は膨大です。受験は「一夜漬け」では乗り切れません。 ②集中力が欠如する 一説によると、人間は8時間程度の睡眠が必要とされます。不足すると様々な弊害が体調に現れます。徹夜でゲームした経験がある人であれば、理解できるでしょう。集中力が欠如し、思考力が低下します。これでは、試験に臨む前に「負け戦」です。 賢明な諸君なら理解できると思います。毎日少しずつ、こつこつと学習を継続し繰り返すことで、長期記憶化することが一番の近道になります。 とは言っても、目の前のテストに対しては、出来る努力をすることも必要です。 興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.15
継続は力なり
「継続は力なり」というあまりにも有名な言葉ですが、其の出典はあまり定かではありません。 私も調べて知ったのですが、諸説あるらしいのです。その中で最も有名なものが、浄土宗の宗教家である「住岡 夜晃」氏の「讃嘆の詩」に出てくる一節にて「念願は人格を決定す 継続は力なり」です。 意味は、「何事も諦めず続けていれば、結果が出る」ということであり、特に学習面においては、これに勝る言葉はありません。 例えば、漢字や英単語は「日々繰り返すことで、身についていくもの」です。学校の小テストの直前に暗記してもすぐに忘れてしまうという経験をしていると思います。それを利用しましょう!折角一度覚えたのです。少しだけ時間を使い、学校の小テストをパラパラと見返すことで、漢字や英単語を意識し繰り返し触れることになるのです。 人間は「忘れる動物」ですから、また忘れるかも知れません。それでいいのです。もう一度覚えましょう! くり返し覚えましょう!きっと力になるはずです。 「継続は力なり」です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.14
千葉県公立高校選抜一週間前
2023年2月21日、22日は令和5年度公立高等学校選抜学力検査です。一週間前になりました。準備は出来ていますか?ここからの一週間の準備を書きます。 【学習編】 一つ・今まで使ってきたテキストや参考書を見直しましょう!」 一つ・過去問の見直しをしましょう! 一つ・朝型の生活リズムにシフトしましょう! 一つ・暗記は、最後まで粘りましょう! 【準備編】 一つ・受験票の確認 一つ・制服の校章やボタン、上履き、名札の準備と確認 一つ・筆記用具や持ち込み可能な時計の準備と確認 一つ・会場までの経路および防寒対策の準備と確認 特に、前日にバタバタと準備するようでは、「焦り」を生むだけです。十分な余裕と心構えを持って、本番に臨めるようにしましょう! 「備えあれば、憂いなし」です 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.13
中学のテストについて(小学生向け)
小学生の頃は勉強出来たのに、中学生になったらまるで点数が取れなくなったという生徒は案外多いです。その原因の多くは、テストの出題範囲の違いにあります。 小学生のテストは単元終了毎にテストが実施され、学習の記憶が新鮮な状態で解答できます。したがって、要領や記憶力の良い子は勉強をしなくても学校の授業を聞いていれば点数が取れてしまいます。しかし、中学では広い範囲をテスト範囲としている為、学習内容の定着が必要になります。学習の習慣化がなされていない生徒は、学習内容の定着に難を残している場合が多くテストで得点できません。 対策としては、少しずつで構いませんので、毎日学習をすることです。例えば、小学英語・中学英語で必要な英単語や熟語は、600語+1600程度で2200程度とされています。2200語を一年間で覚えようとすると、一日6語、二年間であれば3語程度です。実際は、1日30分でも単語の学習をし、10から20語程度に触れれば、半分忘れても余裕があるのです。 単純なことですが、繰り返し学習することが、学習内容の定着には一番の近道です。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.11
日本国憲法
日本国憲法は、中学生では社会の公民という分野で部分的に学びます。 そもそも憲法とは何でしょうか?様々な解釈がありますが、私は以下のように理解しています。 「日本国憲法は、日本国民の権利・自由を守るために、日本国および日本国民が守るべきルールであり、一番強い法律」です。 従って、日本国民が日本国憲法を学ぶのは「当然のこと」と理解しています。しかし学校の社会の授業では、暗記対象としか扱われていません。一度、「日本国憲法」の前文を読んでみてください。確かに日本国憲法は1946年に作られ一度も改編されていない古い法律ですし、憲法改正の議論も当然です。日本を取り巻く世界情勢は激しく変化しており、この極東アジア地域においても穏やかではない状態であることは容易に想像できます。このような時こそ、先人たちが残した憲法への想いを汲みとり日本国が存続するための教育を行い、その先を考える教育をすることが大切と思うのです。 私は憲法学者ではありません。しかし専門的な知識は無くとも日本国憲法の前文は読み取れると思います。(本文は表現が古過ぎて難解かもしれません)是非、読んでみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.10
数学特訓(新中3生向け)
トライプラス八柱校では、新中3生向けの数学特訓を3/29・3/30・3/30に実施予定です。主に計算の復習から始まり、乗法の公式を中心とした展開と因数分解およびその応用問題を徹底的に学習します。 これは、中3時の数学に対応するためのものです。中3時の数学は ① 展開と因数分解 ② 平方根 ③ 二次方程式 ④ 二次関数 ⑤ 相似の証明 ⑥ 円周角の定理 ⑦ 標本調査 と進んでいきます。 その中で、①の展開と因数分解で習得する「乗法の公式」は、ほとんどの単元で「ツール」として使用されます。 その為、早い段階から使いこなせる必要があります。現実として、学校の授業だけの生徒の多くに「演習時間の不足」が見られます。公式を覚えるだけでは、ダメなのです。そこで、上記を解決するために「早い段階からの習得と演習」を毎年実施しています。数学特訓に興味のある方は、お問合せください。 新中3生の皆さん、高校受験の本格的な準備を始めましょう!トライプラス八柱校では、会員様向けに自由で開かれた自習スペースを提供しています。興味がある方は、是非とも体験授業を受けてみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.09
春休みにやること(新中3生)
学年末テストが終われば、3/24が終了式、もうすぐ春休みです。一般的に3月最終週から4月1週の約2週間が春休みと呼ばれる期間です。気が早いと言われるかもしれませんが、新中3生の皆さんには、非常に重要な時期になります。 理由は、 ①高校受験における出題の主な範囲は、3年生の学習内容であること。 ②3年生の学習内容は、1・2年生の学習内容の発展系であること。 つまり1・2年生の学習内容の復習と弱点の洗い出しが必要になります。 また、3年生一学期に学習する数学の「展開の公式」「因数分解」「二次方程式」は、学校の授業だけでは、ほとんどの生徒において演習量が不足しています。「知っているけど、使えない公式」となっているのが現状です。※学校では、限られた授業時間の中で学習する必要があるので、仕方がないことです。 トライプラス八柱校では、先行して春休みの期間に上記の部分の特訓を行なっています。興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.08
春休みにやること(新中2生)
中1年生の皆さん、4月には新中2年生ですね。引き続きコロナの影響もあり、この一年間は、慌ただしく短かったと思います。このスピードであと一年経過すると、高校受験の準備を本格的に始めなくてはいけません。 一年生の学習の振り返りは、一年のうちに一度終わらせておくと、来年がとても楽になります。とは言っても、忘れてしまうものですが、繰り返し学習することで、より確実な実力になっていくのです。一年生の学習が上手くいかなかった人も、この時期を是非生かして実力をつけてほしいと思います。 「高校受験は3年生からでいい」と思われている方も多いと思いますが、現実的にあまり芳しくありません。当然、学年トップクラスの成績を修めているのであれば、それも可能だと思いますが、3年から短期集中で受験勉強していくのは、相当な「意思の力」が必要です。 今から少しずつ、始めましょう。少しずつ毎日です。「塵も積もれば山となる」のです。 トライプラス八柱校では、春期講習にて前年の振り返りと2年生の予習を実施します。興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.07
春休みにやること(新中1生)
もうそろそろ、学校での勉強も終了し、卒業式の準備が始まる頃かと思います。令和4年度の松戸市内の小学校の卒業式は、3/16です。中学の入学式は4/11です。さて現在6年生の皆さんは、小学校の学習の振り返りは、出来ているでしょうか?中学校の学習は、小学校の延長です。必ず小学校の学習の振り返りは、役に立ちます。 振り返りのポイントを以下にまとめました。 【算数・数学】整数・少数・分数の加減乗除、平面図形の周囲の長さと面積、空間図形の表面積と体積、文字式の考え方等 【国語】小学校6年間に学習した漢字約1000字 【理科】中学校では、小学校の学習をより詳細に学習していくイメージになります。 【社会】中学校での社会は「地理・歴史・公民」と分野が分かれます。理科と同じように、より詳細化していきます。 【英語】英語は、アルファベットはもちろん、数字・曜日・月等の英単語、身の回りの名称、基本の挨拶等 トライプラス八柱校では、春期講習にて小学校の復習+中1の予習を実施しています。興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.06
開校六周年を迎えて
本年2月6日を持ちまして、トライプラス八柱校は六周年を無事迎えることになりました。 ひとえに塾生および保護者の皆様、講師の皆様、本部の皆様、近隣の皆様のご愛顧の賜物と感謝しております。 地域貢献や社会貢献に深く関わる「子供たちへの教育」を携わる機会を得たこと、本当に幸せに感じております。 また新型コロナ感染症等の影響にて、紆余曲折・試行錯誤をくり返しながら、先行き不安なこの数年間を大きな事故もなく過ごせたことは、大変幸運だったと深謝しております。 七年目の年を皆さまと笑顔で過ごせますよう、より一層努力して参りますので、今後とも宜しくお願い申しあげます。 2023年2月6日 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.04
型破り?
最近の事件や出来事を見ていると、個人の価値観を優先する風潮が強くなったと感じます。また常識に捕らわれない自由奔放な考え方が持て囃される傾向も見えます。私も年長者から「新人類」とゼグメントされた世代ですし、それらを否定するつもりはありません。 しかし、勉強然り、スポーツ然り、物事全般に言えるのですが「基本」は大切と歳を追うごとに感じるようになりました。日本には古来より「型破り」という言葉があります。それは「基本の型を習得し、更なる高みを臨むために、あえて型を壊すこと」です。一流のアスリートや学者たちの考え方を見聞すると、やはり通じるものがあり、物事の本質は「あまり変わらない」のだと認識しました。 塾生には学業だけでなく、様々な場面で「基本を大切にし、そして創意工夫をしてほしい」と改めて願うばかりです。 基本を疎かにし、自由気ままに行うことは「型破り」とは言いません。それは「かたなし」と言うそうです。言い得て妙ですね。皆さんは「かたなし」となっていませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.03
箸を正しく持てますか?
「箸を正しく持てますか?」 私は古い人間なので、この「問い」はとても気になります。人を見るとき、箸の使い方を見ることも多いです。塾の若い講師にも「箸も持ち方は、正しく」と話をしています。 正しい持ち方とはどのようなものでしょうか? 所説ありますが、足利義満により礼儀作法の調査及び定型化を委託された礼法家が定めたとされ、その中に箸の扱いがあるとされています。 道具であり、長い時間を掛け、人々に定着した使い方は、理に適っているものと考えます。歴史的な合理性を持つ「箸の正しい使い方」は、個人的に「様式美」と感じます。しかし近年の個人優先の思考からは、全く価値のない無駄なことかもしれませんし、「人に迷惑かけていないのだから、好きにしていいのでは?」と言われるかもしれません。様々な考え方を認めることは重要です。しかし生活の一部に根付いている「様式美」を後世に伝えていくことも、「文化」を伝えることだと私は想い大切にしたいのです。 それではもう一度、「箸を正しく持てますか?」 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.02
高校受験は大学受験の一歩目です
小学生の中学受験は、「心の成長度合い」により適不適が存在すると私は考えています。親の敷いたレールは、「親の優しさ」もしくは「親のエゴ」なのかは、きっと正解はありません。本人が「受験をしてみたい」と思えば受験させるべきものと思います。 しかし高校受験は、違います。義務教育ではないため「自らの意思」で進学するのです。そしてその道は大学受験への道でもあります。 中学→高校への進学率が約95%超、高校→4年制大学では約60%超、そして大学全入時代と言われるほど大学進学へのハードルは下がっています。しかしながら、「ただ入るだけの大学」には学ぶ意味はありません。本人が「何」をしたいのか?それを実現する手段足るのか?をよく考えなくてはなりません。 また現実として、中学での成績上位→偏差値の高い高校→偏差値の高い大学という流れがあります。そのため中学3年間の成績はとても「重視」され、「高校受験は大学受験の一歩目」と言われるのです 「偏差値の高い大学に行けば、将来幸せになれるのか?」は分かりませんが、少なくとも周りの評価は違います。 皆さんは、高校・大学というものどう考えますか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.02.01
2月は4月の2か月前です。
2月は4月の2か月前です。 例えば「新年度4月から勉強を頑張ろう!」と決意したとします。では具体的に「何を」「どうのように」頑張るのでしょうか?物事を実行するためには、「段取り(計画)」が必要になり、「段取り」をするためには、「知識」と「時間」が必要になります。これらを省いて「決意」をしても、それは単なる「願望」となります。よく「スケジュールが立てられない」という方がいますが、まさにこの状態です。 勉強を頑張る場合、「通塾」が近道です。しかし「入塾」するのにも「段取り」が必要になるのです。「塾選び」は、自分の目で見て体験して決めることが重要なので、4~5つの塾を見学すると2週間くらいは必要になるでしょう。その塾の評判をWEBで集め友人に聞く等々を加えると、およそ一ヶ月前には着手すべき案件となります。 トライプラス八柱校では、3/1より春期講習が始まります。新学年での頑張りをスタートさせるには良いタイミングだと思います。特に新中3年生は「高校受験」という特殊な条件があるため、塾によりますが「人数制限」をするところも少なくありません。段取りを少し見直してみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.29
「夢」と「目標」の違い
私は自身の中で『夢』と『目標』という言葉を使い分けています。言語としては、あまり正確ではないので、造語と思ってください。 『夢』は、「単なる憧れ」や「こうなればいいなという願望」のレベル 『目標』は、「達成するための方法まで設定し、達成の具体的な数値を決めたもの」 と考えています。 よく皆さんは「目標の学校は△△です」と言いますが、そのためには ① 〇〇以上の偏差値を確保する ② 内申点を〇〇点以上確保する ③ 上記2点を達成する学習スケジュールを作る ということが必要なのです。 上記①②③が無い中で、『目標を実現するために頑張ります』と言っても、それは独りよがりな願望だけに終わってしまいます。淡い想いの『夢』で終わらせるのか?それとも現実のものとする『目標』とするのか?一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか? 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.28
「先生、ゴミ!」
「先生、ゴミ!」小学生の塾生が、私に言います。会話中では、違和感なく、「ゴミを捨てたい」という意思を理解できますが、文章にするとどうでしょうか?「先生が、ゴミなの?」「先生の服にゴミが着いてるの?」とも受け取れてしまいます。 私が小学生の頃は、年賀状や暑中見舞いを手書きで書いた時代でした。手紙を出す相手を想い、一所懸命に文章や言葉を考えたことを思い出します。 現在は、どうでしょうか?メールやSNS等の普及で、短い文もしくは単語で意思を伝えることが多くなり、レポートなどでも、「主語」と「述語」が無いものが見受けられます。塾講師の面談時でも「主語」と「述語」が無く、「わたくしは・・・です」という簡単な文言も話せない方が多いことに驚きます。 実は、「読解力」や「作文力」を育てるポイントがあります。 ・「主語」と「述語」を意識して、意思が正確に伝わる経験をする。 ・「主語」や「述語」の入れ替えを行い、伝わり方の違いを経験する。 小学生の国語力は、近くの「大人達」に由来します。保護者の皆さん、お子様との会話で「主語」と「述語」をきちんと使い話していますか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.27
簡単なものから片付けましょう
定期テストや受験勉強を目の前にして、勉強することが多すぎて困っている方いますか?一体何から手を着けたらいいのでしょうか?考えていると「心」がとても重たい状態になり、余計に手が付けられなくなることでしょう。 そんなときは「すぐ終わる簡単なもの」から片付けていきましょう。やるべきことがたくさんある中で、少しでも片付いていくと、「心」が軽くなります。それを繰り返していくことで、結果的に全体が片付いていくのです。 先ずは「目の前のことから」「簡単なものから」「すぐ終わるものから」片付ける習慣をつけましょう。当然のことですが、計画通り実行できることが、本来は一番良いのですが・・・なかなかそうも行かないのが、人間です。計画は修正すれば済むものとおおらかに考えましょう。特に学習は「計画通り実行すること」は目的ではなく「学習し使えるようにすること」が目的なのですから。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.26
志望校を決める
中学3年生および高校3年生は、もちろんのことですが高校1・2年生も志望校を決める必要があります。・高校「1年生では、2年次の「理系」「文系」のコース分けの話が始まっていること」「高校2年生では、オープンキャンパス等の日程が組まれていること」が理由です。現代受験のシステムの都合上、急かされている感は否めませんが、まずは「持っている権利=現役高校生」を手放さないよう努力すべきと考えます。当然ながら「その他の方法」もありますが、想像以上に険しい工程であることは承知しておいてください。 さて志望校を決める際に検討すべき条件は以下の3つ。 ①自分の進みたい「道」は何か? ②自分の成績や実力は、どの程度か? ③受験のルート(推薦or一般) 特に①の「道」は重要です。例えば、とりあえず〇〇学部に進学しても「やりたいことではないこと」に時間を使うストレスには耐えきれません。不満を抱えながらの4年間は苦行になってしまいます。大学のブランドではなく、「やりたいことが出来るか?」「学びたいことが学べるか?」を主眼におき、進学後の大学4年間を有意義に過ごしてほしいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.25
2023年度春期講習のお知らせ
トライプラス八柱校では、2023年度・春期講習を下記日程にて実施いたします。 開講期間 2023年3月1日(水)~4月8日(土) 開講時間 13:00~22:00(日・祝祭日は定休日です) 春期講習は、今年度の復習と来年度の予習をすることにより、成績向上の基礎をつくる重要な時期です。 また高校受験勉強のスタートダッシュを決める良いタイミングです。 カリキュラムは生徒個人毎に設定しますが、基本は前年の総復習+新年度の予習が基本になります。 また新年度生の募集も開始しております。 是非ともご検討ください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.24
子は親を映す鏡
「子は親を映す鏡」という言葉があります。意味としては「子供のふるまいを、見れば、その親が、どんな親であるかを知ることができる」と解釈されることが多いと思います。意味合いとしては、「親の考え方や言動が、鏡のように子供に映しだされる」ことから発生したようです。 子供の考え方や行動は、親の価値観が子供に大きな影響を与え、その結果が「親に似る」ということだと思われます。この言葉を思い出すとき、私も人の親ですので猛省が必要です。しかしながら、原文は不明とされていることが多いことわざです。 同様の意味合いを持つ詩で「子は親の鏡」というものがあります。それは、ドロシー・ノルト氏の著書『子どもが育つ魔法の言葉』(1998年刊・アメリカ)の中の詩です。内容は著作権上掲載できませんが、一度読んでみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.23
勉強しないのですが・・・
「うちの子、勉強しないのですが・・・」「学習習慣が身につかないのですが・・・」と入塾の際にご相談を受けることがあります。「学習しないのは、危機感がないからだ」と言うのは簡単ですが、本当にそうでしょうか?ある日突然、「私は勉強を一生懸命やります!」と言う子は、相当レアなケースと思えます。 多くの子供達と接していると、「学習の習慣の無い子は、家の手伝いの習慣が無い子が多い」という傾向に気が付きます。それは「自分で決めた約束を守る」という訓練をしていないからです。お手伝いは、家庭での役割分担です。自分が責任をもってその役割を実行するという訓練です。その訓練をしていないので、「約束を守る」という行為が、周りの役に立ち、自己肯定し、意欲を生み出すという経験が少ないのです。 現代社会は「契約社会」です。「契約」とは「約束」です。「約束を守ること」は、社会活動する上での必要最低限のことです。「学習習慣」は「塾に通うこと」で強制的に成立しますが「学習意欲」は、簡単には成立しません。 是非とも「習慣としてのお手伝い」をさせてみてください。最初は、かなりイライラすると思いますが・・・ 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.22
中3の直前模試
1/22(日)は、公立高校向けの最終模試である直前模試の実施日です。 会場はトライプラス八柱校にて実施しますが、オンライン化の恩恵を受け結果も従来の模試より早く受けることができます。このテストの結果にて、トライプラス八柱校では最終的な志望校を指導する予定です。学校や塾で学んだすべてを注ぎ込んで、納得する結果を出して貰いたいと思います。 「15の春」と揶揄される高校受験ですが、多くの生徒には「自分の意思」で初めて通過する人生のトールゲートです。社会の右も左もよく理解できぬまま、未成熟な感性のまま、人生の選択をせざるを得ない彼らを前に、人生の先駆者である我々大人は、最終的に彼らを見守ることしか出来ないことが、歯痒く思えます。 彼らの戦いはこれから本番です。さあ、もう一頑張りです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.21
後悔先に立たず
「後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)」 あらかじめ後のことをよく考えずに事にのぞみ、後で失敗を悔いてもはじまらない。大変なことになる前に熟慮せよという戒め。 受験が差し迫ると、必ず「もっと早く勉強しておけばよかった」「3年間こつこつとやっておけばよかった」という言葉を聞くことが多いです。私も受験時には本気で反省しました。保護者の皆さまも同様の想いをしたことがあると思います。 高校受験で必要な英単語は約2200語や漢字は約2000語となり、短い期間の学習では相当厳しいことになります。しかし、それを1・2・3年間という期間で考えれば、難しいことではなくなります。 学習は「継続・繰り返し」が最も効果があり、継続させるためには「習慣化」することが近道です。そして「習慣化」するには「決まった時間、決まった日に学習する」ことが必要です。しかし人の意思は、あまり強くありません。そこが、学習塾や予備校の存在意義の一つでもあります。 「後悔先に立たず」にならないよう、現状をしっかり把握し熟慮の上、計画を立て進みたいものです 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.20
千葉県公立高校選抜一ヶ月前
2023年2月21日、22日は令和5年度公立高等学校選抜学力検査です。 一ヶ月前になりました。準備は出来ていますか?ここからの一か月間の過ごし方を書きます。 【学習編】 新しいことをやる必要はありません。今までのテキストや参考書を見直しながら学習しましょう。過去問を中心により実践的な問題を解くようにしましょう。わからない箇所が出てきたら、すぐに学校の先生や塾の先生に質問し解決しましょう! 【健康管理】 日々の健康管理はもちろん重要ですが、直前一ヶ月は特に体調と整える必要があります。今年はコロナやインフルエンザの影響があるため、人混みに出かけることは極力さけるようにしましょう。また利き腕の怪我には特に注意しましょう。夜型から朝型への切り替えは早目に行いましょう。試験は午前中から始まります。そのリズムに生活を合わせるようにするとよいでしょう。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.19
大学進学戦略の一つですが・・・
今回は、少し「冷めた考え方」をお話します。選択肢の一つとなれば、幸いです。 高校から大学への進学率が約60%になり、大学の価値は「標準装備」となりつつあります。また大学進学の半数以上が、なんらかの形の「推薦」を利用しています。 このような状況の中で、中学から高校へ進学する際に憂慮すべきことがあります。 前提条件として「学校推薦・指定校型を利用し大学を目指す戦略」としましょう。確実に指定校枠を確保するには、学校成績上位一桁を確保しておく必要があります。 高校は「学力的に近い集団」のため、中学の時のように成績は簡単に上がりません。そのような高校にぎりぎりの成績で入学すると、指定校どころか学校授業に追いついていくのがやっとの状況に追い込まれる可能性が高くなります。 そこで「高校は学力的に余力のある学校を選ぶべき」という戦略も存在するのです。当然、努力し続けることが出来る人も大勢いますし、当塾でも「そのタイプ」の方が多いです。 自分自身の性格や学習に対する意欲を鑑みながら、決めていくのがベストと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.18
令和6年度千葉県立高等学校入学者選抜
現中学2年生の千葉県公立受験の正式名称は、「令和6年度千葉県立高等学校入学者選抜」と言います。2022年12月22日付けにて、千葉県教育委員会より、スケジュールが発表されました。 以下に一部抜粋掲載します。 ■一般入学者選抜、特別入学者選抜、地域連携アクティブスクールの入学者選抜及び通信制の課程の入学者選抜の一期入学者選抜の日程 (1)入学願書等提出期間 令和6年2月6日(火曜日)、2月7日(水曜日)及び2月8日(木曜日) (2)志願又は希望の変更受付期間 令和6年2月14日(水曜日)及び2月15日(木曜日) (3)学力検査等の期日 令和6年2月20日(火曜日)及び2月21日(水曜日) (4)追検査受付期間 令和6年2月26日(月曜日)及び2月27日(火曜日) (5)追検査の期日 令和6年2月29日(木曜日) (6)入学許可候補者発表の期日 令和6年3月4日(月曜日) またこの情報を機会に、一度ご家族で受験について話合いを持ってみては如何でしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.16
文系だから、とりあえず経済学部?
