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教室見学可

東京都国分寺市 国分寺駅北口校
の教室情報

住所 〒185-0012
東京都 国分寺市本町2-13-1
中久ビル3F
最寄り駅 国分寺駅の北口から徒歩3分。バス通りをまっすぐ、本町2丁目交差点を渡り右へ。1階セブンイレブンさん、2階ヤマハ音楽教室さん、3階が国分寺駅北口校の教室です。
対応学年 小学生中学生高校生、浪人生
教室長 久野一郎

国分寺駅北口校
へのアクセス

通塾エリア

国分寺市
本町、本多、南町、東恋ヶ窪、泉町、東元町、西元町、西恋ヶ窪、東戸倉、戸倉、日吉町、北町

小金井市
貫井北町、貫井南町
小平市
上水南町、上水本町、喜平町、上水新町、回田町、鈴木町、学園西町、学園東町、小川西町、小川東町、津田町、仲町、小川町、たかの台
府中市
武蔵台、栄町、晴見町、新町
【利用可能バス】
ぶんバス・本多ルートの本町二丁目西停留所から徒歩10秒
銀河鉄道バス・国分寺駅北口停留所から徒歩30秒

〒185-0012 東京都 国分寺市本町2-13-1 中久ビル3F

国分寺駅北口校
の教室長からのメッセージ

久野一郎
教室長:久野一郎

大学受験、高校受験、中学受験に強い塾です。大学入試では、一般入試の他、総合型選抜、指定校推薦、内部進学にも対応し、高校受験でも、一般入試、推薦入試に対応しています。高校受験は、内申点も大事になってきますので、内申点を上げてゆくための授業も提供しています。中学受験への対応もしています。集団塾では対応が行き届かないことや授業についてゆけないことが起こることがありますが、個別指導塾では、生徒一人一人に最適な授業を提供しますので、合格確率は高くなるはずです。トライプラス国分寺駅北口校では、難関中、高、大学への対策授業も可能な教師陣をそろえておりますから、安心して入塾できます。これまで、国立大学、私立難関校、都立上位校、私立中高一貫校への合格実績があることがその証しです。
いよいよ夏休みが近づいてきました。夏休みの質の高い勉強量が、今後の成績の伸びに大きく影響してくることを多くの大人は経験済みかと思います。中学受験の勉強をしてきた小学生や、中学生、高校生は前年に実感していることでしょう。夏休みの学習を充実させるには、夏休みが始まるまでの期間の学習がとても大事になってきます。「よし、夏休みから頑張るぞ!」と開始を先送りする生徒は、学習時間を多く確保する準備をしていないので、夏休みに入っても、毛が生えた程度の勉強時間しか確保できないのが実態です。そして実りのないまま二学期をむかえる結果になってしまいます。そうならぬよう、トライプラス国分寺駅北口校の夏期講習を利用してみましょう。当塾では、事前に入試過去問、演習問題を解いてもらい、解き方の解説授業を行うようにしています。否が応でも学習時間を多く確保していただけるようになっています。
入塾検討をお急ぎください。無料の体験授業をお試しいただけます。お申込みは、教室直通の電話番号042-316-8607におかけいただくのが便利です。教室見学もかねて、直接来校いただくのも良いかと思います。
■7月の開校、開校時間、お休み
・7/7, 14, 21, 28 の日曜日はすべてお休み
・開校時間 7/1(月)~7/5(金) は15:30-22:00, 7/8(月)~7/31(水)は13:00~22:00 すべて13:00-22:00
■夏期講習のご案内
・7/8(月)~9/2(月) (8/14(水)~8/19(月)はお休み)
・開校時間 13:00-22:00

通塾生の
在籍校・進学先

*公立、私立の順・五十音順
【小学生】
(公立)
 国分寺市立第一小学校
 国分寺市立第三小学校
 国分寺市立第七小学校
(私立)
 国立学園小学校
【中学生】
(公立)
 小金井市立第一中学校
 小金井市立南中学校
 国分寺市立第一中学校
 国分寺市立第二中学校
 国分寺市立第四中学校
 小平市立小平第一中学校
 小平市立小平第二中学校
 小平市立小平第四中学校
 小平市立上水中学校
 東京都立武蔵高等学校附属中
(私立)
 学習院中等科
 吉祥女子中学校
 國學院大學久我山中学校
 白梅学園清修中高一貫部(中学)
 創価中学校
 日本大学第二中学校
 明治学院中学校
 明星中学校
 早稲田実業学校中等部
【高校生】
(都立)
 国立高等学校
 小金井北高等学校
 小平高等学校
 小平南高等学校
 昭和高等学校
 杉並高等学校
 立川高等学校
 田無高等学校
 東京都立立川国際中等教育学校
 東大和南高等学校
 日野台高等学校
 府中高等学校
 武蔵高等学校
(私立)
 晃華学園高等学校
 駒場東邦高等学校
 聖徳学園高等学校
 白梅学園高等学校
 白梅学園清修中高一貫部(高校)
 東亜学園高等学校
 東海大学菅生高等学校
 八王子学園八王子高等学校
 法政大学高等学校
 北海道芸術高等学校
 明治学院東村山高等学校
 明星高等学校
 明法高等学校

合格実績
■2024(令和6)
【国立大】
東京外国語大 言語文化学部 ペルシア語学科
【私大等】
中央大 国際情報 国際情報
津田塾大 総合政策 総合政策
東京経済大 コミュニケーション 国際コミュニケーション
東京経済大 経営 経営
創価大 経営 経営
帝京大 経済 経済
大妻女子大 家政 ライフデザイン
西武文理大 看護 看護
東京工芸大 芸術 アニメーション
東京デザイナーアカデミー インテリアデザイン学科
【都立高】
武蔵野北
第五商業
【私立高】
明法
杉並学院
東亜学園
■2023(令5)
【私大】
東京理科 薬学
明治薬科 薬学
武蔵野 薬学
中央 総合政策
駒澤 文 地理
跡見学園女子 マネジメント
【都立高】
日野台
小平
小平西
【私立高】
八王子学園八王子
武蔵野大学高
大成 文理進学
明星学園
昭和第一学園 総合進学(文理進学)
堀越
大東学園
帝京長岡
■2022(令4)
【国公大】
一橋 商
東京農工 農学 応用生物科学
【私大】
早稲田 政治経済 経済
慶応義塾 商
同志社 法 法律
同志社 政策
東京理科 理工応用生物
中央 法 政治
明治 商
中央 商 国際マーケティング
中央 国際経営
青山学院 経営マーケティング
中央 文 人文社会
法政 経営 市場経営
成蹊 文 国際文化
成蹊 文 英語英米文
順天堂 国際教養
日本女子 人間社会
東洋 文 国際コミュニケーション
武蔵野 看護
帝京 外国語 
明星 建築
東京家政 家政
東京医療学院 保健医療
立正 経済
流通経済 経済
【都立高】
杉並
大泉桜
【私立高】
明星 MGS
女子美術大学付属
日本大学明誠
昭和第一学園 総合進学
八王子実践 総合進学
大成 文理進学
■2021(令3)
【大学校】
 防衛大学校 理工
【私大】
 成蹊 文 現代社会
 東京女子 現代教養
 日本 経済 経済
 日本 経済 金融公共
 明星 人文
 東京農業 国際食料情報国際農業開発学
 東京農業 国際食料情報国際食農科学
 東京経済 経済
 拓殖 政経
 帝京 経済
 東京国際 人間社会学
 帝京平成 現代ライフ
【都立高】
 立川
 小平西
 東大和
 府中
 府中西
 東村山西
【私立高】
 錦城 特進
 八王子実践 選抜
 昭和第一学園 普通科選抜進学 2名
 白梅学園 2名
 東海大菅生
 日本体育大学桜華
 聖パウロ学園
 北海道芸術 
■2020(令2)
【国立大】
 北海道 総合教育部(理系)
【私大】
 東京理科 理
 東京理科 工
 立教 理
 明治 農
 法政 生命科学
 日本女子 文
 大妻女子 家政

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国分寺駅北口校
の講師紹介

鬼丸彩初(おにまる いろは)
鬼丸彩初(おにまる いろは)

東京学芸大学に在籍しており、教師を目指しています。「分からない」、大歓迎です。一緒に「分かる」に変えていきましょう。

栗原知代(くりはらちよ)
栗原知代(くりはらちよ)

英語のリスニング、文法、長文読解、英作文、英会話、何でも教えられます!語学の能力がパッと開花する感覚を味わいましょう。

照山幹雄(てるやま みきお)
照山幹雄(てるやま みきお)

中学生・高校生の数学の授業を主に担当。
数学検定準一級、統計士資格、MOS資格あり。
一緒に勉強を頑張りましょう!

山本渓資(やまもとけいすけ)
山本渓資(やまもとけいすけ)

小中学生は全教科、高校は英語、国語、社会、数学を教えることができます。文武両道の方法も教えられます。共に頑張りましょう。

鈴木健一郎(すずき けんいちろう)
鈴木健一郎(すずき けんいちろう)

皆さんの勉強を一生懸命にバックアップしてゆきます。勉強を通じて共に成長してゆきましょう。夢に向かって頑張りましょう。

塩原仁志(しおばら ひとし)
塩原仁志(しおばら ひとし)

中高とサッカー部に所属していたので、文武両道のためのアドバイスも出来ます。一人一人の目標実現のためにサポートいたします。

福田敦大(ふくだ あつひろ)
福田敦大(ふくだ あつひろ)

数学、理科(物理・化学)はお任せください。英語も国語も地理も得意。
難関中学受験の対応もできます。一緒に頑張りましょう。

緒方聖輝(おがた いぶき)
緒方聖輝(おがた いぶき)

理系科目と英語は大学受験までおまかせください。小、中は全教科。勉強の楽しさを実感してもらえるようサポートしてゆきます。

平沼大河(ひらぬまたいが)
平沼大河(ひらぬまたいが)

生徒一人一人とどんどん対話をして、質問しやすい授業を心掛けています。一緒に勉強を頑張りましょう!サッカーが大好きです。

※ 上記はトライ登録講師の一部です。

国分寺駅北口校
のコース紹介

人気コースランキング

1位 2位 3位
小学生 算数強化 正確に早く解答できる力を養います。 英語強化 中学での英語を得意科目にさせます。 私立中学、都立中高一貫校受験対策 志望校対策授業
中学生 都立高校入試対策 志望校合格への得点力を養います。 定期テスト対策 近隣公立中、通学圏私立中すべて対応 英検・数検対策 2級・準2級を目標に。
高校生 大学受験対策 国公立私立難関校も目指します。 内申点UP対策 指定校推薦、内部進学のための授業。 英検対策 準1級を目標に。

その他人気コース

小学生

私立中学を受験する小学生は、中学受験専門の塾との併用で苦手科目をバックアップする個別指導の使い方もお勧めです。

中学生

中学生は「定期テスト対策」が柱になります。勉強が苦手で、テスト勉強のやり方がわからない!と悩んでいる方は、是非早めにお越しください。

高校生

高校1年生の出だしから、成績が振るわないとそのあとの学習にマイナスの影響を与えます。スタートで躓かないことが高校3年間を学習面で成功させる重要なポイントです。そのためにも「苦手科目の個別指導」を受講して、理解不足の単元を早く克服し、「予習タイプの勉強」に変えていきましょう。

国分寺駅北口校
からのお知らせ

  • 2024.07.27

    2024入試、文化学園大学杉並中(18)

    算数、大問5の(2)は仕切り板イの高さを求める問題です。 区画Aが満タンになって、さらに区画Bの高さ4㎝まで水がたまり、そのときの時間から仕切り板イの高さまで達する時間が10.8分とグラフで示してあります。40㎤x10.8分=432㎤です。区画Bの高さ4cmまで水がたまり、この時点から仕切り板イの高さまで水がたまる容積が432㎤となります。A区画とB区画の高さ4㎝まで水がたまったときの容積は16cmx9cmx4cm=576㎤です。 イの高さx9㎝x16㎝=576㎤+432㎤、これでイの高さが求められます。 (3)は仕切り板イの高さに水がたまったときに、排水口bを12分間だけ開き、同時に水道cからも水を入れ始め、水そうが満タンになるのは空の状態から水を入れ始めてから何分何秒後か、という問題です。排水口bは毎分50㎤排水します。 順序だてて、丁寧に計算を進めてゆくことが正解へたどり着くただ一つの方法のように思います。(続く)
  • 2024.07.26

    2024入試、文化学園大学杉並中(17)

    いよいよ算数の最後の問題、大問5です。 水そうに水を流す問題です。直方体の水そうで、仕切り板が中に2枚設置されています。アの仕切り板の高さが4㎝。イの仕切り板の高さは問2で求めるようになっています。水槽は高さが9㎝、底面の横が12cmで、縦(奥行)は問1で求めるようになっています。仕切り板は、右側から5㎝の位置にア、左側から3cmの位置にイと設置され、水そうの区画を右からA、B、Cとしています。区画Aの上に水道aが、区画Cの上に水道cが、そして区画Bの底には、排水口bがついています。これで、水そうの絵がかけるように思います。これが図1です。図2は、グラフです。横軸に時間(分)、縦軸が水面の高さ(cm)のグラフで、水道aから水を注いだときの時間と水面の高さの関係を示しています。 これは水の容積を求める問題です。問題文が長く一見難しそうですが、以外と単純に解けるのではないかと思います。 水道aは毎分40㎤の水が出るので、図2のグラフから8分で区画Aが満タンになることがわかります。 (1)奥行x5cmx4cm=40㎤x8分、これで解けます。
  • 2024.07.25

    2024入試、文化学園大学杉並中(16)

    算数 大問4は図形の問題。 (3)「下の図は、ある立体を真正面から見たものと、真上から見たものです。この立体の体積は何㎤ですか。」という問題です。真正面から見たものは、底辺が6㎝高さが6㎝で、左すみ上が横3㎝、縦4㎝が切り取られているように見えます。真上から見たものを見ると、この切り取られた部分が三角柱になることがわかります。直方体の体積から、切り取った三角柱の体積を引くと答えが出ます。よく見ると、直方体でなく、縦横高さが6㎝の立方体でした。 実際にこの立体を斜め上から見た図を書けると簡単に解けるように思います。 これも、実際の問題を、塾の掲示物として掲載しておくようにいたします。 大問4の図形の問題3問は、そう難しくはないように思います。
  • 2024.07.24

    2024入試、文化学園大学杉並中(15)

    算数 大問4は図形の問題。 (2)「下の図のような二等辺三角形の外側を、辺にそって半径1㎝の円が1周します。このとき、円が通過するかげの部分の面積は何㎠ですか。」という問題です。2等辺三角形は、底辺が5㎝で、他の2辺が4㎝です。辺にそって半径1㎝の円をころがしてゆくと、三角形の外側にかげの部分ができます。おむすびのような形ができあがり、真ん中に2等辺三角形があるような図です。 2等辺三角形の各辺の外側に長方形が3つできます。4x2の長方形が2つと、5x2の長方形が1つ。残ったかげの部分を集めると、ちょうど半径2㎝の円になることがわかります。よって、面積は、これらを足せばよいだけです。 これも、実際の問題を、塾の掲示物として掲載しておくようにいたします。
  • 2024.07.23

    2024入試、文化学園大学杉並中(14)

    算数 大問4は図形の問題です。 図形の問題はここにはそのまま掲載できず、説明に苦労しますが挑戦してみます。 (1) 1組の三角定規を重ねています。 60°のある三角定規を、60°度を上にして置きます。◣このように置きます。 その上に2角が45度の三角定規を重ねます。◁、おおよそこのような向きです。この三角形の90°のところを60°の三角定規のちょうど真ん中あたりに置いてあります。◣の下の辺と◁の斜め下の編が交わる角度が40°と示されています。 実際に1組の三角定規を置いてみて、図を書いてみてみましょう。重なった部分が5角形となり、それぞれの三角形の長い辺が重なった箇所の5角形の角度をアとしており、この角度を求めるのが問題です。 対頂角が等しいことと、隣合う対頂角の和が180°になることを使って、それぞれの角度を計算してゆくと、解けます。そう難しくはないと思います。 実際の問題は、塾の掲示物として掲載しておくようにいたします。
  • 2024.07.21

    2024入試、文化学園大学杉並中(13)

    算数 大問3の(4) 「15%の食塩水350gがあります。この食塩水を150gすてて、新たに50gの水を入れると何%の食塩水になりますか?」 これは簡単でしょう。 (5) 「えんぴつ4本と消しゴム2個の値段は430円で、えんぴつ5本と消しゴム3個の値段は590円です。えんぴつ10本と消しゴム10個、120円のノート4冊買ったときの値段は何円ですか?」 これも簡単に時間もかけずにすぐに解けると思います。私は簡単に絵をかいてみました。えんぴつ1本と消しゴム1個の値段が160円だとすぐにわかります。もうこれですぐに計算できますね。 大問3は比較的簡単な問題をそろえているように感じます。毎年この傾向ならば、大問1のあとすぐに大問3を解くとよいかもしれません。
  • 2024.07.20

    2024入試、文化学園大学杉並中(12)

    算数 大問3の(3) 「1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉がたくさんあります。これらの硬貨を使い188円にする方法は何通りありますか?ただし、どの硬貨も1枚は使うものとする。」 100円玉と50円玉はともに1枚使うことしかできないので、1, 5, 10円玉をそれぞれ何枚か使って、38円になるのが何通りかを調べればよいですね。 私は、1円玉の数を先に決めてから調べてゆく方法を取りました。38枚は駄目ですね。33枚も駄目ですね。28枚も駄目ですね。 23枚は+15=38円、これは大丈夫です。18枚+5+5+10=38円、これも大丈夫。13枚のときは、5円が1枚のときと3枚のときの2通り。8枚のときは、5円が2枚のときと4枚のときの2通り。3枚のときは5円が1枚、3枚、5枚のときの3通り。 丁寧に順序だててやってゆければ正解できると思います。1円玉の枚数の選び方を決めてやる方法のほうがよいでしょう。
  • 2024.07.19

    2024入試、文化学園大学杉並中(11)

    算数 大問3の(1) これは簡単だと思います。 「A, B, C, D, Eの5人の算数の平均点は64.2点。また、A, B, Cの3人の平均点は70点、C, D, Eの3人の平均点は60点。Cの得点は何点?」 A, B, C, D, Eの5人の得点の合計が321点であると気が付けば、すぐに解けます。DとEの得点の合計が111点であることがわかり、C, D, Eの得点の合計が180点なので、もう答が出ますね。 大問3の(2) 少し難しいかもしれません。 「1, 1/2, 1, 2/3, 1/3, 1, 3/4, 1/2, 1/4, 1, 4/5, ・・・・・・と、ある規則性にしたがって、数が並んでいるとき、50番目の数は?」 8番目の1/2が2/4を約分していると気が付けば簡単にできるでしょう。すわなち、1番目の1は2/2, 3番目の1は3/3, 6番目の1は4/4, 10番目の1は5/5です。15番目が6/6になりますね。21番目が7/7になりますね。順ぐり、分数を書いてゆくと、50番目は5/10になるはずです。はい、答は1/2となります。
  • 2024.07.18

    2024入試、文化学園大学杉並中(10)

    算数 大問2の(3) 「ある商品を210個仕入れ、仕入れ値の20%の利益を見込んで定価をつけて売ったところ、70個が売れ残りました。そこで残った商品を定価の1割引きの162円で売ったところすべて売れました。利益はいくらですか?」 これは簡単でしょう。順番に丁寧に計算をしてゆくことです。 ・定価の1割引きが162円→定価x0.9=162円→定価=162円÷0.9 これで定価が出ました。180円です。 ・仕入れ値x1.2=定価180円→仕入れ値=180円÷1.2=150円 ・定価で売ったときの利益が1個あたり30円で、140個売れたので、利益は4,200円 ・1割引きで売ったときの利益が1個あたり12円で、70個売ったので、利益は840円 問題は、解答プロセスの間違えた箇所を発見するもので、仕入れ値の計算が間違っているとすぐにわかると思います。
  • 2024.07.17

    2024入試、文化学園大学杉並中(9)

    算数 大問2の(2) 「駅から学校までA君は800歩、Bさんは950歩で歩きました。A君とBさんの一歩の歩幅の差は15cmです。駅から学校までは何メートルか?」 歩数と歩幅をしっかりとわけて考えましょう。歩幅はA君とBさんのどちらが、大きいでしょうか。同じ距離を少ない歩数で歩いているA君のほうが歩幅が大きいですね。歩幅は、歩数の比の逆比になります。歩幅の比は950:800=19:16が出ます。余白に以下のような図を書きましょう。 Aの歩幅 ------------------- 19 Bの歩幅 ---------------- 16 比の1あたりが15÷3=5cmになります。よって、5cmx19=95cmがAの歩幅で、95cmx800=76000cm=760m 問題は、解答プロセスの間違えた箇所を発見するもので、歩数の比と歩幅の比を逆比にしなくてはいけないところが間違っていると気が付けばよいですね。「歩数」と「歩幅」をしっかり区別することがポイントです。
  • 2024.07.16

    2024入試、文化学園大学杉並中(8)

    次は、数学の問題を解きます。2024年度入試の第1回試験のものです。 大問1は(1)~(10)まで計算問題で、各3点で30点満点の配点です。分数の計算、分数と少数の混ざった計算が目立ちます。 (9)が根気強く通分と約分を繰り返すことが必要です。 (1/5 + 1/45 + 1/117 + 1/221) x 17 この問題です。 (10)は、最大公約数、最小公倍数の問題で、[A*B]が最大公約数、[A〇B]が最小公倍数を表すとし、 [ [40*32] 〇 18] は?という問題。そう難しくはないように思います。 大問2は(1)~(3)、各5点で15点満点の配点です。問題を解く過程が示されており、どこの部分が間違っているかを選び、問題の正しい答を求める問題です。 (1)は、大問1の計算問題と同じです。4+8÷4/3+2/3x2/3÷(2-1*5/9)  が問題です。(1*5/9は 1と5/9のことです。入力できないので私が書き直ししたまでです。)
  • 2024.07.15

    2024入試、文化学園大学杉並中(7)