理系と文系という分け方は、あまり好きではありませんが、現実として存在します。数年前までは私立大学における政治経済学部は、文系の受験生が集まることが常識でした。私個人としては政治や経済を扱うのに「数学」を学ばないことは、情報としての数字を読めずにどうやって物事を判断するのであろうと疑問に思っていました。 以前より私立の政治・経済学部の受験時選択科目としては「数学1A」はありましたが、この数年有名私立大学の経済学部が「数学1A」を必須科目とした流れがあり、徐々に拡大しているように思えます。 私見ではありますが、数年後ほとんどの大学の政治・経済学部において、「数学」の重要性が見直されることでしょう。現在において、政治経済の分野を志すのであれば「数学」を是非とも見直す必要があると考えます。 「文系だから、とりあえず経済学部?」は、数年後には死語になっているかもしれません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.15
受験シーズン本格スタート
一部の公立中学や私立単願推薦は既に受験が始まっていますが、大部分の中学、高校、大学受験は、共通テストを皮切りに本格化します。 特に高校受験は、中学→高校の進学率が約98%であることから、ほとんどの中学3年生が受験をすることになります。また、高校→大学の進学率も約60%になり、大学卒業が「当たり前の価値」となりつつあるのも事実です。 そして近年の受験は、情報戦+出口戦略が必須になっており偏差値の高い学校が、大学受験に有利であるとは一概に言えなくなっています。 例を挙げれば、指定校推薦の取得、AO受験、専門性の高い学部等々、目的に合わせ大学進学へのルートは多様化しています。 また例年とは大きく異なる環境の中で日々努力してきた皆さんが、日頃の成果を発揮する時期になった訳です。 さあ本番です。健康管理を怠らず最後まで全力で、後悔無きよう頑張りましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.14
塾内模試
1/15(日)は、2022年度(4-3間)最後の塾内模試となります。冬期講習で復習した内容が中心となりますので、皆さん頑張って欲しいものです。 トライプラス八柱では、4月・5月と9月と1月の年間4度模試を実施します。4・5月は前年度までの理解度を測るのと同時に、中3生の偏差値を算出が目的となります。受験に際して目安の偏差値を持たないままの志望校の選定は難しいため、複数の機会を設定しています。中3生は、9月度よりVモギに移行しますが、その他の塾生では9月は夏期講習、1月は冬期講習における成果確認と理解度確認の意味合いが強くなります。 模試では偏差値を算出します。しかし点数や偏差値に右往左往してはいけません。点数をとることや偏差値を上げることは大切ですが、それより「自身の弱点を理解し、次は得点化すること」が重要になります。 皆さん、模試の見直ししていますか? 高校生は各学校指定模試があり、ほぼ「河合塾」「駿台ベネッセ」の二社となります。精度や規模の面でこの二社を外すことは出来ないことから、塾でも同じ模試を設定することになる可能性が高いため、あえて高校生の模試は設定しておりません。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.13
公立高校入試手続きの流れ
保護者の皆さまも含めて、千葉県公立高校入試の手続きの流れは、各中学校より案内されていることと思いますが、再度流れを確認しておいてください。また受験生各人も手続きを保護者任せにするのではなく、自身のこととして理解することが大切です。 【一般入学者選抜の場合】 (1)入学願書等提出期間 令和5年2月8日(水曜日)、2月9日(木曜日)及び2月10日(金曜日) (2)志願又は希望の変更受付期間 令和5年2月15日(水曜日)及び2月16日(木曜日) (3)学力検査等の期日 令和5年2月21日(火曜日)及び2月22日(水曜日) (4)追検査受付期間 令和5年2月24日(金曜日)及び2月27日(月曜日) (5)追検査の期日 令和5年3月1日(水曜日) (6)入学許可候補者発表の期日 令和5年3月3日(金曜日) ※例年(1)(2)の間に各高校の倍率が千葉県教育委員会より発表されます。 ※入学検査料は入学願書に各種収入証紙を使います。県立高校の場合「千葉県収入証紙」市立高校の場合は各高校にて扱いが違います。国が発行する収入印紙とは異なりますので、注意が必要です。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.12
自分の点数の基準(新中一生向け)
来年中学生になる皆さんは、小学校のテストは何点くらい取れていますか?「だいたい50点くらい」、「いつも90点以上!」と各々あると思います。 ここでポイントになるのは、「いつも同じような点を取る」ということです。これは、「自分はこのくらいの点数が普通・・・」と、「自分の点数の基準」を作っていて、結果的に「自分の点数の基準」が取れる勉強しかしないからです。保護者の皆様も同様に「うちの子は、このくらい・・・」と「お子様の点数の基準」を作っていませんか? この思い込みである「自分の点数の基準」を上手に活用しましょう。 新中学一年での最初のテストで「90点」とることが中学3年間の「自分の点数の基準」を「90点」にすることになるのです。最初のテストは、小学校の復習の要素が強く、小学校時代の復習(5、6年生分)をしっかり行い弱点を無くしておけば、テストの点は必ず良くなります。 新学期が始まるまでの三学期から春休みの間に小学校5、6年の復習を始めましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.11
中3春の数学特訓
トライプラス八柱校では、中3の春休みに「数学特訓(展開と因数分解)」を開催しており、春期講習提案時にお話をさせて頂いています。中3数学のポイントは、『展開と因数分解が使えること』であり、その後の「平方根と√」「二次方程式」「二次関数」「三平方の定理」を解法するためには、必須となります。 小学校で習得した「四則演算」に加えて「多項式×多項式の特徴」を運用する展開と因数分解は、手法の一つではありますが「慣れ」が必要になるものです。多くの生徒が「理解はするが、実際に計算すると出来ない状態」となり、習得に時間が掛かる傾向が見られます。また高校数学でも多用する重要な手法です。 解決策は「慣れるまで、繰り返し計算をすること」です。トライプラス八柱校では毎年「春休みの3/29・30・31」を数学特訓に割り当て、一気に習得を目指していきます。ここでのスタートダッシュに成功すると、その後の数学の理解度が格段に上がるのも実績として見えているからです。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.10
うれしい報告でした。
私が、自分の力の足りなさを実感し、戒めとして毎年5月頃にここで記す「学べることの大切さ」という話があります。 昨年末ですが、その彼から連絡があり大学入学の報告を受けました。決して恵まれた環境ではなかった彼が、自らの力と周りの協力を得て自信の夢の一つを実現したことと、約3年経った今でも私を先生と呼んでくれることに、本当に感動しました。その夜は、久しぶりにお酒が美味しかったことと涙が止まらなかったことを覚えています。 彼には「目に見える形で支援してくれた人々には当然だが、そうではない形で支えてくれた人々が大勢居るはずなんだ。絶えず周りに感謝をして、これからも頑張ってください。そして、ありがとう。」という言葉を送りました。 彼は、あるスポーツの全日本クラスの優秀な選手です。オリンピックに出場したら、その時は、「美味しいお酒を吞みながら、もう一度泣くのだろうな」と想いを巡らせて、次の報告を待ちたいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.09
高校受験の必要学習量を把握しよう!
スケジュールを作るときに必要な要件としてQ・C・Dというものがあります。 Q:品質(実施するものの量と質) C:コスト(かかる金額や計画を遂行する時間) D:納期(実施する期間納期) と一般的に言われます。※時間は人件費等のコストに含まれます。 では、受験や試験のスケジュールを作る際は、どのように考えればよいのでしょうか? Q:必要学習量と質 C:学習に要する時間 D:受験日までの残り期間 と考えればわかりやすいと思います。 その際、もっとも課題になるが「必要学習量」の把握です。 例えば、公立高校の受験を考えるとき、100点を目指す人と50点を目指す人では、ゴールの設定に差異があり「必要学習量」が違うことは自明です。そこで個人に合わせた学習量の把握が必要になるのです。 定期テストであれば、学習の範囲が決まっているので、必要な学習量の把握もしやすいですが、受験になると範囲は、とても広くなるため、必要学習量の把握が難しくなります。 先ずは受験用の参考書の「目次」をみることをお勧めします。各社、工夫を凝らし、分かりやすく書いてあります。 参考になれば、幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.08
中2の受験準備
「まだまだ先のこと」と考えていると、あっという間に受験本番になってしまいます。塾長として塾生や保護者との「温度差」をどう埋めるか?に絶えず苦心しています。本来は、中1から高校受験はスタートしているのですが、意識をし続けることは、なかなか難しいと思います。 そこで、おおまかなスケジュール感として ・12月下旬:教育委員会より「該当年の公立校受験スケジュール」の発表 ・1月~3月:春期講習等にて一年・二年時の学習範囲の振り返りと次年度の学習準備 ・4月~5月:模試などで現在の偏差値の把握と目標設定 ・5月~7月:中学での進路面談、志望校の候補選定や高校説明会 ・7月~8月:夏期講習などで、実力養成・学力アップおよび作文や小論文の練習 ・7月~10月:中学での進路面談、高校説明会 ・10月~11月:中学での進路面談 ・11月:志望校決定 ・11月~1月:冬期講習等にて受験対策 ・12月上旬:私立高校の出願 ・1月中旬:私立高校学力考査と合否発表 ・2月初旬:公立高校の出願 ・2月中旬:公立高校学力考査 ・3月上旬:公立合否発表 上記のように考えて頂ければ間違いは少ないと思います。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.07
新中学生の最初のテスト(再編)
皆さん、新中学生の最初のテストはいつ実施されるのかを知っていますか?4月?6月?ではありません。小6の1月です。多くの公立中学では1月中旬の新中学生対象の保護者説明会の際に学力テストが実施されます。おおまかな傾向として、国語・算数・英語が実施されます。近年は懇親会のような学校も増えてきていますが・・・。 小学校では、およそ350文字の英単語、be動詞および一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形等が「学習済」である前提となっています。これは、一世代前の中1の学習内容です。 現在の保護者世代は、「中学でアルファベットから英語を学習した世代」であり、英語に対する保護者側の認識が大きく遅れていることが多いのです。また特に最近顕著なのが、「英単語は読めるけど、書けない」です。学習に様々なガジェットの利用がされることは、大変良いことと思いますが、「文字を書く機会」が少ないのも事実です。私は、中学に入る前に英語学習の見直しは必須と考えます。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.06
中学への準備
中学の学習は、小学生の学習をベースに進むため、小学校の学習の習熟が大切になるのは当然です。反面、中学数学においては、「仕切り直し」のチャンスでもあります。 中学数学の一年一学期において①正負の数②文字式③方程式④比例と反比例が最初の山場になり、正負の数の単元は習熟に時間がかかります。そこでトライプラス八柱校では、小学6年の冬期講習から三学期を使い中学数学対策を行い、十分に時間を掛けることで、理解度を高めていきます。前記に習えば、英語・国語・理科・社会も同様です。 中学入学後の最初の一学期期末テストで、高得点を獲得することを目標とします。そしてその得点を本人の学習の基本の点数とすることで、学習の意欲の維持を狙うことも含まれます。中学での成績は、進学する高校・大学への道筋にもなるものです。 是非とも、早めの復習・そして中学の準備を心掛けてください。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.05
新春入会キャンペーン
◆トライプラス八柱校の「新春入会キャンペーン」のお知らせ 特典①:通常授業6回分無料提供(中学生・高校生100分授業、小学生90分授業) 特典②:2023年4月度に小学生および中1・中2の方限定にて、通常授業8回分無料提供(中学生・高校生100分授業、小学生90分授業) 条件:新規入会および三か月以上の継続契約 期間:2023年1月1日から2月28日までの入会契約 無料体験授業・教室見学を随時受付けております。お気軽にご相談・ご連絡ください。 ◆トライプラス授業料の例 【小学生】週1回(4回/月)11,220円~ 週2回(8回/月)22,440円~ 【中学生】週1回(4回/月)12,320円~ 週2回(8回/月)24,640円~ 【高校生】週1回(4回/月)13,640円~ 週2回(8回/月)27,280円~ ※別途生徒管理費用として4,950円/月および入会金11,000円が必要です。 ※授業料+生徒管理費の合算を『定額月謝』とします。 ※教材費別途、価格はすべて消費税込み表記とします。 ※価格は2023年1月度現在の設定となります。 文責:教室長 渡邉 -
2023.01.04
新年のご挨拶
【新年のご挨拶】 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 【年始のスケジュール】 ・1/4(水) 13:00開校 ・1/8(日) 1月度Vモギ ・1/15(日) 塾内模試(小中非受験対象) ・2/21(火)、2/22(水) 千葉県公立高校選抜 ・3/3(金) 千葉県公立高校選抜合格発表 受験生の皆さんは、体調管理に努めつつ、悔いを残すことない時間を過ごしてください。 保護者の皆様、受験手続きをお忘れ無きよう、ご注意ください。公立高校の場合、印紙等にて費用を納めます。 今一度、お手元の資料をご確認くださいますよう、お願いします。 2023年元旦 トライプラス八柱校 渡邉 -
2022.12.28
年末のご挨拶
【年末のご挨拶】 皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 昨年、一昨年に引き続き本年中は、コロナ禍の影響もあり、至らぬことも多々有りましたが、格別のご愛顧を賜りまことに有難く御礼申し上げます。 来年も、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 また年明けからは、本格的な受験シーズンに突入します。受験生の皆さんは、気を緩めることなく学習の継続と体調管理に留意してください。 【年末年始のスケジュール】 ・12/28(水) 22:00終了 ・年末年始の休業期間 12/29(木)から1/3(火) ・1/4(水) 13:00開校 ・1/8(日) 1月度Vモギ ・1/15(日) 塾内模試(小中非受験対象) ・1/22(日) 直前模試(中学3年生) 2022年12月28日 トライプラス八柱校 教室長 渡邉 -
2022.12.27
冬休みにすべき事2023(中学3年生)
現3年生の皆さん、自分の受験を把握していますか?親任せになっていませんか? 県内私立高校・・・・出願:12月初旬~、考査日:1月中旬 千葉県公立高校・・・・出願:2月、考査日:2月21日、22日 特に自分の志望校の受験科目は、把握していますか?学力考査は3科目or5科目、面談の有無や実技の有無、作文や小論文の有無等々を自分で確かめていますか? 現3年生の公立高校受験日は、令和5年2月21、22日です。約2か月後になりました。県内私立では単願推薦や併願推薦、一般選抜は1月中旬から入学テストが始まります。 年が明けると、一気に受験本番の空気へ変わってきます。冬休みは、まとまった時間が確保できる最後の期間となります。受験生諸君は、すでに、自分の苦手分野の把握や単元の振返りは、完了していると思います。実践形式の「過去試験問題」「各種開催される公開模試」を消化しつつ、苦手分野の克服を実施していきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.26
冬休みにすべき事2023(中学2年生)
現在、中学2年生の皆さんに質問します。『高校受験まで、どの位の日数ですか?』 皆さんが受験する公立高校の受験日は、令和6年2月20日、21日です。つまり一年と約2か月後です。これは、今まで皆さんが中学生活を送ってきた約1年10ヶ月より短い期間です。少しは実感できたでしょうか? トライプラス八柱校では、二年生冬休みから受験の準備が始まります。少しずつ1年生からの復習が始まり、自分の弱点を明確にする学習が加わります。特に英語と数学に関しては、早めの対策が重要になります。また春には数学特訓講座があり、『展開と因数分解※1』を徹底的に訓練します。 部活との両立を図るためにも、少しずつ継続的に学習する必要があります。皆さんも残りの期間を考えて、自分で学習スケジュールを立ててみましょう。もし疑問が出てきたら遠慮なくご相談ください。トライプラスでは無料体験授業を実施しています。お気軽にご連絡ください。 文責:教室長 渡邉 ※1展開と因数分解・・・3年次数学学習における必須計算手法です。これが不明だとその後の単元の習得は難しくなります。 -
2022.12.23
令和6年度千葉県立高等学校入学者選抜
現中学2年生の千葉県公立受験の正式名称は、「令和6年度千葉県立高等学校入学者選抜」と言います。2022年12月22日付けにて、千葉県教育委員会より、スケジュールが発表されました。 以下に一部抜粋掲載します。 ■一般入学者選抜、特別入学者選抜、地域連携アクティブスクールの入学者選抜及び通信制の課程の入学者選抜の一期入学者選抜の日程 (1)入学願書等提出期間 令和6年2月6日(火曜日)、2月7日(水曜日)及び2月8日(木曜日) (2)志願又は希望の変更受付期間 令和6年2月14日(水曜日)及び2月15日(木曜日) (3)学力検査等の期日 令和6年2月20日(火曜日)及び2月21日(水曜日) (4)追検査受付期間 令和6年2月26日(月曜日)及び2月27日(火曜日) (5)追検査の期日 令和6年2月29日(木曜日) (6)入学許可候補者発表の期日 令和6年3月4日(月曜日) またこの情報を機会に、一度ご家族で受験について話合いを持ってみては如何でしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.23
冬休みにすべき事2023(中学1年生)
近年はコロナの影響もあり学級閉鎖等で、多くの生徒の学校における学習状況が思わしくない場合が散見されます。それに伴い、学力に不安を持つ生徒やご家庭が増えているように思います。 冬休みは、それらを立て直す絶好の機会です。対策としては、今までの復習がポイントになり、教科書・ワーク・ノート・今までのテストを見直し、出来なかったところを確実できるようにしましょう。なぜなら、中学の学習は「連続性」があるからです。 数学を例にすれば、1年の方程式と比例は、2年の連立方程式と一次関数、3年の二次方程式と二次関数へ繋がっていくのです。その為、一年の時点で躓くと、2年・3年が苦しくなってしまいます。今のうちに、一年生の範囲の復習を始めましょう。冬休みは良い機会です。 トライプラス八柱校では、冬期講習用のテキストは、5教科対応版を使用しています。塾で数学のみを受講していても、他教科の復習ができるようにしています。AI診断システムも活用し、幅広い学習内容のチェックも実施しています。 トライプラスでは無料体験授業を実施しています。お気軽にご相談ください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.22
新中学生の最初のテスト
皆さん、新中学生の最初のテストはいつ実施されるのかを知っていますか?4月?6月?ではありません。小6の1月です。松戸市の公立中学の多くは、1月に新中学生対象の保護者説明会があり、その際に学力テストが実施される場合があります。おおまかな傾向として、国語・算数・英語が実施されます。特に小5・6にて英語が評価科目として扱われている為、英語のテストは要注意です。 小学校では、およそ350文字の英単語、be動詞および一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形等が「学習済」である前提となっています。これは、一世代前の中1の学習内容です。 現在の保護者世代は、「中学でアルファベットから英語を学習した世代」であり、英語に対する保護者側の認識が大きく遅れていることが多いのです。また特に最近顕著なのが、「英単語は読めるけど、書けない」です。学習に様々なガジェットの利用がされることは、大変良いことと思いますが、「文字を書く機会」が少ないのも事実です。私は、中学に入る前に英語の学習の見直しは必須と考えます。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.21
公立高校受験まであと2ヶ月
現中学3年生の千葉県公立受験の正式名称は、「令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜」と言います。考査日は令和5年2月21日および22日です。現時点でおよそ2ヶ月前となりました。 皆さんは、計画的に「受験勉強」に向き合えていますか?きっと「後悔」と「反省」と「再起動」の繰り返しの日々を送っていると思います。その中で「負けない心」「挑戦する勇気」を育んでいくことも重要であり、それが受験勉強の一面でもあります。 統計学的に論じてしまえば、「学習の成果は学習した時間に比例する」のですが、一人一人の個人には該当しません。そこには「個人の資質」があり「学習の質」があるからです。そして「人より努力したものが勝ち、劣れば負ける」のが高校受験の本質です。 これからの2か月間は、多少無理をしても学習しましょう。ラストスパートです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.21
勉強する理由(小中向け)
子供から「どうして勉強しなければいけないの?」と聞かれて返答に窮した経験がある方は多いと思います。良い中学、高校、大学、会社に行けば、幸せな人生を送れるかも知れません。親のエゴを押し付けているだけかもしれませんし、そこに正解は無いと思います。 私の考える答えは、「日本国民だから」です。 ◆憲法第26条第2項:すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする。 ◆教育基本法第4条:9年間の普通教育の就学義務 ◆学校教育法第22条、第39条:保護者は、子女を満6才から満12才まで小学校に、その修了後満15才まで中学校に就学させる義務を負う。 法関連を上記に抜粋しましたが、日本国憲法についての解釈には、様々な意見があることも知っています。しかし、変わらぬ真実があり、「日本は法治国家であり、法律は遵守する」ことが絶対です。それを否定するならば「日本国民を辞めるか、法改正する」しかないのです。少し難しいかも知れませんが、小さい頃から法律に触れ、理解させることも私を含め保護者側の責務であると考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.20
暗記が苦手
新作のポケモン、子供たちは夢中でやっていると思います。保護者様の世代もポケモンは夢中になった時代があると思います。ここに暗記の秘密があります。 人間の脳は容量の関係から「すぐに記憶しすぐに忘れる性質」を持っています。生命の危機をくり返し体験し突破することが、生命として存在し続けることなので、「繰り返し体験したこと」を重要な記憶として「脳」に残す傾向があると考えられています。暗記法の多くが繰り返すことをさせますが、前記の事象を利用しているのです。従って、繰り返し学習した内容は、忘れようにも忘れることが出来ません。子供たちが膨大な数のポケモンの能力は直ぐに覚えることが出来るのは、楽しいから集中して「繰り返し見て使って覚える」からです。記憶の定着には個人差がありますが、4回から8回程度繰り返すと、ほとんどの塾生が暗記してしまいます。 よく「季節講習で振り返り学習をしましょう!」と塾が提案しますが、記憶させる観点からは非常に理に適っている指導方法なのです。 さて、『暗記が苦手』という方は、繰り返して学習していますか?一回見て終わりにしていませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.19
小学英語の見直しを!
保護者の皆さんが英語の学習を始めたのは、大半の方は中学1年生だと思います。 当時を思い出して頂きたいのですが、アルファベットの書き方や簡単な挨拶から学び、be動詞の肯定文・否定文・疑問文と返答の仕方に時間を割き、一般動詞の肯定文・否定文・疑問文と続き、疑問詞を使う疑問文と学んでいたはずです。 しかし、現在では上記に述べた範囲は、小学英語の範疇とされており、中学1年生では、軽く復習程度にしか触れません。現中学1年生においても、英会話や塾にて英語を学んできた生徒とそれ以外では、学力に大きな差が生じているものと推察しています。小学校教育を否定するものではありませんが、現在の小学校英語では、中学英語には、全く適応できていないと考えます。 英語学習にて求められる4つの技能(読む・書く・話す・聞く)は、それぞれ連動しており、「英語慣れ」が必要です。またそれらは、根気よく続ける以外、道は無いのです。 今、英語で悩んでる皆さんもこれから悩むであろう皆さんも、英語の学習は早目早目に始めることをお勧めします。 先ずは「慣れる」ことから始めましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.17
今と昔の15才はどちらが優秀?
それでは、皆さんに一つ質問です。「35年前の15歳と今の15歳では、どちらの方が優秀でしょう?」抽象的な質問で申し訳ありません。 35年前の社会は情報・知識・経験は個人の財産で絶対的な価値・能力でした。現代では情報・知識・経験は共有化され、それ自体に大した価値がありません。(誤解なきよう追記しますが、情報・知識・経験が無くても良いという意味ではありません) 現代で求められるものは「必要な情報を検索・インプットし・早く正確に論理的かつ創造的に処理・アウトプットする」というスキルです。今の若者が、スマホやパットで行なっていることです。 今を生きる私達には、過去の価値観から学ぶことはあっても、それだけで良い評価はされません。なので一般論として「今の15歳の方が、現代において優秀」となります。 ただし、教育の現場における評価の基準は、昔の価値観である知識を得ることが重視されており、二重の努力を今の子供達は要求されています。しかし、それが現実の競争でもある訳です。 これ以上は、批評・批判になりそうなので、今回は筆をおきます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.16
予定表を作ってみよう!(小学生向け)
今の子供たちの環境は、とても良いです。私がそう感じるのは、「予定表」を作るときです。昔は手帳に手書きで時間を掛けて書いていたものです。しかし現代はスマホのアプリにて一瞬で完了します。忘れ防止のアラームや事項別は色分けできるなど、機能的にも親切で優秀なアプリが揃っています。 しかし、現代の子供たちは思った以上に予定表を把握していません。テストの予定を尋ねても「????」という塾生がかなりの人数います。なぜでしょうか?理由は二つあると感じています。 ① アプリやガジェット頼りの状態(私も同じですが、すぐに見ることが出来るので、記憶に残らない) ② 親がスケジュールを管理し過ぎている(私の子供も同様ですが、習い事が多く自分で管理していない。) この二点にあると考えます。 つまり、「自分が明日何やるか?」を覚えてなくても、生活出来ている子供がかなりの数存在しているのです。私自身も反省すべきことが多いのですが、「自分のことは自分でやる」を見直すことが必要です。 さて、ここで提案です。自分の一日、一週間、一ヶ月の予定を作ってみましょう! いろいろな発見があると思いますよ。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.15
「頑張れ」ということ
昔は、エールを送る言葉として「頑張れ」が頻繁に使われていましたが、近年は若い層を中心に「頑張れ」という言葉を忌避する傾向があるそうです。「頑張れ」という言葉を聞くと、「その人は口先だけの人で距離を感じる」のだそうです。実のところ、私も同様のことを若い時は感じていました。「自分としては、頑張っているのに、まだ努力しろと言うのか?理解してないよ、無責任だなぁ」と・・・。 しかしながら、年齢を重ね「世の中の不合理や矛盾」を消化できるようになると、面前で「頑張れ」と言ってくれる存在の有難さを実感するようになってきました。ポイントは「面前」ということです。「面前」で話すということは、話しをする側もすべてを理解したうえでの「相当の覚悟」を持っていることが、言葉として伝わるからです。 私は「頑張れ」と言う言葉を、必ず塾生の「面前」で使うようにしています。今は「不合理や矛盾」「距離感」を感じても構いません。しかし、将来において、その塾生が面前で「頑張れ」を言えるようになればと思っているからです。 さあ皆さん、「頑張れ!」 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.14
褒めるポイント
人を褒めることはとても難しいことです。特に自分の子供となると、責任があるので余計に難しいことです。しかし、子供は親に褒めてもらう=認めてもらいたいものです。 例えば、皆さんは、お子様がテストで100点を取った時どういう褒め方をしますか? ① 点数を褒める、② それまでの努力を褒める、③ 100点を取るのは当たり前なので、褒めない。 点数で褒めるのは、あまり得策ではありません。点数でがっかりするのも同様です。点数のみでの評価は「どんな手を使っても点数を取ればよい」という考えに結び付きやすいのです。有名なジュニアゴルフ選手がスコアを誤魔化していたことがありました。「勝てば良い」という教育を受け続けた結果、そのような行為に及んだそうです。そしてかなりの期間の出場停止処分となったそうです。もしばれていなくても、不誠実な行いは、必ず「心へのわだかまり」となって残ります。 テストの結果を見て褒めるときは「それまでの勉強を頑張ったこと」を一番先に褒めてあげてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.13
理科の暗記が苦痛です。
数年前の話ですが時効であると思うのでお話をします。 理科の暗記が苦痛だという生徒が、「生き物を飼うのは好きだけど、生き物の勉強はちょっと」という子がいました。「生き物を飼う」ということは、毎日のように新しい発見がある大切な勉強でないのか?と考えていた私には、驚きの話でした。 よくよく聞いてみると、「せきつい動物の特徴の一覧」を暗記しなければならないようでした。あまりの「乱暴な学習法」に私は唖然としてしまいました。 「生命は、常に拡大すること」・「生命は、常に競争すること」を説明したあとで、「魚」が陸上へ生息域を拡大する途中に「両生類」があり「爬虫類」へと進化し、陸上の過酷な気温変化に対応するために、変温動物から恒温動物へと進化する過程で、「鳥類」や「哺乳類」へと進化したこと。その過程で変化の必要だった「呼吸の仕方」「卵の変化」「体毛の有無」を関連付けて話をすると、その生徒は目を輝かせて食いついてきたのです。 語り教えることは難しいと思いますが、ときには教科書から少しそれても「興味を持たせる教育」は、大切なのだと、改めて感じた出来事でした。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.12
簡単なものから片付けましょう
定期テストや受験勉強を目の前にして、勉強することが多すぎて困っている方いますか?一体何から手を着けたらいいのでしょうか?考えていると「心」がとても重たい状態になり、余計に手が付けられなくなることでしょう。 そんなときは「すぐ終わる簡単なもの」から片付けていきましょう。やるべきことがたくさんある中で、少しでも片付いていくと、「心」が軽くなります。それを繰り返していくことで、結果的に全体が片付いていくのです。 先ずは「目の前のことから」「簡単なものから」「すぐ終わるものから」片付ける習慣をつけましょう。当然のことですが、計画通り実行できることが、本来は一番良いのですが・・・なかなかそうも行かないのが、人間です。 ちなみに仕事も同様です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.10
受験学習スケジュール感を養おう
今回はスケジュール感を養う数字を扱います。 まず一日の学習できる時間を決めます。学校の宿題や塾の時間等を除き、1日に受験勉強できる時間を1時間としましょう。一週間は土日を除いて5日間とします。 1週間は5日間⇒5時間 1ヶ月は4週間⇒5時間×4日間=20時間 1年は12ケ月⇒20時間×12ヶ月=240時間 つまり一日1時間を受験勉強に費やすと、一年間で240時間確保することが出来ます。公立高校の受験であれば、5科目ですので一科目あたり48時間となり、正味2日間ですね。さて質問です。「これで足りるでしょうか?」 定期テスト前の学習スケジュールを作成するも同様です。時間を積み上げて考える人が多いのですが、実際は「終着点」があり使える時間の限度があります。そこに無理やりレイアウトしても、スケジュール自体に無理が発生します。つまり学習スケジュールを作る以前に「破綻」している状態なのです。 ではどうすれば良いのでしょうか?答えは簡単です。「期間を長くすること」=「スタートを早くすれば良い」のです。 「定期テストの範囲がわからない」という人がいますが、範囲は前の定期テストの次からです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.09
お子さんの英語の教科書見ましたか?
松戸市内の小中学校の授業が始まります。そこでお聞きしたいのですが「お子さんの英語の教科書を見ましたか?」 少し大げさですが、小5・小6の内容は、数年前の中学1年生の内容に近いものです。中1の教科書では、be動詞や一般動詞の基本は分かっていて当然。英単語も相当数知っていて当然のように見受けられます。 そこでお子さんに聞いてみてください。 ①アルファベットの大文字・小文字全部書ける? ②7つの曜日を「言える?」「書ける?」 ③「何をしているの?」を英語で言える? もし「全く分からない状態」であれば、英語を嫌いになる前に、少しフォローが必要かも知れません。 参考までに、松戸市立中学の英語の教科書は「東京書籍 NEW HORIZON」です。 文責:教室長 渡邉 回答① ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz 回答② Monday,Tuesday,Wednesday,Thursday,Friday,Saturday,Sunday 回答③ What do you do?もしくはWhat are you doing? -
2022.12.08
習うは一生
戦略は「特定の目的を達成するため、大局的な視点で組織行動を計画・遂行する方策を通則」を、戦術は「具体的な作戦や任務達成のための具体的方法」を意味します。 受験に置き換えれば、戦略は「中学・高校・大学に合格するために進む方針」を指し戦術は「成績を上げるための学習方法」となります。 戦略・戦術を立てる際、重要なことは「受験の仕組み」や「使われるアイテム」を理解することです。 例えば、昨今「大学受験制度」が大きく変化しています。また関連して高校および中学の学習も大きく変化しました。早い段階から「どのようなルートで中学・高校・大学へ進学するのか?」を考えることが重要になっています。また言葉への理解も重要です。「偏差値や母集団」「評点や内申書」等々、聞きかじった言葉もあると思います。 もちろん、「本人の意思」に重きを置くことが大切なのですが、それらをサポートする大人側も「理解」する必要があるのです。 子供たちの学習と共に、私を含めて大人たちも学習する必要があること、「習うは一生」改めて思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.07
中学への準備(再掲)
中学の学習は、小学生の学習をベースに進むため、小学校の学習習熟が大切になるのは当然です。反面、中学数学においては、「仕切り直し」のチャンスでもあります。 中学数学の一年一学期において①正負の数②文字式③方程式④比例と反比例が最初の山場になり、正負の数の単元は習熟に時間がかかります。そこでトライプラス八柱校では、小学6年の冬期講習から三学期を使い中学数学対策を行い、十分に時間を掛けることで、理解度を高めていきます。前記に習えば、英語・国語・理科・社会も同様です。 中学入学後の最初の一学期期末テストで、高得点を獲得することを目標とします。そしてその得点を本人の学習の基本の点数とすることで、学習の意欲の維持を狙うことも含まれます。中学での成績は、進学する高校・大学への道筋にもなるものです。 是非とも、早めの復習・そして中学の準備を心掛けてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.06
新中学生の最初のテスト(再掲)
皆さん、新中学生の最初のテストはいつ実施されるのかを知っていますか?4月?6月?ではありません。小6の1月です。松戸市の公立中学の多くは、1月に新中学生対象の保護者説明会があり、その際に学力テストが実施されます。おおまかな傾向として、国語・算数・英語が実施されます。特に小5・6にて英語が評価科目として扱われている為、英語のテストは要注意です。 小学校では、およそ350文字の英単語、be動詞および一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形等が「学習済」である前提となっています。これは、一世代前の中1の学習内容です。 現在の保護者世代は、「中学でアルファベットから英語を学習した世代」であり、英語に対する保護者側の認識が大きく遅れていることが多いのです。また特に最近顕著なのが、「英単語は読めるけど、書けない」です。学習に様々なガジェットの利用がされることは、大変良いことと思いますが、「文字を書く機会」が少ないのも事実です。私は、中学に入る前に英語の学習の見直しは必須と考えます。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.05
上り坂と下り坂 (再掲)
私は授業中に息抜きに、生徒達に質問をよくします。 以前の質問で「日本国内の川で一番長い川は何?」「日本国内の山で一番高い山は何?」に続き、「日本国内では、上り坂と下り坂って、どちらの方が多いか知っている?」というものがあります。 当然、正解は「同じ」です。多くの生徒が真剣に考え、どちらかを解答します。 それは、何故でしょうか? 学校の授業やテスト、アンケートでも選択問題に慣らされていて、準備された選択肢の中に、必ず正答があると信じて疑わないのです。 以前、有名なIT企業の入社試験にて、「三角形の各頂点が円周上に存在し、円の直径を底辺として、底辺10㎝、高さ6㎝の三角形の面積」を求める問題がでました。(Youtube等で紹介されていますが、事実とは限りません) 正解は、「この三角形は存在しない」です。 この問題を「ずるい」と思うのか、それとも「真実を真実として認める」のかは、個人の考え方ではあります。 しかし、世の中は「そのような怪しげなもの」で溢れているのです。 学校の勉強だけではなく、自ら考える力を身に着け、真実を己の力で見つけることが出来るような教育を目指していきたいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.03
不安感を解消するには?
受験生の皆さん、本格的な受験シーズンに突入しました。大学入試では、学校推薦型選抜(指定校や公募)や総合型選抜(AO)等の結果も出始めました。中学受験や高校受験では私立の単願推薦系の試験が始まります。 受験日が近づいてくれば、不安感も出てくるでしょう。きちんと学習をしてきた人に限って言えば、「自分はもっと学習を積み重ねることが出来たはず」というような前向きな不安感のはずです。 志望する学校に対して、偏差値は届いているか、いないかは数字(偏差値)として手元にあるはずです。それに対し苦手な箇所の対策や得点する方法等は、学んでいるはずです。それらを愚直にやり続けることでしか、不安感を払拭できません。夢や魔法のような「やり方」は存在しません。 さて、共通試験まで約一か月半、千葉県公立高校入試までは、二ヶ月半となりました。 自分に出来ることを愚直にやり続けましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.12.02
ネットリテラシー
私は中学一年生からPCに触れてきました。当時は1MBのHDメモリーが10000円超の時代であり、4GBのUSBメモリーが5000円程度で買える時代が来るとは思わなかったです。(約4096倍が半額です・・・)当然インターネット等は高値の華であり、初めてその世界を覗いたときの高揚感は今でも忘れられません。その当時のネットは「夜の世界、悪意の多い世界」で、びくびくしながらネットに向き合っていたものです。 ネット環境の費用的なハードルが下がり、多くの人々が気軽に利用しています。ネットの世界は、誰でもが安心して歩ける昼間の世界になり得たのでしょうか?私にはむしろ、非常に危険な世界になったような気がします。大量の個人情報がクラウドに貯められ、一歩間違えば「個人情報」が世界中に一瞬で拡散されます。そして事実上誰にも責任が取れない(二度と消せない)状態になります。その責任を「個人」のネットリテラシーに任せきりにしているのが、現代のネットの世界の実態です。 さて皆さんは、ネットの世界をどう歩きますか? 文責:教室長 渡邉 ネットリテラシー:インターネットに関する知識や情報を正しく理解し、活用できる能力 -
2022.12.01
12月~1月キャンペーン
♦トライプラスの12月・1月のキャンペーン 「冬期講習 3回コース・5000円(税込)」 ・成績を上げるきっかけづくり ・勉強のやり方の習得 ・学習の習慣付け ・個別授業の体験をご提供します。 ※当塾は講師1人に対して生徒2人の個別指導となっています。 ◆トライプラス授業料の例 【小学生】週1回(4回/月)11,220円~ 週2回(8回/月)22,440円~ 【中学生】週1回(4回/月)12,320円~ 週2回(8回/月)24,640円~ 【高校生】週1回(4回/月)13,640円~ 週2回(8回/月)27,280円~ ※別途生徒管理費用として4,950円/月および入会金11,000円が必要です。 ※授業料+生徒管理費の合算を『定額月謝』とします。 ※教材費別途、価格はすべて消費税込み表記とします。 ※価格は2022年12月度現在の設定となります。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.30
魔法の言葉は無いのです
成績不振にて、塾を探される保護者・お子様が求めるものは「成績向上」という結果であり、塾としても全力でサポートしています。しかし最近問い合わせで目立つのが「塾に入れれば安心」という方です。塾に通えば「成績が自動的にあがる」と考えているようです。 私どもの基本的な考えは「学習をするのも成績を上げるのも本人」「本人の学習する意欲が無ければ、効果は上がりづらい」というものです。当然ながら「やる気」を出させるために、いろいろな仕掛けをしますが、重要なことは「本人の意思」です。 トライプラス八柱校では、入塾面談の際必ずお子様本人に問いかけます。 「塾は自分で決めてください。」「決めたら自分の責任において、一生懸命学習してください。」「塾も全力でサポートします」と・・・。 トライプラス八柱校では、入塾テストはしません。成績が良くても悪くても、生徒本人の「学びたい」意思を尊重しています。一つ一つ確実に成長してもらいたいと考えます。 そうです、「塾に入れば安心」なんていう魔法の言葉は無いのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.29
IQ
現代の私たちは、「数値」によって評価されることが多いです。 先般IQ(知能指数)について、考えることがありました。知能指数とは、数値であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつで、知能が高いほど数値が大きくなります。客観的にみれば、IQは一部の能力を数値化しただけのものです。訓練によって上昇させることが出来るものです。「頭が良い悪いの指標ではない」と認識して構いません。 私たちが使う数値には「目的」があり、その目的に沿った使い方が出来るようになっています。例えば「偏差値」です。これは単に受験時における学力という基準において優劣を数値化したものです。学力で分けることが、明確でわかり易いから採用されています。そして、「偏差値」が「人の優劣を決めるものではない」ことを正しく認識することが大切です。 しかしながら高校受験や大学受験においては、「テストの点数=学力で振り分ける」と宣言されている以上、その基準に沿った戦い方が必要になります。そのため進路指導の際は「偏差値」を重視することになります。 今一度「数値」の意味を正しく理解することが大切と考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.28
年度の復習と悪魔のプリント
トライプラス八柱校では、毎年三学期に小学校・中学校の塾生向けに「年度の振り返りプリント」を配布しています。塾生からは「悪魔のプリント」と呼ばれているものです(笑)。 目的は①振り返り学習の機会を得る、②自分の苦手な学科・単元を知ること、③自分で計画をたて実行する、です。 三学期に入ると、時節のイベントの準備等にて、学校の授業も不規則になりがちで、最後の単元まで終わらない場合も散見されます。現実をみれば、学校授業のフォローを私塾が担っていると言っても過言ではない状況です。この危機的状況は、地域一体となってフォローする以外、解決策は無いようにも思えます。「すべてをフォローします」等の大口を叩くつもりは毛頭ありませんが、「力を入れるべきこと」と考えています。 また皆さんも、もうそろそろ「年度の復習」を視野に入れましょう。特に中学2年生、高校2年生の諸君、あっという間に4月はやってきます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.26
箸を正しく持てますか?