    国語、大問3の問6は、空欄補充で本文中から5字でぬき出すものです。ただし、ここの空欄を読むまでに相当読み進めなくてはなりません。大変かもしれません。「おばあちゃん」が「かわいい」とはどういうことかを説明している箇所があります。問題では、「~もの」とあるので、探し出しやすいと思います。 問7は、50字以内で記述して説明する問題です。問6に大きく関連しています。主人公が「かわいい」という言葉に対して自分なりに結論が出せた、ことを説明すればよいのかと思います。傍線部のすぐあとにはっきりと書いてあるので、その文を利用して書けばよいですね。 問8は、本文の内容と合致するものを選ぶ問題です。簡単なように思います。ひねった問題ではなく、素直に、単純に読み取ればよいだけのように思います。 受験の国語について、私も過去何度かここに取り上げてきていますが、「設問文を最初に読んでから解け!」と教える人も少なからずいるようで、これに対しては、私は、本文を読んでからやるように教えています。今回の問題では、本文から順番に読み進めて、傍線部があるごとに解いてゆくのが時間不足にならないためには最も良いように思いました。
  • 2024.07.14

    2024入試、文化学園大学杉並中(6)

    国語、大問3の問4。 どんな気持ちを表しているかを選択肢から選ぶ問題。私は、不正解でした。この設問の傍線部の前後、いろいろと難しい言葉が出てきています。選択肢の文には、「うとましく」、「憐れむ(あわれむ)」という語があります。 ・太鼓判 ・羨望(せんぼう) ・憎々しげ ・堅実 ・呆れ(あきれ) ・憐憫(れんびん) ・おびただしい 「羨望」という言葉から正解を導けるのですが、小学6年生には難しいかもしれません。アとエは正解でないことは読み取れるように思います。イの選択肢に「尊敬する」とありますが、これが間違いだと気が付けば正解が取れると思います。 問5は、問題文中にある 「目が滑る」 「こともなげに」 「眉を下げる」 の意味を選択肢から選ぶ問題です。文脈から簡単に選べそうです。
  • 2024.07.13

    2024入試、文化学園大学杉並中(5)

    国語の大問3は、物語文です。寺地はるな『水を縫う』が出典です。 問1 「どのような認識に変わるか」、本文中から27字でぬき出し、最初と最後の5字を答えるものです。字数が特定されているとやりやすいですね。(大問2では、私は手こずりましたが。)大問2もそうですが、設問箇所の傍線部は読み進めてゆく順番になっており、設問のたびに解答してゆく方法でよいと思います。主人公と結婚相手の「紺野さん」の出会いと、好感を持った時のことが描かれており、傍線部⓵から13行目まで読み進めてゆけば、答えが見つかります。 問2 「紺野さん」がもどかしく思っている理由を答える問題。直前の会話の中に、「しっかりと話し合った方がええで。」とあり、そこから選択肢を選べるでしょう。 問3 「紺野さん」が「気色ばんでいる」とは、どういうことかを選択肢から選ぶ問題。「気色ばむ」という言葉は難しですね。きちんと辞書でも引いて調べてみましょう。意味がわからずとも、文脈から読み取れるようには思います。ちなみに、高校の古文でも、この単語はとても重要です。「気色ばむ」、都立の自校作成校の漢字の問題にも出てきそうにも思います
  • 2024.07.12

    2024入試、文化学園大学杉並中(4)

    国語の大問2の問7は、傍線部の表現を説明するのに最も適した文章を選択肢から選ぶ問題です。傍線部のあとの文章に「集団」について記載されており、簡単に選べるのではないかと思います。 問8は、記述式の問題です。文章の一部を指定してあり、60字以内で説明せよ、とあります。文章の一部が指定してあり、書きやすく、正答点を取った生徒も多く思います。次の段落をそのまま要約すればよい問題となっているので。 問9は、学校生活ではどんな場面で、自分ならどうするか、の作文問題です。文字数の指定はしておらず、解答欄の枠があるだけです。解答例をみると120字弱なので、そのくらいの文字数を書いてほしいのかと思われます。採点する先生たちが、最も期待している作文問題のはずです。必ず空欄で終えずに、書きましょう。それには、普段から、作文練習をしておくことが大切です。作文が苦手という生徒は、結局は、書き慣れていないだけなのです。何を書いてよいかわからない、と言いますが、入試問題は指定されたことを書けばよいので、考えようによっては簡単なのです。
  • 2024.07.11

    2024入試、文化学園大学杉並中(3)

    国語の大問2の問4は、直後の文章から簡単に解けるように思います。「言葉が通じない、届かない」、これを言っている選択肢を選べばよいだけです。 問5は、空欄補充で、あてはまる言葉を選択する問題です。同じ段落(5行あり)中の最後に、「プライベートな側面」とあり、これと反対の言葉を選べばよいだけです。文章冒頭から、「公的(パブリック)」、「私的(プライベート)」で始まっており、簡単に選択できるでしょう。 問6も空欄補充ですが、文中からの13字を抜き出すものです。以外に簡単に探し出せるかな、と思いましたが、何度も読み返して13字を探す作業をしてしまいました。私の場合、時間切れとなってしまい、合格点に達しないことになってしまうことでしょう。こうした問題は前後に答が見つかるものです。この問題では、9行も先の次の段落に答がありました。次の段落といえども、「自分と他者が違う」ということを継続して話題にしていますから、少し先まで読んでおれば、簡単だったように思います。次の段落でも、連続した内容であれば、読み進めてから解くほうがよいことは多いかもしれません。
  • 2024.07.10

    2024入試、文化学園大学杉並中(2)

    第一回試験、国語の大問2、説明文の問題です。 泉谷閑示『「普通がいい」という病』からの文。 問9まであり、配点は35点。 問1 この問題は、問題文の最初の1行目の「公的な側面」「私的な側面」に傍線があって、どちらにもあてはまらないものを選択肢から選べ、というものです。問題文全体を読まずに、いきなり解いてよい問題です。 問2 2行目の傍線部の「問題意識」がどういうものかを選択肢から選ぶ問題です。冒頭の1段落(1行)、2段落目(3行)を読むだけで解けるでしょう。冒頭、「言葉」について書き出しているので、単純に「言葉」についての問題意識だととらえるべきでしょう。 問3 さっぱりわかりません、私は。もちろん不正解。旧約聖書の創世記の「バベルの塔」の話を引用してあります。正解を見ると、なるほど、と納得がゆきました。バベルの塔を最初の仕事で成し遂げたくらいだから、今後もいろんなことを成し遂げることができる、と素直に読み取れれば簡単なのかと思います。「成し遂げる」という言葉がある選択肢を選ぶだけでよかったのです。 今のところ、問題文を読み進めながら、解いてゆけばよい問題です。全体を読んでから解く必要はないです。
  • 2024.07.09

    2024入試、文化学園大学杉並中(1)

    学校の説明会に参加した中学校の入試問題を紹介しています。時に解説も。今回は、文化学園大学杉並中学です。2024年入試の第一回試験です。 大問1の問1は、漢字です。読み5問、書き5問、1問2点で満点で20点。 ⓵看病 ②保護 ③寄付 ④完結 ⑤根底 読みは簡単だと思います。 ⑥エンゲキを観に行く。 ⑦雲一つないカイセイ ⑧旅先でみたゼッケイに感動 ⑨セッキョク的 ⑩モクヒョウ エンゲキ、ゼッケイの正解率が他より低いのではないか、と思います。(私が思っているだけで、実際はわかりません。) 問2は、ふさわしい文章表現を選ぶ問題です。1問3点x4問で12点の配点。それぞれの文章をしっかりと読めないと、間違ってしまう生徒も割と多いのではと感じました。 大問1だけで、配点が32点です。大問2は、説明文で35点。大問3は、物語文で33点。合格者の平均点は66.5、受験者の平均点は54.6でした。 大問1の問1の漢字は20点満点が取れるよう、日々の漢字トレーニングを欠かさないことです。言葉に強くなるので、説明文、物語文も得意になるはずです。
  • 2024.07.08

    2024入試問題、明法中学・算数(12)

    大問【5】の(4)、これが最後の問題となりました。 【1 5】, 【3 2】, 【4 1】の3種類のカードを何回か取り出したら、「左の和が右の和よりも10小さく、左の和と右の和の合計が60になった。それぞれのカードは何回取り出されたか。」という問い。 私は、こう解きました。各カード1回ずつ取り出すと、合計は16です。60には遠いです。各カード5回ずつ取り出すと、合計は80です。差が20も。20は5の倍数であることに気が付きました。よって、【3 2】と【4 1】のカードを取り出す回数を減らせばよいと思いました。それぞれ1回減らすと和は70です。あと10引けばよいので、これらを2回減らせば和が60になるはずです。このとき、左と右の合計の差が4です。あと6ほど差をつけねばなりません。【4 1】の差が3なので、これを2回減らせばよいのかと思います。 【1 5】 5回 【3 2】 4回 【4 1】 2回 合計してゆくと、 【5 25】 【12 8】 【8 2】で、 左の合計が25、右の合計が35で、和は60になります。左の和は右の和よりも10小さいです。上記の回数で正解です。
  • 2024.07.07

    2024入試問題、明法中学・算数(11)

    大問【5】(3)は、「何回かカードを取り出したところ、左の和と右の和の合計が90になった。カードを取り出した回数は4通りある。すべて答えよ。」という問いです。 カードを今一度示しておきます。 【1 5】 【3 2】 【4 1】 カードの和は6と5、90はこれらで割れます。90÷6=15、【1 5】を15回が答の一つです。同様に90÷5=18、【3 2】を18回が、二つ目の答です。残りの2通りの取り出す回数は、【1 5】と【3 2】を組み合わせた回数となるはずです。【4 1】は和が5となり、【3 2】のカードだけで考えてよいことになります。90より小さい6と5の公倍数に注目しました。30と60です。 30÷6で、【1 5】を5回、60÷5で、【3 2】を12回、これで、「17回」の答が出てきます。 60÷6で、【1 5】を10回、30÷5で、【3 2】を6回、これで、「16回」の答が出てきます。 これで、4通りの回数がすべて出てきました。
  • 2024.07.06

    2024入試問題、明法中学・算数(10)

    大問【5】③は、カードを3回取り出したときで、左の和と右の和が等しくなったときに、左の和と右の和の合計はいくつか、という問いです。 1回目 1 5 2回目 3 2 3回目 4 1 左も右も和が8となり、左右足すと16。これが答え。3回選ぶ方法が何通りあるか、順番にあげて解いてゆく問題です。 (2)はカードを6回も取り出します。そのとき左の和が右の和よりも3大きくなった、とあります。このとき左の和はいくつか、という問いです。 カードは、(1 5), (3 2), (4 1) です。6回取り出すので、必ず、(1 5)のカードを引くことになります。 まず、以下のようにやってみました。 1回目 1 5 2回目 3 2 3回目 3 2 4回目 3 2 5回目 3 2 6回目 3 2 左の和が16、右の和が15です。左の和が1大きいです。3大きくするためには、(4 1)のカードを使えばよいと推測できます。 1回目 1 5 2回目 3 2 3回目 3 2 4回目 3 2 5回目 3 2 6回目 4 1 左の和が17, 右の和が14です。これが正解です。
  • 2024.07.03

    2024入試問題、明法中学・算数(9)

    大問【5】、いよいよこれが最後。箱の中から3種類のカードが入っており、それを何回か取り出したときの結果がどうなるか、という問題です。3種類のカードは、それぞれの左と右に数字がかかれており、以下のようになっています。 ・1 5 ・3 2 ・4 1 何回か取り出し、左の数字をそれぞれ足してゆき、それを「左の和」、右の数字もおなじように足してゆき、それを「右の和」とする、という条件です。1回引いたカードは箱に戻します。同じカードを何回も引くことがあるわけですね。わかりやすいように例が示してあります。 1回目 4 1 2回目 3 2 3回目 1 5 4回目 3 2 左の和は11,右の和は10で、左の和と右の和の合計は21 (1)から。カードを3階取り出すとあります。 ⓵左の和が5のとき、右の和はいくつか、という問い。 1+1+3=5、この選び方しかないです。よって、右の和はすぐに計算できます。 ②左の和が9のとき、右の和は2通りあり、どちらも答えなさい、という問い。 4+4+1と3+3+3です。これも簡単です。
  • 2024.06.29

    2024入試問題、明法中学・算数(8)

    大問【4】の(4)の解説を。ここにたどり着くまでに、かなりの日数を要してしまいました。難しい問題だったからです、私にとって。問題をたくさん解いてきている小学6年生には、簡単な問題のはずです。 今日解いてみると、以外に簡単でした。ダイアグラムに、距離や時間をどんどん書き加えているうちに、記載事項が多すぎてややこしくなって、難しく感じてしまうだけだと、感じました。(4)の問題は、単純に、問題文中に示してある525mをバスの速度、分速350mで割るだけでした。割り算の答は1.5分、つまり1分30秒が答です。 (5)もそう難しくはありませんでした。太郎が10:12にいた地点からバス停Cまでの距離をダイアグラムから求め、(4)で求めた1分30秒の待ち時間を使い、10時36分30秒を導き出すと、かかった時間が求められ、距離÷時間=速さ、で簡単に答えが出ます。 与えられた情報、計算で求めた情報をダイアグラムに、丁寧に、きれいに書いてゆけるかが、問題を複雑で難しく感じさせるか、簡単に感じさせるかにつながってきます。「きれいに書くこと」と「丁寧さ」が、中学受験では必要な力です。頭が良い悪いではないのです。
  • 2024.06.04

    2024入試問題、明法中学・算数(7)

    大問【4】の(3)は、以外と簡単です。問題文に書かれている時間をダイアグラムに書き込んでみれば、すぐに解けるでしょう。バスの速度は一定である、との条件ですので。 ダイアグラムではなく、ここでは、以下のようにバスの経路と時間をまとめてみます。 ・A地点9:00に出発➡B地点に9:20に到着 ・B地点9:20に出発➡A地点に戻ります。速度が一定なので、A地点に9:40に到着(戻ります) ・A地点を9:40に出発➡C地点(AーB間にある停留所)、折り返してA地点に戻ります。A-C間の距離は不明なので、A地点に戻った時間はわかりません。 ・最初のルートA-B間を往復します。往復で40分かかっていますが、先のA-C間を往復時間がわからないので、A地点に戻った時間はわかりません。 ・さらに、A-C間を往復し、Aに戻ってきた時間が10:44とあります。104分かかっています。 これで解けるでしょう。A-B間2往復で80分かかります。104分-80分=24分。A-C間を2往復していますから、A-C間の往復は24÷2=12分かかることになります。 これで、問いの「バスが2度目にAに戻ってきた時間」は解けます。
  • 2024.06.03

    2024入試問題、明法中学・算数(6)

    大問【4】は、速さの問題です。問題文を読むと、太郎君がバスに乗ったり降りたり、途中用事を済ませたりと、行動をとらえるのが複雑かもしれません。補足として、太郎君の道のりを図式化したものが示してあります。いわゆるダイヤグラムです。中学受験の勉強で必ず習います。 (1)は簡単です。単純にバスの分速を求める問題。 (2)は難しいかもしれません。「近づく速さ」を求める問題です。この問題を解いておけば、簡単に解けるはずです。太郎君がバスとすれ違う時間を求めます。まず、9時20分に太郎君が何m進んでいるかを求めます。分速150mx20分=3,000mです。この地点でのバスとの距離を求めます。問題文から7,000m-3,000m=4,000mです。「近づく速さ」の問題は、この距離÷(バスの速さ+太郎君の速さ)の式を使い、「出会う時間」を求めます。 まだまだ、難しい問題が続きます。
  • 2024.05.12

    2024入試問題、明法中学・算数(5)

    大問【3】図形の問題の(2) 半径1cmの円4つが、半径2cmの円に重なり合ってすっぽりおさまっています。半径2cmの円の中に正方形があります。正方形の各頂点は、半径1cmの円の中心となっています。これで図のイメージはつくでしょうか?これも前掲でお伝えしたように「今日のトライさん」に載せておきます。教室見学に来ていただけると、コピーをお渡しします。 ⓵は、図中に太字で示した円周の一部を足した合計を求める問題。簡単でしょう。円周の一部はすべて同じ長さで、これが4つあり、足すと、半径1cmの円周になると気がつくと思います。 ②は、図中の斜線部分の面積を求める問題で、半径2cmの円の面積から、半径1cmの円4つの面積を引いた面積を求めるようになっています。注意点は、4つの円が重なり合っていますから、重なり合っていない部分の面積を求めなくてはなりません。円の重なり合っている点を結ぶと正方形ができることに気が付くと思います。この正方形の各辺に、半円の羽がついているような図になっており、この面積を差し引くと正解がでます。つまり、正方形の面積と半径1cmの円の面積2個分を足した面積を引けば正解。
  • 2024.05.11

    2024入試問題、明法中学・算数(4)

    大問【3】は図形の問題。2問あります。 (1) 角度を求める問題。これも丁寧に角度を計算してゆかないと難しいかもしれません。 直角三角形ABCと正方形を重ね合わせた図があります。直角三角形は、30度と60度の角をもつもので、60度と90度の辺を底辺とし、90度が右側。これに正方形を重ねています。正方形の下の辺を直角三角形の60度と90度の辺に重ねています。図形がここでは示せないですが、この説明で図形が描けると思います。ここから、三角形の30度のところの頂点を折り返しています。折り返し方ですが、正方形と直角三角形の辺が重なっている点をDとし、直角三角形の辺ACに向かって斜め右に点Eをおき、辺DEを作っています。三角形ADEが折り返されています。 求める角の角度をこれ以上説明するのは難しいです。塾の外に日替わりで掲示している「今日のトライさん」に載せておきます。「今日のトライさん」は70種類くらいありますから、この問題を見るチャンスが少ないと思います。見たい方は教室見学にきていただけると、コピーを差し上げます。
  • 2024.04.25

    2024入試問題、明法中学・算数(3)

    大問【2】の(6)、これも難しいです。「仕事算」の問題です。 問題をそのまま書きます。 ある仕事を仕上げるのに、Aが1人で行うと14日、Bが1人で行うと8日かかります。この仕事を、はじめの5日間はAが1人で、次の2日間はBが1人で行いました。残った仕事を仕上げるのに、AとBの2人で行うと、( )日間かかります。 中学受験用のテキストでは、5年生後半に載せてあります。 このような問題の解き方は、1日あたりの仕事量の比を求めてから計算してゆくことです。そして、「逆比」を使います。「逆比」の考え方を習得するのは中学受験生にとっては難しいように思います。しかし、得意にすることで、合格力がアップできますので、頑張りましょう。 トライプラス国分寺駅北口校では、中学受験への対応も得意にしています。小学3年生から始めてみるとよいです。
  • 2024.04.24

    2024入試問題、明法中学・算数(2)

    大問【2】(3)は平均点を求める問題。これは簡単でしょう。 (4)は割合の問題。これも簡単でしょう。 (5)は比の利用の問題。これは難しいです。兄と弟の所持金の比が3:2であった。二人とも1800円ずつ使って、比は9:4になった。兄のはじめの所持金は、という問題。ブロック図を描いてみて解くとよいでしょう。1800円が共通部分の土台で、兄の残額の9を積みあげ、弟の残額の4を積みあげてみます。その高さの差が5となります。よって、最初の額の3:2なので、弟の最初の額の高さは10となり、兄の額のは15の高さとなります。1800円使ったという箇所が15-9=で6の高さになります。よって1の高さは1800円÷6=300円になります。300円x15の高さなので、4500円が兄の最初の所持金となります。ブロック図の面積比でとらえて考えてゆく良いでしょう。
  • 2024.04.23

    2024入試問題、明法中学・算数(1)

    最後に算数の問題を見てゆきます。 大問【1】計算問題です。 (1)は割り算。少数の割り算で余りも求めます。あまりの小数点の位置に注意しなくてはなりませんね。ひっ算を丁寧に桁をあわせて計算することを普段から気を付けてやることが大事です。 (2)は加減乗除をすべて含む計算式です。かっこの計算の順番は大丈夫ですね。 (3)は分数と少数を含む加減乗除の問題です。少数を分数に直して計算してゆきますね。 (4)は3ケタの整数と少数を含む加減乗除の問題です。繰り上げを丁寧にやらないと間違えやすいかも。 大問【2】 (1)少数と分数の比を、最も簡単な整数の比で表す問題です。少数を分数に直して、最小公倍数を使ってゆくやり方です。 (2)もも1個、りんご6個、みかん4個で2380円、もも1個、りんご3個で1430円、りんご2個とみかん2個で580円、りんご1個はいくら、という問題。難しいかもしれません。「消去算」を使って解く問題です。もも1個、りんご3個で1430円を最初の式にあてはめて解いてゆく方法がよいと思います。
  • 2024.04.22

    2024入試問題、明法中学・理科(4)

    大問【4】川の流れの問題です。山間部から海まで流れている川のイラストが示してあります。川の流れのはたらきについての文章の空欄箇所を埋める問題です。選択肢から選ぶようになっています。(2)では、「しん食」、「たい積」の用語を答えさせる問題。(3)は、「土石流」についての問題。⓵イラスト中の川のどこの地点で土や石があふれやすいか、という問題。②台風を示している雲の画像の写真を選ぶ問題。③土石流はつぶの大きさが違う、どろ、砂、れきが含まれており、海にはどのようにたい積してゆくかを問う問題。 梅雨時や台風の大雨で川の水が増水し、大きな被害をもたらすことが毎年のように発生していますね。災害を防ぐようにどんな工夫がされているのかを教科書や中学受験用のテキストで調べてみましょう。
  • 2024.04.21

    2024入試問題、明法中学・理科(3)

    大問【3】は、植物の葉のつくりやはたらきについての問題です。実験(文章で記載)に基づいて出題されています。 (1) 実験1で、イネ、タンポポ、イチョウの葉を、肉眼やルーペで観察した、とあり、「網目状の葉脈」があるのはどれか、という問題です。中学入試用テキストの葉脈の形について、網目状は、根が主根と側根からなるもの、平行なのは、根がひげ根であるもの、との説明がされています。 (2) 実験2で、ホウセンカの葉のうすい表皮をはぎとって、顕微鏡で観察したときのイラストが書いてあります。イラストは「気こう」のようです。⓵は、葉の表か裏か、という問題。②はずばり「気こう」と答える問題。 (3) 実験3は、ジャガイモの葉の3枚をアルミはくでおおって、いろいろな操作をしてゆくもの。⓵はヨウ素液はデンプンがあるとどう反応するか、です。青紫色になりますね。②は、どの葉にデンプンがあったかを選ぶもの。光合成を行うことのできる葉を選べばよいですね。 (4) 実験4は、ホウレンソウをビニール袋に入れたものを2つ用意して、日光のあたる場所、暗い場所にそれぞれ置いて、袋の気体を調べるもの。光合成の問題です。
  • 2024.04.20