「箸を正しく持てますか?」 私は古い人間なので、この「問い」はとても気になります。人を見るとき、箸の使い方を見ることも多いです。塾の若い講師にも「箸も持ち方は、正しく」と指導しています。 正しい持ち方とはどのようなものでしょうか? 所説ありますが、足利義満により礼儀作法の調査及び定型化を委託された礼法家が定めたとされ、その中に箸の扱いがあるとされています。 道具であり、長い時間を掛け、人々に定着した使い方は、理に適っているものと考えます。歴史的な合理性を持つ「箸の正しい使い方」は、個人的に「様式美」と感じます。しかし近年の個人優先の思考からは、全く価値のない無駄なことかもしれませんし、「人に迷惑かけていないのだから、好きにしていいのでは?」と言われるかもしれません。 様々な考え方を認めることは重要です。しかし生活の一部に根付いている「様式美」を後世に伝えていくことも、「文化」を伝えることだと私は想い大切にしたいのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.25
高校受験の勉強を始める時期
「高校受験の準備はいつ頃から始めれば良いのでしょうか?」と質問されます。理想は「小6卒業の春休み」と返答しますが、勉強を始めるタイミングは人それぞれで良いと考えます。 ただし、以下の理由から小6春休みを推奨します。 一つ目は受験における「内申点」による評価は、5段階×9科目×3年間=135点満点にて行われ、中学1年生の成績からその対象になること。 二つ目は令和3年度の受験から、前期・後期の二回試験から、一回試験へ変更になり、それに伴い競争激化・学習時期の早期化が顕著になったこと。 三つ目は中学1年生の一学期の学習は、小学校5・6年生の復習の意味合いが強く、小学校の復習が出来ていれば得点も取りやすく学業に自信をつけやすいこと。 「小学校卒業したばかりで?」とお思いになられる方も多いでしょうが、ポイントは以下の部分です。 ①学習の習慣化(毎日少しずつこつこつ確実に)②学習や復習できる場所(自宅では遊び道具が多く集中できない)③疑問を解決できる、もしくは導いてくれる指導者や先生が身近にいること。(質問がし易いこと) となります。参考にしてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.24
英語は簡単?
英語が苦手という中学生は多いと思いますが、もう少し簡単に考えてみましょう。 アメリカ人の赤ちゃんは、成長し「英語」を話すようになります。それは「頭が良いから」「勉強ができるから」話せるようになるのでしょうか?違いますよね?それは「使っているから」です。「使い続ける」ことが大切なのです。 日本の英語学習は間違っていると言われて久しいですが、実際はどうなのでしょうか?数人の外国の友人に聞いてみると、学習方法は「全く同じ」で「単語」「文法」「読解」の繰り返しです。ただ違う条件が一つだけありました。 日本はほぼ単一民族国家であり、ほぼ日本語しか使いません。しかし多くの外国では日常に他国語が存在しており、コミュニケーションを図るためには「使わざるを得ない」のです。国民性に依る部分も大きく「大人しい国民性」も影響しているように思えます。 数年前に学習指導要綱が大きく改善され「ライティング」「リスニング」「リーディング」「スピーキング」の4技能を重視し学校教育の場に反映したことは「日本の国民性」にマッチしていると考えます。 良い機会なので、英語への考えを見直してみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.22
親は出資者?
高校進学や大学進学を考えるうえで、変わった観点で話しますので、気楽に読んでください。 中学生や高校生の皆さんに知ってもらいたいことは、高校や大学は、「義務教育」ではありません。したがって、保護者には「教育を受けさせる義務は無い」ということです。皆さんは、「自らの意思で高校や大学に進学する」ということが前提です。(親の無償の愛は、この際考えないでください。) では、高校進学や大学進学するうえでの「保護者」の立場はどのように考えればよいのでしょうか? ずばり「出資者」です。高校や大学進学には、決して安くない額の「お金」が掛かります。「保護者」は皆さんの将来への期待を込め、その資金を「出資」しているのです。したがって、皆さんは「出資」への見返りとして「ある成果」をコミット(約束)する必要があります。 「学業で良い成績を修める」「部活で県大会や全国大会へ行く」「ボランティア活動を行う」等々…。 高校および大学生活を続ける「モチベーション維持」の何かしらのコミットは必要になると私は考えています。少し変わった考え方ですが、参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.21
公立高校受験まであと3ヶ月
現中学3年生の公立受験の正式名称は、「令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜」と言います。考査日は令和5年2月21日および22日です。現時点でおよそ3ヶ月前となりました。 皆さんは、計画的に「受験勉強」に向き合えていますか?きっと「後悔」と「反省」と「再起動」の繰り返しの日々を送っていると思います。その中で「負けないこころ」「挑戦する勇気」を育んでいくことも重要であり、それが受験勉強の一面でもあります。 統計学的に論じてしまえば、「学習の成果は学習した時間に比例する」のですが、一つ一つの個人には該当しません。そこには「個人の資質」があり「学習の質」があるからです。 これからの3か月間は、多少無理をしても学習しましょう。ラストスパートです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.19
環境を整える
学習の環境を整えることは、重要です。 私が一級建築士資格の学習をしていたときのことです。当時の一級建築士は実業2年が資格取得の条件のため、社会人3年目に受験します。当然、業務を遂行しながらの学習になるため、「学習の時間と環境」を確保することが重要でした。そのために「資格取得の塾」へ通う事にしました。決まった日時に「学習の時間と環境」が存在することで、学習がとても捗(はかど)ることに気がついたのです。 小中高校生の学習においても「学習の時間と環境」を整えることが重要です。本来、学校がその役割ですが多様性への対応の為、満足に機能している状態とは思えません。特に小中学校では、そもそも理解度の違う30人を超える生徒をまとめて教えることに無理がある状態と推察しています。せめて成績別にクラス分け出来れば、少しは改善されるのでしょうが、現代の風潮では許されざることであることも理解します。 そして上記の補填を「個別指導の学習塾」が担っている状態であるのも現実です。一度、「環境を整える」を考えてみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.18
もっと合格実績をアピールすればいいのに…
「もっと合格実績をアピールすればいいのに…」と塾生保護者の方から言われることがあります。「〇〇高校合格多数!」「〇〇大学合格!」は、華やかで魅力的なCMワードですし、「私たちが合格させます!」というCMも散見されます。 しかし「私たちが合格させます」などと本当に考えているのでしょうか?学習するのは「誰」なのでしょう。コツやテクニック、知識や勉強方法は伝える(教える)ことが出来ますが、使えるように努力するのは「塾生本人」なのです。そのため、私はその傲慢な言葉を使えることに違和感を覚えてしまいます。同様の意味合いを持って「成績保証」のような制度も、私は多少なりとも不快に感じてしまいます。 塾で、「学習し努力し、そして志望校に合格したのは塾生本人」です。私たちが「合格させた」のではありません。私共は「彼らの各々のレベルや目標にあった志望校合格への学習」のお手伝いをしただけなのです。そして彼らが「彼らの未来や夢への扉」に少しでも近づければと考えるのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.17
文部科学省の不登校児童生徒の発表をうけて
2022年10月27日付けにて、令和2年から令和3年において小中学校における不登校児童生徒の割合が急激に増加したという発表が文部科学省からありました。コロナ禍による影響があったことが推測されるとも同時に解説されていました。 増加率で比較すると小学生は増加率18.7%→28.6%、中学生は3.8%→23.1%となっており、イメージで言えば小学生は77人に一人、中学生では20人に一人が不登校というものです。不登校児童生徒に関しては1990年よりほぼ増加傾向にあり、近年の学校や教育の在り方に問題提議されている事案でもあります。 また上記のような傾向は「不登校で学力に不安がある方」の相談が年々増加していることから、経験上合っていると感じます。学校は多種多様な人々に触れ合うことが出来る「心の成長に必要な場所」と考えますが、人間の心の成長速度は一様ではなく個人差があるものと理解しています。心苦しさを感じるのであれば、「少し離れてもよい」とも感じます。 その際、トライプラス八柱校は、学習環境や学力に不安がある場合の「子供たちを支援できる場所でありたい」と思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.16
冬休みにすべき事(中学1年生)
近年は、コロナの影響もあり、多くの生徒の「学校における学習状況」が思わしくない場合が散見されます。それに伴い、学力に不安を持つ生徒やご家庭が増えているように思います。 対策としては、今までの学習範囲の復習をきちんとしましょう。教科書・ワーク・ノート・テストを見直し、出来なかったところを確実できるようにしましょう。なぜなら、中学の学習は「連続性」があるからです。 数学を例にすれば、1年の方程式と比例は、2年の連立方程式と一次関数、3年の二次方程式と二次関数へ繋がっていくのです。その為、一年の時点で躓くと、2年・3年もかなり苦しくなってしまいます。今のうちに、一年生の学習の復習を始めましょう。冬休みは良い機会です。 トライプラス八柱校では、冬期講習用のテキストは、5教科対応版を使用しています。塾で数学のみを受講していても、他教科の復習ができるようになっています。AI診断システムも活用し、幅広い学習内容のチェックも実施しています。 トライプラスでは無料体験授業・冬期講習を実施しています。お気軽にご連絡ください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.15
冬休みにすべき事(中学2年生)
現在、中学2年生の皆さんに質問します。『君たちの高校受験まで、どの位の日数ですか?』 現3年生の公立高校受験日は、令和5年2月21、22日です。約3か月後です。ということは、皆さんの受験までは、約1年3ヶ月後となります。これは、今まで皆さんが中学生活を送ってきた期間約1年9ヶ月より短いのです。実感できたでしょうか? トライプラス八柱校では、二年生冬休みから受験の準備が始まります。少しずつ1年生からの復習が始まり、自分の弱点を明確にする学習が加わります。特に英単語に関しては、早めの対策が重要になります。また部活との両立を図るためにも、少しずつ学習する必要があります。皆さんも残りの期間を考えて、自分で学習スケジュールを立ててみましょう。 トライプラスでは無料体験授業を実施しています。お気軽にご連絡ください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.14
冬休みにすべき事(中学3年生)
現3年生の公立高校受験日は、令和5年2月21、22日です。約3か月後です。私立の受験では単願推薦が早いところでは11月から併願推薦や一般は1月には入学テストが始まります。 年が明けると、一気に受験本番の空気へ変わってきます。冬休みは、まとまった時間が確保できる最後の期間となります。受験生諸君は、すでに、自分の苦手分野の把握や単元の振返りは、完了していると思います。実践形式の「過去試験問題」「各種開催される公開模試」を消化しつつ、苦手分野の克服を実施していきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.12
進路の決定(中学2年生)
中2生で明確に将来の進路が決まっている方は、少数と思いますが、高校進学に向けて「漠然としたイメージ」でもよいので、方向性を持つことは必要だと考えます。そして進路決定には、時間が掛かるものです。今から準備をしていくことをお薦めします。 志望する動機は、「偏差値が高いから」「狙っている大学の指定校推薦があるから」「野球部が強いから」「家から近いから」「制服がかわいいから」「憧れの先輩がいるから」・・・・。 要するに、「自分の学習に対するモチベーションを保つもの」であれば何でも良いのです。ただし、そこには「自分のやりたいことがある」を付け加えてください。 是非とも、チャンスがあれば、高校の見学や、先輩がいれば、話を聞いてみてください。世間の風評と実際は、得てして違うものです。くれぐれも感染症対策には留意をお願いします。 色々な情報を集めて分析し、評価検討することも、大切な経験になります。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.11
親子で話すときはルールを決めて
10月から11月になると、中学3年生、高校3年生は「志望進路」の確定時期となります。否が応でも、保護者と生徒達は、話をしなければなりません。日頃から、コミュニケーションを取られているご家庭は問題ないのですが、思春期真っ只中の子供達とコミュニケーションが取れているご家庭はそれほど多くないと見受けられます。 そこで、お互いに会話をする際の約束事を決めるようにすると比較的スムーズに進む場合があります。 ①会話の目的をはっきりさせる(例:この話し合いは第一、第二、第三志望校を決める) ②具体的なやり方・納期まで決める。(例:〇月のモギ試験のB判定なら受験。Cなら目標変更等々) ③お互いに否定しない。(相手の話を否定しない。どうすれば実現できるかを一緒に考える) 会話は自然発生ではなく、ある程度大人側のコントロールが必要になりますが、「決めつける言葉」や「命令調の言葉」には、往々にして子供たちは反発するものです。また会話を続けるのは根気が必要ですが、そこは大人が歩み寄る姿勢が重要だと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.09
一週間は8日間
私の高校時代の話です。 悪友が私に質問しました。「一週間は7日間、日曜休みだから活動は6日間、一日は24時間、睡眠は8時間だよな?」当たり前のことです。 「一日の睡眠時間を4時間にすれば、一日4時間自由に使える。一週間で6日×4時間=24時間で一日稼げるよな?つまり睡眠時間を4時間にすれば一週間は8日間分になるよな?」 当時、高校生だった私には衝撃的な話でした。ゲームをする、本を読む、絵を描く、友人と遊ぶ時間が足りないと感じていた私は見事に口車に乗せられ、一日4時間の睡眠を始めてしまいました。以外なことに「好きなことに時間を使える!」と思うと不思議と「苦」ではありませんでした。 若いうちは、睡眠は十分に取ることを推奨します。しかしながら当然「努力と根性」を見せなければならない時があります。そんな時に思い出してください。「一週間は何日あるか?」答えは「8日間」です。 追記:現在は寝ることにも体力を使う年齢になったので、睡眠時間は相変わらず短いままです。あと勉強をする時間が書かれていないのは、内緒です…。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.07
大学と短大と専門学校の違い
よく大学と短期大学と専門学校の違いを質問されます。 ・大学:多くが4年(医学系や薬学系を除く)、自主的に学ぶ姿勢が必要(休んでも文句言われない)、学位は学士。 ・短期大学:多くが2年、4年生大学より講義が詰まっているため、忙しい。学位は短期大学士。 ・専門学校:多くは2年、一般教養はなく、専門的な内容の講義が中心。称号は専門士もしくは高度専門士 「進学するにはどれが良いのですか?」ともよく聞かれます。各学校には良い面悪い面があり、一概には言えないのですが個人的な意見として言えば「大学一択」と考えます。近年の大学への進学率は約60%になり、大学生が珍しくありません。就職する際も「標準装備」という雰囲気さえあるからです。当然、高い専門技術が必要な職業を目指すのであれば、専門学校の方が良いのは間違いありません。 しかしながら、「大学生になる」という目標だけでは「大学生」は続けることは難しいのも事実です。好きでもないことに時間を費やすストレスは相当なものです。 大学進学を考える際、もう一度「何をやりたいのか?」を真剣に考えましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.05
ゲームのチャット
最近のゲームは、オンラインで複数の人と会話しながら行うことが多いです。顔の知った仲間内だけではなく、世界中の不特定多数と行うゲームも増えてきています。その際、不特定多数と行うゲームは、「公共の場」だということを忘れてはいけません。「乱暴な言葉を使う」「協力プレーで協力しない」など、リアルでは決して行わないようなことを、ゲーム内で行う人が少なからず存在します。そのような行為を繰り返していると、リアルの生活でも出てしまうことがあります。やってしまってからでは「取返しがつかない」場合があるのです。 「どちらが本当の自分であるか?」ではなく、「どう在りたいか?」を一度考えるようにしましょう。繰り返しますが、「不特定多数と行うゲームは、公共の場」なのです。しっかり認識して、ゲームを楽しみましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.04
勉強は生きる上で必要?
「学校の勉強は生きる上で必要?」と聞かれます。一般論としては「評価受ける際、大抵必要になる。でもそれだけでは生きていけない」です。 【学校の勉強が必要な社会的な側面】 1・評価基準として確立された価値観であること。 「有名大学≒優秀な学生≒仕事ができる人材」社員採用時には多くの応募があり、すべて精査していくのは、大変な作業です。効率を考えれば上記の考え方が合理的なのです。 2・実社会では「論理的思考」が求められること。 企業における業務遂行には論理的かつ科学的な思考が求められます。上位校や理系の学生は、実験や論文作成において、論理的かつ科学的思考の訓練をしています。企業側は経験値として知っているのです。本来、学校教育が目指すものは、「日本国民として健全な社会生活を営むことができる」です。しかし現実は、厳しい社会を生き抜くスキルとしての学力が、求められています。では現実社会では、学校の勉強が役にたつのでしょうか?正直、大学における学習は、社会人になってからの学習や経験には遠く及びません。 「評価受ける際、大抵必要になる。でもそれだけでは生きていけない」となるのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.03
これからが正念場です。
大学受験も高校受験そして中学受験も、ここからが「正念場」となります。受験勉強へ取り組みもそうですが、もう一つ「健康管理」も重要になります。 トライプラス八柱校でもそれなりの人数を抱えている関係上、受験直前に怪我や病気をする塾生が毎年存在します。病気は仕方ないとしても、「怪我」に関しては正直「防げたのでは?」というものがあります。当然、学校の体育の授業を休む訳にいかないのですが、「なにも受験直前にドッジッボールをやらないでもいいのでは?」とも思ってしまうこともあります。それほど受験というものは「長い時間を掛けて準備してきたもの」なのです。 近年は「コロナ」ばかりが注目されますが、「インフルエンザ」「ノロウィルス」などの病気も、それなりの隔離期間が必要な病気です。昔から「マスク」「手洗い・うがい」は予防の基本とされていることを忘れずにいたいものです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.02
食は学び
最近は、冷凍保存技術や育成栽培技術の発達により、一年中「様々な食材」を楽しめるようになりました。関係各位の努力の賜物であり、敬意を表します。でも、私は日本文化の四季を「旬」として感じさせてくれる日本料理が好きです。 それでは、なぜ日本には四季があるのでしょう?四季は、地球と太陽の動きに関係しています。地球の地軸は少し傾いて太陽の周りを公転しているため、夏には太陽高度が高く、熱を受けやすい。冬はその逆。南北に長い日本列島は、地域によって差はあるものの、四季の移ろいをみることが出来ます。また、二つの暖流・二つの寒流の影響も大きく、地域により大きな差が生んでいます。偏西風や夏冬の季節風の影響もあり、四季をハッキリ感じることが出来ます。これは、中学生で学ぶ理科・社会(地理)そのものです。 勉強がつまらないという前に、「おいしいもの」も勉強に関連していると考えれば、興味も沸くのではないでしょうか? トライプラス八柱校の近隣に、贔屓にしている「松しま」という割烹があります。銀座で修業した若き板長が、技術の限りを尽くし、「旬」を提供してくれます。本物を食すことの大切さを教えてくれます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.11.01
勉強が出来る子の憂鬱
「〇〇ちゃんは、頭いいよね。テストも点も良いね」と現在進行形で勉強が出来る子はこの言葉を何度も何度も浴びてきています。その度に「そりゃそうですよ、人より勉強しているからね」と思っています。 周囲の大人たちは、「結果のみ」を評価しがちです。「100点を取ったから偉い」「オール5だから羨ましい」と言葉が聞こえてきます。 結果を褒めることは重要なことです。しかしその前に「結果を出すためにした努力の部分」を褒めてあげてください。中には勉強が好きな子は確かにいます。しかしその他の大部分は「勉強して良い点を取ると周りが喜ぶ」という小さい頃の成功体験がモチベーションになっている事が多いのです。いつかは、モチベーションの有り様を自分自身の希望や夢の為へと変換しなければならないのですが、中学生くらいでは少し難しいのかもしれません。 しかしながら思春期を通して自我を育む時期であるからこそ、学習に対するモチベーションの有り様は、とても大切なものと考えます。 「結果よりも努力をたくさん褒めてあげてください」そして「努力を認められる人に育ってください」と切に願います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.31
動詞を覚えるとき
小学生英語の場合はあまり意識をしませんが、英語の単語に「品詞」という区分が存在します。 動詞(自動詞・他動詞)、名詞、代名詞(指示代名詞・人称代名詞)、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、助動詞、間投詞、冠詞などです。また品詞によっては「語形変化」があります。動詞では、原形(現在形)-過去形-過去分詞形となり、形容詞・副詞では原級-比較級-最上級などです。 この語形変化が曲者です。文法を学習する際、1年生で現在形を学び、2年生で過去形、3年生で完了形を学ぶことが多いのですが、同じ動詞でも一年毎に形が追加されています。これは少し効率が悪く感じます。英語学習初期において、意味は分からずともリズムで身に着けることが多いのが語形変化です。「過去形」が出てきたときに、合わせて過去分詞形もリズムで覚えるようにすると、後の負荷が少なくなります。 「語形変化はリズムで一度に覚えてしまう!」は一度、試してください。成功のポイントは、「発声する」です。 ※各名称に関しては「ジーニアス英和辞典第5版」を参照した。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.29
模試の結果に…
受験生諸君は、模試の結果に一喜一憂している頃かと思います。トライプラス八柱校の塾生達も同様ですが、塾長である私は、注意喚起をしています。物事は「目的」を見失ってはいけません。 模試の目的は①客観的な成績の把握、②苦手単元の把握、③試験慣れ、です。 模試で高い点を取ることは、悪いことではありませんがベターではありません。試験自体が「揺らいでいるも」として考えておく必要があるからです。偶然、自分の得意な単元がでれば、当然高得点が期待できますし、その逆も然りです。成績は「相対的なもの」です。自分より周りの努力が上回れば成績は下降しますし、逆であれば上昇するのです。 ここで重要なことは「自分の弱点を知り、解決する」ということです。英検を例に挙げますが、「合格まであと数点」の塾生の指導は、とても気を使います。偶然取れた高得点か低得点かは、正直わからないからです。残るのは、「本人の根拠のない自信」だけです。その場合、次は惨敗することが多いことを経験則上知っています。 のこり約2か月から3ヶ月、悔いの残らない学習を実践してください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.28
テスト勉強が間に合わない
小学生から中学生、中学生から高校生に進級すると、テスト科目の多さや範囲の広さに驚くことが多いと思います。 テスト勉強が間に合わないことがあります。そんな時はどのような学習をすれば良いか悩みませんか? A:得意な単元を優先し、完璧に近い状態にするが、全体は半分しか進まない場合 B:とりあえず半分の理解度で良いので、全範囲を進める場合 を考えれば、確率論的に言えば、同じになるのですが、そこには単元の難易度が反映されません。 どの教科にも、難易度の低い単元があり、そこは皆が得点を取れるところです。そして人間は心の弱い生物なので、簡単で理解しているところの学習を知らず知らずのうちに繰り返します。苦手を避ける傾向があるのです。 テストにおいて「0点の大問を作らない」ことが得点を確保するこつになること。そして「テスト勉強が間に合わない」がテーマだったので、私はBをお勧めします。 ただし、試験日は公開されています。本来であれば「間に合わない状況」を作らないことが重要です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.27
書,心画也(しょはしんがなり)
「書,心画也(しょはしんがなり)」と揚子雲は言ったとされています。揚子雲は、前漢の人です。意味は「文字は、書いたその人の心をそのまま反映している」です。 数年前、娘の書初めが、展示されるとのことで、見学に行ったことがあります。小学生の低学年の「書」はどれも個性的で魅力的なものでしたが、学年が上がるにつれ、お手本そっくりな画一的な文字が並び、コピーを見ているようでがっかりした記憶があります。私は書道経験者です。と言っても小学生のころ習字教室に通っていた程度のものです。ですが、「書」の「何たるか」は、叩き込まれた気がします。(恥ずかしながら、大人になって気づいたのですが・・・) 私には、恩師がいます。小学生の時の書道教室の先生です。とても厳しい人でしたが「型」ではなく「心の在り様」を見てくれました。朱で書かれたお手本を真似ると、悲しそうな顔でお叱りを受けました。「もう一度、思いのまま書きなさい。書き順は守ってね」と。 「書,心画也(しょはしんがなり)」を実践しておられた素晴らしい人でした。もう少し時間が出来たら、再び「書」と向き合おうと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.26
士業を目指す諸君へ
私は前職の関係上、一級建築士です。そこそこ活躍したと思います(笑) 建築士やその他士業を目指す皆さんへ、アドバイスですが、肝に銘じておいていただければ幸いです。一級建築士やその他士業の試験に合格したことだけでは、まだ「何者」でもないのです。 一級建築士という資格は、「足裏についたご飯粒」と言われます。「取っても食べられないが、取らないと気持ち悪い」からです。現業の世界に入ると所詮、資格はその程度のものです。資格を取得して初めてスタートラインに立つこと許されただけなのです。そこからの研鑽が、建築士としての価値を高めていくことになります。 そしてそれは、大学進学にも同様のことが言えます。「大学に合格した」ことは、ゴールではありません。その後人生のほうが長いのです。大学に行って、「何を得るのか?」は、皆さんの意識の持ち様です。建築士を目指すのであれば、絶えずメジャーを持ち、目についたものの大きさを計り、「もの」の大きさとバランスを感性に叩き込むくらいの気概が必要です。 むしろ大切なのは、大学入学後です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.20
「夢」と「目標」の違い
皆さんは、「夢」を持っていますか?『宇宙飛行士になる!』『デザイナーになる!』という具体的なっている人もいれば、『まだ、よくわからない』という人もいることでしょう!『夢』を『夢』で終わらせないためにも、『夢』を叶えるために『目標』を持ちましょう! 私は自身の中で『夢』と『目標』という言葉を使い分けています。言語としては、あまり正確ではないので、造語に近いと思ってください。 ・『夢』は、「単なる憧れ」や「こうなればいいなという願望」のレベル ・『目標』は、「夢を達成するための方法まで設定し、達成の具体的な数値を決めたもの」 としています。 よく「目標の学校は〇〇です」と言いますが、それは『夢』や『希望』です。そのためには『何をすれば良いのか?』を考える必要があります。 ① 〇〇以上の偏差値を確保する ② 内申点を〇〇点以上確保する ③ 上記2点を達成する学習スケジュールを作る という具体的な目標が必要なのです。 上記①②③が無い中で、『夢を実現するために頑張ります』と言ってもそれは独りよがりな願望だけに終わってしまいます。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.19
成績を上げるには?