    2024入試問題、明法中学・理科(2)

    大問【2】は実験1,2,3について問題が設定されています。 (1) 水を凍らせると、重さ、体積がどうなるかという問題。水は氷になると体積が増えます。中学受験用のテキストでは、「水の変化」の単元で説明がされています。「水は、4℃のとき、体積が最も小さくなる」という性質も覚えておきましょう。ほとんどの物質は、温度が低くなるほど体積は小さくなってゆきますが、水は特別な性質です。 (2) ガラス管をさした丸底フラスコに水が入っており、それをお湯に入れるとガラス管の水の高さがどうなるか、という問題。温めると体積が大きくなりますね。 (3) は同じ丸底フラスコの中の水を3分の1に減らして、新しいお湯を用意して丸底フラスコを入れたら、ガラス管の水位変化の大きさはどうなるか、また、その理由を述べよ、という問題です。理由の答は、水よりも空気のほうが熱による体積変化が大きいから、です。 中学受験の場合、多くの実験方法を勉強しておかなくてはならないように思います。塾にもテキストを多くおいてありますが、実験方法がたくさん出ており、多くの問題を解いて実験方法に多く接してゆくことが得点力アップにつながるように思います。
  • 2024.04.19

    2024入試問題、明法中学・理科

    明法中学、第1回午前の入試、理科の問題を見てみます。 大問【1】ばねの問題です。おもりの重さとばねの長さの変化のグラフが示されています。 (1) 1cmのばすのに必要なおもりは○g グラフでは、60gのおもりのとき8㎝のびています。ここから計算すればよいですね。 (2) おもりのないときのばねが40cmで、○gのおもりをつるすと46㎝になった。6cmのばすのに必要なおもりを計算すればよですね。 (3) ばねを横向きにし、滑車を使って下に30gのおもりをつるしています。ばねの長さは?、という問題。滑車で向きをかけていますが、ばねに加わる力は変わりませんから、簡単ですね。 (4) 同じばねを2本つなげて、60gのおもりをつるしています。2本のばねの合計の長さは?条件がありましたね、ばねの重さは考えないものとすると。 (5) ばねを横向きに、両端から滑車をつかって、30gのおもりをつるしています。何cmのびるか、という問題。天井にばねをつなぎ、おもりをつるすと、天井側には、おもりと同じちからが反対方向に加わっている、ということを知っていなくてはなりませんね。
  • 2024.04.18

    2024入試問題、明法中学・社会(6)

    大問【4】、公民の問題です。 歴史と同じく、先生と生徒の会話の話題について出題されています。 問1 最高裁判所裁判官の国民審査は、( )と一緒に行われる 問2 最高裁判所は、具体的な事件で法律・条例が憲法に反していないかを最終的に判断する「憲法の○○」という役割を果たしている 問3 平等権、自由権に関する憲法の条文の空欄を埋める問題 問4 表現の自由とぶつかった人権について 問5 「一票の格差」を憲法の条文を参考にして説明する問題(記述での解答) 問6 高齢者、障がいのある人でも不自由なく生活できるように、さまたげとなるものを取り除いてゆくことを○○という 問7 日本の選挙についての記載で、誤ったものを選ぶ問題 問8 A 立法権、行政権、○○権 B 日本の裁判制度や裁判所について、正しい記述を選ぶ問題 中学入試の問題は、小学生の教科書から一歩踏み込んだ勉強が必要でしょう。政治に関するニュースなどに触れ、なぜなんだろう、と考えてみることが学習のきっかけになり、深い理解につながるように思います。
  • 2024.04.17

    2024入試問題、明法中学・社会(5)

    大問【3】 問5 「天下の台所」を知っているかどうかの問題 問6 日本で女性が選挙権を得た時期を問う問題 問7 記述問題で、自身の考えを述べる問題。女性議員がもっと増えて活躍するためにな、どうすべきか、という問です。 歴史の問題はいかがでしたでしょうか?難しいですね。中学入試では、小学生でもしっかり学習することが求められているのですね。国分寺周辺では、中学受験をする生徒が多いです。そうした生徒が残念ながら志望校合格できず公立中学に進学することも多いです。そうした生徒は、社会、理科をしっかり中学受験で学んでいるので、学校の成績は上位を取っています。中学受験に挑戦することは、その後の学習にもとても役にたってきますので、やってみるとよいと思います。
  • 2024.04.16

    2024入試問題、明法中学・社会(4)

    大問【3】歴史の問題です。先生と生徒二人の会話形式で出題されています。紫式部が大河ドラマで、と始まります。中学入試は、時事問題、直近の話題をとりあげることがとても多いですね。新一万円札の肖像になる人を答える問題もあります。 問1 古い順に並びかえ ア 東大寺大仏造立が始まる イ 大宝律令 ウ 都が平城京に エ 桓武天皇が都を遷す いかがでしょうか?中学の定期テストに出てもおかしくないような問題ですね。 問2 藤原氏についての記述の正誤を問う問題。平等院鳳凰堂を建立させたのは誰かを問う選択肢がありました。ここまで暗記しておくことを求めているのですね。中学入試は大変だと思いますが、時間をかけてたっぷり勉強すればよいだけです。 問3 北条政子についての記述の正誤を問う問題。誰の妻だったか、どういう戦乱に関わったかを問われています。 問4 日野富子に関する問題。あれれ、中学の教科書にも出ていない人物ですが、入試に出るのですね。ただ、問題は、関所を多く設けた理由を問うもので、日野富子を知らなくても解けるようになっています。高校の日本史では必ず覚えなくてはいけない人物です。試験にも出ますよ。
  • 2024.04.15

    2024入試問題、明法中学・社会(3)

    大問【2】国土地理院の地形図が載っています。地図上に函館市とあります。2万5千分の1の地図です。 問1 縮尺の問題。ロープウエイが4㎝で示されており、実際の長さは? 問2 市役所の記号を探して、方角を答える問題。 問3 南にある海峡名を選択肢から選ぶ問題。 問4 地図記号の問題  問5 地図上のX-Y間の断面図を選択肢から選ぶ問題。 中学生の地理の定期テストに使われてもよいような問題でした。地図記号の問題、私は間違えてしまいました。裁判所の地図記号がわかりませんでした。間違えにつられて、果樹園と広葉樹林の記号を間違えてしまいました。 復習にと、帝国書院の中学校社会科地図の8ページをみると、全く同じ地図が載っていました。 「函館」、書けるようにしておいたほうがよいですね。ちなみに、昔は「箱館」と書いていました。高校生の日本史では、区別して書かないと不正解になるように思います。
  • 2024.04.14

    2024入試問題、明法中学・社会(2)

    前掲の続き。 大問【1】 問4 雨温図が3つあります。どの都道府県のものかを地図上の番号から選んだ選択肢のどれが正解か、という問題です。 1月、12月に降水量が多い雨温図があります。これは降雪の多い県だな、と気が付けば簡単。選択肢のア-香川県、ウ-和歌山県は、除外します。残り、BとCどちらから選んでも良いです。Bは、年間降水量が比較的少なく、冬の気温も割と寒い。Cは6月から9月の降水量がとても多く、冬でも気温が7度くらい。沖縄県かも。でも違います。ウは除外してありますが、ウの中に㊼の沖縄県があります。エの選択肢は㊳の高知県。これが正解っぽいです。イの選択肢は④岩手県なので、エが正解です。もうBは見る必要はないですが、入試では念を入れておくべきです。エでは、Bは⑯の長野県になっています。冬は寒いし、年間降水量も少ないので、正解はエが確実。他の選択肢も過去問勉強をするときには、すべて見ておくとよいです。以下のような感じで。 アは、Bを鳥取県としています。ここは豪雪地帯なので、X。イは山梨県、これは判別しがたいです。ウは沖縄県、1月が0度以下、これはありえない。
  • 2024.04.13

    中学入試問題~2024明法中学・社会

    2024年度明法中学の第1回午前の入試、社会の問題を解きました。 大問【1】は日本地理の問題。日本地図、47都道府県に番号がふられています。 問1 A, B, Cに県についての記述があり、地図上の番号を選び、漢字で県名を書かせる問題です。47都道府県の位置と特徴をよく勉強していればとても簡単。 中学受験をするならば、地理・歴史・公民とも、3年生から受験勉強をスタートし、5年生で完成予定で計画的に進めておくととても楽になります。6年生からの開始だと、覚えることが山ほどあって、勉強するのが苦痛になります。 問2はおもしろいです。問1で選んだA, B, Cの県で、2023年に共通して発生した自然災害を説明した記述A~Dから選ぶ問題です。中学入試では、必ずと言ってよいほど「時事問題」が出題されます。今、何が起こっているのか、新聞やテレビのニュースに普段から敏感になっておくことが大切です。 問3は、地図上に示した、山脈、川、半島の名前を答えるものです。漢字で書きなさい、という指定がなので、平仮名でも○をもらえるのでしょう。 中学受験の勉強は、中学、高校で学習することにつながりますので、やるべきと思います。
  • 2024.04.12

    中学入試問題~2024明法中学・国語

    前掲の問題では、慣用句の問題もありました。 ( )内に体の一部を表す漢字一字を入れての慣用句を完成させる問題です。 大問【一】問五(2点x2=4点) おとなしく( )を傾ける 子どもに( )を焼く 私立中学入試では、慣用句、ことわざ、四字熟語などもよく出題されます。小学3年生くらいから、漢字や言葉をしっかりと学習してゆく習慣をつけていったほうが良いです。6年生でまとめて覚えようとしても量が多すぎるので嫌になる生徒も多いと思います。3年生のうちから漢字検定を利用して5年生までに5級をとっておくようにすると良いでしょう。 大問【一】は、男女平等や男女格差について述べている文章でした。中学入試の説明的文章では、社会的に話題になっている事柄を取り上げたものが出題されることが多いと感じます。普段から新聞やテレビのニュースを読んだり観たり聞いたりしておくと、入試問題の文章は読みやすくなるはずです。本をたくさん読んでおくことも役に立つはずです。小学生新聞を購読するのもよいですね。
  • 2024.04.11

    中学受験の漢字~明法中学入試問題

    トライプラス国分寺駅北口校では、中学受験をする生徒さんへの個別指導も行っています。よって、中学入試問題の研究をするために実際に教師が問題を解くようにしています。先日、明法中学・明法高校の先生が、入試問題を持ってきてくださったので、それを解いてみました。中学入試の国語の漢字問題を紹介しておきます。 ≪2024年度中学第1回午前≫ 大問【一】は、『男子が10代のうちに考えておきたいこと』(田中俊之)出典。 問一 書き (2点x4=8点) A オウじた B イト (イトを汲み取る、のイト) C ヒハン D コトなる 問二 読み (1点x4=4点) a ~した際に、 b 務まる c 言動 d 賞賛 大問【二】は、『小さな兵隊』(伊坂幸太郎)出典。 問一 書き (2点x3=6点) A ホしくて B キビしく C ヨクジツ 問二 読み (1点x2=2点) a 強引 b 不意打ち 大問【一】の出典は、「男子が....」という題名ですから、共学の学校や女子中学でこの著作からの出題はないように思われます。ちなみに、明法中学は男子のみ募集ですが、これが最後で、来年度からは共学になります。共学になる学校が最近増えてきていますね。
  • 2024.04.10

    懸垂の話

    私が高校3年生の時の学校の昼休みのことを思い出しました。お弁当を食べ終わると、6人の仲間でグランドの幅跳び用の砂場横に置いてある背面飛び用の大きなマットに寝そべったり、バク転の練習をしたり、くだらない会話を楽しんだりしていました。私たちは文系のクラスで、理系クラスの生徒が一人、砂場のそばにある鉄棒に毎日来ていました。そこで毎日毎日私たちには目もくれず、ひたすら懸垂をしてるのです。その回数が半端ないのです。20回、30回どころではないのです。100回くらいはしていたはずです。1セット、おそらく100回くらいを終えると、少し休んで、また懸垂をやり始めます。また100回くらいはやっていたでしょう。 きっと彼は、1年生の頃から、毎日毎日、その鉄棒で懸垂を昼休みにやり続けてきたのだろうと、いまさらながら思います。続けることの努力とその成果はとてつもないものになるのだな、と思います。100回を軽々とテンポよくすいすいとやるのです。私なんかは、苦しみもがいて10回がせいぜいです。 勉強も同じだなと感じます。生徒の皆さん、勉強は毎日毎日コツコツと続けてくださいね。気がつくと大きな力になっています。
  • 2024.04.09

    学習の計画(新中学1年生用)

    学校の1学期が始まりました。新中学1年生の1日の学習計画を考えてみます。 平日は1日3時間の勉強時間を確保できるように頑張ってみてください。 ・7:00am 起床 ・8:30am 学校 ・4:00pm クラブ ・6:30pm 帰宅 ・8:00~11:00pm 家庭学習 (月、水、金は19:20-20:50はトライプラス国分寺駅北口校で授業) ・11:00pm 就寝 学習時間は十分に確保できるように思います。中学1年生から学習習慣を定着させることが大事です。定着させないと、2年、3年になって挽回しようと思っても、とっても難しいです。といいますか、挽回なんて不可能だ、と思っていたほうが良いです。 トライプラス国分寺駅北口校に通塾を開始することで、学習習慣の定着は、より容易になってくるかと思います。
  • 2024.04.08

    春期講習最終日

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習は3/18(月)~4/8(月)にて実施してきました。本日が最終日です。季節講習期間は開校時間を13:00としており、今回の春期講習では、開校時間から授業を含めて7時間以上塾に来て勉強している生徒もおりました。 今回の春期講習では、以下のような授業が多かったです。 ✅英検準1級、2級、準2級、3級対策授業 ✅難関国立大学過去問授業 ✅模試の過去問授業(大学入試用、高1、高2用) ✅学校の春休み課題の授業 ✅映像授業(Try IT!)を使っての受験対策 (世界史、日本史、生物、現代文、古文、漢文) ✅新学年先取り授業 ✅苦手単元の復習授業 次の季節講習の夏期講習までは、3カ月あります。トライプラス国分寺駅北口校の2024年夏期講習は7/8(月)~9/2(月)での開催を予定しております。トライプラス国分寺駅北口校では、夏期講習で最大効果を出してゆくためには、4,5,6月での多くの学習時間を確保することを重要視しています。そう、もう夏の受験の天王山は始まっているのです。
  • 2024.03.16

    共通テスト、英語リスニングの対策

    前掲、共通テスト、英語リスニング、③解き直しの補足が必要でした。 英語の音声を聞いて、問題文から正解を選択しなくてはいけません。短い文ではありますが、読まなくてはなりません。さらりと読んで理解しなくてはなりません。読み返しをしている時間はありません。文ではなく図表などの出題もあります。聞き取れれば、そう困ることはないとは思いますが、問題文の理解ができる力を養っておく必要があります。共テのリーディングは読んだ文をすんなり理解できる力が必要とされますが、リスニングの問題文もこれと同様です。普段から速読、多読の訓練をしておくことが必要です。速読力を養うには、熟読する時間を確保することが必要です。熟読した文章は何度も音読してゆくトレーニングすることで力がついてきます。是非続けてみてください。今、英語の実力が低いとしても、毎日コツコツとやり続けると、開花する日がきっときます。その日から、ますます音読の効果を理解でき、さらに継続することで、共テレベルの問題は、たいしたことないな、と思えるようになるはずです。開花するまで少しつらいかもしれませんが、やらないと、開花せぬまま共テを迎えることになります。
  • 2024.03.15

    春期講習で何をやるか(英語・続き2)

    前掲で、共通テスト・英語リーディングの対策を、春期講習期間中に、自分で自習時間を利用して対策勉強をするか、または、春期講習コマを4コマ程度取って効果を高めることをお勧めしました。 共テの英語のリスニングも対策が必要になります。これも春期講習期間中に短期集中で対策勉強をしてください。春期講習コマを取ってやってみるのも良いですが、自学自習でも十分に可能です。 ①共テの過去問を解く【30分】音声は共テのHPから。問題用紙は塾でプリントアウトして提供します。 ②採点【10分】 ③解き直し(聞き直しを何度もしてみてください。解答のスクリプトは使わないで、dictationで自分でスクリプトを仕上げるようにしてください。これがとても重要。スクリプトを安易に使わない方法がリスニング力が高まります。) とにかく③が大事。聞きまくって、自力で書き取りをしてください。 リーディング同様、4月、5月の共通テスト模試で高い偏差値を出して、自信をつけましょう。夏からでは遅いです。先送りせず、春にやっておかないと、成績は伸ばせないです。
  • 2024.03.14

    春期講習で何をやるか(英語・続き)

    前掲で、英語長文の春期講習の例を示しました。共通テストの英語リーディングの対策も並行してやった方が良いです。これは、春期講習コマを取って授業を受けてもよいですが、自習時間を利用してやることもお勧めしています。 ①共テの過去問を解いてみる。【80分】(塾でプリントアウトして差し上げます。) ②採点【10分】 ③解き直し【45分x3日~4日】 ④解き直し後に、大問ごとにかける時間を算出する ここまでやったら、別の共テの過去問を解いてみる。同様に①~③をやって、④の時間の見直しが必要ならばやる。 できれば、さらに別の共テの過去問ができれば良いです。自信がつくはずです。もっとやりたければ、共テと同等の過去問もお渡しできます。 春期講習で4コマ程度取って、③の対策を先生と一緒にやることも効果があると思います。 4月、5月に、河合塾、駿台の共テの模試があると思います。必ず受験してください。できれば両方。 本番で何点取りたいですか?高得点をねらっているならば、必ず、春休み中には対策を開始してください。夏からでは、他の科目もあって、時間が作れませんし、得点力アップは難しくなってきますよ。
  • 2024.03.13

    春期講習で何をやるか

    春期講習の具体的な例を示してゆきます。 新高校3年生、英語の例。 長文問題を多く解く。塾用の長文読解のテキストを使用(学力別に数冊あり)。第30講で構成されています。1講は、前半18講が例題と演習問題の構成なので、18x2=36の長文と12の長文で、合計48の長文を読むことになります。講習日数が19日ありますから、10コマ~25コマの受講をするようにお勧めしています。演習授業や宿題も含めてテキスト1冊はやりきることができるでしょう。テキストは音声もQRコードで聴けるようになっていますので、何度も聴いて、何度も音読してみましょう。 受講することで、以下の時間をかけて学習できます。 ・授業前に演習問題を解いてくる 30分 ・授業60分  ・演習授業30分 教師の教えてことを復習+教師が渡す長文プリント問題を解く ・やった演習問題から関連する文法事項、単語の学習 30分 2時間半をかけることになります。さらに、 ・やった演習問題のリスニングと音読を何度も繰り返す。1日10分から20分。(これは春期講習後も、毎日入試まで続けること。) 春期講習後も長文問題を週4回くらいは解くようにしてください。継続です!
  • 2024.03.12

    トライプラス国分寺駅北口校春期講習

    いよいよ来週から、トライプラス国分寺駅北口校の春期講習が始まります。 3/18(月)~4/8(月)の期間 日曜日はお休み。3/20の祝日もやります。19日も開講日数が確保できています。開校時間は13:00~22:00です。 7限まで授業をやります。1日1コマ受講で19コマできますので、集中的に学習ができ、偏差値を5でも10でも伸ばしてゆけるチャンスです。1日2コマ、2科目を受講すれば38コマもできます。演習授業と宿題も付いてきますので、相当な学習量も確保できます。授業を取らない科目も塾の自習室で学習することができます。毎日でも塾に来て、学習時間をより多く確保するようにしましょう。クラブ活動のある生徒も多いです。クラブ活動の時間と塾での勉強時間を両立できるよう、計画して取り組んでください。
  • 2024.03.06

    大学入試合格報告!

    【国立大学】 東京外国語大学 言語文化学部 ペルシア語学科 【私立大学】 中央大学 国際情報学部 国際情報学科 津田塾大学 総合政策学部 総合政策学科 東京経済大学 コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科 帝京大学 経済学部 経済学科 大妻女子大学 家政学部 ライフデザイン学科 西武文理大学 看護学部 看護学科 東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科 合格おめでとうございます。4月からの大学生活に夢膨らませていらっしゃるでしょう。これからもよく学びよく遊び、楽しく健康に過ごしていってください。たまには、トライプラス国分寺駅北口校にいらして、大学生活の様子をお聞かせください。待っています!
  • 2024.03.01

    高校入試合格報告!