入会面談時に「成績を上げるには、どうしたらよいのでしょうか?」とよく問われる質問です。当然、個別指導塾ですから、個人の資質に合う方法を一緒に探し、ご提案していくことになります。 ですが、「小中の学習だけ」に関して考えればシンプルなものです。 ①暗記する。②他人より多く学習する。の二点に特化すれば、ほとんどのことが解決します。中学受験において、この方法論が効果的であることも結果として表れています。 しかし前述のやり方には問題点が存在します。 ①論理的思考が育たない。②体力的精神的な負荷が高い。ということです。 高校数学でのご相談の実例をご紹介しますが、 ・中学数学が得意だった。パターン暗記で乗り切った。理数科高校に進学。高校数学が理解できない。 ・保護者は、理系に進学させたい。本人は数学に興味はなく、文系を希望。 結果は、文系を勧めました。 高校数学は、公式の暗記は当然必要ですが「論理的に事象を捉え、解を導く力」が必要になります。それは「考える訓練」でしか身に付きません。 トライプラス八柱校では、時間の許す限り「思考する力」を育みたいと考えています。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.18
宇宙人はいるのか?
小学生の授業をしていると、様々な質問があります。その中でも「宇宙人はいるのか?」というものがあります。 結論から言うと「限りなく高い確率で、宇宙人はいる」です。星々の数は「無限に近い有限」であり「ほぼ無限」です。つまり「極小の確率であっても、存在する」ことになります。(かなり省略していますが・・・) しかし、小学生の質問の回答には「不適切」です。そこで最初に「宇宙人とは何?」という定義付けをします。小学生たちは「宇宙に住んでいる人」と大抵の場合、返答します。ならば「地球人も宇宙人だよね?」と私は回答します。「先生、ずる~い」と言われますが、「地球人だって宇宙に住んでいる生物だし、地球上の生物も同じ。一緒に生きていく仲間なんだよ。いつの日か、地球以外の知的生物が地球に来るかも知れない。その時、同じ生物として考えることが出来るといいね」として終わりにします。 人類史上における異文化や未知の生物の出会いは、侵略や絶滅という末路を辿る非常に残念で冷酷な結果がほとんどです。次代を担う子供たちには、広い視野で歴史を作って貰いたいと考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.15
冬期講習が始まります。
トライプラス八柱校では、11/1(火)~1/14(土)までの日程にて、冬期講習が始まります。 早い時期そして長い期間を設定する理由は以下の3つ。 1・感染症対策 一般的な冬期講習期間は冬休みの2週間程度です。インフルエンザやコロナなどの感染症に罹患した場合、その期間のほとんどを休むことになります。受験前の重要な期間に大きな焦りを生んでしまいます。そこで少しずつ長い期間を費やすことで、リスクへの対応を考えます。 2・二学期末テスト対策 二学期は、ほとんどの中高にて中間・期末テストが実施されます。またイベントも多いため「中弛み」が発生します。しかし二学期で成績が下降することを避けることに考慮しています。 3・小学生の中学準備 松戸市内のほとんどの公立中学では、1月中旬に進学予定の中学校にて事前のテストが実施されています。小学6年生は、年内および冬期講習にて小学6年の範囲の復習を完了させ、三学期は中学準備をします。 以上のことから、早めの仕掛けにて、対応しています。 ※学習進捗には個人差があります。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.14
社会という科目
社会という科目は「暗記」が重要であることは、事実です。ですが、もう少し柔軟にアプローチしてみませんか? 社会という科目の本質は「自分たちの住んでいる世界を学ぶ」ということです。大きく分けて「地理」「歴史」「公民」の三分野になり、「地理」では地域の様子を、「歴史」では地域に起こったことを、「公民」では今の仕組みをそれぞれ学ぶことになります。 これらは、机上の話だけではなく、旅行などの体験からも多いに学ぶことが出来ます。旅行に行く際には、目的地域の役所や観光協会のHPを覗いてみましょう。どんな特産品や産業があるのかが、丁寧に解説されています。きっと美味しい食べ物も関連します。名所には、歴史的な意味合いのある建築物や構造物が指定されている場合が多く、その歴史を垣間見るだけでも歴史の学習になるのです。 家でTVやWEBを見るときも、選挙の特集があれば「選挙の仕組み」を解説していますし、市役所に行けば様々な今の仕組みを知ることが出来ます。そして実体験から学んだことは、記憶にも鮮明に残るのです。 社会の学習では「興味を持って知る」ということが大切なのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.13
中学の準備
中学の学習は、小学生の学習をベースに進むため、小学校の学習習熟が大切になるのは当然です。反面、中学数学においては、「仕切り直し」のチャンスでもあります。 中学数学の一年一学期において①正負の数②文字式③方程式④比例と反比例が最初の山場になり、正負の数の単元は習熟に時間がかかります。そこでトライプラス八柱校では、小学6年の冬期講習から三学期を使い中学数学対策を行い、十分に時間を掛けることで、理解度を高めていきます。 中学入学後の最初の一学期期末テストで、高得点を獲得することを目標とします。そしてその得点を本人の学習の基本の点数とすることで、学習の意欲の維持を狙うことも含まれます。中学での成績は、進学する高校・大学への道筋にもなるものです。 是非とも、早めの復習・そして中学の準備を心掛けてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.11
令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜日程
現中学3年生の令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜日程の確認をしましょう! ◆一般入学者選抜日程 (1)入学願書等提出期間 令和5年2月8日(水曜日)、2月9日(木曜日)及び2月10日(金曜日) (2)志願又は希望の変更受付期間 令和5年2月15日(水曜日)及び2月16日(木曜日) (3)学力検査等の期日 令和5年2月21日(火曜日)及び2月22日(水曜日) (4)追検査受付期間 令和5年2月24日(金曜日)及び2月27日(月曜日) (5)追検査の期日 令和5年3月1日(水曜日) (6)入学許可候補者発表の期日 令和5年3月3日(金曜日) 中学3年生の皆さん、自分の受けるテスト日程はしっかり覚えておきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.09
本日は「塾内模試」
10/9は第二回塾内模試日です。小中学生対象の模試で、13:00~18:00の間、日頃の成果を測るべく、皆真剣に受験しました。 模試の目的として 1・テストに慣れること。時間配分や書き方、問題の構成そして会場の雰囲気に慣れることが大切です。 2・現在の位置を知ること。模試は偏差値が算出されます。客観的に自分の成績が比較できます。 3・苦手を知ること。自分が苦手としている教科や単元、問題を理解し対策が出来ます。 しかし、模試を受けると成績ばかりを注視しますが、これは前哨戦です。本番に勝利するために練習をしているのです。自分の苦手を知り、対策を打つことこそが最も重要なことなのです。 皆さんも模試を活用してみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.08
理科・社会の学習
「理科・社会」のような「暗記」がメインの科目では「暗記した量と質」が得点に大きく影響します。 ※誤解無きよう先に書きますが、理科・社会において「思考」は、とても重要です。しかしテストの形式から知識を問う設問が多いことから「まず暗記」が戦略上重要であるということです。 ここで問題になるのが「暗記」の方法です。問題集や参考書の単元毎に理解度確認の設問がありますが、皆さんは「すべて正解100%の理解度」を目指していませんか?そもそも短時間で「すべて正解」を目指すことは無理があります。繰り返し問題を解くことを前提にしますが、「一回目の理解度は50%程度」で構いません。二回目には「60%」、三回目には「70%」と少しずつ精度を上げて行けば良いのです。 理科・社会の出題範囲は、とても広いです。全体をカバーしておかなければ「解答する機会」を失うことになります。それを防ぐためにも「広く浅く」から繰り返し学習し「広く深く」へ進化させる必要があります。 始めのうちは「もどかしさ」を強く感じるかもしれませんが、結果的にそれが一番の近道なのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.07
月の見え方
月の見え方というと「満月・三日月」といったものを想像すると思いますが、中学理科では以下のような内容になります。 問題:日本において、午後9時を基準にすると午後11時では、月はどの位置に見えますか?(実際は図示されています…) 解答:一日単位の天体のみかけの動きは、地球の自転によります。地球は24時間で一回転するので、360度÷24時間は、15度/時間となります。日本では、月は南の空に見え、南の空は時計回りするため、上記の質問の回答は、「元の位置より30度東から西方向へ動く」となるのです。 この問題を分かりづらくしている原因が「観測者の位置」です。「観測者が地球上にいて、空を見上げる」とき、太陽や星や月は東から上り西へ沈みます。日本において北の空では、北極星を中心に星が反時計周りをし、南の空では、時計周りします。つまり観測者の位置また見上げる空の方向によって星の動きは変化するのです。 仕組みと見え方を実際にイメージ出来れば、あまり難しくはありません。何しろ「もの」が大きいので「大雑把な考え方でよい」という特徴もあるからです。少しでも興味を持って貰えれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.06
親の言う事は8割正しい
学生の皆さん、進路問題に関わらず、「親がうざい」と感じていることと思います。今回は親側の言う事に少しだけ、耳を貸してください。 「親の言う事は8割正しい」というのが、私の意見です。むしろ「親の言うことに盲目的に従うことはNG」です。 自分の価値観と照らし、客観的かつ論理的に、判断することが大切なのです。当然、未成熟な思考なので稚拙なことも多いことでしょう。しかし、訓練をしなければ成長しません。その訓練を放棄してしまうと、自ら考えることの出来ない人間となります。 「自分の意思」は訓練の延長上に形成されるものです。 親も私も、昔は子供でした。そして皆さんが想い悩む課程を我々も経験している「人生の先輩」です。その時の後悔や反省から、子供に意見するのです。 結果、私の経験則上「親の言う事は8割正しい」が導きだされます。 ちなみに、皆さんの親御さんは、皆さんの親という役を人生で初めて演じているようなものです。皆さんが『皆さんの人生を初めての連続』であるのと同様に『初めての親の連続』なのです。少しくらいの失敗は、許容してあげてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.05
私見ですが、中学受験
近年は、中学受験を希望する方が増えています。高校受験をせずに、私立の中学・高校の6年間を有意義に使えれば、また公立より設備環境が高いグレードであることを鑑みれば、とても意味のあることと私は考えます。 しかしながら、私立の学校では「各家庭のステータス」が似てくる傾向があります。つまり「似たような環境の子供」が集まる(集められている)のです。 ここからは、どちらが良いか悪いかの二元論ではなく、保護者や本人の考え方の差異になります。 大学以降に出来た友人は「少なからず経済的な利害関係を含む」と私は考えています。中学の多感な時期に「経済的な利害関係を持たない中で、様々な環境の人々と触れ合うこと」が、人間形成の中である意味重要と私は考えます。 そして、志望校に関しても「自分の意思」を発現できることを優先したいのです。当然、小学生においても自分の意思がはっきりしている生徒もいます。しかし大部分の生徒は「将来、何になりたい?」という問いに、本心から答えることは出来ないでしょう。 以上のことから、私は中学受験については「本人の心の成長度合い」によって決めたいと考えています。 文責:教室長 渡邉 -
2022.10.03
小学生の学習は難しい
小学生の学習は、教える側からは「とても難しい」です。「語彙が少ない」「経験が少ない」ということが理由に挙げられます。そのため、何度も繰り返して教えることを実施します。特に小学生の低中学年においては、「学習における成功体験」をさせることが重要です。 実例として「九九」を覚える際は、「理屈より先ず暗記、しかも言えること」を優先します。ほとんどの子が人生で初めての「暗記させられる」という体験です。その暗記の学習体験が「辛いもの」であってはいけません。楽しく繰り返し、失敗してもチャレンジできることが重要なのです。もし「九九」の暗記が成功体験になれば、その後の学習はとても「楽しいもの」になるのです。 「出来ないから」「失敗したから」と言って「知り合いの子と比較する」「なぜ間違えたか詰問する」「呆れる」という行動を子供に対して見せていませんか? 「成功するまで繰り返せば、それは失敗ではない」のです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.30
小6のこれから(再掲)
反響が多かったので再掲します。 小学6年生は、来年の中学入学に向けて「小学校6年間の復習」および「中一の準備」を始める時期です。 「英語」は、英検4級程度の学力が必要です。小学校でマスターする英単語は350語程度が目安になっており、文法もbe動詞と一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形、程度は理解が必要です。 「数学」は、正負の数とその計算、文字式、方程式程度までは、理解をしていることが理想です。 「国語」は、小学校で学習する1024語の漢字はマスターしておきましょう。また近年の中学生は語彙不足が深刻です。本を読む習慣をつけておきましょう。 「社会」は日本の国土の名称と特徴、県名と県庁所在地や主たる産業、地形図と縮尺は覚えておきましょう。 「理科」は動植物の特徴、河川の特徴等は覚えておく必要があります。 また毎年1月頃(中学説明会と同時)に、小学6年生を対象に各進学予定の公立中学校にて「テスト」が実施されますので、12月頃までには、5・6年生の主な復習は終了とし、1月からは、中学の準備をするのが理想です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.29
小学生の学習は難しい
小学生の学習は、教える側からは「とても難しい」です。「語彙が少ない」「経験が少ない」ということが理由に挙げられます。そのため、何度も繰り返して教えることを実施します。特に小学生の低中学年においては、「学習における成功体験」をさせることが重要です。 実例として「九九」を覚える際は、「理屈より先ず暗記、しかも言えること」を優先します。ほとんどの子が人生で初めての「暗記させられる」という体験です。その暗記の学習体験が「辛いもの」であってはいけません。楽しく繰り返し、失敗してもチャレンジできることが重要なのです。もし「九九」の暗記が成功体験になれば、その後の学習はとても「楽しいもの」になるのです。 「出来ないから」「失敗したから」と言って「知り合いの子と比較する」「なぜ間違えたか詰問する」「呆れる」という行動を子供に対して見せていませんか? 「成功するまで繰り返せば、それは失敗ではない」のです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.29
「問題をよく読みましょう」は難しい
算数・数学の文章問題が苦手な子は多いです。よく「問題をよく読みましょう」と注意されると思います。しかし、その中でもタイプは2つに分かれます。 「読み飛ばす子」 頭の回転が速い子に多いパターンです。問題を一見して「ああ、このパターンだ」と思い込みます。文章問題がパターン化されている小学校のテストであれば得点できますが、中学の定期試験ではミスを連発するタイプです。よくケアレスミスで処理されますが、比較的重症です。やれば出来てしまうので、基本そのスタンスを修正するには、時間が掛かります。 「意味を取れない子」 まず主語・述語が読み取れず、「何を求めればよいのか?」「どういう関係か?」を理解できない子によく見られます。この場合、国語をしっかり勉強することが重要です。またご家庭内の会話でも、主語・述語を使うことを意識する必要があります。そして、何回も同じ問題を読むことで、意味を理解する時間を作り練習しましょう。 前者でも後者でも、根気よく継続して、意識や理解させることが、重要かつ近道であると考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.28
社会が理系を要求する
高校では、「理系」と「文系」のコース選択を迫られる学校が多いと思いますし、そして「理系は就職に有利」と聞いたことがあると思います。 「なぜ理系は有利なのか?」を考えたことがありますか?答えは至ってシンプルです。「社会が理系を要求するから」です。数学を定義や定理に基づいて、順を追って正解を導くことは「論理的思考」の訓練になります。 企業の多くは、「成功する確率の高い企画や仕事のやり方」を求める傾向にあります。その際、「論理的に説明できること、理解できること」を要求しているのです。言わば「共通言語」です。そのため「その訓練を受けてきた証」として「理系」を優遇しているのです。また報告書を作成する際も同様です。企業内では、情緒に訴えるような文体は不要であり、結論と理由が数字で証明されていることが重要なのです。 今までの記述は、「文系を否定するもの」ではありませんが、現状を眺めてみれば「社会が理系を要求する」ことは理解できると思います。そして大学進学は、社会に出る準備期間の側面を持つことは、否定できません。 さて、皆さんは「理系」ですか「文系」ですか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.23
二学期中間テスト対策
松戸市内の中学校では9月下旬から二学期中間テストを実施する学校がほとんどです。 夏休み明けの定期テストは「夏休みの間の努力」がはっきり現れます。 特に塾の夏期講習等で「一学期の振り返りおよび二学期の先行学習」を実施している生徒と学校の宿題のみの生徒では、現実として明らかに差が出てきます。学習の基本は運動と同じで「反復」です。繰り返し問題を解くことで「気づき」が増え、理解度が変わってきます。夏休みに学習や運動で努力した生徒が、成績を伸ばしたり、運動能力が格段に向上するのは、この「繰り返し」を継続的長期間に渡って実施できるからです。 また塾では「定期テスト対策」として集中的に学習する期間もあります。 しかしながら眼前に迫った定期テストどうするの?という質問に対しては ① 一学期定期テストの見直し ② 夏休みの宿題の見直し ③ 二学期授業範囲のワークの実施 の3点がもっとも直近の対策として効果的だと考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.22
一夜漬けの弊害
定期テスト直前になって、慌てて勉強していませんか?私も学生時代、一夜漬けをしてテストに臨んだことも多々あります。しかし、この「一夜漬け」は弊害が大きいのです。 ① すぐ忘れてしまう。 一夜漬けは短期記憶であるがために、すぐ忘却してしまいます。定期テストを乗り切るだけであれば、それでよいかも知れません。しかし中学生・高校生の現段階での目標は「志望校への合格」であり、その試験範囲は膨大です。受験は「一夜漬け」では乗り切れません。 ② 集中力が欠如する 一説によると、人間は8時間程度の睡眠が必要とされます。不足すると様々な弊害が体調に現れます。徹夜でゲームした経験がある人であれば、理解できるでしょう。集中力が欠如し、思考力が低下します。これでは、試験に臨む前に「負け戦」です。 賢明な諸君なら理解できると思います。毎日少しずつ、こつこつと学習を継続し繰り返すことで、長期記憶化することが一番の近道になります。 興味がある皆さんは、是非トライプラス八柱校の無料体験授業に参加してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.21
小学生の算数と中学生の数学
小学生の算数および中学生の数学で使う技術は基本的に ① 加減乗除(足し算・かけ算・引き算・わり算) ② 分数 ③ 分配法則 ④ 正負の考え方 ⑤ 処理順序(カッコや加減乗除) の5つと私は考えています。 中でも分数はとても重要です。その中には「比」の考え方が含まれており、小中の算数・数学が良くできる子は、「比」のイメージを正確に捉えている子が多いです。 例えば「全体の半分の半分の量と全体の関係は25%、比は1:4であり、比の値と割合は四分の一」ということをイメージし、数値化できることが大切なのです。多くの子が苦手とする「食塩水の問題」や「速度」、「値引き」の問題も同様です。 現在、小学校の算数では分数の計算(加減における通分)を重点的にフォーカスするため、分数が比の内容を持つことに迫る機会が少ないと感じています。 確実に言えるのは「比をマスターすること」が、小中の算数・数学を理解する近道なのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.20
「先生、ゴミ!」
「先生、ゴミ!」小学生の塾生が、私に言います。会話中では、違和感なく、「ゴミを捨てたい」という意思を理解できますが、文章にするとどうでしょうか?「先生が、ゴミなの?」「先生の服にゴミが着いてるの?」とも受け取れてしまいます。 私が小学生の頃は、年賀状や暑中見舞いを手書きで書いた時代でした。手紙を出す相手を想い、一所懸命に文章や言葉を考えたことを思い出します。 現在は、どうでしょうか?メールやSNS等の普及で、短い文もしくは単語で意思を伝えることが多くなり、レポートなどでも、「主語」と「述語」が無いものが見受けられます。塾講師の面談時でも「主語」と「述語」が無く、「わたくしは・・・です」という簡単な文言も話せない方が多いことに驚きます。 実は、「読解力」や「作文力」を育てるポイントがあります。 ・「主語」と「述語」を意識して、意思が正確に伝わる経験をする。 ・「主語」や「述語」の入れ替えを行い、伝わり方の違いを経験する。 小学生の国語力は、近くの「大人達」に由来します。保護者の皆さん、お子様との会話で「主語」と「述語」をきちんと使い話していますか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.19
小学生の英語について
中学受験であれば、遅くても小4年の春から「受験対策」が必要になり、小4から小5の間に小学校の学習の完了と小6からの受験対策特化が必要です。 では、中学「非」受験の場合はどうでしょうか? 近年の傾向として、小学校における英語の教科化および中学英語の難化が挙げられます。 小学校5・6年生の英語の学習(アルアベット、英単語350語、be動詞と一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答文、疑問詞の表現、助動詞CAN・進行形等々)が完了しているものとして、中学英語が始まります。小学校英語の授業が先生1名:生徒40名にて成立しているのか?は甚だ疑問視せざるを得ません。 中学以降は「読む・聞く・書く・話す」の四技能を要求されますが、現実的には学校のテストや受験自体は「読む・書く」の比重が高いのです。また「聞く」という技能は単語や文の意味を理解している前提に成立し、それに対応するには「きめ細かいフォロー」が必要になります。 『中学通学前に塾で「英語」を始めた方が良い』が私の結論です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.18
Vモギ
二学期に入り、中3塾生達の高校受験に対する意識も大きく変わってきました。各中学校内でも雰囲気が変わってきていると思います。 塾内でも客観的な成績情報としての模試受験に関して、質疑が多くなってきました。千葉県内を眺めれば、「Vモギ・Sモギ」と呼ばれる模試を活用することが多いですし、進路指導において各学校でも受験要請があると思います。積極的に活用してください。 また会場模試には、客観的な成績把握の他に、「試験に慣れる」という側面があります。本番さながらの試験を繰り返すことで、試験特有の雰囲気に慣れておくことも重要です。 注意事項として、Vモギに関して言えば近年の状況としては、「締め切り前に、募集が終了する」ことが続いています。トライプラス八柱校でも、早めの締め切りをせざるを得ない状況が続いています。一般申込でも早目の段取りをお勧めします。 ※トライプラス八柱校では、10・11・12・1月のVモギの受験を推奨しています。 ※トライプラス八柱校では、塾生向けにVモギの受付・申込を代行しています。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.17
IQ
現代の私たちは、「数値」によって評価されることが多いです。 先般IQ(知能指数)について、考えることがありました。知能指数とは、数値であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつで、知能が高いほど数値が大きくなります。客観的にみれば、IQは一部の能力を数値化したものだけです。訓練によって上昇させることが出来るものです。「頭が良い悪いの指標ではない」と認識して構いません。 私たちが使う数値には「目的」があり、その目的に沿った使い方が出来るようになっています。例えば「偏差値」です。これは単に受験時における学力という基準において優劣を数値化したものです。学力で分けることが、明確でわかり易いから採用されています。そして、「偏差値」が「人の優劣を決めるものではない」ことを正しく認識することが大切です。 しかしながら高校受験や大学受験においては、「テストの点数=学力で振り分ける」と宣言されている以上、その基準に沿った戦い方が必要になります。そのため進路指導の際は「偏差値」を重視することになります。 今一度「数値」の意味を正しく理解することが大切と考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.16
偏差値
最近、新規の入塾や保護者の面談をしていて、「偏差値」についての質問が多いと感じます。ここでは学力偏差値について、少し解説しておきます。 学力偏差値とは、ある集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。たとえば、英語と数学の得点がともに75点だったとしても、難易度によって平均点は異ります。偏差値とは、平均点を偏差値50になるように配置し、「50」からどれくらい高い(または低い)点数かを表したもので、ある集団の中での相対的な実力を示すものです。数値は概ね25-75の範囲を収まりますので、目安にしてみてください。(75…上位約0.6%、70…上位約2.2%、65…上位約6.6%、60…上位約15.8%) 現在、極端に違いが出るのが、中学受験時の学校偏差値です。学校偏差値は、どのくらい学力偏差値があれば、合格できるかの目安です。有名進学塾模試の学校偏差値と大手模試会社の学校偏差値は大きく違います。これは、テストを受けている集団の能力が違うためで、ある意味どちらも正しいことになります。一貫性や分かり易さを重視し、同じ塾や会社の模試を続けて受けることをお薦めします。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.15
現中2向け 繰り返すこと
現中2生は、3年生の引退した部活の主力として充実した毎日を送っていると思います。きっと自宅で勉強する暇もないほどでしょう(笑)。 しかし、冷静に考えてみましょう!来年の今頃は「受験シーズン真っ只中」です。高校受験の試験範囲は中学3年間の学習範囲です。公立高校を受験するのであれば、5教科受験です。その学習量は、相当な量になります。そこで、考えて欲しいのが、毎日1時間受験用の振り返り学習の時間を捻出することです。 現行の学習(学校授業+ワーク)は当然ですが、中1のワークの振り返りをしてみませんか?新しい気付きや思った以上に「覚えていないこと」にびっくりするはずです。 実は、通塾している人は季節講習等で「振り返り学習」を何回もくり返し実施しているため「基礎力」が大きく違います。これは受験勉強を本格的に始めたときに、学習速度に大きく影響してきます。 学習は「繰り返すこと」で成果が出やすくなります。これは勉強に限らず、運動や楽器の演奏でも同じことなのです。少しずつなら、出来るはずです。部活に毎日打ち込める情熱の一部を来年の準備に当てましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.14
不登校の学習について
◆不登校の定義 「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者」となります。 ◆中学生における不登校の割合は、約3.9% およそ25人に一人の割合です、クラスに1~2人が不登校という状況。 ◆不登校の対処法 まずは、「学校へ行かなくてもいい」という環境を作ることです。原因の追究より「心の枷(かせ)」を取り去ることを優先してください。本人のやる気が戻るまで、我慢比べになります。その際、親御さんが自身を責める傾向がありますが、それもNGです。「誰にでも起きうること」と認識してください。 ◆専門家への相談 各市町村の相談窓口や病院や学校に相談することも重要です。 ◆不登校の学習 トライプラス八柱校では、不登校や健康上の理由からの学習遅れに対し毎年若干名の学習支援をさせていただいています。個別指導ですので、学習時間や日程の調整も臨機応変に対応させていただいております。 学習の選択肢の一つとして、お気軽にご相談ください。 文責:教室長 渡邉 ※文科省HP参照 -
2022.09.13
新中学生の最初のテスト
皆さん、新中学生の最初のテストはいつ実施されるのかを知っていますか?4月?6月?ではありません。小6の1月です。 松戸市の公立中学の多くは、1月に新中学生対象の保護者説明会があり、その際に学力テストが実施されます。おおまかな傾向として、国語・算数・英語が実施されます。特に小5・6にて英語が評価科目として扱われている為、英語のテストは要注意です。 小学校では、およそ350文字の英単語、be動詞および一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形等が「学習済」である前提となっています。これは、一世代前の中1の学習内容です。 現在の保護者世代は、「中学でアルファベットから英語を学習した世代」であり、英語に対する保護者側の認識が大きく遅れていることが多いのです。また特に最近顕著なのが、「英単語は読めるけど、書けない」です。学習に様々なガジェットの利用がされることは、大変良いことと思いますが、「文字を書く機会」が少ないのも事実です。私は、中学に入る前に英語の学習の見直しは必須と考えます。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.12
9月10月キャンペーン
【9月・10月のキャンペーン】 トライプラス八柱校オリジナル「9月10月のキャンペーン」のお知らせ ・新規契約者全学年対象 特典:通常授業5回分無料 ※3ヶ月間継続契約が条件となります。 ※10/31受付分まで ※中高生は100分授業となります。小学生は90分授業 ※詳細はお問合せください。 フリーダイヤル:0120-177-202(10:00~22:00) HP https://www.try-plus.com/schools/428 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.11
私立の過去問
二学期に入り、各自中3生は「志望校」が決まってきていると思います。 現在の高校受験の制度では、第一志望を公立高校に設定すると、第二志望に、公立と同等レベルの私立、第三志望に安全校を設定します。また、学校の施設環境を重視し私立を第一志望にする生徒も増えてきています。 高校受験においては、中学までの学習範囲が教育要項にて決まっている以上、学習範囲外が出題されることは、極めて稀なことです。しかし、私立においては「学校が求める生徒像」がはっきりしており、各校のHPには明確に記載されています。特に入試問題においては、問題の傾向がよくわかります。 そこで、受験対策として有効なものは「私立校別の過去問」を解くことで、上位難関校だけではなく、是非とも一読しておくべきと考えます。またマークシート形式を採用している高校も多く、試験慣れも必要となります。 さて、過去問集を準備しましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.10
文章を書くこと
毎年、夏休みの間に高校3年生から自己推薦文等の書き方指導を求められます。 その都度、「作文や小論文の基本ルールの理解の低さ」「テーマに対しての準備不足」「語彙力不足」を強く感じます。中でも「口語体」と「文語体」の使い分けに関しては、「約半数が致命的に危ない状態」です。対策指導として「客観的な視点」というキーワードを示し、文章を作り直すことから始めますが、皆さん苦戦しますので、長い時間が必要なのが現実です。 なぜこのような状態なのかと考えると、「文章に触れていない→本を読んでいない」「文章で会話していない→単語のみによる会話の成立」「文章を書く機会が少ない→読書感想文や小論文を自力で書いてない」等が考えられます。(※現代はネットで調べると読書感想文の実例や代行が散見されますね。) 特に近年の小学生における「夏の読書感想文」が任意提出の学校がほとんどであることを考えると、この傾向はしばらく続くものと感じています。 時代の流れに応じて「文章の質も変化すべき」と個人的には想うのですが、テストや試験の一部として捉えると、まだまだ従来の方法論による「文章を書く」ことが必要なのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.09
時の流れの速さ
大人になればなるほど、「時の流れの速さ」を感じるようになります。一説に、体感として「1年(365)÷年齢 ※1」程度に感じるようです。皆さんの世代に合わせると小学生入学時(1年/6歳=61日)、小学校卒業時(1年/12歳=31日)中学3年生(1年/15歳=25日)、高校3年生(1年/18歳=20日)に換算されます。 もうすでに、一年という時間は、とても短く感じるかも知れません。そのような時こそ、「日々の積み重ね」がとても重要性を増すのです。「英単語」「漢字」「基礎の計算」「予習・復習」「歴史の暗記」etc。日々努力することで、短い一年を長く有意義に使いたいものです。 ちなみに私は、「7日とちょっと」でした。 文責:教室長 渡邉 ※1ジャネーの法則(要約なので、詳細は各自で調べてください)「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」50歳の1年の長さは人生の1/50、10歳の1年の長さは人生の1/10つまり、50歳のほうが5倍速く感じるという意味です。 -
2022.09.08
指定校推薦の制度名称変更
2020年度より、大学受験における各種名称が変更されました。正式な名称にて運用する必要があります。 ・一般入試→一般選抜(共通テストや個別テストにて受験する方式) ・AO入試→総合型選抜 ・推薦入試→学校推薦型選抜(従来の公募型推薦と指定校推薦が含まれます) また総合型選抜と学校推薦型選抜においては、各校が独自に定める選抜方式が採用されます。一例としては ① 調査書の多様化(評点や履修状況、志望理由、校内外の活動、自己アピール) ② 評価方法の多面化(小論文、プレゼン、口頭試問、面談、ディスカッション) ③ 大学共通テストの利用(学力確認のために要求する学校がある) となります。 現段階では、③大学共通テスト利用は少数派ですが、今後の動向を観察する必要があります。 どちらにしても、「AOだから気が楽、指定校だから枠さえ確保すれば楽勝!」という風潮は一掃されることになります。(近年、かなりの数の不合格が確認できています)総合型選抜や学校推薦型選抜であっても、「受験に向けて準備をすること」が求められます。 皆さん準備出来ていますか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.07
模試を受ける時期に注意を
小・中学生や高校生を対象にした模試を受けることは、受験の戦略を立てる上でとても重要です。定期的に受験することで、成績推移も分かり精度も上がります。 毎年数人ですが受験一ヶ月前くらいに、ご相談されることがあり、ご期待に応えられないことが多いです。ほとんどの場合、模試未受験で全体の中の成績が分からないことが多いのです。無責任な発言は出来ないので、正直にお伝えしていますが…。 小学生ならば「首都圏模試」「有名塾主催の模試」、関東近県の中学生ならば「Vモギ・Sモギ」、高校生ならば「河合塾」「駿台ベネッセ」と有名な模試があります。 模試は①客観的な偏差値の指標の認知②志望校の合格の可能性③本番試験の練習といった側面があり、是非とも活用して頂きたいと思います。 また受験の時期には気を付けて頂きたいと思います。中学受験、大学受験ならば11月中旬、高校受験ならば12月初旬が模試の最終となり、申込はその1ヶ月以上前を目安にしてください。「受けたくても模試が無い」という状態は避けるようにしましょう。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.06
令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜日程
現中学3年生の令和5年度千葉県立高等学校入学者選抜日程の確認をしましょう! ◆一般入学者選抜日程 (1)入学願書等提出期間 令和5年2月8日(水曜日)、2月9日(木曜日)及び2月10日(金曜日) (2)志願又は希望の変更受付期間 令和5年2月15日(水曜日)及び2月16日(木曜日) (3)学力検査等の期日 令和5年2月21日(火曜日)及び2月22日(水曜日) (4)追検査受付期間 令和5年2月24日(金曜日)及び2月27日(月曜日) (5)追検査の期日 令和5年3月1日(水曜日) (6)入学許可候補者発表の期日 令和5年3月3日(金曜日) 中学3年生の皆さん、自分の受けるテスト日程はしっかり覚えておきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.05
読書百篇意自ら通ず
「読書百遍」は、私が父からよく言われた言葉です。意味は、難解な文章でも繰り返し読めば、意味が自然と分かってくるということで「読書百遍義自ら見る」、あるいは「読書百遍意自ら通ず」の略。中国三国時代、魏の董遇が弟子に何度も読書することの必要性を説いた言葉とされます。 尊敬できる父ではありませんでしたが、大変な読書家でした。その影響を受け私も読書は大変好きです。読書は国語の学習面においても大変役に立ちます。① 読解力 ② 漢字の読み書き ③ ことわざや熟語 ④ 作文や小論文の書き方等が身に付きます。よく「文章問題が解けない」と相談を受けますが「問題の意味を理解していない」=「文章を読めていない」ことがほとんどです。 媒体は何でもよいのです。コンピューターやタブレット、携帯電話でも構いません。「文章を読む」を繰り返せば、「国語における基本的な力」は十分に身に着けることが出来ます。逆に、「文章を読まない」ことで、起きる弊害は計り知れません。 私も、忙しさに感けて最近「読書」をしていません。『本離れ』が言われて久しいのですが、学習面からだけでなく『読書』を見直したいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.03
9月6日の実力テスト対策
松戸市内の多くの中学校では9/6を中心に実力テストが実施されます。そして夏休みの間の学習の成果が試されるテストとなります。 準備万端で臨める人、すっかりテストの存在を忘れていた人と様々いると思いますが、最後の追い込みとして提案します。それは「一学期のテストの解き直し」です。テストは、学習のポイントをまとめて作成されているので、非常に優秀で実践的な問題集です。 一度、トライしてみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.02
現中2向け・高校受験の準備を始めよう!
千葉県公立高校の学力検査は例年通りに実施されるとすると現中学2年生の皆さんが受験をするのは、試験日:2024年2月下旬、科目数:五教科です。それでは、9月下旬を起点として、日程とボリュームの把握をしましょう! ① 試験まで約1年と5ヶ月間となり、週換算すると約72週です。 ② 5教科の試験、3年分とすると、一学年一教科あたり約5週間使えます。 ③ 土日に5時間、一日の受験勉強を約1時間とすると、一週間の受験勉強時間は約10時間です。※通常の勉強もあるので上記の設定にしてあります。 ④ 72週×10時間÷5教科÷3学年分=48時間 結論として1年生数学の復習に掛けられる時間は、「48時間」すなわち2日間です。 中学2年生の皆さん、受験勉強を始めるなら、この【2年2学期】からです。 2年生終りまでに ① 3年生までの英単語・熟語を終らしておく ② 社会や理科の暗記系の復習を始める ③ 国語の漢字・熟語の復習を始める 今から始めれば、毎日少しずつの時間で済むのです。トライプラス八柱校で一緒に、頑張ってみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.09.01
受験生の皆さん、二学期です
9/1より二学期が始まります。受験年の皆さんは、周囲の意識も顔つきも変わってきます。そして夏の間に貯めた実力を更に伸ばす期間に入ります。 これからの学習は ① 新規に学習の理解 ② 復習してきた内容の定着 ③ 上記を合わせた実践的な問題を解く ことが中心になっていきます。 3年一学期までの復習が終わっていない人は、11月末を目安にスケジュールを組みなおしてください。これからが踏ん張りどころになります。決して焦ってはいけません。一つ一つ確実に実行していくことが大切です。 また、これからは体調管理も重要な要素になってきます。依然コロナ然り、一説には感染者数が1200万人/年とも言われているインフルエンザにも注意が必要です。マスク着用も当然ですが、感染症対策の基本は「手洗い」「うがい」「睡眠」です。 これからの数か月、学習・健康管理に気を引き締めていきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.30
過去問を解きましょう!