    【都立高校】 武蔵野北 第五商業 【私立高校】 明法 杉並学院 東亜学園 合格!おめでとうございます。皆、頑張りましたね!高校での3年間、新しい友達もでき、楽しい高校生活が待っていますね。いろんな経験を積んでください。皆さんの今後の成長を期待しています。
  • 2024.02.27

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習④

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習カリキュラム提案の例。 『都立自校作成校・英語対策』 4月に中学3年生になる生徒が対象。都立自校作成校の英語の問題は、かなり難しいです。難関国公立大学を目指すのであれば、自校作成校を目指したほうがよいです。このあたりだと、国立高校、西高校、立川高校、八王子東高校、国分寺高校。もちろん、日比谷、戸山、青山、新宿、国際高校も十分に通学圏内です。 春期講習でこのコースを受講希望する生徒は、英検準2級をすでに取得しているか、それ相当の力があるかを確認してからでないと受講できません。英検準2級よりも、自校作成校の問題は難しいからです。春期講習では、過去問を解くこと、その解説、今後どのような学習が必要になってくるのかを指導します。志望校が定まっていなくても大丈夫です。 ≪春期講習提案≫ 3週間で6コマ~9コマ 自校作成校の過去問、傾向把握と対策学習の提案
  • 2024.02.26

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習③

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習カリキュラム提案の例。 『都立入試・英語対策』 4月に中学3年生になる生徒が対象。都立入試の英語で100点を取るつもりで勉強した生徒向けです。 都立入試の英語は100点を取ることは可能です。そのためには、どのような力をつけてゆけばよいのかを、過去問や模試の過去問を解いてもらい、理解してもらうことが春期講習での目的です。その成果を6月のVもぎとWもぎで出すことも目的です。現段階では、3年生での学習単元をやっていませんが、春期講習の3週間で一気に学習することも可能です。100点をねらうならば、英検準2級を高得点で合格できる実力が必要ですし、これも受験するでしょうから、3週間で一気に学習してみるのもありです。文法事項をたたきこみ、とにかく文章問題を解かせます。 ≪春期講習提案≫ 3週間で15コマ 都立入試過去問の形式理解、3年生学習先取り、英検対策の追加可能
  • 2024.02.25

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習②

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習カリキュラム提案の例。 『共通テスト・英語リスニング』 リスニングも長い時間をかけて毎日継続してゆかないと、力はつきません。共通テストの問題は1回しか読まれない問題がほとんどです。聞き取る力を養っておかないと得点は難しいです。リーディングと同様、高3の夏からの対策開始では遅すぎます。 トライプラス国分寺駅北口校の春期講習では、高1、高2の生徒に、共通テストの過去問や類似問題を解いてもらい、教師が解説してゆきます。春期講習後は、どのような教材でどのくらいの時間をかけて学習してゆけばよいかをアドバイスし、進み具合を定期的にチェックしてゆきます。春期講習では、どのような問題が出るのかを知ってもらい、どのような学習が必要になってくるのかを把握してもらうことが目標です。 ≪春期講習提案≫ 2週間で4コマ~8コマ 共テ問題の特徴を理解。日々のリスニング学習の定着をねらう。
  • 2024.02.24

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習

    トライプラス国分寺駅北口校の春期講習のカリキュラム提案の例です。 『共通テスト・英語・リーディング』 共通テストの英語のリーディングは、速読力を問われる問題です。文法事項を問う問題は出ません。(文法事項の学習をおろそかにしてよい、ということではありません。)速読力は、長文演習問題を解きまくり、それを繰り返し毎日音読することで養われます。高1、高2生には、共通テストのリーディングの問題をいくつか解いてもらいます。何点取れるかで、今後の学習プランが立てられます。問題の最後までやり遂げるのに、どのような時間配分で進めてゆかなくてはならないかを体感してもらい、また説明してゆきます。 対策は夏期講習からスタートでは遅いです。速読力がそれなりの長い時間をかけてコツコツやらなければ無理です。偏差値50(河合塾)であれば、夏期講習からのスタートで、共テまで6か月をかけて、偏差値60まで上げるのは難しいでしょう。春期講習からスタートして、65を目指してみましょう。 ≪春期講習提案≫ 2週間で6コマ~8コマ 速読力UPのきっかけづくり
  • 2024.02.23

    2023年度の入試直前講習が終了

    トライプラス国分寺駅北口校では、2023年12/4~2024年2/23を冬期講習・入試直前講習の期間とし、本日をもって、長い講習期間が終了いたしました。多くの生徒が、それぞれに目的を明確にし、多くの受講が出来ました。都立入試、国公立大学の結果を待っている段階ですが、すでに多くの合格を勝ち取れています。十分に講習期間での成果があったと思います。 今回の講習期間は、年末年始も休みとせずに行いました。毎日13:00~の開校としていましたので、授業のない日でも多くの生徒が自習に利用していました。 次の季節講習は、春期講習です。トライプラス国分寺駅北口校の2024年春期講習は、3/18(月)~4/8(月)の期間です。3週間もとってあります。短期集中で大きく成績を伸ばせるチャンスです。次に来る季節講習は夏期講習です。夏期講習は受験の天王山とは言われます。春にしっかり勉強できない生徒が、夏から始めてしっかりできるようになるのは難しいです。夏を目一杯勉強できた、とするためにも、実は春期講習で成果を上げておくことはとても重要です。
  • 2024.02.22

    令和6年度都立入試 国語・漢字

    昨日、都立入試が終了しました。受験生の皆さんは、合格発表までずっとそわそわして過ごすことになりますね。 国語の漢字の問題は、以下でした。 1⃣ 読みの問題 (問題中は下線の箇所、とありますが、このHPでは下線が引けないので、かっこ書きで補足しておきました。) (1) 花瓶に挿した (花瓶に、の後の漢字の読み)  (2) 根拠 (3) カメラを三脚に据えて (三脚に、の後の漢字の読み) (4) 陳列 (5) 純粋 2⃣ 書きの問題 (下線の箇所) (1) レンガ造りのヨウカン  (レンガ、ではなく、ヨウカンの書き) (2) 心を込めてソダてたトマト (ソダてた、の書き) (3) ホテルのキャクシツ  (キャクシツ、の書き) (4) 駅前のバイテン  (カタカナ部分の書き) (5) 満開のサクラ   (カタカナ部分の書き) 今年度も正答率はかなり高いでしょう。 漢字は小学生3年くらいから定期的に漢字検定を受験するようにして、漢字に親しむ機会を多くするのが良いと思います。入試のためだけに漢字勉強をするようでは、得点力は上がらないでしょう。
  • 2024.02.16

    都立入試最終応募状況(2)

    トライプラス国分寺駅北口校の通塾圏からの近隣の都立高校の倍率を見ておきます。 ( )の数値は、差し替え前との増減数です。 ≪普通科≫ 武蔵野北 1.35 (15) 小金井北 1.68 (-21) 小平   1.40 (4) 小平南  1.64 (-4) 小平西  1.41 (-19) 田無   1.50 (1) 国立   1.56 (-13) 府中   1.90 (-17) 府中西  1.23 (17) 府中東  1.50 (-9) 立川(普)1.45 (4) 立川(理)2.71 (0) 昭和   1.50 (-8) 東大和南 1.38 (-2) 東大和  1.33 (6) 八王子東 1.36 (12) 日野台  1.39 (-8) ≪普通科コース制≫ 小平 外国語 1.84 (-8) ≪普通科単位制≫ 国分寺  1.45(5) 上水   1.40(-4) ≪総合学科単位制≫ 東久留米総合 1.06 (15) ≪商業科≫ 第五商業 1.25 (-1) 自転車通学の可能な高校が多いと思います。残り5日、最後の最後まであきらめず、勉強し続けましょう。
  • 2024.02.15

    都立入試最終応募状況

    都立入試の最終応募状況が発表されました。21日の入試まで残り6日。トライプラス国分寺駅北口校の生徒は、入試対策がしっかり出来てきていますから、これまで解いた問題の振り返りをするだけで十分でしょう。直前に振り返った問題が本番で出題される可能性もありますから、残り日数を緊張感をもって入試対策の学習に充ててください。 都立入試の倍率で高いところ、2倍以上の学校をみてみます。(旧学区の順、コース・単位制・専門学科の順)そして、その学校の差し替え前との増減の数値も入れてみます。 青山 2.07 -8 広尾 2.16 -5 豊島 2.27 -38 本所 2.01 -16 立川(理数) 2.71 ±0 深川 2.04 1 新宿 2.42 -40 芦花 2.07 -12 晴海総合 2.15 -9 工芸 デザイン 2.08 ±0 工芸 グラフィック 2.16 ±0 園芸 動物 2.12 1 農業 都市園芸 2,33 -10 国際 国際 2.42 -10 科学技術 創造理数 2.26 3 総合芸術 美術 2.18 -2 入試が終わったその日は、勉強は一切せずに、おいしいものを食べましょう。学年末テストの勉強も不要ですよ。
  • 2024.02.10

    塾選び (3)

    塾選びで大切なポイント。 1番が、「学力UPできるかどうか」で、これが9割です。 2番以下は残り1割です。1番が満たせれば、あとは条件さえあえば入塾を決めて良いと思います。 2番: 通塾しやすいか 3番: 費用面 4番: 学習環境が整っているか トライプラス国分寺駅北口校は、 ✅通塾しやすい 近隣在住の生徒のみならず、国分寺駅から徒歩3分なので、中央線、西武国分寺線、西武多摩湖線沿線の小、中、高生にも便利。 ✅費用面 1:1または1:2での個別指導なので、安価ではありません。ただし、他塾との同条件で比べるとお安めの料金設定だとお分かりいただけます。教師の質や学習環境を重ね合わせてみての更なるメリットを考慮するとお得感は増すはずです。 ✅学習環境 自習でもご利用いただけるので、規則正しい学習時間の確保ができます。演習問題プリントは使い放題、辞書や参考書なども多数あり、自習時でも質問ができるので、質の高い自習ができるはずです。教室は清潔に掃除がゆきとどいています。
  • 2024.02.09

    塾選び(2)

    トライプラス国分寺駅北口校では、ただいま春の新入会キャンペーンを実施中。入塾検討に少しでもお役にたてればと、「塾選び」のタイトルで発信しています。 前掲で「一番: 学力UPできるかどうか」を上げました。トライプラス国分寺駅北口校では、これが9割と考えています。学力UPに必要なことは、生徒のやる気、本気度です。もしそれが足りないのなら、トライプラス国分寺駅北口校には、それを高めるような仕掛けがたくさんありますから、ほんの少しでも頑張ってみたいと思っている生徒は、相談に来てください。仕掛けは、魚釣りと似ているかもしれません。ねらう魚に合わせた、釣り具、仕掛け、餌を用意してゆきます。塾では、優秀で最適な教師、最適な教材・演習問題、学習環境が豊富にそろっているかが良い塾の条件です。トライプラス国分寺駅北口校がそうであるかどうか、塾見学、体験授業で確かめてみてください。
  • 2024.02.08

    塾選び

    トライプラス国分寺駅北口校でも、この春からの入塾をお考えの生徒・保護者様からのお問い合わせが多く寄せられてきています。皆様が入塾を決める決め手はどのようなものでしょうか? やはり一番は、学力UPができるかどうかです。トライプラス国分寺駅北口校では、入塾ご検討の際の面談のときから、さらに入塾後も定期的に確保できている学習時間と学校の授業に対する姿勢を確認しています。残念ながら、入塾して授業を受けるだけで、授業以外での学習時間を確保する努力をしない生徒は成績は伸びません。むしろ下がります。このことは、面談時に強調して必ず説明しています。トライプラス国分寺駅北口校では、こうしたことのないように、演習授業、宿題で演習問題を多く解いてもらうことにしています。授業で取る科目は限られていますので、他の科目も成績をチェックし、適切な演習問題、教材を提供するようにしています。当塾は、根拠なく成績が上がるとか成績保証するという調子のよいことは申し上げておりません。成績を上げるためのアドバイスやカリキュラム提案をしっかりしている塾です。
  • 2024.02.03

    入試直前の勉強方法

    今、ラジオを聴いていましたら、視聴者の投稿で、入試直前にやった単元の問題が入試に出題されて正解できた、ということを放送していました。私も同じ経験があります。これまで続けてきたルーティンを入試直前までやり続けることは大切だと感じます。トライプラス国分寺駅北口校では、夏休みから入試の過去問に触れてゆきます。共通テストなど、さらに春休みから触れてゆく過去問もあります。過去問を解くこと自体にも十分効果があるのですが、さらに学力向上に効果を発揮するのは、解き直し学習です。出題問題をもとに、関連する事項にも触れてゆくことで、かなりの時間をかけることができます。60分の問題でも、4時間でも5時間、やろうと思えば、それ以上できます。さんざん解き直した過去問でも、入試前日にもう一度解いてみることで、本番入試で力を発揮できることも多いと思います。新しい教材に無理に目を通す必要はないです。これまで解いた問題の解き直しで十分です。日々使用してきた漢字の問題集、英単語、古文単語の問題集、など、単純なものでも入試本番で出てくる可能性はありますから、これまで繰り返しやってきたことは前日まで続けてみてください。
  • 2024.02.02

    都立高校推薦入試の合格発表日

    本日2/2は東京都立高校の推薦入試の合格発表日です。当塾からも、生徒の合格の報告が届きました。おめでとうございます。これから入学の手続きなどをして徐々に実感が湧いてくるのではないでしょうね。今日一日だけは、お勉強はお休みして合格の喜びを家族とともに分かち合うことでしょう。卒業までには、まだまだ学校の授業もありますし、学年末テストもありますから、残りの中学校生活を大事に友達と楽しく過ごしてください。高校生になったら、学校生活を思いっきり楽しめることを祈っております。健康第一ですからね。勉強は二番です。クラブ活動が二番かもしれませんね。なんでもよいので、がむしゃらに一生懸命頑張ってゆくことが大事ですよ。
  • 2024.01.26

    本日は、東京都立高校の推薦入試日

    都立高校の推薦入試日です。先日、応募者数が発表されました。倍率がとても高いです。定員が限られていますので、どうしても高くなってしまいます。受験する生徒さんたち、ベストを尽くして頑張ってください。 特に目のついた高倍率の高校が以下。(文化・スポーツ等特別推薦は省略。) ・新宿高校 7.66倍 ・総合芸術高校美術学科 5.46倍 ・三田高校 5.31倍 ・本所高校 5.21倍 ・板橋高校 5.00倍 ・城東高校 4.97倍 ・総合芸術高校舞台表現学科 4.83倍 ・工芸高校グラフィック学科 4.70倍 ・豊島高校 4.66倍 ・小岩高校 4.53倍 ・工芸高校デザイン学科 4.50倍 ・日野高校 4.33倍 ・広尾高校 4.20倍 ・園芸高校動物学科 4.20倍 ・駒場高校保健体育科 4.08倍 ・葛飾野 4.06倍 3倍台、2倍台の高校もとても多いです。
  • 2024.01.22

    本日は、東京都私立高校推薦入試日

    本日、東京都の私立高校の推薦入試が行われています。 東京都には私立高校が183校あるそうです。(インターネットで検索) 学校によって、出願の基準や当日の試験内容が異なっていると思います。試験内容は、作文と面接が圧倒的に多いです。合格発表は当日夕方以降、翌日がほとんどでしょう。 受験者全員が合格している学校もあれば、そうでない学校もあります。これは学校ごとの状況を調べるしかないです。来年度以降、高校受験をする生徒さん、保護者さんはこうした情報を入手してゆかなくてはなりません。すべての学校の情報を入手する必要はありません。志望校を何校か決めて調べてゆくだけです。どこを志望校にしてよいか全くわからない、そんな方には、トライプラス国分寺駅北口校では、三者面談等で、情報提供をしております。埼玉県、山梨県の私立高校も志望校に入ってくることもあるでしょう。東京都とは違った情報が必要になりますから、ご注意ください。
  • 2024.01.20

    1月度トライ模試

    トライプラス国分寺駅北口校では、本日1/20(土)、20(日)でトライ模試を受験していただいております。 すでに入試間近となっていますので、高3生、公立中学3年生は対象外です。 20日(日曜)は12:00~18:00を開校時間としており、トライ模試受験の他、自習の生徒にもご利用いただけるようにしております。 トライプラス国分寺駅北口校では、トライ模試もそうですが、その他の外部模試も多く受験していただくようにお願いしております。受験生でなくとも、自身の偏差値をよく知って、学習計画や目標設定に役立てるためです。 模試に対する生徒への意識で気が付くことがあります。 成績の良い生徒、または成績が伸ばせる生徒は、模試を受けることに積極的です。そして、解き直しをしっかり行います。成績が上がってこない生徒は、模試の受験に消極的です。そして受けて終わり。解き直しをしていません。模試も成績を上げてゆくための一つの道具です。気持ちを入れて受験してゆくべきです。消極的な生徒、模試もそうですが、やるべきことを先延ばし先延ばしにする傾向にあります。やる気の出ない生徒、是非、私とお話してみましょう。
  • 2024.01.16

    来年度共通テストに向けての準備・英語④

    共テ対策は高1、高2の早期からの積み重ねの学習が大事です。学校の教科書と授業は大事です。現在、高校1年の生徒と学校の英語の授業の予習を一緒にやっています。ねむの木学園の題材で、720単語で書かれています。単語数まで記載とは丁寧ですね。音声のQRコードもあります。 以下のような文がありました。 Ms. Miyagi believed that even those who were challenged in some ways had distinct abilities of their own. こんな文を正確に日本語訳できるように予習段階で出来ることを目標に進めています。単語熟語も欄外に掲載されています。attach, accommodate, requirement, engage, distinct, earnestly, attempt, monetary, supporter, a variety of, engage in, attempt to doが掲載。150ページ以上の教科書ですから、相当な学習量になるはずです。精読してから何度も何度も音読することをお願いしています。
  • 2024.01.15

    来年度共通テストに向けての準備・英語③

    共通テストで高得点を取るための英語での学習例を示してきていますが、共通テストのみで良い得点を取るだけでは足りないでしょう。共通テスト利用だけで、大学合格を狙うのならばよいかもしれませんが、そんな方いるのでしょうか? 高1高2の生徒を対象に書いているのですが、市販の評判のよい参考書ばかりに目が向いてはいませんか?生徒間で、これでなくては絶対駄目、という情報が出回ってはいないでしょうか?参考書も必要でしょう。これも学校が指定して提供することが多いと思います。それで充分です。それよりも学校の授業で使う教科書を一番大事にして、これを中心に学習してゆくスタイルが良いと思います。何よりも学校の授業を最も重要視して取り組むべきかと思います。教科書はどの参考書よりも優れています。英語力を高めるにはどうしたらよいのか、と多くの人が制作に携わっており、多くの人の目が加わっているからです。市販の参考書ばかりをほめたたえ、教科書は役に立たない、という声が周囲にはないでしょうか。こういう声は私の学生時代からあります。教科書だけでは偏差値が上がってこない、という生徒は、じっくり教科書に向き合えていないからでしょう。
  • 2024.01.14

    来年度共通テストに向けての準備・英語②

    来年度、来々度の共通テストに向けての学習計画、英語の例、の続きです。英語はリーディングとリスニングがありそれぞれ100点満点。前掲は、主にリーディングの対策です。リスニングの対策の例を示します。 リスニング力の強化は、リーディングと同様に、聴きまくることです。聴きこんできた量が得点に反映してきます。これもリーディングと同じで直前の1か月程度で実力を養うことは100%不可能です。毎日、聴きこんでゆくことです。何を教材に聴いてゆくかは大事になってくるでしょう。ハリウッド映画を字幕なしで観る、聴かないよりはましでしょうが、効果は?です。NHKのラジオ英会話なんかは良いと思います。BBC LEARNING ENGLISH というのがあります。これは良いと思います。その他、書店にゆけば多くのリスニング教材がそろってますし、ネット上でも。大切なのは、多くのことに手を出すよりは、決めた教材をコツコツと毎日継続してゆくこと。リーディングの実力とも表裏一体なので、並行して。正しい発音を覚えて、イントネーションにも注意して音読するトレーニングも大事です。「きれいな発音」ではありません。「正しい発音」です。
  • 2024.01.13

    来年度共通テストに向けての準備・英語

    今年度の共通テストは、1/13, 14です。トライプラス国分寺駅北口校では、現在高1、高2の生徒には、来年度、来々年度の共通テストに向けての学習計画と目標設定をお願いしています。 一つの例にはなりますが、英語の場合の学習計画の例。 ・長文を毎日欠かさず読む。速読力を鍛えるためです。読み込んだ量が得点に反映してきます。音読をしてください。読むだけでなく長文の演習問題を解いてください。 ・語彙力の強化 単語帳、熟語帳を使っているはずです。こんなものは、3か月集中して一気に覚えてください。だらだらとこれを日々持ち歩いてながめている勉強方法は、速読力につながりませんし、すぐに忘れます。それよりは、たくさんの文章を読みながら自分で単語帳を作っていってください。そのために辞書を引きまくってください。 ・英文法を完璧に。 読んで内容を理解できれば良いのだ、という声が聞こえてくることが多くなってきた感があります。これは誤りです。最終的には、英語の実力は作文能力に表れてきます。これは読解力にもつながります。英文法の理解が弱くて、英作文が書けますか?
  • 2024.01.13

    共通テストの直前にやるべきこと

    来年の共通テストを受験する生徒のために書きます。 「共通テストの直前にやるべきこと」という記事を見かけます。こんな記事を直前に読む生徒は本番での得点は期待できないでしょう。得点できる生徒は、すでに何か月前からやるべきことを自分で計画しているので、直前になってこんな邪魔な情報を入れる必要はありません。計画どおりに進まないことも多いのですが、早くから計画できている生徒は、軌道修正をしながら、自分に最適な方法で本番に向けて勉強しています。 英語を例に。高1高2生は、本日の共通テストの問題をきちんと時間を計って解きましょう。そして自己採点。5日後くらいに平均点が示されますから、自身の偏差値が把握できます。ここからが受験対策計画のスタートです。偏差値、つまり自身の実力に応じて、やるべき内容を計画に盛り込んでゆきます。共通テストの問題で高得点を得るには、速読力が最も求められます。この力は、直前1か月程度の対策で養うことは100%不可能です。そこを認識して、入試対策を早期から進めてゆかなくてはなりません。トライプラス国分寺駅北口校では、こうした入試に勝てるための計画を立てるお手伝いもしています。
  • 2024.01.13

    共通テスト始まる

    本日、大学入学共通テストが始まりました。トライプラス国分寺駅北口校の生徒も、社会2科目選択の9:30からのスタートで受験に臨んでいます。ちょうど今は、国語を解いている最中です。皆、集中して頑張っているはずです。本日、英語の試験が終わって、明日は理科、数学が控えています。1日目で終える生徒は、自己採点をし、次の私立入試に備えてください。受験というのは、最後の試験が終わるまではホッとしている暇はないのです。そんな暇がある者は合格は遠い、と思って休む暇なく勉強してください。明日2日目の受験のある生徒は、明日の理科、数学のテストに備えての勉強をすることが大事です。これまでの過去問、模試の過去問を解いてきているはずですから、その見直しが良いと思います。 過去問を前日直前に初めて解いてみる、という生徒がもしかしているかもしれません。あまり効果は期待できませんね。こうならないように、現高2、高1の生徒で来年度以降の共通テストを受験する生徒は、早期に受験対策の年間計画を立てましょう。トライプラス国分寺駅北口校では、それをお手伝いします。
  • 2024.01.12