世の中には、様々な参考書やテキストが有ります。そのどれもが、非常に良く出来ていると感じます。 その中でも受験対策として、最も有効と思われるものが、「過去問」です。(ただしテストなので、必要な範囲の学習が終了していることが前提ですが) 各中学・高校・大学受験のすべてにおいて、過去問を解くということは「敵を知る」ということに直結します。また自分自身の実力も知ることにも繋がります。 過去問等のテスト形式を解くときに大切なことが、一つあります。それは、本番さながらの試験と同じ時間とスケジュールを組むことです。テストは設定時間内に完了しなければ、意味がありません。 受験生の皆さん、過去問を解きましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.26
スランプなんです。
先日、授業終了後の自習をしていた高校2年塾生に相談されました。「最近、部活も勉強もスランプなんです」と・・・。その際のアドバイスを少し話そうと思います。 スランプとは、自分のイメージと出来ることのギャップが発生している状態であると考えます。 学習も運動も共通して、成長は直線的ではなく上昇期と停滞期があり、上昇期は何をしても伸びていき停滞期はその逆のことが多いです。その停滞期を「スランプ」と感じるのだと理解しています。 従って停滞期は「先のことを追い求めるより、基礎力の充実に充てること」が大切であり、具体的に言えば、学習であれば「英単語や漢字」運動であれば「体力作り」に該当するものです。そこでイメージを具現化する基礎力がついてくると、また成長期が始まるのです。 運動と学習は「基礎力」が大切です。そして「基礎力」を充実させるには「反復」が重要です。スランプを感じている皆さん、基礎を見直しましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.23
自己推薦文の書き方
高校受験や大学受験の各推薦を志望する生徒たちにとって、自己推薦文は難敵です。科目の勉強を優先し、かなり作文面が疎かになっている生徒も見られます。また自己推薦文の役割も理解せず、ネット情報を参照し皆が同じ文章で、よくあることを書いてしまいます。 しかし、受け取る側(読み手)から見ると「どれも同じで・・・」となり、ネックになる場合があります。 基本として、「日本語を正しく使用している」「作文のルールを守り、文語体で書かれている」はもちろんですが、「この学校に入学し、何を学び何に生かしていきたいのか?」を明確にする必要があります。 そのため「将来、何がしたいのか?」ということが明確になっている方が魅力的な自己推薦文が書けるのです。今の子供たちを取り巻く環境は、昔に比べ格段に自由です。その反面、「自分が生きる道」というものを見つける努力を怠っているように見えます。 自己推薦文を書く前に一度「将来、何がしたいのか?」を考えてみてください。ハッキリとしていなくてもよいのです。何となくでよいのです。必ず役に立ちます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.22
勉強が出来ないと嘆くこと
「勉強が出来ない」と嘆く生徒がいます。しかし「勉強が出来ない」という気付きがあることは、「勉強をするための第一歩を踏み出している」と考えてください。あとは「やり方・やる時間・やる場所」を決めて実行するだけです。 私は、勉強や受験をゲームに例えて説明します。このゲームは、プレイ時間が6・3・3年のRPGです。学力というステータスを上げていくこと。定期テストという小ボスのイベントを攻略していくこと。2回の受験という中ボスを攻略し、大学という次のステージへ向かうのです。当然、敗北する事や失敗する事もあるでしょう。しかしそれぞれのペースで一つ一つステージをクリアしていくのです。そしてこのゲームはステータス(学力)を上げることが、早ければ早いほど有利に進めることが出来ます。長期的な視野を自身の意思で持つことは、小学生や中学生の皆さんには少し難しいかも知れません。その面では、保護者からの示唆が必要になることでしょう。 たかが勉強、されど勉強です。皆さんならば、どうしますか? ※RPG…ロール・プレイング・ゲームの略称 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.21
9月の学力テスト
トライプラス八柱校周辺の中学校の多くは、二学期が始まると直ぐに「学力テスト」があります。試験範囲は「各学年1学期学習範囲」となり、夏休みの期間の復習の成果が試されます。 「学力テスト」は、その時点の実力を測るテストですから、特別対策を講ずる必要はありません…と言いたいところですが、近年は少し様相が変わってきています。偏差値(標準点)が算出されることが多いため、学校側も進路指導の指針の一つとして活用しているようです。そうなると点数や偏差値を上げておくことが必要になります。 残りの期間が約2週間程度として、どのような対策が打てるでしょうか?それは「一学期期末テストの解き直し」です。このテストに限っては学校定期テスト同様の対策が有効となります。 夏休みの宿題が終わり、「やること無いなぁ」と感じている皆さん、学力テスト対策を始めておきましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.20
親の立場
最近、入会時の面談で目立つのが、「子供への質問に保護者が答える」場面が多いことです。見ず知らずの大人からの質問に即答できる子供は、多くはありません。回答を待っていると、待ちきれないのでしょうか、保護者が一気に話を始めます。そのような時、私は子供の表情を観察しています。 「ほっとした表情」を浮かべる子供も知れば、「怪訝そうな表情」の子供もいます。前者の場合は、保護者の方を中心に、子供本人へ確認を取りながら、会話を進めます。後者の場合は、再度子供へ質問をします。すると子供の方から本音の話を引き出すことが出来ます。 どちらが「正解」ということは、ありません。子供を最も知っているのは、保護者の方です。親子の関係性というのは、長い時間を掛けて作られ、そして作られ続けるものです。 塾としては、「子供本人の意思」を尊重するスタイルを取り続けており、「本人の意思」が「自分の決めたことを守る責任感」を育て、「学習へのモチベーション」に繋がるものだと考えています。 私も「人の親」です。日々自問自答を繰り返す日々ですが、「子供の意思」を尊重することを忘れずに過ごしたいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.19
生活のリズムを整える
長い休みになると、どうしても生活のリズムが乱れる傾向にあります。昼間は暑いので昼寝をしたり、夜は遅くまでテレビやゲームをすることは、ある程度は仕方ありません。 しかしながら、もうそろそろ二学期のことを視野に入れ生活のリズムを整えることをお勧めします。人間の体内時計は、朝日を浴びてリセットされるそうで、昼行性生物の特徴です。この「朝日を浴びる」という行為自体に、体調を整える作用があるのですから、利用しない手はありません。実際、「躁鬱病や心因性の病」の場合にもこの手法は取り入れられています。 人間の体は、時間的な順応をするために一週間程度必要とされています。(時差ボケ発生メカニズムは複数の体内時計の順応時間のズレによるもので、それらの同調に要する時間が概ね一週間程度)そのため、二学期が始まる一週間程度前から「学校へ行く時間」のリズムを取り戻す必要があるのです。 さて、当然「夏休みの宿題」は盆前に完了しているはずですね(笑)。残りの期間、遊びに学習に有意義に過ごすことに専念してください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.18
授業再開します。
トライプラス八柱校は、本日8/18より授業再開します。 皆さん、お盆休みを有意義に活用できたでしょうか?この数年はコロナの影響もあり、大分様相が異なりますが、「学ぶ」ということは変わりません。残り少ない夏休みの期間を有意義に活用できるよう全力で支援していきたいと考えております。 また受験生の皆さんは、気を緩めることなく、集中して行きましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.10
夏期休業
トライプラス八柱校の夏期休業は8月11日~17日となります。皆さまよろしくお願い申し上げます。とは言っても、実のところは教室内の清掃や消毒および各設備の点検等で実働していることが多いです。 休み明けからは、受験生は一段ギアを上げて行きます。9月からは各会場模試や塾内模試も始まります。 そして受験一色に染まっていく秋冬を迎えます。気を引き締めて臨みたいと想います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.09
夏休みも半分過ぎます。
お盆のお休みが明ければ、夏休みも半分過ぎます。受験生の皆さんは、予定している学習スケジュールは順調でしょうか?もし、現段階で遅れているならば、お盆の休み中に一度見直しを掛けましょう。スケジュールは、予定通り進めばよいのですが、現実は難しいものです。出来ないスケジュールを作っても意味がありません。現実的なスケジュールへと変更しましょう。特に理科や社会の振り返り、英単語、国語の熟語や漢字など、時間の掛かる科目への取り組みも忘れないようにしてください。 受験生以外の皆さんは、どうでしょう?学校から出されている宿題や課題は、終わっていますか?もし終わっていなければ、塾の自習室や図書館等を活用して、気分を変えて取り組んでみましょう。お盆前に宿題を終わらせることで、お盆休みは家族と共に楽しく過ごせる時間を作るようにしてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.08
8月9月のキャンペーン
トライプラス八柱校の8月9月のキャンペーンは、 「夏の3回体験コース&入会金無料」 ・100分授業×3回を5,000円にて ・対象学年は全学年 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.06
「夢」と「目標」の違い
私は自身の中で『夢』と『目標』という言葉を使い分けています。言語としては、あまり正確ではないので、造語に近いと思ってください。 『夢』は「単なる憧れ」や「こうなればいいなという願望」のレベル、『目標』は「達成するための方法まで設定し、達成の具体的な数値を決めたもの」としています。 よく「目標の学校は〇〇です」と言いますが、そのためには ①〇〇以上の偏差値を確保する ②内申点を〇〇点以上確保する ③上記2点を達成する学習スケジュールを作る ということが必要なのです。 上記①②③が無い中で、『夢を実現するために頑張ります』と言ってもそれは独りよがりな願望だけに終わってしまいます。参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.05
科学技術と平和
8/6および8/9は、広島および長崎に原子爆弾が投下された日です。亡くなられた方およびご遺族の皆さまに、哀悼の意を申し上げます。また戦後75年を超えて、戦争が歴史上の出来事になったと感じます。 「E=mc²」は,「エネルギーは、高速の二乗に比例する」を意味し、アインシュタインが特殊相対性理論から導いた世界で一番有名な式であり、「ほんのわずかな物質にも,膨大なエネルギーが秘められている」ことを表しています。それらを利用した科学技術である「原子力」は「原子力発電」として高出力な発電技術を生み出した一方、「事故時における安全管理の問題」や「凄惨な武器」としての側面があるのも事実です。 また「環境問題」として「脱炭素」「電化推進」が叫ばれていますが、世界中で電力確保は深刻な問題となりつつあり、高出力の発電方法である原子力が見直される皮肉的な局面も見えてきました。 技術を作るのも使うのも「人間」です。絶対はないですが、限りなく絶対は作り出せると思います。 8/6、9および15を迎えるあたり、改めて科学技術と平和を考えたいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.04
「彼を知り、己を知れば」
「彼を知り、己を知れば」孫子の兵法でとても有名な言葉です。 原文はもう少し長く 「彼を知り己を知れば百戦殆からず(あやう・からず)。 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。 彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(あやう・し)」 意味としては 相手を知り、自分を知っていれば、負けることはない。 相手を知らず、自分を知っていれば、勝ち負けはわからない。 相手を知らず、自分も知らなければ、負ける 受験生の皆さんの場合は【相手】・・・志望校のことです。【自分】・・・己の学力や人間力のことです。 さて皆さんは、相手のことを知っていますか?そして自分のことを知っていますか? 「勉強の方法がわからない」「目標や計画の立て方がわからない」「自習するスペースが欲しい」などのご要望がありましたらお聞かせください。是非とも、トライプラス八柱校で「トライ」してください! 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.03
小6のこれから
小学6年生は、来年の中学入学に向けて「小学校6年間の復習」および「中一の準備」を始める時期です。 「英語」は、少し前の英検4級程度の学力が必要と考えています。 小学校でマスターする英単語は350語程度が目安になっており、文法もbe動詞と一般動詞の肯定文・否定文・疑問文とその応答、疑問詞を使った疑問文、助動詞CAN、進行形、程度は理解が必要です。 「数学」は、正負の数とその計算、文字式、方程式程度までは、理解をしていることが理想です。 「国語」は、小学校で学習する1024語の漢字はマスターしておきましょう。また近年の中学生は語彙不足が深刻です。本を読む習慣をつけておきましょう。 「社会」は日本の国土の名称と特徴、県名と県庁所在地や主たる産業、地形図と縮尺は覚えておきましょう。 「理科」は動植物の特徴、河川の特徴等は覚えておく必要があります。 また毎年1月頃(中学説明会と同時)に、小学6年生を対象に各進学予定の公立中学校にて「テスト」が実施されますので、12月頃までには、5・6年生の主な復習は終了とし、1月からは、中学の準備をするのが理想です。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.02
8月9月のキャンペーン
トライプラス八柱校の8月9月のキャンペーンは、選べるキャンペーンです。 ■体験コースは 「夏の3回体験コース&入会金無料」 ・100分授業×3回を5,000円にて ・対象学年は全学年 ■通常入会は 「1ヶ月分無料&入会金無料」 ・1ヶ月分は100分授業×4回分、3ヶ月継続契約要 ・3回体験コースから通常入会の場合は、1ヶ月分無料キャンペーン特典の適用はありません。 文責:教室長 渡邉 -
2022.08.01
秋の準備(中学生)
夏期講習および夏休みの最中ですが、塾では「秋の準備」が始まります。二学期には、多くの中高で「中間テスト・期末テスト」と呼ばれる定期テストが実施されます。また9月の初旬には、到達度テストと呼ばれる実力テストも行われます。これらのテストでは、高校受験における「私立高の単願推薦の評点対象」となる可能性も残されているので、志望している方は準備をしっかりしましょう。 中学1年生では、一学期の復習を完璧にして二学期に臨むことが大切です。中学2年生では、来年度の高校受験の準備を始める時期となり、評点確保を考えると成績を上げていく必要があります。中学3年生では、今までの学習の振り返りを完了し、受験対策に特化していく必要があります。 二学期は、夏休み明けと学校関連のイベントも多く、学習の習慣が崩れやすい傾向があります。必ず一日の生活リズムを点検するようにしてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.31
今日で7月終了
7/21から公立小中高およびほとんどの私立の学校が「夏休み」に入っています。 夏休みは、42日間なので6週間です。7/21~7/31までは10日ですので、およそ1/4が経過したことになります。近年の子供たちは「割合や比例」を苦手としている為、前記のような話をしてもピンと来ない子供も多いのです。 なぜ、割合や比例が苦手なのでしょうか? 一例として、お手伝いの中で「割合や比例」を使わない生活になっているからです。「お風呂の掃除→お風呂の水張り→湯沸かし」というお手伝いの中で、「どのくらいで水が溜まる」「どのくらいでお湯が適温になる」という学びがあったのですが、今は「ボタン一つ押す」です。これでは、感覚的に「時間の経過による量の増大減少の関係=比例」が身につかないのです。 割合も同様です。試し子供たちに以下の質問をしてみてください ・20000円の5%はいくら? ・5000円の30%引きはいくら? 即座に答えが出ないのであれば、学習の見直しが必要かも知れません。 文責:教室長 渡邉 答え:20000円×0.05=1000円、5000円×(1-0.3)=3500円 -
2022.07.30
文系だから経済学部・・・
理系と文系という分け方は、あまり好きではありませんが、現実として存在します。数年前までは私立大学における政治経済学部は、文系の受験生が集まることが常識でした。 私個人としては政治や経済を扱うのに「数学」を学ばないことは、情報としての数字を読めずにどうやって物事を判断するのであろうと疑問に思っていました。 以前より私立の政治・経済学部の受験時選択科目としては「数学1A」はありましたが、この数年有名私立大学の経済学部が「数学1A」を必須科目とした流れがあり、徐々に拡大しているように思えます。 私見ではありますが、数年後ほとんどの大学の政治・経済学部において、「数学」の重要性が見直されることでしょう。現在において、政治経済の分野を志すのであれば「数学」を是非とも見直す必要があると考えます。 「文系だから経済学部」は、数年後には死語になっているかもしれません。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.29
来年、学校で習うことですが・・・
教室長である私も、通常の授業を担当しています。その授業の中で小学生や中学生の授業中に「来年学校で習うことですが」というフレーズをよく使います。これは、「今学習しているところの続きがある」という学習の連続性への意識付けを狙っています。「今、学んでいることを将来使う」という意識を持つだけで、学習へ臨む姿勢が変わります。 生徒たちの記憶力というのは「大人の記憶力」とは大きく違います。興味のあることや意識の向いているものには、びっくりするくらいの能力を発揮します。対して大人の記憶力は「義務や必要性」をベースにしている為、もの覚えが悪いのです。 ここではっきりしているのは学習効果を上げるために「興味を持たせる」ことです。興味を持たせるために必要なことは「小さな成功体験を重ねる」ことです。例えば、10点満点の漢字の小テストで5点だったとしましょう。「5点も取れたね。次は6点を目指そう!」と言うのと「5点しか取れないの?もっと頑張りなさい」と言うのでは、受ける子供たちの意識は大きく変わるものです。その連続が学習への意欲を高めると考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.28
上り坂と下り坂
私は授業中に息抜きに、生徒達に質問をよくします。 以前の質問で 「日本国内の川で一番長い川は何?」「日本国内の山で一番高い山は何?」に続き、「日本国内では、上り坂と下り坂って、どちらの方が多いか知っている?」というものがあります。 当然、正解は「同じ」です。多くの生徒が真剣に考え、どちらかを解答します。それは、何故でしょうか? 学校の授業やテスト、アンケートでも選択問題に慣らされていて、準備された選択肢の中に、必ず正答があると信じて疑わないのです。 以前、有名なIT企業の入社試験にて、「三角形の各頂点が円周上に存在し、円の直径を底辺として、底辺10㎝、高さ6㎝の三角形の面積」を求める問題がでました。(Youtube等で紹介されていますが、事実とは限りません) 正解は、「この三角形は存在しない」です。この問題を「ずるい」と思うのか、それとも「真実を真実として認める」のかは、個人の考え方ではあります。しかし、世の中は「そのような怪しげなもの」で溢れているのです。学校の勉強だけではなく、自ら考える力を身に着け、真実を己の力で見つけることが出来るような教育を目指していきたいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.27
親は出資者?
高校進学や大学進学を考えるうえで、変わった観点で話しますので、気楽に読んでください。 中学生や高校生の皆さんに知ってもらいたいことは、高校や大学は、「義務教育」ではありません。したがって、保護者には「教育を受けさせる義務は無い」ということです。皆さんは、「自らの意思で高校や大学に進学する」ということが前提です。(親の無償の愛は、この際考えないでください。) では、高校進学や大学進学するうえでの「保護者」の立場はどのように考えればよいのでしょうか?ずばり「出資者」です。高校や大学進学には、決して安くない額の「お金」が掛かります。「保護者」は皆さんの将来への期待を込め、その資金を「出資」しているのです。したがって、皆さんは「出資」への見返りとして「ある成果」をコミット(約束)する必要があります。 「学業で良い成績を修める」「部活で県大会や全国大会へ行く」「ボランティア活動を行う」等々…。高校および大学生活を続ける「モチベーション維持」の何かしらのコミットは必要になると私は考えています。少し変わった考え方ですが、参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.24
推薦制度(大学受験)
2020年度より、大学受験における各種名称が変更されました。まだまだ馴染みが無いのですが、正式な名称にて運用する必要があります。 ・一般入試→一般選抜(共通テストや個別テストにて受験する方式) ・AO入試→総合型選抜 ・推薦入試→学校推薦型選抜(従来の公募型推薦と指定校推薦が含まれます) また総合型選抜と学校推薦型選抜においては、各校が独自に定める選抜方式が採用されます。 一例としては ① 調査書の多様化(評点や履修状況、志望理由、校内外の活動、自己アピール) ② 評価方法の多面化(小論文、プレゼン、口頭試問、面談、ディスカッション) ③ 大学共通テストの利用(学力確認のために要求する学校がある) となります。現段階では、③大学共通テスト利用は少数派ですが、今後の動向を観察する必要があります。 どちらにしても、「AOだから気が楽、指定校だから枠さえ確保すれば楽勝!」という風潮は一掃されることになります。(実際、不合格がかなり確認できています)総合型選抜や学校推薦型選抜であっても、「受験に向けて準備をすること」が求められます。皆さん準備出来ていますか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.23
夏をいかに過ごすか?
「夏をいかに過ごすか」は小中高生のテーマです。「思い切り遊ぶ」「趣味に没頭する」「部活に全力」など色々あると思います。その中に「学校の宿題の他に、毎日少しずつ学習する」を是非加えてください。 夏休みは7月下旬から8月終わりまでが関東では一般的です。期間は、およそ40日(6週間)です。これほど長い休みは、ほかにはありません。一日、1時間勉強すれば、40時間、2時間勉強すれば80時間です。それらの時間を使って、是非とも一学期の復習をしてほしいのです。 学校の勉強には「この単元を理解しているから、次の単元も理解できる」というような「連続性」があります。「分からない単元」を「分からないまま」にしておくと、「分からない単元」が増えていくだけなのです 特に中一で、英語が芳しくなかった皆さんは、「単語の強化」を実践してください。その場限りの暗記ではありません。繰り返し練習して二学期に使えるよう、少しだけ努力してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.22
相対評価
受験は「相対評価です」と言っても初耳の方も多いかと思います。 絶対評価は、成績を決める固定された基準が決まっており、それに基づき評価されるもので、例として「50点以上とれば、合格です。」相対評価は、成績を決める基準は、評価される集団の全体の成績から決めるもので、例として「100人中50位以内であれば、合格です。」 公立の小・中・高においては、学校の成績は「絶対評価」にて算出とされています。 しかし受験は相対評価です。学校の中の成績だけでは、分らない「受験生の中で自分の順位や評価」を知る必要があります。これらを客観的に知る指標が「偏差値」と呼ばれるものです。一般的には、模試と呼ばれる公開試験を活用することが多いです。 小学生では、小学生用の模試は、模試会社でレベルが大きく変わるので、偏差値の把握には注意が必要です。一般的な模試として「首都圏模試」、中学生では「Vモギ」「Sモギ」と呼ばれる模試があります。 高校生では「河合塾系」「駿台ベネッセ系」の模試がよく使われます。 夏休みの成果を試すためにも、一度受験してみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.21
選挙へ行きましたか?
過日ではありますが、7/10は参議院選挙でした。選挙権のある高校3年生の皆さんは投票へ行きましたか?今回の参院選の投票率は52.05%、特に若年層の18歳の投票率38.67%、19歳30.31%、男女別では、男性32.55%、女性36.57%だったそうです。若年層の投票率が極端に低いことに、憂慮を覚えるのは私だけでしょうか?投票する・しないは個人の権利なので、強制はできません。しかし選挙権は、先人たちが長い時間を掛けて勝ち取った国民の権利の一つです。公民や歴史で学んだと思いますし、大切にして欲しいと思います。そして権利を放棄することは、責任の放棄でもあることにも気づいて欲しいと考えます。そのことを教え広めていくことも、教育関係の端くれとしての責務であると感じるのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.20
英検と学校英語の違い
英検の正式名称は「実用英語技能検定」といい、国内最大規模の英語検定試験です。5級から1級まで7つのグレードに分かれており、年3回実施されます。「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を測定し合否が決定されます。 各級のレベルと必要単語数の目安は以下 5級:中学1年生(600語) 4級:中学2年生(1280語) 3級:中学卒業(2580語) 準2級:高校2年生(4080語) 2級:高校卒業(5780語) 準1級:大学生(7630語) 1級:ネイティブレベル(10030語) 一見すると3級を取得すれば、中学校の英語も完璧と思われますが、実際はそうでもありません。 英検の5・4・3級あたりでは、「書き」よりも「読み」が優先される傾向があり、「読み」より「書き」が優先されがちな学校英語では、難しい局面も多く存在します。「読めるけど書けない状態」です。 また、高校入試時の上位校では、準二級を持っていることがほぼ標準となっていますし、準一級以上で大学受験のテスト免除も考えられる等、取得することにメリットが多い検定ですが、学校英語とは少し「切り離して」考える必要があると、私は考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.19
自己推薦文の書き方
高校受験や大学受験の各推薦を志望する生徒たちにとって、自己推薦文は難敵です。科目の勉強を優先し、かなり作文面が疎かになっている生徒も見られます。また自己推薦文の役割も理解せず、ネット情報を参照し皆が同じ文章で、よくあることを書いてしまいます。 しかし、受け取る側(読み手)から見ると「どれも同じで・・・」となり、ネックになる場合があります。 基本として、「日本語を正しく使用している」「作文のルールを守り、文語体で書かれている」はもちろんですが、「この学校に入学し、何を学び何に生かしていきたいのか?」を明確にする必要があります。 そのため「将来、何がしたいのか?」ということが明確になっている方が魅力的な自己推薦文が書けるのです。今の子供たちを取り巻く環境は、昔に比べ格段に自由です。その反面、「自分が生きる道」というものを見つける努力を怠っているように見えます。 自己推薦文を書く前に一度「将来、何がしたいのか?」を考えてみてください。ハッキリとしていなくてもよいのです。何となくでよいのです。必ず役に立ちます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.18
ゲーム感覚
私は、ゲーマーです。N天堂ブロック崩しに始まり、国内発売のゲーム機のほとんどを遊んできました。今はMHRS(気付ける方だけ気付いて下さればよいです)です。当時よりゲームの弊害ばかりがクローズアップされていましたが、私の見解は少し違います。ゲームの本質は「対象を攻略するために、あれこれ努力する」です。これは、運動や勉強においても同様のことなのです。 例えば、RPGゲームと受験において 1・経験値を稼ぎレベルを上げる→学習し、偏差値を上げる 2・中ボスを何匹か倒す→模試や定期テストを目標の点数や偏差値を取る 3・ラスボスを倒す→志望校に合格する となります。ここで重要なポイントは、継続して行うことなのです。ゲームは時間を空けてしまうと、感が鈍ります。学習も同様なのです。なぜ英単語を毎日やるのか?なぜ方程式を毎日やるのか?それは、勉強の「感」を鈍らせないためでもあるのです。 さて、勉強することは正直辛いことです。しかし「物事の見方や考え方」を変えれば、勉強は「ゲームの一種」であると考えることが出来ます。どうせやるなら、楽しく頑張りましょう 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.17
夏の釣りの注意点
以前にも書きましたが、私は釣りのために船舶免許を取得するくらい釣りが好きです。夏の釣りは、様々な魚が釣れるため、とても楽しいです。今回は、釣り方ではなく、釣り場での過ごし方について考えてみましょう。 一つ目は、日射・熱射対策です。その中で代表的なものは「濡らした麦わら帽子を被る」「濡れたタオルを首に巻く」です。どちらも「気化熱」を利用したもので、効果は抜群です。特に麦藁帽は抜群です。また、日焼けを防ぐ意味合いでの「長そで長ズボン」も基礎中の基礎です。 二つ目は釣る時間です。私の場合、時間の管理が個人の都合だけで可能なら夏場は午前中しか釣りをしません。(※乗合船などでは無理ですが・・・)夜釣りもよいのですが、暗くて足場や仕掛けが見づらいため、危険予知の観点から私は避ける傾向があります。 三つ目は、飲みものです。発汗でミネラル分が不足するので、麦茶が必須です。またウーロン茶は殺菌作用と油分の洗浄作用があるので、手洗いに重宝します。 私にとって釣りは趣味でレジャーです。楽しく快適に安全に楽しみたいものです。 参考になれば幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.16
小倉百人一首
皆さんは小倉百人一首を知っていますか? 小倉百人一首は、平安時代末期の公家・藤原定家が選んだ秀歌撰です。定家が100人の歌人の優れた和歌を一首ずつ選び、小倉山で編纂したという由来から、「小倉百人一首」という通称が定着したものです。 私が小さい頃は、親戚が集まる正月のかるたと言えば、百人一首でした。当時の私では、歌の内容への理解は出来ませんでしたが、音の響きから好きな歌は「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世に振る 眺めせしまに…小野小町」でした。大人に混じってもこの札だけは、取れるよう練習したものです。 学校の古典学習の中に出てくる程度になってしまっていましたが、最近、映画化された漫画「ちはやふる」にて、競技かるたの世界がクローズアップされました。一般社団法人全日本かるた協会によれば、競技人口は100万人だそうです。 折角ですから、私も子供の頃に理解できなかった「歌の意味」を含め、今一度「百人一首」を学ぼうと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.15
勉強が苦手?
勉強が苦手と言うお子様は多いと思います。しかし掘り下げると「勉強が出来ない」という訳ではないことが多くあります。 ・好きなことなら集中できる ・英語は嫌いだけど、算数は好き ・漢字は楽しいけど、社会は楽しくない のように、子供たちの声を丁寧に拾うと何気に「得意なもの」に繋がります。当然、塾への要望は「苦手な教科」の克服ですが、「得意な教科」を併せて学習することで、勉強の習慣付けが、成される場合が多いのです。また「勉強が出来ない」ではなく「勉強をしていない」場合も多く見られます。何が彼らの学習意欲を削いでしまったのかは、伺い知ることは出来ませんが、同じように得意な教科を「より得意な教科」にすることで、学習意欲が改善する場合も多いのです。 同様に興味を持つことで、学習意欲が改善することも多々あります。「トイレの渦巻きはなぜ反時計周りなの?」という一見すると学習に繋がらない話でも、興味を持てれば理科の世界の「宇宙の話や台風の話」をすることが出来るのです。 苦手の克服も大切ですが、得意を伸ばすことも一考して頂ければ幸いです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.14
IQ
現代の私たちは、「数値」によって評価されることが多いです。 先般IQ(知能指数)について、考えることがありました。知能指数とは、数値であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつで、知能が高いほど数値が大きくなります。客観的にみれば、IQは一部の能力を数値化したものだけです。訓練によって上昇させることが出来るものです。「頭が良い悪いの指標ではない」と認識して構いません。 私たちが使う数値には「目的」があり、その目的に沿った使い方が出来るようになっています。例えば「偏差値」です。これは単に受験時における学力という基準において優劣を数値化したものです。学力で分けることが、明確でわかり易いから採用されています。そして、「偏差値」が「人の優劣を決めるものではない」ことを正しく認識することが大切です。 しかしながら高校受験や大学受験においては、「テストの点数=学力で振り分ける」と宣言されている以上、その基準に沿った戦い方が必要になります。そのため進路指導の際は「偏差値」を重視することになります。 今一度「数値」の意味を正しく理解することが大切と考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.13
勝ちに不思議な勝ちあり
スポーツをやっている方ならば、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という格言を聞いたことがあると思います。楽天イーグルスの名誉監督野村克也氏の言葉として有名になりましたが、元は江戸時代後期の平戸藩主松浦静山の言葉だそうです。 私自身は「負けるときには、必ず負ける理由があるが、勝ちには偶然がある」という意味と理解しています。※本来は別の意味があるらしいのですが、あまりに高尚で・・・・。「負けたこと」や「失敗したこと」の中にこそ学ぶべき「成功する理由」があると考えています。 皆さん、テストの点数があまり芳しくないときこそ、振り返るチャンスなのです。定期テストの振り返りしましたか?早速取り掛かってみましょう! 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.12
暴力では何も解決しない
先日、安倍元首相が鬼籍に入られました。改めてご冥福をお祈りします。奈良県における事件の背景は徐々に明らかになることでしょう。また故人の功罪については、後世の歴史家が記録していくことと思いますし、今我々が語ることではないと考えます。ただ、世界中に名前が通じる数少ない日本人政治家が亡くなったことは残念でなりません。 日本国は、法治国家であり民主主義の国です。宗教・言論・思想の自由が認められている国です。しかし、その思想ゆえに暴力によって他者を脅かすことがあってはなりません。これらは、私たちの生活のすべてに共通する規範だと考えます。 「暴力では、何も解決しない」のです。改めて思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.11
夏の学習の日スケジュール
公立中学および公立高校の夏休みは、7/21(木)から8/31(水)の約6週間となります。長い夏休みに、心がウキウキし、待ち遠しかった思い出が私にもあります。しかし、習い事の多い現代の子供たちにとっては、あまり変わらない日常を過ごすのかも知れません。 学習の支援をする立場からすれば、まとまった時間を確保出来る夏休みは「実力の点検と補填」をする絶好の機会となります。非受験生は「一学期で不明だったところ」を見直すことに注力してください。 一方、受験生は踏ん張り処になります。周囲の学習強度も上がることで、熾烈な競争が目に見えるようになってきます。 前者・後者ともに共通した「大切なこと」は、時間の使い方です。一日を6時間ごとの以下の4つに分け 1・06:00~12:00 2・12:00~18:00 3・18:00~24:00 4・00:00~06:00 1・2・3において学習時間を振り分けます。(受験生は4も含みます)各パート2時間ずつで、6時間になりますし、各パート間での時間の融通はOKと考えてください。4は睡眠が主です。 自分自身の生活のリズムを考えながら、計画してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.08
時間が無かった
保護者の方が子供たちに、テスト終了後にテストの出来を問うと「時間が無かった」と返答されることが多いと思います。そのような時、私は「それを言っていいのは、常に100点を狙う人だけ」と返します。 「本当に時間が無かったのでしょうか?」 まずテストを受けるに際しての【目標の点数】を決めていますか?いつも50点くらいの点数の人が、いきなり100点を目指すのは、かなり無謀な目標設定です。目標は「とりたい点数」ではなく、「今出来る努力で取れる点数+α」にするべきです。 【目標の点数】は、各々違い、難問を含めた全部の問題を解く作業は、最も重要なことではなく、目標設定した点数を取ることです。もしかして全問解答するために、難しい問題に手を掛け、基本の問題の見直しを疎かにしていませんか?見直しも出来ないのであれば、テストでは得点を確保することは、難しくなります。まず「出来る問題」の見直しを確実に行い、点数を確保し、その後、「難しい問題にチャレンジ」するのです。 一度試してみてください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.04
こつこつやる「力」
受験と部活は両立出来ないのでしょうか? 特別頭がよくないと無理と思われがちですが、そうでもありません。 中学3年間の時間も然り、一日の時間も然り、皆平等に与えられています。 一年間で計画的に受験勉強する日を300日と設定しましょう。 こつこつやる場合、一日1時間で300時間×3年間は約900時間になります。 対して3年生にて部活動を引退し約半年の150日を受験勉強に充てたとしましょう。 900時間を確保するためには、900時間÷150日で一日6時間の学習が必要になります。 純粋に受験用の学習として計算してみましたが、一日6時間を半年続けることは、かなり辛い状況 になります。 一日、一時間でよいので、受験を意識した学習をしましょう。 それだけで、3年後の成果は大きく変わるはずです。 部活との両立も可能なはずです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.07.01
トライプラス八柱校の夏期講習
トライプラス八柱校では、本年夏期講習を実施する期間を7/1~8/31としています。 学校授業との兼ね合いもありますが、中学高校の一学期定期テスト(期末テスト)は6月中旬から下旬に実施され、事実上7月からは夏休みのような状態です。(少し言い過ぎですが・・・) この約2か月間を有意義に過ごせるかが、二学期以降の学習に大きな影響を与えます。 ①学習習慣をつけること(決まった時間に学習する) ②目標を決め、実行する(一学期の復習や二学期の予習・漢字や英単語・資格等々) を明確にし、取り組んでください。 また受験生においては、学力の底上げをする大切な時期です。 ①まとまった学習時間の確保 ②受験対象科目の総復習・苦手克服 が最重要課題となります。 さて皆さんは、この夏休みをどう活用しますか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.29
時間を守ること
約30年前、携帯電話が普及する以前は、待ち合わせ自体が大変なことでした。 「●月●日●時に●●の前で待ち合わせしましょう」と約束し、皆がそれを守ることで、次の行動に移ることができました。「時間厳守」が当たり前の時代でした。 しかし、現在は多少遅れても「先に行っているから、ライン入れて!」で終わり、「時間」というものの価値が変わってきているような気がします。 あるYOUTUBERが「遅刻しても成果出せばいい」という発言をしていました。TV番組の構成上、論破した形になっていましたが、「遅刻すること」と「成果を出すこと」は、「対」ではない為、とても疑問に感じる内容でした。 この話の本意は「時間の使い方」の話であると、私は思うのです。 極端な例を挙げれば、仕事などで会議に参加した時「発言しない、意見を言わない」のであれば、その会議においてその人の時間は不要と考えることが出来ます。しかし古い体質の会社は未だにその会議スタイルです。 時間は有限のものです。学習においても絶えずブラッシュアップして有意義に時間を使えれば良いと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.28
中1生の夏休み・2022年度
中1生の皆さんは、学校生活にも慣れた頃かと思います。新しい環境の中で、部活優先の毎日を送っている人も大勢いると思います。 今回初めての定期テストはどのような感想を持ちましたか?「難しかった」「こんなイメージでは・・・」「完璧!」「大苦戦」等々。 もうそろそろ、テストの返却が始まる学校もあります。得点は大切ですが、それに一喜一憂してはいけません。テストで「分からなかった」「間違えた」問題は、自分の弱点です。「なぜ分からなかったのか?」「なぜ間違えたか?」と自問自答し対策を打つことが大切なのです。 分からなかった問題等をそのままにして、夏休みに突入してしまうと、その箇所はずっと分からないままとなってしまい、今後の学習の成果にも大きく響くことになります。特に積み重ねの学習である「英語」「数学」「国語」は時間を掛けて学習する必要があります。 せっかくの夏休みです。家族との旅行もよいでしょう。部活に打ち込むのもよいでしょう。でも学習面にて自身の弱点を補強しておくことも忘れないでください。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.24
志望校を決める
中学3年生および高校3年生は、もちろんのことですが高校1・2年生も志望校を決める必要があります。 高校1年生では、2年次の「理系」「文系」のコース分けの話が始まっていること。高校2年生では、オープンキャンパス等の日程が組まれていること。が理由です。現代受験のシステムの都合上、急かされている感は否めませんが、まずは「持っている権利=現役高校生」を手放さないよう努力すべきと考えます。当然ながら「その他の方法」もありますが、想像以上に険しい工程であることは承知しておいてください。 さて志望校を決める際に検討すべき条件は以下の3つ。 ① 自分の進みたい「道」は何か? ② 自分の成績や実力は、どの程度か? ③ 受験のルート(推薦or一般) 特に①の「道」は重要です。例えば、とりあえず経済学部に進学しても「やりたいことではないこと」に時間を使うストレスには耐えきれません。不満を抱えながらの4年間は苦行になってしまいます。大学のブランドではなく、「やりたいことが出来るか?」「学びたいことが学べるか?」を主眼におき、進学後の大学4年間を有意義に過ごしてほしいと思います。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.23
夏休みの学校宿題対策(修正版)
トライプラス八柱校では、小学生・中学生に対して「7月中に夏休みの学校宿題を終わらせる」指導をしています。(日記や期間の長い自由研究は除きます) 理由は ① 保護者のお休みは「盆休み」であり、その期間は家族で同じ目的を以って過ごしてほしいこと ② 計画的に学習することおよび達成することで、自己肯定感を感じてもらうこと ③ 漢字や英単語・英検や漢検などの資格の学習に余力を使うこと です。 そのため今夏は、7/29(金)および7/30(土)を小中学生向けの宿題対策日としており、宿題の「チェック」や「わからない箇所の指導」を塾生対象に無料で実施する予定です。一般参加に関しては塾生優先および基本紹介のみ受け付けております。 小学生・中学生の間に「計画する力」を身に着けることは、とても大切です。皆さんも、今夏は少しだけ子供たちに意識させてみてはいかがでしょうか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.22
情報収集と精査
世の中には、様々なツールやガジェットが溢れ、WEBやSNSの発達にて情報化社会がますます加速する様相を見せています。子供たちの情報収集能力は、幼少の頃から磨かれ続けており、大人の感覚では理解できないほど、高速で処理しているのが判ります。(オンライン型対戦ゲームを見ていると、その凄まじさと低年齢化に驚きます) その中での懸念事項が「情報の精査」です。情報には、一次情報「自分が情報源である情報」や、二次情報「人から聞いた情報、情報源が不明な情報」があります。WEBの情報は、複数の手を経由した二次情報で溢れており、真贋の判定や有益不利益の判定がとても難しいのが事実です。例えば、料理の通販において「思った以上に美味しい」と「想像していたのと違う」という現象で理解できると思います。 当然、信頼できる情報も多数あるのも確かなことです さて「実物を眼前でみること」と「画像でみること・人づてに聞いたこと」のどちらを信用しますか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.21
箸を正しく持てますか?
「箸を正しく持てますか?」 私は古い人間なので、この「問い」はとても気になります。人を見るとき、箸の使い方を見ることも多いです。塾の若い講師にも「箸も持ち方は、正しく」と指導しています。 正しい持ち方とはどのようなものでしょうか? 所説ありますが、足利義満により礼儀作法の調査及び定型化を委託された礼法家が定めたとされ、その中に箸の扱いがあるとされています。 道具であり、長い時間を掛け、人々に定着した使い方は、理に適っているものと考えます。歴史的な合理性を持つ「箸の正しい使い方」は、個人的に「様式美」と感じます。しかし近年の個人優先の思考からは、全く価値のない無駄なことかもしれませんし、「人に迷惑かけていないのだから、好きにしていいのでは?」と言われるかもしれません。 様々な考え方を認めることは重要です。しかし生活の一部に根付いている「様式美」を後世に伝えていくことも、「文化」を伝えることだと私は想い大切にしたいのです。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.20
作文が苦手
「作文や小論文が苦手」という生徒や学生は多いです。近年では「夏休みの読書感想文の宿題」は、任意提出の学校がほとんどで、本を読み文章を書く機会が少なくなり「書き慣れない」となるのも頷けます。 作文や小論文には ①語彙力(ボキャブラリー) ②文章力(表現力) ③構成力(簡潔にわかり易く伝える力) ④知識(様々話題に対しての考察力) がバランスよく要求されます。それらを年相応に満たすことは大人でも難しいと言えます。 そのような時に役に立つのが「頭括型・双括型」と呼ばれる「冒頭で結論を述べる構成」です。 ステップ1・自分の考える結論を最初に示す。 ステップ2・上記の理由を複数記載する。 ステップ3・結論をもう一度書き、文章を終わらせる。 「頭括型・双括型」の良いところは、ステップ2において「字数調整が、比較的簡単にできること」および「箇条書きに近い感覚で表現できる」ことです。 日本語として均整のとれた美しい文章を書くことは、大変素晴らしいことですが、日本語はその自由度ゆえに「難しい言語」です。まずは、「意味」を正確に伝えることを主眼に置き、作文や小論文の練習をするとよいと考えます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.18
高校の定期テスト攻略
トライプラス八柱校に通塾する塾生の高校は、一学期(3ヶ月間)に定期テストが二回あります。 これを細かく言うと7週間(50日)に一度、定期テストを実施となります。中学時は、一学期は一度の定期テストだったので、「気を抜けない」と多くの塾生が学習に勤しんでいます。 実はここに定期テスト攻略のポイントがあります。それは「継続した学習」です。小学校時代から、耳にタコが出来るほど言われてきたと思いますが、まさに「それ」です。 例えば、バスケ部に所属しているとしましょう。ランとシュート・パス練習は毎日行うと思います。基礎力の確認および継続は、スポーツ能力の向上させる上で、絶対不可欠です。学力にも同様のことが言えます。日々繰り返す学習の中にこそ、攻略のポイントがあるのです。 「昨日できなかったことが、今日できた」と「昨日解けなかったことが今日は解けた」の努力のポイントは同じものなのです。 トライプラス八柱校では、オリジナルのテキストやAI学習を使用し、個別指導塾の強みを生かし、理解するまで繰り返し授業をしていきます。 是非とも体験授業を受けてみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.17
夏の新規入会キャンペーン
トライプラス八柱校では、「夏の新規入会キャンペーン」を実施しています。 特典1 通常授業1か月分(4回分)を無料 特典2 入会金を無料 特典3 問題プリントや映像授業利用が無料 ※適用期間6/11~7/31までの問い合わせが対象 ※授業料1か月分無料には、3ヶ月以上の継続契約が必要です。 となっています。 夏期の学習は、受験生にはもちろん、二学期の学習に向けて実力を養成する大切な時期になります。 皆さんもトライプラス八柱校で、トライしてみませんか? 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.10
新高1生・思い出してください
新高校1年生の皆さん、約1か月前のことを思い出してみましょう!大部分の人は長く苦しい受験勉強を経験してきたと思います。その受験勉強の間、何を考えていたでしょうか?そして高校進学が決まった時、どう感じたでしょうか? 「どうして、こんなに勉強しなければいけないの?」 「もっと早くから始めれば、よかった」 「やっと、受験終わった」 「高校に行ったら、少しずつでも勉強しよう…」 等々考えたと思います。 高校受験は多くの人にとって、「最初の関門」でした。そして次には「大学受験」「就職」「昇級(出世)」等の関門が待ち受けています。人生において「学ぶこと」は終わらないのです。 さて、大学へ進学する人、別の道へ進む人それぞれいると思いますが、もうそろそろ半年ほど掛けて次の進路について考えてみましょう。 中学3年間の『時の経つスピード』を思い出してください。高校卒業まで3年間、大学受験まで2年半しかありませんよ。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.09
小6向け・進学は出口戦略を見据えて
受験を考えるとき、出口戦略が重要とお伝えしていますが、一例を説明します。 (1)大学受験では ① 一般受験(共通試験or個別試験) ② 指定校推薦(高校三年間の評点(成績)の上位が受けられる) ③ AO入試(ユニークな特技等) という選択肢があります。 (2)千葉県の公立高校受験では ① 内申点(中学3年間の学年末評価の合計) ② 学力検査 ③ 各校固有の検査(論文・作文・面談・実技) の3つの合計で合否判断。 (3)松戸市の中学では ① 定期テストの点数 ② 提出物 ③ 授業態度・生活態度 等々を総合的に判断し、評価。 上記から考えうる一例ですが中学では、上位の成績、真面目で誠実な生活を送り上位高校へ進学し高校で、上位の成績、真面目で誠実な生活を送り、指定校推薦にて大学進学することが、一番安全な確実な方法と考えています。 例え、指定校推薦が確保できなくても、成績上位を確保するために、きちんと学習をしてきているので、一般受験に切り替えても何の問題もありません。 進学や受験は正しい道はありません。様々な可能性を考えるべきですが、一例として紹介しておきます。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.08
中3向け 受験の全体像は見えていますか?
中3生の皆さん、受験の全体像は見えていますか?正直に言うと、見えている中3生の方が少数派です。しかし、残念ながら残された時間はあまり多くありません。ゴールの設定は以下の3通りが主であると考えられます。 ゴール① 私立高校/単願推薦・10月頃試験 ゴール② 私立高校/併願推薦・01月頃試験 ゴール③ 公立高校・2/21、2/22試験 では、大多数の方が設定するゴール③の公立高校にて、勘案してみましょう。 条件1 起点を6/21、終点を2/21 条件2 一日の受験用学習時間 2時間 条件3 受験科目 5科目 検討① 6/21~2/21は、8か月間よって32週 検討② 一週間の学習時間 14時間(2時間×7日間) 検討③ ①②より総学習時間 448時間(14時間×32週) 検討④ ③より一科目当たりの学習時間 約90時間(448÷5) 結論 一科目あたりの学習予定時間 90時間 となります。 では同様にゴール①では、4ヶ月間・3科目受験とすれば、74時間(※ゴール②は、公立併願のため、ゴール③を参照)となります。 一度自身の条件に合わせて計算してみるのもよいでしょう。 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.07
高1向、大学受験を想像しましょう。
高1生の皆さん、高校受験のダメージも抜け、新たな生活にも慣れてきた頃と思いますここで、少しねじを締め直しましょう! 先ず以下の事実を認識しましょう。 1) 大学受験本番は、約2年半後です。 2) 中学から高校への進学率は約98%であること。高校から4年生大学への進学率は約60%であること。 上記のことから、類推しなければならないことは 1)①受験勉強に使える期間は約2年半つまり約30か月であり約120週であること 1)②その期間内に新規で学習する範囲が絶えず発生すること。 2)①大学へ進学するのは学力上位の半分であること 2)②上記の中で、大学受験用の偏差値が決まること 要するに、「大学受験は、学力上位半分が争う過酷な戦いで使える時間は30か月」ということです。 その事実を理解していれば、自分の行動が変わるはずなのです。 大学目指す皆さん、「勉強しましょう!」 文責:教室長 渡邉 -
2022.06.06
トライプラス八柱校の夏期講習
トライプラス八柱校では、本年夏期講習を実施する期間を7/1~8/31としています。 学校授業との兼ね合いもありますが、中学高校の一学期定期テスト(期末テスト)は6月中旬から下旬に実施され、事実上7月からは夏休みのような状態です。(少し言い過ぎですが・・・) この約2か月間を有意義に過ごせるかが、二学期以降の学習に大きな影響を与えます。 ①学習習慣をつけること(決まった時間に学習する) ②目標を決め、実行する(一学期の復習や二学期の予習・漢字や英単語・資格等々) を明確にし、取り組んでください。 また受験生においては、学力の底上げをする大切な時期です。 ①まとまった学習時間の確保 ②受験対象科目の総復習・苦手克服 が最重要課題となります。 さて皆さんは、この夏休みをどう活用しますか? 文責:教室長 渡邉