    2024年度Vもぎ・Wもぎの受験計画

    今年度はVもぎとWもぎの日程が重ならない日がこれまでになく多く、たくさんの入試対策問題をこなすにはとても都合が良いです。以下は、より多く受験するための受験計画の一例です。Vもぎを主とし、Wをサブとしての例です。 6/2(日)V 6/9(日) W 7/14(日) V 7/15(月・祝) W 8/25(日)V 9/1(日) V 9/8(日) V 9/23(月・祝) W 9/27(日) V 10/6(日) V 10/14(月・祝) W 10/27(日) V 11/3(日) V 11/4(月・祝) W 11/17(日) V 12/1(日) V 12/8(日) V 12/15(日) V 12/22(日) W 1/12(日) V 1/13(月・祝) W 1/19(日)V 都立高校合格を目指すならば、すべて受験してもよいと、私は考えています。実際のところ中学の定期テスト、クラブの試合、検定試験などと日程が重なって無理な日が出てくるでしょう。入試を戦ってゆくためには、スケジュール管理がとても大事になってきます。途中、変更することも出てくるでしょう。トライプラス国分寺駅北口校では、3月までには受験までの予定表を作成していただくようお願いしています。
  • 2024.01.11

    2024年度Wもぎの日程

    1/6に2024年度のVもぎの日程確定したことをお伝えしました。今回はWもぎの日程も確定しましたので、お伝えします。 ■都立Wもぎ 12回 ・6/9 ・7/15 ・8/25 ・9/8, 9/23 ・10/14, 10/27 ・11/4, 11/17 ・12/1, 12/22 ・1/13 ■私立Wもぎ 5回 ・7/15 ・9/8 ・10/14 ・11/4 ・12/1 ■都立自校作成対策もぎ 3回 ・10/27 ・11/17 ・12/1 2024年度のVもぎ、Wもぎの日程は、重ならない日が2023年度より多くなっています。これは、受験生にとっては有利です。より多くの模試を受けることができるからです。 例えば、都立自校作成用の模試を受けようとすると、10/20(V),10/27(W),11/17(V or W),12/8(V),12/22(W),1/12(V)の6回も受験できます。都立もぎ、私立もぎも同様に重ならない日が多いので、より多く受験できます。模試をたくさん解いて、解けない問題を復習して解けるようにする、これの回数が多ければ多いほど受験には強くなります。一度きりしかない高校受験です。すべて受験する覚悟で臨むのもよいです。
  • 2024.01.10

    赤本の使い方

    トライプラス国分寺駅北口校の高校3年生は、共通テスト対策、国公私立大学の過去問を利用しての対策の勉強に頑張っています。生徒が学校から借りてきた赤本をコピーするのをお手伝いしたりしています。赤本にある、「赤本の使い方」のページを読んでみました。STEP1として、こう書いてありました。 「まずは一度、できるだけ早いうちに解いてみましょう。」 トライプラス国分寺駅北口校でも、共通テストの問題は、高校1年から解くように勧めています。国公立の2次試験、私立大学の入試の過去問は、2年の春休みには開始するよう勧めています。志望校が未定でも、偏差値をもとに、レベルを4~5段階にわけ、最も偏差値の低い大学の過去問を選んで、解いてもらうようにしています。早い段階で、この大学は100%合格できると自信をつけてもらえれば、その大学の過去問はもう解く必要がなくなってくるからです。偏差値が現状の偏差値よりも10以上の大学でも解いてみる価値はあると思います。そこで打ちのめされて、学習意欲に火が付くことも多いからです。結果の悪さに打ちのめされても、それで良いのです。本番までには対策する時間がたっぷりありますから。
  • 2024.01.09

    都立入試 最新合格基準(2)

    前掲と同様の情報が、Vもぎを主催する進学研究会からも、届いておりますので、お知らせしておきます。 近辺の都立校の合格得点(1000点満点)の基準(合格率60%)で、高くなった学校を見てみましょう。 ・小金井北 800 ・日野 620 ・保谷 640 ・府中 665 ・杉並 630 Wもぎ情報と共通しているのは、小金井北、日野、杉並が「難化」すると予測しています。Wもぎ情報では「同等レベル」との学校が、Vもぎでは、保谷、府中が「難化」の予測をしています。予想合格得点にも差があるようです。 Wもぎ、Vもぎの資料にはともに偏差値、換算内申の基準も掲載されておりますので参照してください。来年度受験する中2の生徒、保護者様で、このような数値をよく把握できていない方は、そろそろ目を向けるようにし、志望校検討にお役立てください。早めに動いていたほうが有利です。是非お願いします。
  • 2024.01.09

    都立入試 最新合格基準

    Wもぎを主催している創育・新教育研究協会より、「2024年度都立校入試 東京都校長会『志望校予定調査』による最新合格基準」が発表されました。この資料からは、今年度入試の倍率と模試の偏差値による合格点の基準を見ます。倍率は、2/8(木)に出願状況が発表され、2/14(水)に最終出願状況が発表されますので、現段階では参考情報として見た方がよいでしょう。 近辺の都立校の合格得点(1000点満点)の基準(合格率60%)で高くなった学校を見てみましょう。 ・小金井北 820 ・小平 750 ・小平西 500 ・日野 600 ・杉並 615 入試には、このような情報を見ながら志望校選択をしてゆくことになります。すでに中3の受験生、保護者様はこのような数値には慣れているはずです。来年度受験する中2の生徒、保護者様は、このような情報に今の段階から触れるようにしておいたほうがよいと思います。トライプラス国分寺駅北口校では、これから春の三者面談期間に入ります。このような受験情報の資料をお渡しし、志望校選定や学力向上のために役立てております。
  • 2024.01.06

    2024年度Vもぎの日程

    トライプラス国分寺駅北口校では、開校以来、【Vもぎ】・【Wもぎ】を両方採用しています。東京都立高校や私立高校の入試対策のための模擬試験です。 【Vもぎ】の2024年度の日程が決まりました。 ■都立Vもぎ 16回 ・6/2 ・7/14 ・8/25 ・9/1, 9/8, 9/29 ・10/6, 10/20, 10/27 ・11/3, 11/17 ・12/1, 12/8, 12/15 ・1/12, 1/19 ■私立Vもぎ 4回 ・9/1 ・10/6 ・11/3 ・12/1 ■都立自校作成対策もぎ 4回 ・10/20 ・11/17 ・12/8 ・1/12 昨日紹介しました、【トライプラス国分寺駅北口校 2024年度カレンダー】の中学生版にもこの日程を記載しました。Wもぎの日程はまだ発表されておりません。発表後すぐにお知らせいたします。 トライプラス国分寺駅北口校では、可能なかぎりすべて受験していただけるようお願いしています。特に、最初の5回はすべての受験をお願いしています。夏期講習の前後の成績を比較するためです。夏期講習の効果が顕著に表れます。
  • 2024.01.05

    国分寺駅北口校カレンダー2024

    トライプラス国分寺駅北口校の2024年度のカレンダーを作成しました。2024年1月~2025年3月のカレンダーです。2025年度の高校入試、大学入試を見据えて作成しています。入試を勝ち抜くには、計画的に学習を進めてゆくことが必要です。トライプラス国分寺駅北口校では、入試に向けての意識を早期にしていただくために、このカレンダーを作成し、お渡ししています。塾生の皆さんとは、これから三者面談を実施し、特に中学2年生、高校2年生には、入試までの学習計画を一緒に立ててゆきます。 まもなく2024年度の共通テストが実施されますが、高校1年生、高校2年生には、必ず解くようにお願いしております。塾で問題のコピーを用意します。こんなに難しいのか、と早い段階で知っておいてほしいからです。その上で、必要な得点を取るために長期的な学習計画を考えてゆきます。高校2年生には、3月の春期講習から共通テストの過去問または同等の問題を解くようなカリキュラムを提案してゆきます。共通テストの対策は、夏休みからでは間に合いません。入塾検討されている方への入試対策の説明なども随時受け付けておりますので、ご利用ください。
  • 2024.01.04

    共通テストまで、あと9日

    トライプラス国分寺駅北口校は、年末年始もお休みなく開校しております。元旦から授業も実施し、また、受験前の生徒さんたちに自習にご利用いただけています。来週土曜日には大学入学共通テストが実施されます。これにそなえて、1/7(日)も開校いたします。大学入試に臨む生徒さんたちは、最終段階に入り、共通テスト用の問題集をこなしております。時間配分の最終点検や基本的事項がもれていないかの再確認をしながらの対策をしています。箱根駅伝が終わった後の解説者がこう言っていました。「調整の勝利です。」、と。入試も同じように思います。共通テストまであと9日。最終調整段階です。ここで何をやるかが定まっている生徒はよい成績につなげることが出来るはずです。計画どおり進められないことは必ず起こってくるでしょう。ただ、100%計画通りでなくてもよいと思います。私がお勧めしているのは、過去問でも共通テスト演習教材でも何でもよいので、試験時間を超えてもよいので、じっくり問題を解いてゆくことです。じっくり解くことで、理解力が直前でも高まるからです。目標点を5点でも10点でも超えることができるなら大成功です。
  • 2024.01.01

    今年も元気で、勉強頑張りましょう!

    令和6年、2024年が来ました。国分寺駅前は快晴、雲一つありません。気持ちのよい新年を迎えることができました。 トライプラス国分寺駅北口校は、今年もみんなの勉強を応援してゆきます。勉強が嫌で嫌で、嫌いで嫌いで、という生徒たちもたくさんいると思います。勉強を好きにさせるためには?、とよく考えます。しかし、自分のこれまでの、そして、現在の生活を考えますと、面白いことが勉強以外にたくさんありますから、なかなか。私の場合は、釣りです。海釣りです。船は酔ってしまうので乗りません。陸っぱり、というやつです。陸釣りです。何時間も釣れないことも多いです。入れ食い状態も。これは楽しいと思われがちですが、せわしくてたまりません。もう食わないでくれ、と10分たてば思ってしまいます。嫌々続けてしまいます。勉強はどうでしょうか?釣りに行く何時間も前から、今度はもっとサイズのデカいのをあげるぞ、と気持ちが高まります。過去の【成功体験】から、仕掛けは、エサは、潮は、と頭の中は、釣りに集中しています。きっと頭の中で【勉強】しているのですね。 【成功体験】が次に向けて意欲的になること、これが【好き】になることなのですね。
  • 2023.12.31

    今年一年ありがとうございました。

    トライプラス国分寺駅北口校は、年末年始もお休みとせず、開校しております。共通テストまであと13日。都立高校入試まであと52日。2/23まで、【冬期講習・入試直前講習】期間として、13:00~22:00の時間で開校しており、受験生たちとともに一丸となって突っ走っております。きっと生徒たちの笑顔あふれる春が来ることでしょう。 2023年も今日で終わり。トライプラス国分寺駅北口校では、この1年も生徒さんひとりひとりが目標に向かって一生懸命頑張ってこれたと思います。受験生はこの調子を維持し、最後まであきらめることなく入試まで戦いぬいてください。まだまだ時間はたっぷりあります。入試までの直前の学習で合格に近づける生徒もたくさんいます。あきらめない強い気持ちが合格をたぐりよせます。トライプラス国分寺駅北口校の入試直前講習は、より受験生を勇気づけることができる授業をいたします。直前講習入会も受け付けられます。きっとお役に立てるはずです。 今年一年、ありがとうございました。明日からの来年、また一緒に頑張りましょう!
  • 2023.12.28

    トライプラス国分寺駅北口校の作文対策授業

    トライプラス国分寺駅北口校では、作文の対策授業も行っています。対象は以下のとおりです。 ・都立高校推薦入試 ・私立高校推薦入試 ・総合型選抜大学入試 ・指定校推薦大学入試 これまでの実績はこれだけですが、他のニーズがあればお応えできます。 授業は、事前に課題作文を書いてきてもらい、教室長に提出してもらい、担当の教師にそれを渡します。教師は事前に添削をした上で、それを授業で説明してゆきます。授業後は、別の課題作文を演習授業と宿題で書いてきてもらうよう指示をします。これの繰り返しです。 総合型選抜、指定校推薦の大学入試はすでに終了しており、授業は夏休みから11月にかけての実施が多いです。現在は、高校入試用の作文授業をかなり多く実施しています。作文花盛りの様相です。
  • 2023.12.28

    大学入試対策授業カリキュラム例

    トライプラス国分寺駅北口校での大学受験生のカリキュラムの一例を紹介します。 12月、1月の予定です。 H大学英語過去問 2023, 2022, 2021, 2020 2019 H大学国語過去問 2023, 2022, 2021, 2020, 2019 Ty大学英語過去問 2023, 2022, 2021, 2020, 2019 Ty大学国語過去問 2023, 2022, 2021, 2020, 2019 Ss大学英語過去問 2023, 2022, 2021, 2020, 2019 Ss大学国語過去問 2023, 2022, 2021, 2020, 2019 共通テスト過去問 2023(追)、2022(追)、2021(追) 33回分の過去問があります。問題を事前に解いてもらい、その解説授業をします。対象大学は3つしかありませんが、 T.K大学、Tei-大学、As-大学、KG大学、Ms大学、Sk大学、共通テスト過去問を夏休みから11月までたっぷり解いてきており、合格レベルの得点をできるようになってきているので、第一、第二志望の対策にほぼ専念できる状態です。やるからには、受験校すべて合格を、と応援しています。
  • 2023.12.28

    大学入試対策授業

    トライプラス国分寺駅北口校では、現在、冬期講習・入試直前講習を開講中です。当塾の高校3年生は、共通テスト対策、私立大学入試対策、国公立大学2次試験対策の授業を行っています。過去問や類似問題を解くことが中心で、授業前に問題を解き、個別指導の授業で先生と解き方確認をしています。この学習はこの講習期間から開始しているのではなく、遅くとも夏期講習から始めています。この時期からの開始では、間に合わなくなるからです。しっかり勉強して結果が出るようになってから過去問はこなせばよい、と考えている生徒も少なからずいるようです。当塾では、【先送りせずに】、散々な結果を知って現実を知った上で学習計画をたててゆくように指導しています。そんな生徒には、「では、いつになったら結果を出せるようになるのですか?」と質問するようにしています。回答の返せる生徒はまずいません。学習計画がないからです。
  • 2023.12.26

    都立入試英語の対策カリキュラム例

    トライプラス国分寺駅北口校では、都立入試の英語の得点を上げたい生徒には、冬期講習・入試直前講習で、以下のようなカリキュラム提案をしています。自校作成高以外が志望校の生徒の場合です。自校作成高では、カリキュラム、教材が異なってきます。 ・授業の90分前に塾にきてもらい、過去問を解いてもらう。教室長が時間を計って解かせます。自己採点をし、得点を教室長へ報告する。 ・解いた問題を授業で解説。不正解の箇所を重点的に、なぜ間違ったのかを教師が解説してゆく。 ・これを10コマ~20コマのカリキュラムで実施します。10回~20回分の問題を解いてもらうことになります。 相当な問題量をこなすことになります。成績の層によって、基本的な文法事項の補習のコマを入れてゆきます。実力によりコマ数は大きく変わってきます。成績上位の生徒には、100点満点を取らせるよう、英作文を徹底的にやるのと、宿題で、同等の演習問題を多く解かせます。より多く読ませるようにしています。
  • 2023.12.25

    都立入試英語4⃣(令和5年)(2)

    [問3]は、3問ほどあり、本文の内容に合うものを4択から選ぶ問題です。これも物語の順番に出題されているので、やりやすいように思います。正答率は、 (1)58.8% (2)46.4% (3)47.6%です。 正答率を上げるには、物語の文を正確に読み取ることができることです。(当たり前のことですが。)同等の文章をたくさん読みこなしてゆくトレーニングをすることが必要です。まだまだ入試までたっぷり時間がありますから、やってみてください。トライプラス国分寺駅北口校では、類似した演習問題をたくさん提供してゆけます。 [問4]は、2問あります。本文に対する質問に答えるもので、4択から最も適切なものを選ぶ問題です。正答率は、 (1)46.8% (2)38.7%です。ちょっと低めでした。(2)は、ウとエで迷った生徒が多かったのでは、と思われます。 大問4⃣の設問文を読む時間は、3分45秒くらいかかると思います。本文が5分30秒くらいなので、合計で9分15秒くらいかかります。もしも設問文を最初に読んでゆくと、問題を解くときにも再び読むことになるので、13分かかることになります。問題を解く時間が足りなくなりませんか?
  • 2023.12.25

    都立入試英語4⃣(令和5年)

    都立入試英語の大問3⃣について、設問文を先に読んでから問題を解く、これは私は推奨しません、ということをしばらく書いてきました。令和5年度の過去問に戻り、大問4⃣から再開します。 これも設問文を先に読んでから、問題文を読むということは、やめたほうが良いです。順番に素直に読んでゆき、素直に解いてゆけば、全問正解できるでしょう。配点は4点x7問で28点。留学生が自宅にホームステイしたときのお話(都の解答解説には「物語」と書かれています。)。 問題文を読むのに、5分30秒くらいかかると思います。 [問1]は、最初の出来事で、Nanamiががっかりした理由を問う問題です。簡単でしょう。正答率も69.9%。ちなみに正解はアで、4択の最初にあるので、本文を読んでからこの設問を解くときには、イ~エは読む必要がなくなります。設問文を先に読んでしまうと、読む必要のない文を読まなくてはなりません。 [問2]は、4つの文があり、これらを本文の流れのとおりに並びかえる問題です。正答率が39.6%と低かったです。物語文は古いものから順番に書かれているので、そう難しくはないです。選択肢アの順番を間違えたように思われます。
  • 2023.12.25

    都立入試英語3⃣問7(平成31年)(4)

    前掲の続きです。 今度は、私の推奨する"正攻法"で解いていきましょう。問題文を最初から読んで設問文を順番に見てゆく方法です。 生徒4人の対話文です。話の内容は以下です。 ・古着を集めてほかの国に送っているお店の話。 ・制服をreuseし、大事に使っている。米国に帰国したら誰かにあげる。 ・いとこがくれた絵本とおもちゃをreuse。 ・Davidは絵本やおもちゃをreuseしなかったが、もったいなかった。 ・カレンダーの裏に数学や漢字を書く練習をし、その後、recycleしている。 ・缶、プラスチックボトル、紙を多くの人がrecycleしている。 ・sharingすることで無駄を減らす方法もあるが、ShoheiとNanaはよいとは思わない。しかし、あまり使わないものを持つことは無駄である。Sharingすることで費用を減らせることは大事。 ・自転車を使い続け、新しいのは買わない。 そう難しくはない文章だと思いますから、順番に[問1]から解いてゆくのが、やはり【正攻法】のように思います。[問1]~[問5]までは、対話文の上から順番に設問されていますので、上から該当箇所をもう一度読んでゆくのでやりやすいでしょう。
  • 2023.12.23

    都立入試英語3⃣問7(平成31年)(3)

    前掲の続き。 Eメールの内容は理解できましたでしょうか。ほぼほぼ直訳しています。 最初の(A)ですが、shareするために書くよ、共有するために書くよ、これが自然に思えます。Reuseするために書くよ、再利用するために書くよ、は不自然ではないでしょうか。私の体験の一つをreuseする、ですよ。これは不自然ですよね。体験の一つを共有するよ、これは自然ですよね。やはり2番目の(A)で"引っかかって"しまったように思います。 日本ではリサイクルがpopularだ、アメリカでも物を(A)することがpopularだ、リサイクルと同じような意味のreuseが入ってもおかしくないし、そう思っても自然ですね。しかし、最初の(A)では不自然になってしまいます。shareを入れてみると、不自然ではありません。物を共有することは、アメリカではpopularだ。自然に通じますね。 やはり、正答率が低かった理由は、2番目の(A)の箇所に"引っかけられてしまった"ことのように思います。
  • 2023.12.23

    都立入試英語3⃣問7(平成31年)(2)

    平成31年度、都立入試英語3⃣の[問7]の正答率が低かった理由を前掲に示しました。この理由で正しいのかを確認するために、しっかり見てゆきます。私の推奨しない方法ですが、設問文、つまり、友人へのEメールを問題文の対話文を読む前に、読んでみます。 ・日本での体験の一つを(A)するために書くよ。 ・今日は4人で話し、最初にS君が欲しかった自転車の写真を見せてくれた。新しいものを手に入れることはわくわくするね。 ・Nさんは、S君にそれを買う前には慎重にねと言い、洋服屋にあったポスターについて話した。 ・僕は、学校の制服をreuseしているよ。 ・彼らは(対話した他の3人)、それはとても良いと言った。 ・僕たちは、まわりにあるreuseしている物の他の( B ) について話した。 ・日本ではリサイクルが一般的だ。僕は( A )することはアメリカでも一般的だ、と言った。僕は彼らにそれについてのいくつかの( B )を示した。僕は、物をフルに利用すべきだと思う。 ・僕たちは無駄を減らすことについて考え続けなくてはならない。 ・君によい考えがあったら、教えて。君に次回会う時に、そのことについて話したいよ。
  • 2023.12.22

    都立入試英語大問3⃣の問7(平成31年)

    都立入試英語の平成31年度入試の大問3⃣の[問7]の正答率が他年度と比べて異常に低かったので、解いてみることにします。 前掲で述べたように、設問文だけ読んでも正答出来そうです。空欄(A),(B)を含む文章を抜粋して示します。 ・I am writing to you to ( A ) one of my experiences here. ・We talked about other ( B ) of reusing things around us. ・I said that to ( A ) things is popular in America. I gave them some ( B ) of it. (A)は、reuse か share のどちらかを選択します。 (B)は、plans か examples のどちらかを選択します。正答率が低かった理由がわかりました。3つ目の文の前に、In Japan, recycling is popular.という文があります。そこからreuseを選んでしまったのだと思われます。ただ、1つ目の文で、reuseは入らないです。
  • 2023.12.22

    都立入試英語大問3⃣の問7

    都立入試英語の大問3⃣の[問7]は、対話文の概要のわかる文(日記:令和2年から令和5年, Eメール:平成30,31年)が設問文に示されており、令和5年、令和4年を見る限りでは、対話文を読まずに、設問文をいきなり読んでも正解できそうなことがわかりました。そこで正答率を調べてみました。以外と低いのが予想外でした。 令和5年 48.3% 令和4年 51.4% 令和3年 41.9% 令和2年 51.2% 平成31年 28.2% 平成30年 68.3% 平成31年が28.2%と異常に低いので、見てみました。設問文のEメールの空欄部分を含む文を読むだけで正解できるように思います。なぜ不正解が多かったのか、疑問です。対話文を先に読み進めてゆくことが、かえって混乱させたのでしょうか。いやいや、そんなことはないとは思いますが。きちんと検証する必要がありますかね。
  • 2023.12.21

    都立入試英語・設問文を先に読むべき?続き

    都立入試、英語、令和4年度の大問3⃣[問7]、最初に設問文を読むだけで、正解の4点がゲットできそうです。私が願うところは、大問3⃣での満点28点を取ってほしいことです。さらには、英語で100点満点を取ってほしいのです。きちんとトレーニングすれば100点満点が取れる試験なのです。100点取れる実力のある生徒は、設問文を先に読んでも、正攻法で問題文から順番に読み進めても得点は変わらないはずです。問題は100点を取るのが難しい生徒、その生徒が無駄に読む時間を費やし、最後はあわてて解答してしまい、得点を逃したりするケースです。設問文を先に読むやり方は、読む時間を無駄にかけてしまう、というのが私の意見です。[問7]で、対話文の概要をつかんでも結局は細部の内容を理解しないと他の問題は解けないと思います。ならば、正攻法で、対話文を読んで内容をつかんで解いてゆくほうがよいように思います。[問7]の4点だけを確実に取るよりも3⃣の全体満点をねらい、また他の大問も解く時間をしっかり確保し得点してゆく方法をとるのが良いと考えます。
  • 2023.12.21

    都立入試英語・設問文を先に読むべきか?

    都立入試の英語の過去問解説を続けておりますが、先に設問文を読んでから本文を読むほうが良い、ということを言う人がいるので、いや、そうではない、ということを検証してゆきたいと思います。先に読む方法は良くない、という私の意見は変わりません。 前掲に[問7]の設問文は先に読むと、対話文の内容がおおよそ分かる、と説明しました。そのやり方が良いのかどうか、別の過去問(令和4年度)で試してみます。 [問7]の設問文は、こんな内容です。 ・目標到達のための話をした。 ・KeitaとYumeは目標があった。そして努力した。しかし毎日努力してゆくことは難しい。ここで空欄Aがあり、ふさわしい単語を選ぶ問題。ここは本文を読まずとも、努力し続ける、なので、簡単に単語を選べそうです。 ・次の文に空欄Bがあり、新聞を友達に○○して、どうやって目標達成するかを話した、とあります。これも新聞を見せて、と簡単に選べそうです。 ・次の段落にも空欄Aと空欄Bが出てきますが、[問7]に限っては、設問文の前半を読むだけで正解できると思います。 なんだ、設問文を先に読んで、問題文を読まなくても正解できるではないか、と反論がありそうです。
  • 2023.12.21

    都立入試過去問解説・令和5年英語(15)

    前掲の続き。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明です。) 3⃣の[問6]の設問文を読むと、展示会のための絵についてMayaが尋ねた、学園祭の記憶について話していた、という内容が対話文にあるのだな、と理解できます。 [問7]は、対話した一人が、その内容を日記に書いています。その日記の空欄箇所(A)、(B)に入る単語を選ぶ問題です。 ちょっと待てよ、です。ということは対話文のまとめが書いてある、と思ってよさそうです。ならば、設問文の[問7]を一番最初に読めば、どんな対話文なのかが分かるかもしれません。 [問7]に限って言うと、対話文を読まずとも、正解はできるように思います。そして対話文の内容がある程度理解できるように思います。 ただし、だからと言って設問文を先に読んでから解くほうがよいとは、私は言えません。対話文を先に読んで内容をつかむことができれば、問6,問7は容易に解けると思うからです。設問文の[問6]、[問7]を先に読んで解くとよい、とも言えません。他の年度の問題を見て検証をしてみますからお待ちください。
  • 2023.12.21

    都立入試過去問解説・令和5年英語(14)

    前掲の続き。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明です。) 3⃣の[問6]と[問7]はこれまでの形式とは少し異なります。 □ when Maya asked her about her picture for the exhibition. □ while they were talking about one of their memories of a school festival. □が2つあり、(A)、(B)となっています。 ・Riko didn't know what to do next to finish her picture ・Riko already knew what to do next to finish her picture (A)には、どちら? ・Riko didn't remember her advice to Maya in their junior high school days ・Riko remember her advice to Maya in their junior high school days (B)には、どちら?
  • 2023.12.20

    都立入試過去問解説・令和5年英語(13)

    前掲の続き。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明です。) 3⃣の[問1]~ [問4]の設問文の選択肢の文を16文ほど読んできています。さらに続くのですね。 [問5] I'm happy to hear that.の内容を、次のように書き表すとすれば。 Maya is happy to hear that □. ア Riko can't wait to see picture with her friends in the exhibition イ Bob will do his best in difficult situations for the exhibition ウ Riko will be able to finish her picture for the exhibition エ Bob can start painting pictures again for the exhibition もう20個の文を読んできています。そのうち15個の文は正しい情報ではありません。残り[問6]と[問7]です。これまでのと少し形式は違いますが。まだ先に読んで解きますか?
  • 2023.12.20

    都立入試過去問解説・令和5年英語(12)

    前掲の続きです。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明です。) 3⃣の[問1]~ [問3]の設問文の選択肢の文を12文ほど読んできています。9つの文は、正解でない文です。[問4]も同様に続きます。 「Right.の内容を最もよく表しているのは?」 ア Maya gave advice to Riko to encourage her a lot in their junior high school days. イ Maya remembered that she would practice painting pictures for a long time with Riko. ウ Maya painted a lot of pictures for a school festival at her junior high school. エ Maya worried about her picture very much just before finishing it. これで16文も読み、そのうち12個の文は正解でない文です。まだ設問文から先に読みますか?
  • 2023.12.19

    都立入試過去問解説・令和5年英語(11)

    前掲の続きです。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明です。) 3⃣の[問1], [問2]の設問文の選択肢の文を8文ほど読んできています。[問3]も同様に続きます。 「I was happy about that.の内容を、次のように書き表すとすれば、□の中にどれを入れるのがよいか、と。 Ken was happy because □. ア he ran faster than before in a running event in his third year イ he practiced running very hard for a long time for runnning events ウ he got a prize at a running event in his third year after practicing hard エ he was able to finish painting his picture before running event in his third year 賞をとったからHappyなんだろ、と思うかも。でもこれが正解?
  • 2023.12.19

    都立入試過去問解説・令和5年英語(10)

    前掲の続きです。(設問文を先に読んでから解く方法は、止めたほうがいい、という説明をしています。) 3⃣の[問1]の設問文だけで、3つの誤った情報を読んだことになります。このようなことがさらに続くのです。[問2]の設問文は、 「That's wonderful.とあるが、このようにMayaが言った理由を選べ、です。 ア Bob has visited Japan many times, and he isn't afraid of using Japanese now. イ Bob was confident that he would succeed in the future thanks to his uncle. ウ Bob has learned Japanese very well, and now he can speak it like his uncle. エ Bob made a good speech in a Japanese speech contest and got a prize. これも同様に3つは誤った情報です。先にこれを読んでから解いてゆきますか?
  • 2023.12.18

    都立入試過去問解説・令和5年英語(9)

    前掲の続きです。(設問文を先に読んでから問題を解き進めるということは、止めたほうがいい、という説明をしています。) 展覧会に出す絵が話題になっていそうだな、と、これらの選択肢を見るとなんとなく想像がつきます。先に、問題文の内容がどうだったかを言ってみますと、確かにKenも一緒に絵は書いていますが、対話文の話の内容は、Rikoが絵を仕上げられるかどうかの不安についてなのです。そのRikoの気持ちをKenが理解できるよ、と言っているのです。選択肢の4つの文を読んでも、どういう話しの展開になっているのかを読み取ることは不可能です。不可能でもあるし、4つの中の3つは誤った情報なので、その誤った情報まで頭の中にいれて本文を読むということが果たして良いことなのでしょうか?私は、不要な情報を入れるだけ無駄なことをしていると思います。問題文の対話文を読むときに余計に混乱してしまうように思います。
  • 2023.12.18

    都立入試過去問解説・令和5年英語(8)

    都立入試英語の問題を解くのに、設問文を先に読んで解く方法が良いのかどうか、実際にやってみて説明してみます。 令和5年度大問3⃣の[問1] I can understand Riko's feeling.とあるが、このようにKenが言った理由を最もよく表しているものは、次のうちではどれか。、という問いです。KenはRikoの感じていることが理解できる、と言っており、その理由を選ぶのですね。 ア Ken has only one week before the exhibition. イ Ken always worries just before finishing something. ウ Ken has been working really hard to finish his picture. エ Ken has been painting his picture almost every day for the exhibition. 展覧会の絵を頑張って書いているのだな、となんとなく想像できます。でも、この4つもの情報を頭に入れて、問題文の対話文を読むことが良いと思いますか?
  • 2023.12.18

    都立入試過去問解説・令和5年英語(7)

    トライプラス国分寺駅北口校の生徒のVもぎの成績が返却されていたので、英語のスコアと間違った箇所の確認を一緒にしていました。大問3⃣を一緒に見ていて、ふと聞いてみました。「ちなみに、設問文を最初に読んだりしている?」、と。「はい!」の返事。「なぜ、そうしている?」、「学校の先生がそうして解くと良い、と言っていますから。」、と。私は、生徒たちの間で、誰かから聞きつけたことが広まって、この方法が”流行”しているのだろうな、と考えていました。その「誰」は、先生は含まれていないと思っていました。先生がそのような指導をしているとなれば、不安になってきます。(実際は重症だな、という感想です。)ともかく、その生徒には、そんなことをしなくても”正攻法”で解いた方が得点力は上がる可能性が高いことを教えていかなくてはなりません。正確に言うと、無駄に読む時間を費やすことで時間が足りなくなるということが防げ、それが得点力UPにつながるということです。生徒に納得のゆく説明ができるよう、実際に、設問文を先に読む方法が良い方法なのかどうかを試してみました。
  • 2023.12.18

    都立入試過去問解説・令和5年英語(6)

    続きで、英語3⃣[問6]。これは設問箇所を示しているわけではないのですが、解き方は同じと思ってよいでしょう。どのあたりに書かれている内容かを探して読み直せば解けます。ただし、おそらく、問1~問5で読み直しているので、読み直さなくとも解けるようにも思います。[問7]は、この対話について書いた日記が示されており、つまり、対話文の内容をまとめたものです。読み直しをした段階では、もう読み直しをせずとも解けるように思います。以外に最後が一番簡単だったかもしれません。あれあれ、正答率を見ると、48.3%と、3⃣の中で2番目に低かったです。 ここで、3⃣をとく時間を考えて見ましょう。対話文を読むのに4分以上かかると思います。設問文と選択肢の英文を読むのに3分くらいかかると思います。設問箇所の読み直しに3分くらいでしょうか。合計10分です。1⃣リスニングで10分以上、2⃣、3⃣、4⃣で40分弱使えるわけですから、対話文を読んで、さらに読み直しをして解いていっても十分な時間は確保できます。
  • 2023.12.17

    都立入試過去問解説・令和5年英語(5)

    続きで、英語3⃣[問2]。Mさんが、That's wonderful.と言ったことの理由を4つから選ぶ問題。設問箇所の直前を読み直せば簡単でしょう。[問3]は、K君がhappyだったと言った理由を問うもので、これも前後を読み直すと簡単だと思います。[問4]も、前後を読み直せば簡単でしょう。[問5]も同様。「なんだ、この解説は!」、と怒りだす方が出てきそうです。でもこれが事実で、解き方なのです。対話文を読んで内容を理解する。そして設問に臨む。とても理解力のある人は、もしかしたら、設問箇所の前後を読み直さなくとも解答できるのでしょう。受験生のたいていは、設問箇所の前後を読み直さなければ解けないと思います。ここで大事なことがあります。対話文もそうですが、設問にある英文を一度読んで理解できるかです。ここを読み直す、ということは私は言っていません。設問箇所の前後の内容を読み直し詳細に理解した上で、設問にある選択肢の英文4つを1回読んだだけで正解できる英語を読む能力が必要なのです。それには普段からの【多読】が必要のように思います。
  • 2023.12.16

    都立入試過去問解説・令和5年英語(4)

    都立入試令和5年度、英語3⃣を解説します。 4人の生徒の対話文について内容を読み取る問題で設問が7つもあります。7x4点=28点の配点。対話文も2ページにもおよび、設問文も2ページにもおよびます。皆さんはどう解いてゆくでしょうか?設問文を最初に見てから本文を読んでゆくのが良い、という人が時々います。私には?です。問題形式にもよるのかもしれませんが、この問題については、そのような方法で解いてゆく指導は私はしません。対話文を読んでゆきます。理想的なのは、一気に読み終わり、対話の内容を理解できることです。そして順番に設問を解いてゆきます。当たり前のことですが、対話文についてのことしか問われないので、内容が理解できればすらすら解けます。[問1]は、なぜ不安なRさんの気持ちがK君に理解できるか、を選ぶもの。設問箇所を読み直すと簡単に思います。一度、全体を読んで内容をつかみ、設問ごとに必要箇所は読み直す必要はあるでしょうね。
  • 2023.12.15

    都立入試過去問解説・令和5年英語(3)

    都立入試英語の2⃣には、英作文を書かせる問題があります。これが言わば入試問題の「花形」と言えるでしょう。「花形」というのは、採点をする英語の先生の立場からのものです。先生たちは、「お、これは!」といった作文に出会うこと期待しています。こう言うと、誰もできないような巧みな表現が必要なのかと考える生徒もいるかもしれません。そういうことではありません。 どのような作文に仕上げるべきか? ・条件に従う。三つの文で「前後の文につながるように書き、全体としてまとまりのある返事のEメールとする」、「伝えたい内容を一つ取り上げ、それを取り上げた理由などを含める」、これに従うことです。従わないと、どんな”名文”であっても0点。 ・英文は、主語動詞のある文法的に正しいもの。ピリオド等も欠いていてはダメ。単語の綴りの間違いは学校により採点基準が決められるようです。 なんだ、それだけか、と思うでしょうが、これだけです。普段から英作文を書く練習をする習慣づけをすることが一番の対策です。教科書には習った表現を使っての英作文をするコーナーがLesson事に必ずあります。これを全部暗記するくらいやっておくのが最良の対策です。
  • 2023.12.14

    都立入試過去問解説・令和5年英語(2)

    都立入試令和5年度の英語2⃣について解説しましたが、「問題を解くコツ教えてほしい。」という方がおられます。私はこう答えます。「残念ながら、英語の問題を解くのにコツはありません。」です。受験間近になって、「コツ」でなんとか点数を多く稼ぎたいと考える生徒は考え方を改めましょう。そんなものがあるのなら、世の中に広く出回っており、塾などは必要なくなります。誰も見たことはないはずです。文章を精読し、そして、同じ文章を何度も何度も音読する。単語の発音がわからなければ、単語の意味がわからなければ、自分で辞書を引いて調べる。こうした毎日の努力の積み重ねが英語の実力を養ってゆくのです。都立入試を受ける生徒で、こうした毎日の努力をしてこなかった生徒、今日からすぐに始めましょう。まだ2か月と少しあります。何をやってよいかわからないという生徒(保護者)がおれば、トライプラス国分寺駅北口校では具体的に学習方法をお伝えできます。無料相談できますから、ご利用ください。まだ間に合いますが、年が明けた頃だと手遅れですからお早目に。偏差値50程度ある生徒であれば、年明けからの猛スパートで、偏差値60くらいまで取らせます。
  • 2023.12.13

    都立入試過去問解説・令和5年英語

    都立入試の過去問解説をしてゆきます。 昨年の令和5年度入試の英語から。 2⃣は二人の対話文を読んでゆく問題で、まとめに二人のEメールのやりとりがある問題です。最後に配点12点の英作文問題があります。最初の対話文は、4か所の訪問候補の一覧表を見ながら解かなくてはいけません。表の記載情報量は多く、読むのも少し大変かもしれません。表の内容と照らし合わせて読むのがややこしいです。丁寧に会話文と表の中の共通する語句を拾ってゆけば解けるでしょう。次の対話文は、最初の対話文の続きで、訪問地の中の5つの場所の訪問者数を示した棒グラフを読み取りが必要です。二人がどこに行ってみたいのかを、順番に丁寧に読み進めてゆかなくてはなりません。これもややこしいですね。最後にEメールがあって、その内容と合っている文を4つから選び、Eメールへの返信の文章を作る問題です。日本の伝統文化を外国人に楽しんでもらう提案の文章を三つの文で作文しなくてはなりません。 この問題の対策は、同様の問題を多くこなしてゆくことです。単純ですがこれしかありません。そして英作文。英作文用のテキストを当塾ではご用意できます。これをやれば対策できます。
  • 2023.12.10

    大学入試、現役生と既卒生の偏差値の差

    昨日、トライプラス国分寺駅北口校の高校3年生の模試の成績表を確認しました。成績表には現役生と高卒性の平均点がそれぞれ記載されています。英語と数学の平均点は20点以上も開きがあります。国語も15点以上。難関校を目指しての浪人をする生徒が多いから、これくらいもの差が出てくるように思われます。この模試は10月実施分で、これから現役高3生が猛ダッシュをかけてきますので、本番までに差が縮まってきます。トライプラス国分寺駅北口校では、入試までの残り少ない期間ですが、入会する現役高3生のために、集中的に授業を行うカリキュラムを提供することが可能です。12月半分、1月、国立大受験性は2月、まだまだかなり成績を伸ばせる可能性があります。もちろん、浪人生も同様に対応できます。トライプラス国分寺駅北口校をたよって、ここでラストスパートの学習をしてみてください。ご要望にお応えできる授業を提供いたします。東京大学の受験にも対応できます。(英語・国語・数学と理社の一部科目)
  • 2023.12.09

    私立文系大学の入試直前カリキュラム

    トライプラス国分寺駅北口校は、個別指導塾なので、生徒ごとにカリキュラムが違います。昨日、入試直前講習の学習計画を作成した生徒がおり、その内容を紹介します。文系私立大学の受験生です。共通テスト利用し、1/12まで、英語と古文の授業を25コマ入れました。授業の他、共通テスト対策学習、私立大の過去問を解く時間の設定もしました。土、日の学習時間を12時間、平日の学習時間を8時間、冬休みは12時間で設定しました。共通テスト以降は、英語、現代文、古文の授業を25コマ入れました。私立大学の過去問対策のみの授業です。7つ大学入試を受け(共テ利用除く)、12/10~2/1まで過去問5年分を解く計画設定をしました。2/1からも入試のない日に授業を入れ、入試が終わるまでの日程すべての学習時間計画を設定しました。 学校のない日は1日12時間の学習時間ですが、この生徒の場合は、2年の春休み前に、クラブがない日には10時間勉強するように指導し、それを実践しようと努めてくれました。これが出来ないとクラブ引退後の夏休みの1日12時間以上を頑張れないと説明しました。彼は入試直前の12時間以上の学習は難なくやってのけます。
  • 2023.12.06

    冬期講習・入試直前講習が開講!

    トライプラス国分寺駅北口校の【冬期講習・入試直前講習】が12/4より開講しております。2/23まで続きます。年末年始も休まず開校しますよ。講習期間中は、開校時間を13:00~22:00としており、個別指導授業は13:40~のコマから実施しています。個別指導の受講も多くありますが、自習でのご利用も多いです。ちょうど今は、公立・私立高校、私立中学の2学期末試験期間中で、学校が終わってからすぐに塾に来て試験勉強をする生徒が多いです。都立入試を受験する生徒は、推薦入試も含め、その対策一本のカリキュラムに切り替えており、大学入試を受験する生徒は、共通テストの対策、国公立2次、私立一般入試の対策学習を頑張っています。入試が近づいていることもあるからか、12月に入ると塾の様子は緊張感が増してきます。非受験生にも、受験生のピリピリ感は確実に伝わっています。急に学校の偏差値を調べ始めたりと、行動に表れてきています。良いことですね。
  • 2023.12.05

    12月度トライ模試を実施

    トライプラス国分寺駅北口校では、12/2(土)と12/3(日)でトライ模試を実施しました。高3生は今回で最後でした。当塾では、特に高校3年生の受験率は高く、毎回受験する生徒も多いです。自身の偏差値や順位にこだわりが強い生徒が多いのも当塾の特徴かもしれません。塾で知り合った生徒と結果を見せあって会話する姿が時々見られます。今回の結果は1/6(土)頃に発送されてきますが、過去のデータから、おおよその偏差値は判断できることが多く、入試に備えた対策にも使用できます。無情にも大学合格判定でDやE判定が出たとしても、過去には合格を勝ち取っている生徒もたくさんいますから、大事なことは、入試本番まであきらめずに、必要な学習をしてゆくことです。すでに、指定校推薦入試や総合型選抜入試で合格が出た生徒も数人いますが、大学入学共通テスト、一般入試に臨む生徒はまだまだこれからが勝負です。模試の出来なかった問題をじっくり復習したのが役立った、という生徒を多く見てきました。一つでも多くの問題を解き、解ける問題の数を増やしてゆくことが合格への近道となると思います。直前カリキュラム提案は当塾ではお手伝いできます。
  • 2023.11.29

    都立入試・英作文対策

    トライプラス国分寺駅北口校では、英作文が強くなるような指導をしています。11/26のスピーキングテストでは、英作文能力も問われます。英作文能力が満点のための最大のキーであると言ってよいでしょう。2/21の都立入試では、大問2⃣に3文の英文を書かせる問題が必ず出ます。配点が12点もあります。ここで満点が取れるようなら100点満点もねらえます。 英作文が強くなるには、どのような勉強方法が良いのでしょうか?どんな教材を使うのが良い? 中学生の場合で、私なりの考えを述べます。 教科書が最もよいと思います。学校ではワークも一緒に渡されますので、並行して。教科書には、必ず英作文の箇所があります。これで十分だと思います。文をすべてノートの左側に書き出します。右側には日本語訳を記載します。日本語訳を英文で書けるようになるまで英文を暗記してゆきます。教科書だけでも十分です。ワークの英文も同じようにやるとさらに得意になるはずです。1日も休むことなく毎日続けてください。100%完璧に暗記しようとせずとも、毎日続けていると100%覚えてしまいます。体にしみ込んだ表現が、英作文の試験ですらすら出てくるようになります。
  • 2023.11.25

    都立入試・英語リスニング対策

    トライプラス国分寺駅北口校では、都立入試を受験する中3生に、「東京都立入試対策・英語リスニング問題」なる冊子をお渡ししています。都立入試の英語の1⃣がリスニングの問題で、満点で20点もあります。問題数は5問で各4点です。しっかり準備しておけば満点は容易です。少しでも容易だと思ってもらえるように冊子を作りお渡ししています。また、自習に来た生徒でリスニング問題の特訓をやりたい生徒には、問題の音声を聞いて問題を解いてもらうようにしています。都立入試まで13週もありますから、週2ペースでやっても十分に満点が取れる自信がつけられるはずです。都立入試の問題は2度も音声が流れます。これでより満点が取りやすいのです。自信をつけるには、一定期間やり続けることが必要です。先延ばしにせずに、11/26のスピーキングテストが終了したら、すぐに対策を開始してください。トライプラス国分寺駅北口校をご利用することで、さらに効果的に対策できることは間違いなしです。
  • 2023.11.24

    都立高校合格を目指して

    トライプラス国分寺駅北口校では、今週から、高校受験をする中3生は、合格を目指したカリキュラムに突入しています。まずは、11/26(日)のスピーキングテストの対策授業を多く実施しています。そして、スピーキングテストが終了したその日から、過去問を解くように指示しています。過去問を順次コピーしてお渡しし始めました。お願いしていることは、5教科、1日で完了させ、自己採点をして、点数を教室長に報告することです。日曜日を過去問を解く日にすることも提案しています。都立入試までは、いまから日曜日が15回あります。冬休みの期間には違う曜日も使えるので、25回以上は出来るでしょう。問題を解いて自己採点をした後は、【解き直し学習】を【解き直しノート】を使ってするようにも指示しています。合格を勝ち取れる生徒は、これを入試まで休みなく続けているように思います。入試は競争です。他の受験生よりも粘り強く、多くの時間をかけた生徒が必ず勝ちます。都立入試まで、残り3か月弱、正月も休みなく続けてください。トライプラス国分寺駅北口校の冬期講習・入試直前講習を受けてください。効果的な学習が期待できます。
  • 2023.11.23

    2学期末テストで、英語最高点を更新!

    トライプラス国分寺駅北口校の中学3年生の生徒から、喜びの声がありました。2学期末テストの英語の得点が過去最高だった、と。英語であまり得点できないというので、相談に乗りました。彼にやりなさいと言ったことはたった2つです。 ①辞書を徹底的に使いなさい! ②教科書の文章を徹底的に音読しなさい! なんだ、と思われるかもしれませんが、英語の成績が振るわない、伸び悩んでいる生徒は、これをやっていないように思います。 彼に伝えたことをさらに具体的にいうと、 ①引いた単語には赤鉛筆などで印をつけて、真っ赤っかになるくらいにしなさい。発音記号を見て発音できるようにしなさい。例文をできるだけ多く読みなさい。簡単と思っている単語でも必ず辞書を引きなさい。have, take, make, come,...というような。 ②教科書のQRコードで音声を聞いて、マネをするように何度も何度も読みなさい。50回以上読みなさい。 彼は、こうも言っていました。「音読はめちゃめちゃ効果がありますね。」と。
  • 2023.11.18

    高校入試合格後の学習

    東京都の公立中学の3年生は、都立高校を第一志望とし、私立併願校を受験するか、私立単願で受験する、というパターンが大半です。私立単願での推薦入試に出願をする場合、内申点によりすでに合格が見えている生徒もいるはずです。まもなく2学期末の内申点が出ますので、そこで都立入試を断念し私立単願推薦入試に出願する生徒が多く出てきます。この場合、学校によっては全員合格となることもあるので、勉強をパタリとしなくなる生徒もいるという話をよく聞きます。しなくなった生徒は高校での試験の得点ですぐに先生に見抜かれるようです。 こんなことにならないように、私立高校の先生は、勉強をしっかり継続することを強くお願いしているようです。通塾しているならば、合格が決まったら即退会、というのではなく、中学の復習、高校の先取り学習を3月いっぱいは続け、高校入学の4月からも塾を継続するほうがよいです。 高校受験のときの偏差値が60程度の生徒が、見事に高3の4月の模試の偏差値で40以下、少なからずいます。サボってしまえば自業自得です。こんなことにならないよう、自己管理が苦手ならば、通塾して、うるさく学習管理を受けたほうがよいです。
  • 2023.11.17

    公立中学の期末テスト終了

    トライプラス国分寺駅北口校の公立中学3年生は、本日、期末テストが終了しました。これの結果で2学期の内申点が決まります。12月中旬頃に生徒・保護者に仮内申が伝えられ、これにより、より志望校の選択が絞られてくるはずです。 これからは、トライプラス国分寺駅北口校では、都立入試の対策に専念した授業を開始してゆきます。まずは、11/26のスピーキングテストの対策を徹底的に行います。それが終わると都立入試対策のみです。過去問や類似の演習問題を5教科解いてゆき、解き直し学習で、基礎事項を徹底的に振り返ります。問題を解く、解き直し学習をするだけで、5教科10時間は必要です。都立の過去問だけでも、追試験分も含めると7年分解くには140時間かかります。自分で計画的に進めてゆくことが難しい生徒は、トライプラス国分寺駅北口校がお手伝いします。入試まで3か月ですが、これから入塾して対策をしてゆくこともできます。トライプラス国分寺駅北口校では、過去問や類似問題を25回分は解いてゆくカリキュラムを組めます。500時間必要ですね。塾を利用することで楽に消化できます。
  • 2023.11.15

    冬期講習・入試直前講習期間が間近に

    トライプラス国分寺駅北口校では、12/4(月)~2/24(土)を冬期講習・入試直前講習期間としています。原則日曜日はお休みとしていますが、大晦日、正月3が日も休まず開校します。受験勉強にお役に立てたらと思い、開校以来初めて、年末年始無休とすることにしました。1/7(日)も開校します。共通テストの直前だからです。開校時間もこの期間は13:00~22:00と長くしており、授業以外で過去問を解いたりすることに利用しやすくしております。 入試の過去問は【過去問データベース】に多くを蓄積していますので、受験生にとってはとても便利かと思います。人よりも多く過去問、演習問題を解くように頑張ってもらえればと思います。 受験生のみが、冬期講習を利用すればよい、というものではありません。高校1年生、2年生には現状の模試の成績をもとに、志望校合格のための学力をつけてもらえるよう徹底的に講習を受けてもらいます。特に国公立大学、私立難関大学を目標にしている生徒で、ベースとなる学力が足りないならば、50コマから100コマを受講するカリキュラム提案をしています。 合格したい生徒を精一杯応援いたします!
  • 2023.11.08

    トライ模試11月度

    トライ模試の11月度は、標準実施日が2週間ほど早く、11日、12日となっています。受験生に結果をお渡しするタイミングを考慮しているためです。12月度は、2日、3日です。これの結果が発送されてくるのが、高校生が1月6日、中学生が12月26日です。 11月度の問題用紙が6日(月曜)に届いていますので、前倒しの日程で受験することも可能です。本日、2名の生徒が受験しました。都立高校1年生と私立中学の3年生です。高校生には、1年のうちから大学入試を強く意識し、偏差値の把握が出来ているようにするために、毎回トライ模試を受験することを半ば強制しています。通学している高校でも模試を受験しているのですが、それだけでは回数が少ないからです。トライ模試の良いところは、受験後すぐに解答用紙をコピーし、解答とともにお渡しし、自己採点ができることです。そして、多くの生徒が解き直しをしても理解が難しい問題を個別指導の授業で習うようにしています。このように日を置かずに解けない問題をつぶしてゆくことが学力向上につながってゆきます。トライ模試は良い問題が多いので、毎回ご利用していただくようお願いしています。
  • 2023.11.06

    慣用句・ことわざ・故事成語

    トライプラス国分寺駅北口校の公立中学の生徒は、来週期末試験を受けます。すでに試験範囲用が出されており、生徒はみな、頑張って勉強しています。今日は、国分寺市立第二中学校の3年生の国語の授業を行いました。試験範囲に、【慣用句・ことわざ・故事成語】が含まれていますので、これを授業で扱いました。教科書に「慣用句やことわざなどの誤用に注意しよう」が出ていました。 【気が置けない】 【情けは人のためならず】 3年教科書(光村図書)では、この二例が出ていました。誤用と言えば、毎年文化庁が出している「国語に関する世論調査」にもいくつか挙げられます。直近の令和4年度の調査結果(令和5年9月29日発表)に、以下が報告されていました。 【涼しい顔をする】 【忸怩たる思い】 【情けは人のためならず】 【雨模様】 【号泣する】 国分寺第二中学の3年生は、上記から必ず出るので、辞書で本来の意味を覚えておきましょう。
  • 2023.11.02

    2023新語・流行語大賞ノミネート

    昨日は「今年の漢字」、本日は「新語・流行語大賞」です。ノミネートされた語が発表されましたね。昨年も話題にしましたが、知らない言葉が多いなと感じます。トライプラス国分寺駅北口校の生徒、保護者様はいかがでしょうか?ノミネートされた言葉は30。たぶん毎年30語なのでしょう。発表は12月1日のようです。アイウエオ順に30ほど並んでいますが、私はこれが発表される前から、18番目の「チャットGPT」が大賞になるだろうと夏くらいから思っています。「アレ」も、とてももてはやされた感があります。同じ野球では「憧れるのをやめましょう」、勇気づけられました。嫌な言葉も見受けられます。世相を反映したものなので仕方ないのでしょうが、残念に思います。どうか大賞に選ばれないでほしいです。私には知らない言葉が13個(も)ありました。これから一つ一つ調べてみなくてはなりません。去年のノミネートに「知らんけど」がありました。教室長の席の横に記事を貼り付けてありましたので、すぐに知れました。今年も新聞記事が出たら同じように貼り付けておきます。
  • 2023.11.01

    2023年「今年の漢字」

    もうこんな時季か。2023年「今年の漢字」の募集が始まりました。応募締め切りは郵送が12/4(月)必着、Webでは12/6(水)23:59まで、となっております。トライプラス国分寺駅北口校でも、団体応募で提出してみようと思います。生徒たちに応募してもらえるよう、主催者からの応募の案内を掲示しました。掲示だけでは興味を示す生徒はあまりいないかもしれません。きっと、応募してもらえるようお声がけをしてゆくことになるでしょう。もちろん、教室長の私も応募します。今のところは、どの漢字だろうか、全く浮かんできません。昨年は、「戦」でした。案内のページに過去の漢字が出ていました。同じ漢字が選ばれていることもあります。2年連続したことはありません。こうやって過去選ばれた漢字を見ていると、少しアイデアが浮かんできます。そうだな、物価高、このニュースは毎日のように聞こえてきたな、と。チャットGPTも、毎日のように聞こえてきます。では、漢字一文字で表現するとどの漢字を使えば良いかな、と考えてしまいます。しばらく続きそうです。
  • 2023.10.31

    Try IT!の共通テスト対策編

    トライグループが提供している映像授業の【Try IT!】は無料配信で、誰でも見ることができます。実は、この【Try IT!】は、【通常学習編】と【入試対策編】の2種類があり、前者が無料配信で、後者は入塾生のみが視聴できます。現在、トライプラス国分寺駅北口校では、【入試対策編】を使って学習している高校3年生が何人かいます。共通テスト用の【高校英語(筆記)】、【高校英語(リスニング)】、【現代文】、【古文】、【漢文】、【日本史】、【世界史】、【生物】を受講中です。昨日は、英語の筆記とリスニングの学習計画を生徒と一緒に立てました。筆記で179授業あります。1つの授業では、問題を解く時間が10分前後、解説授業が25分弱で35分かかります。リスニングは52授業で、問題を解く時間と解説授業で25分弱です。リスニングで104時間、22時間が必要になってきます。筆記の一部を省略して、11月から開始して1月4日までに完了するような計画を立ててみました。この生徒の共通テストの目標点は、リーディング80点、リスニング85点です。計画どおりできれば、目標点は取れます。
  • 2023.10.28

    Try IT!を使っての自学自習

    トライグループでは、【Try IT!】という映像授業を無料配信しております。トライプラス国分寺駅北口校では、高校生がよく利用しています。利用率は、一般入試受験をする生徒の5割以上にもなります。現時点で、英語、国語(現代文・古文・漢文)、世界史、日本史、生物を受講中です。毎日コツコツ積み上げて学習することが苦手な生徒でも、頑張って続けやすい教材と言ってよいでしょう。日本史は339授業もあります。ある生徒は2年生の冬から開始して、ようやく完了しそうです。これまで約10か月間、1授業だけの日があったり、定期テスト範囲を1日に5授業うける日があったりで頑張って継続してきました。これまでは【通常授業コース】でした。これからは【共通テスト対策コース】を受講します。これは無料配信はなく、入塾生のみが受講できます。【スタンダードコース】が90授業、【ハイレベルコース】が45授業あります。共通テストまで75日くらいありますから、1日に2授業受講する日を作ってこなしてゆきます。実際に問題を解いてから解説授業を受けるので、本番でよい結果が出ることにつながるはずです。
  • 2023.10.27

    追加講習

    トライプラス国分寺駅北口校の授業は、週に何回授業を受けるかで決めていただきます。例えば、火曜日の18:15~英語を、金曜日の18:15~数学で、週2回授業を、というように。週1回、週3回、週4回の生徒もいます。受験生においては、夏期講習が終わったころから、少しずつ、追加講習が増えてきます。週2回を週3回に、週3回を週4回にと増やします。夏期講習の集中的に行う授業で効果を得られたことが授業増につながっています。高3生は共通テスト対策で、現代文、古文、漢文、物理、化学を追加するケースが多いです。冬期講習を待たずに追加講習で得点力UPを目指すことは正解でしょう。冬期講習で一気に共通テスト対策をしてゆくには時間が十分に確保できるかが心配になってきますので。また、目標点が取れるだけの力があるのかどうかの判断が短期間では難しいかもしれないので。トライプラス国分寺駅北口校では、なるべく早期に対策授業が取れるように冬期講習・入試直前講習を12/4(月)と、早期に開始していますが、その前に実力を上げておくために追加講習を受けることもお勧めしています。
  • 2023.10.25

    英検2次試験の対策授業

    トライプラス国分寺駅北口校では、英検の対策授業をすることも多いです。かなり多くやってきていると思います。今日は、3級の1次試験に受かった生徒が、2次試験の対策を希望し、その授業をしていました。通常は学校の成績を上げるためのカリキュラムで通塾している生徒です。英検は準1級まで対策授業が可能です。もちろん2次試験対策も。トライプラス国分寺駅北口校では、英検を早い学年から受験してゆくように提案をしています。私立高校入試のときの内申点の加点が必要なときに、ぎりぎりのタイミングで受験するよりも余裕を持って受験してほしいからです。また、どうせなら中学生のうちに英検準2級まで取ってほしいからです。大学受験にも英検の資格が利用できることが増えてきています。どうせなら準1級を取って大学受験に役立ててほしいなと思います。そのためにも中学1年から得意な科目となるように英語力を磨いてもらえるよう、生徒、保護者様にはよくお願いしています。そして勉強方法もしっかり、またしばしば繰り返しお伝えしています。最近、一人の生徒の勉強方法が開花したように思います。数か月後に偏差値は10以上あがっているでしょう。
  • 2023.10.24

    公立中学の2学期末テスト

    トライプラス国分寺駅北口校の公立中学の生徒は、11月の中旬に2学期末テストを受けます。もう3週間後です。特に3年生は、このテストの結果で内申点が確定し、これが入試の得点に直接つながりますから、少しでも上げることを目指して頑張りましょう。昨年の当塾の公立中学の3年生は、9教科の素内申(オール5で45)を4上げた生徒がいます。換算内申だと5上がっています。これは、都立入試の点数1000点満点のうち23点に相当します。1点差で合否が分かれることの多い入試ですから、この得点は大きいです。 こうした例もきっと多いのかと思います。頑張れば、こういう結果につながるのだという例をこの生徒は示してくれたと思います。だから、皆さんもあきらめずに頑張り続けてください。どう頑張るのか?学校の授業が一番大事です。予習をして授業に臨みましょう。そして復習です。それに加えて、試験範囲の総復習を。トライプラス国分寺駅北口校では、演習問題をより多くといて理解度確認をするようにお願いしています。難しい単元は、個別指導授業でフォローしています。
  • 2023.10.22

    トライ模試直後の復習

    本日もトライ模試を実施しました。生徒は受験後は疲れていますが、自己採点をするようにお願いしています。さらに、間違った箇所の【解き直し】を私と一緒にすることがよくあります。本日は、中学3年生の英語の解き直しをしました。大問7⃣の英作文の問題を一緒にやりました。英作文の問題は都立入試にも出ますし、英語力を確かめるにはもってこいです。たくさん英作文の問題をやるように、塾生にはお願いしています。解き直しのときには必ず、購入していただいたテキストと教科書のどこに出ているのかを確認し、そこの例文を読むようにしています。同じ文を3回、4回、またはそれ以上、私が音読し、生徒にも音読してもらいます。そして、【解き直しノート】に模試の正解文を書きとるようにお願いしています。ただ並び替える作業をするのみならず、その文を書いてみる、という作業まですることが大事です。これをやる、やらないの差は定着度においては大きいように思います。必ず手を動かして書いてください。そして、声を出して読んでください。上達させる簡単で最も効果的な方法です。これをやれば英語の成績は必ず上がります。やらないと絶対に上がることはありません。
  • 2023.10.21

    10月度トライ模試を開始

    トライプラス国分寺駅北口校では、本日と明日を【トライ模試】の標準実施日としています。本日土曜日は13:00開校で、13:00過ぎに小学5年の生徒が来て受験をしています。4年生の夏から通塾を始めた生徒で、毎月受験を続けていますので、13回目くらいになると思います。模試の成績は、上がったり下がったりがありますが、上がってきています。結果が返却されるのが11/14(火)頃です。結果を待たずとも、受験後はすぐに解答をお渡しし、自己採点をするようにしています。その場で自己採点をし、間違った箇所を教室長がチェックしています。すべてのチェックは出来ませんが、漢字や計算問題は必ずチェックして、その場で解き直しをすることが多いです。次回の授業で間違った問題を解き直しすることも多いです。 高校3年生の10月度のトライ模試は、マークシート式です。【共通テスト】を意識した作問ですので、本番に向けて役に立つ模試です。共通テストまで、残り3か月を切っていますが、あと何回も過去問を解く時間があります。今回のトライ模試も、じっくり時間をかけて解き直しをしてみましょう。きっと入試本番に役立つ知識が得られるはずです。
  • 2023.10.20

    小論文対策授業

    大学入試で小論文が必要な大学は昔からありますが、最近の入試形態では、指定校推薦、総合型選抜の入試が増えてきており、小論文の受験をする生徒が多くなってきていると思います。都立高校入試でも定員の2割くらいを推薦入試で取りますので、小論文での受験をする生徒も少なくはありません。トライプラス国分寺駅北口校でも、小論文の授業のニーズは少なくはありません。春先はほとんどないのですが、夏休みくらいから高校生が、中学生は11月末くらいから、小論文対策授業を入れるようになります。授業は、事前に課題を指定して授業の前までに生徒に書いて提出してもらいます。それを教師が読んで添削をした上で、授業で教えてゆくような方式を取ります。授業のあとに、生徒にもう一度書いてもらい、提出してもらいます。たいていは、一度きりの授業で済ます生徒はおらず、何回も連続して、授業を取ります。生徒は違った課題の小論文を何度か書き、それを添削して授業で教えてゆくことを繰り返します。こうして書くトレーニングをしておかないと、本番の試験ではうまく書けないでしょう。生徒は皆、トレーニングをすることで書くことがうまくなってきます。
  • 2023.10.19

    冬期講習・入試直前講習の準備

    トライプラス国分寺駅北口校の2023年度の【冬期講習・入試直前講習】は、12/4(月)~2/24(土)の期間で実施します。 かなり先のようですが、準備することがたくさんあります。塾側での準備で大切なことが2つあります。 1⃣ 教師のスケジュール確保 2⃣ 教材の準備 2⃣の教材は、ただ注文し購入していただく、というだけではありません。特に受験生用には、過去問の印刷をしてお渡ししています。かなり大量となるため、早めからの準備が必要です。この準備は実は、ダウンロードをしてファイル保存しておくことから始まります。最初は1月実施の共通テストから始まり、2/21の都立高校入試、2月からの私立大学入試、2月末の国立大学入試、とダウンロードしてゆきます。都立高校入試は6月に【結果に関する調査】が発表され、これもダウンロードします。夏期講習にも使用してきていますが、秋以降に印刷して使用することが何倍にも増えてきます。冬期講習では集中的に大量に使用するので、この頃から印刷作業を開始しています。 英語のリスニング試験の音声もダウンロードしておりますのでご利用できますよ。私立中学、高校の過去問データも多くありますよ。
  • 2023.10.18

    中間テスト勉強にご利用ください

    トライプラス国分寺駅北口校の高校生と私立中学生は、現在、中間テストを実施中です。テスト終了後に帰宅せずにそのまま当塾で自習を希望する生徒が多いので、通常、平日は15:30からの開校時間としておりますが、13:00から教室に入室できるように早くから開けるようにしています。早い時間は「個別指導ブース」が空いているため、そこを使用して自習する生徒が多いです。そのブースを使用しない日がまれにあり、その場合は、ずっとそこで試験勉強をしています。塾が閉まる時間の22:00までずっと勉強する生徒もいます。そんな生徒は、途中、おむすびやパンなどを買ってきて、お腹を満たしています。このように、トライプラス国分寺駅北口校は、自習環境に恵まれている、と言ってくださる生徒、保護者様は多いです。塾によって教室のレイアウトは様々ですが、トライプラスは、かなり開放的になっています。塾によっては、ハチの巣のように一人ひとりのブースを区切っている教室があります。卒業した高校生が言ったことがありました。開放的な分、人目があって、それがかえって勉強に集中できると。見えないと、安心してサボってしまいますから、と。
  • 2023.10.17

    漢字検定

    トライプラス国分寺駅北口校の生徒さんが数名、今週末の漢字検定を受験します。皆3級を受験します。昨日は、一人の生徒と一緒に、漢検3級の過去問を解いてみました。漢検は漢字の読み書きの他に、熟語の構成、部首、対義語、類義語、四字熟語、同音異義語、同訓異義語があり、豊富な問題がそろっていると感じます。解いてみると、漢字の知識の奥深さを感じます。小学生の低学年のうちから、漢字検定を利用して、コツコツと漢字の勉強をしておくと良いですね。入試対策のみならず、一生ものの知識となるでしょう。 昨夜、テレビのニュース番組に日曜日のマラソン大会で優勝し、パリ五輪代表が決まった小山直城選手が出ており、インタビューを受けていました。彼のレース中の走りは、先頭集団中の選手の走りを「虎視眈々」と観察しながらのもので、ラストスパートの機会をうかがいながらのものだったと説明していました。「虎視眈々」、この選手が好きな漢字とのことでした。理由を松岡修造さんが尋ねると、「漢字がカッコいいから。」と答えていました。小山選手もきっと、小中学生のときに漢検を受けてたのでしょう。皆さんも好きな漢字がきっとあるように思います。
  • 2023.10.14

    東京都英語スピーキングテスト

    昨年度より、東京都立高校の入試において、英語スピーキングテストが導入されました。今年度は11月26日に実施されます。このテスト用の模擬試験がWもぎから用意されています。トライプラス国分寺駅北口校の生徒も多数受験してきています。昨年は、年3回ほど用意されていましたが、今年度は回数が増えて5回となっています。東京都のホームページなどにも例題を示してありますから、それで準備は可能かと思いますが、模試で事前に準備していたほうがよいように思います。第3回の模試が終わり、成績表が返却されてきました。成績表を見ると、受験者数は77,276人もおりました。かなり多いと思います。それだけ、スピーキングテストの準備をして、少しでも得点を高くできるように考えている受験生が多いのでしょう。第4回はすでに申込期間が終了しましたので、残る最後の第5回のみです。是非、受験してみましょう。トライプラス国分寺駅北口校では、このテスト用の対策授業が可能です。教師が英語で授業をしてくれます。得点力が上がるように英作文のトレーニングもしてくれます。同様の授業が可能な学習塾はなかなかありませんよ。塾生以外でも受講は可能です。
  • 2023.10.13

    冬期講習前の学習

    トライプラス国分寺駅北口校では、受験に向けての緊張感が急速に高まってきました。点数アップをねらって、受講数を増やす生徒が増えているのと、自習の時間が増えています。春先の様子とは全く異なっており、ピリピリ感が伝わってきます。入試が近づいてきたとはいえ、日数はまだまだ残されています。現状の緊張感を入試日まで持続してゆくことが大切です。得点力はまだまだ高められます。トライプラス国分寺駅北口校の冬期講習までは、50日あります。まずはこの期間で、受験科目ごとに、具体的な学習事項を決めて計画的に進めてください。何をしてよいか迷ってしまうこともあろうかと思います。そんな時は、教師、教室長が相談に乗ります。夏期講習で【手応え】をつかんだ受験生も多いです。何をやってきたか?演習問題を解く量を多くすること、解けない場合は、基礎に立ち返って復習してみること、これをお願いし、それを皆実践してきました。秋も同じように継続し、冬期講習・入試直前講習につなげていただくようにお願いしています。
  • 2023.10.12

    冬期講習・入試直前講習

    ■■■トライプラス国分寺駅北口校の冬期講習と入試直前講習■■■ ◇12月4日(月)~2月24日(土)・ 年末年始も開校 ◇開校時間 13:00~22:00 ☑中学生は都立入試の2/21(水)の前日まで、11週と2日ほどの受講が可能です。 ☑高3生は、共通テストまで、6週ほど受講が可能。 ☑高3生、私立大学受験生は、受験日まで、9週~10週ほど受講が可能。 ☑高3生、国公立大学受験生は、共通テスト後、6週ほど受講が可能。 夏期講習よりも2倍以上のコマ数の受講が可能です。受験生は、実戦形式の問題を解いてゆく授業です。授業の数だけ、問題に触れることができ、少しでも多くの問題が解けるように教師が解説してゆきます。 受験は最後まであきらめずにやり抜けた生徒が合格を勝ち取ります。泣いても笑っても最後のチャンスです。トライプラス国分寺駅北口校での冬期講習・入試直前講習をより多く受講することで、合格確率を上げてゆきましょう。 非受験生も、苦手科目を徹底的に学習できるチャンスです。目標設定をして、短期集中で、多くのコマ数を受講すれば、きっと、苦手科目を得意科目にかえられます。
  • 2023.10.11

    中学生の日々の学習

    中学生の日々の学習について考えてみたいと思います。 学習時間の確保が一番大事になると思います。1日何時間くらい必要でしょうか? 一例です。 週5日のクラブ活動をしている生徒で考えています。 ☑月~金 3時間 (クラブ活動のない日は5時間) ☑土曜日 5時間 ☑日曜日 5時間 土日にクラブの試合などで丸一日を費やす生徒もいるでしょう。そんなときでも夜3時間は頑張りましょう。 これが試験期間中になると、 ☑月~金 6時間 ☑土 10時間 ☑日 10時間 このくらい頑張ってほしいです。1年生4月から、この学習習慣を身につけてほしいです。毎日続けることを目標としても、勉強できない日が出てくると思います。そんなときは軌道修正してゆけばよいのです。予備日、予備時間を設けて、トータルで勉強時間が確保できればよいのです。 問題は、スマートフォンをいじる時間です。いっそのこと、中学生の間はこれを持たないのが良いと私は考えます。困ることはありますか?平日に5時間も6時間も深夜までゲームを続けているような習慣がついてしまうならば、保護者は持たせないのがベストです。持たせるならば、1日20分と約束してから持たせるべきでしょう。
  • 2023.10.10

    2024年2月21日都立入試まで

    都立入試まで、約130日。この期間の学習成果で、入試結果に大きく差が出ます。 スケジュール表に書き出して計画化してゆきましょう。 ☑2学期末テスト(11/15日) 1点でも内申点を上げましょう。今から1か月間、最も時間をかけるべきです。 ☑英語スピーキングテスト(ESAT-J) (11/26) 2学期末テストが終わってから約1週間、ここで集中的に対策しますが、10月に週2,3回の対策学習を進めておきましょう。 ☑VもぎやWもぎの受験 10/15,22,29, 11/5,19, 12/3,10,17, 1/8,14、10回あります。すべて受験すると良いです。実戦問題ですから、本番で類似問題に必ず出会えるはずです。解き直しが重要です。2学期末テストまではがっつりできないかもしれませんが、その後、がっつりやってください。 11/17に期末テストが終了したら、入試対策一直線です。90日以上あります。最初の1週間はESAT-J対策に30%くらい時間をかけます。ベストな勉強方法は、ひたすら問題を解くことです。解いて復習、解いて復習。教科書やワークをながめているだけでは成績は伸びません。
  • 2023.10.09

    英語検定、2024年度リニューアル

    すでにご存じの方も多いかと思います。「英検」、正しくは日本英語検定協会の実用英語技能検定、2024年度から問題形式が一部にリニューアルされます。 https://www.eiken.or.jp/eiken/info/ ここの2023年7月6日のお知らせを参照ください。「予定」していると書いてあるので、確定ではないようですが、確定のお知らせがそのうちされるのでしょう。 どのように変わるのでしょうか?最大の関心事は難しくなるのかどうか、ではないでしょうか。「リニューアル決定に至った背景」を読むと、難しくなるように考えられます。「学習指導要領」を参考にしているらしく、これは難しくなっていると言われていますので。 詳しくは、英検HPを読んでみてください。3級は時間が15分も延びます。英作文が2題に増えます。準2級は5分延びます。同じく英作文が2題に増えます。準2級はReadingの設問数が一部削減、とあります。準2級と3級に共通しますが、Writingで「既存の『意見論述』の出題に加え、『Eメール』問題を出題」とあります。 1級から2級も変更がありますので、受験される方は見ておいたほうがよいと思います。
  • 2023.10.08

    英語検定

    トライプラス国分寺駅北口校の生徒さんの多くは、英語検定を受験してきています。今年度はすでに2級合格者が3名、準2級が1名おり、今後も何人か合格者が出ると思われます。当塾では、個別指導で英検対策の授業も行っていますので、それが役に立っていることは間違いないでしょう。1次試験はもちろん、2次の面接試験の対策も行っています。他、TOEFLやTEAPの対策授業もちらほらと入ります。TOEICも。大学入試の共通テストの対策授業は、夏期講習以降からかなりの数をしてきています。都立入試で使用される英語スピーキングテストのESAT-Jもありますね。この対策授業も多くしてきています。これ用の模試がWもぎの業者が実施しており、次回3回目が10/14~10/23に実施されますので、今週も何名か対策授業をしています。昨年度は満点のAが2名ほど出せましたし、来年度入試でも高得点が取れるよう、中3の受験生は今頑張って特訓しています。よい結果が出さるよう、はっきりと声に出して頑張ってください。
  • 2023.10.07

    都立入試社会・統計資料の問題

    しばらく都立入試社会科の2⃣の世界地理の統計資料の問題を見てきました。ここでいったんは終了します。VもぎやWもぎの解き直しのときに、またきっと取り扱うでしょう。 統計資料の問題を細かく見ていっても、それが教科書から得られる知識と直接的に結びつくかというと、そうではありません。そこが入試対策をしてゆく上で混乱してしまうのかと感じています。過去問を解いてゆくと、以下のような解き方をすればよく、そしてどのような勉強をしてゆけばよいかが分かってくるように思います。 ①統計数値とあわせて、文章が提示されています。文章中のキーワードから国を特定します。 ②文章中に数値の説明があります。その数値がア~エの統計数値のどれにあてはまるかを選びます。 たいていはこれで解けます。 勉強方法は、地理の教科書を繰り返し読むこと、ワークの基本問題をすべて正解できるようにしてゆくことです。トライプラス国分寺駅北口校では、「ウィニングフィニッシュ」の教材を使用し、これの基本問題を繰り返し、そして教科書も読み返すということをやってもらうようにしています。特別なことは必要ありません。一番大事なことは時間をかけてやることです。
  • 2023.10.06

    都立入試社会・統計資料の問題⑲・令和2年

    2020年、2⃣の[問3]の貿易統計の中の、品目について見ております。このあたりで、誤解のないように、繰り返しになりますが、説明しておきます。貿易統計については、解き方解説よりも、発展学習的な意味合いが強いので、参考程度にされるか、自身でも統計資料を開いてみて学習する機会につながればよいと思っています。解き方は、統計資料の隅々まで見て考えてはいけない、というものです。正答を得るのに、無視してよい情報が8割から9割と考えてよいでしょう。 さて、問題資料中の「日本の輸入額上位3品目」ですが、必ず多数出てくる品目があります。「一般機械」、「電気機器」です。24マス中、前者5か所、後者4か所です。これが決め手となって国が特定できるケースはほとんどないと思います。ただし、今回の問題は、IIIの文中に「電気機器の割合が2割以上」とあり、そのマスを確認する必要がありました。 イの「製材」も目につきました。1位が医薬品で、1993年の3位に自動車なので、スウェーデンと推測しました。エの2位のバッグ類も目につきます。イタリアだろうと推測しました。国を推測した後に表Iの輸出額上位3位の国を見るとよいでしょう。
  • 2023.10.05

    都立入試社会・統計資料の問題⑱・令和2年

    2020年、2⃣の[問3]は、「進出日本企業数と内数の製造業」の数値と「輸出額の上位3か国」の表と「貿易総額」と「日本の輸入品目額上位3位」の表があります。それぞれ、ア、イ、ウ、エとあり、1993年と2016年のデータが並べてあります。 対象国は以下。 W メキシコ X タイ Y スウェーデン Z イタリア IIIの文章に述べている国はどれかを選ぶ問題です。文章中のキーワードから容易に特定できそうです。あとは、文章中の数値説明「製造業の進出日本企業2倍以上に伸び」と「電気製品の輸入額の割合が2割を上回る」を統計資料に当てはめれば解けます。 発展学習として、正解以外の国の「日本の輸入額上位3品目」を見てみます。私が最初に目についたのが、ウの1993年2位の「塩」です。「データブック オブ・ザ・ワールド」の「鉱工業」に「塩の生産量」のデータがありました。中国、アメリカ、インド、カナダ、ドイツ、チリ、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、ウクライナの順で出ていました。これを見る限りでは、ウはメキシコかと思われます。1位が原油とあるので、メキシコで間違いないように思います。
  • 2023.10.05

    都立入試社会・統計資料の問題⑰・令和2年

    2020年、2⃣の[問2]、自動車の生産台数、販売台数の数値が出ています。対象国は以下。 P アルゼンチン Q マレーシア R 南アフリカ共和国 S ドイツ それぞれその国の「交通や自動車工業の様子」を述べた文章があり、あてはまる国を結び付けてゆく問題です。 示された自動車の統計数値を使わなくても解ける問題のように思います。文章のキーワードから解く方法ですね。ただし、ウの国は、自動車の数値が突出しています。自動車の生産台数をおおよそ把握しておくと、ウの国がドイツであろうと推測できるように思います。 地図帳の世界統計資料の自動車の生産台数のグラフを見てました。 1位中国29.8% 2位合衆国 11.5% 3位日本 10.0% 4位ドイツ 5.8% 5位インド 4.9% 6位韓国 4.2% その他33.8% (2017年の数値) 「今がわかる 時代がわかる 世界地図 2023年版」の自動車産業のページを見てみました。4位がインド、5位がドイツと入れ替わっていました。同ページに「世界の自動車販売台数と生産台数の推移」のグラフがありました。2017年をピークに下降してきていますね。低迷を続けている、と解説してありました。
  • 2023.10.05

    都立入試社会・統計資料の問題⑯・令和3年

    前掲の問題の統計資料と国の結び付けがしっくりこないので、「データブック オブ・ザ・ワールド」を見てみることにしました。選択肢の国は、メキシコ、ニュージーランド、フィリピン、スペインです。問題は、農作物の輸入品目についてなので、農作物について見ます。まずはメキシコから。よくわかりません。輸入品目すべてが書いてあるからです。仕方ないので、日本の輸入総額を見ます。年度が違いますが、近い数値のあるエがメキシコでしょう。輸出総額を見ても、間違いなさそうです。ちなみに、メキシコが輸出総額では、この中ではトップです。次にニュージーランドを見ます。同じように見てゆきますと、アで間違いなさそうです。次にフィリピンを見てゆきます。フィリピンといえばバナナが思い浮かびますので、イを選んでよいと思います。2022年入試に同じデータ(輸出総額と貿易相手国)が出ていましたし、イが正解です。最後、スペインですが、選択肢で残ったウになりますね。1位の品目の「豚肉」は、イベリコ豚を連想します。調べると、そのようです。 日本の豚肉の輸入量は、1位合衆国、2位カナダ、3位メキシコ、4位スペイン、5位デンマーク。ご参考まで。
  • 2023.10.05

    都立入試社会・統計資料の問題⑮・令和3年

    都立入試2021年2⃣[問3]の解き直しをしていて気が付いたことがありました。2022年の2⃣[問3]にもフィリピンが選択肢の中に入っています。ということは、IIの表の「輸出総額」と「輸出額上位3位の貿易相手国」の表がどうなっているか気になります。なんと全く一致しています。同じ年度のデータを使用したのですね。連続して同じ国のデータを使用することもあるのですね。 選択肢中にWのメキシコがあります。貿易相手国から見ると、1位合衆国がきているイかエのような気がします。イは2位日本、3位中国で、エは2位カナダ、3位ドイツです。まだ特定には難しいかもしれません。輸出総額を見ても、イは709億ドル、エは4723億ドル、まだ特定には難しいかもしれません。農作物の日本の輸入品目を見てみます。イは果実、エは豚肉が1位です。イの3位、1999年に「麻類」、2019年に「植物性原材料」というのがありました。少し特徴的なように思いますが、これでも特定するのは難しいように思います。この問題は、正解を導くのはあっさりと簡単なように思いますが、正解以外のすべての国の統計を結び付けてゆくのは難しいと感じました。
  • 2023.10.04

    都立入試社会・統計資料の問題⑭・令和3年

    都立入試2021年2⃣[問3]は、正答率が低かったので、東京都が公表した「報告資料」を読むと、Zのスペインとの誤答が多かった、とありました。文章中の「偏西風の影響を受け、湿潤な西部」、これを北大西洋海流の影響のある【西岸海洋性気候】でありスペインだと早合点したのかもしれません。また、「東部の降水量が少ない地域では牧羊が」、これを【地中海性気候】でスペインだと勘違いしたのかもしれません。おそらくですが、スペインだと特定した生徒は、IIの表の「輸出額上位3位」を見て、ウ(1位フランス、2位ドイツ、3位イタリア)を選んだように思われます。ウはスペインで正解のように思われます。文中に「日本の果実の輸入額が3倍以上に増加」とありますが、ウの表からはこの数値が読み取れないので、この問題の正解はウではないと判断できそうです。スペインからの日本の輸入品目上位を見ても、1位豚肉、2位アルコール飲料、3位野菜、とありますのでウはスペインと思って良さそうです。 やはり、この問題は、文章からニュージーランドが特定できないと、資料の読み取りにつなげられないような気がします。
  • 2023.10.03

    都立入試社会・統計資料の問題⑬・令和3年

    都立入試2021年2⃣[問3]は、2022年と全く形式が同じ問題です。出題されている国は以下。 メキシコ ニュージーランド フィリピン スペイン 文章で述べられている国がどれで、貿易統計の表のア~エのどれにあたるか、という問題です。 「農作物の日本の主な輸入品目と輸入額(億円)」を見てゆきましょう。私は「チーズ」に最初に目を向けました。アの国にしかありません。なせ、そこに目を向けたかというと、文章を読んで、「南部には氷河に削られてできた海岸線」、「牧羊」からニュージーランドだろうと予想を付けました。確か酪農がさかんな国だったかな、とアが正解だな、と思いました。これはあっさり時間がかからずに答に到達できました。1位が果実で、文章中にも、「20年前の3倍以上」とあり、「輸入額」の数値とも一致します。これはきっと【キウイフルーツ】でしょうかね。3位は牛肉。 あまりにあっさりと解けたので、正答率を見ると、23.2%と意外にも低かったです。もう少しじっくり資料を見てゆきましょう。
  • 2023.10.02

    都立入試社会・統計資料の問題⑫・令和3年

    都立入試、社会の2⃣の世界地理の統計資料の問題を順番に見ています。2021年(平成3年)の2⃣[問2]を見ます。 コーヒーと茶の生産量(単位:百t)の以下4か国の数値が出ております。 ブラジル ベトナム トルコ ケニア それぞれの国の国土と食文化の様子がア~エに述べられており、それを結びつける問題です。この形式の問題では、文章のキーワードから国を特定し、数値は使用しないか、最終確認のために見る程度ですが、今回の問題は、数値を真っ先に使って解いた生徒も多いような気がします。ブラジルといえば、コーヒーを連想する人も多いように思います。これでブラジルがイであると特定できます。お茶は、というと、生産量を比べても国を限定するのは難しそうです。 教科書(帝国書院)P.114を見ましょう。【コーヒー豆の生産国】のグラフがあります。ブラジルがダントツの1位。34.5%。そのページには、ブラジルのコーヒーの実に関する写真が2枚も掲載されていますね。2位はベトナム、15.7%。お茶は、というと、教科書P.60に茶の生産量のグラフがあります。1位中国、2位インド、3位ケニア、4位スリランカ、5位トルコ、6位ベトナム。
  • 2023.10.02

    都立入試社会・統計資料の問題⑪・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問3]に出題された国は、 ア マレーシア イ ペルー ウ コスタリカ エ フィリピン にて、特定できました。特定後に統計数値を見てゆくと、なるほどな、と理解できることもあります。「日本の輸入総額(億円)」を見ると、マレーシアが2兆円弱、フィリピンが1.1兆円、チリ2683億、コスタリカ459億です。「輸出総額(億ドル)」を見てゆくと、マレーシア 2,381, フィリピン 709, ペルー 461, コスタリカ 115です。東南アジアの国は都立入試では出題が多いので、教科書(帝国書院)P.59を読み直してみました。【ASEAN】の説明があります。10か国の加盟とあります。10か国、すべて覚えてみましょう。 インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、これら5つが原加盟国、1984年ブルネイ、1995年ベトナム、1997年にラオス、ミャンマー、1999年にカンボジアが加盟。このように覚えましょう。東ティモールの加盟が検討中だそうです。【ASEAN】はニュースでもしばしば報道されますね。日本は加盟してはいませんが、協定を結んでおり、会議に出席もしたりしていますね。
  • 2023.10.02

    都立入試社会・統計資料の問題⑩・令和4年

    前掲、ペルーから日本への輸入品目の3位に「揮発油」とありました。どんなもの?ガソリンが代表的なもののようです。ガソリンを輸入しますかね?原油を輸入して、ガソリンに精製しているのでは?「ベンジン」もそのようです。これを輸入しているのでしょうかね。 2位の「液化天然ガス」、これは、24マス中にも3か所も出ていますし、例年、この形式の問題にはしばしば載ってくるような印象です。教科書(帝国書院)P.156に「日本の資源・エネルギーと電力」の説明があり、原油、石炭、鉄鉱石、液化天然ガス(LNG)の輸入先のグラフがあります。この資料はよく見ておいたほうが良いように思います。「液化天然ガス」は、1位オーストラリア38.9%, 2位マレーシア12.1%です。おやおや、2⃣[問3]の問題のアの国の2位に出ていますね。どうやらこれがマレーシアで正しいようです。そうなると残ったウがコスタリカとなります。2019年の1位が精密機器類、2位電気機器、3位果実です。「果実」とありますが、どんな果実を日本は輸入しているのでしょう?「データブック オブ・ザ・ワールド」では、バナナ、パイナップルが多いようです。
  • 2023.10.02

    都立入試社会・統計資料の問題⑨・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問3]の統計品目を見ております。「日本の主な輸入品目と輸入額」の品目です。対象国は、ペルー、コスタリカ、フィリピン、マレーシアでしたね。「金属鉱およびくず」という品目が1位の国があります。これはなんとなくピンときます。ペルーではないだろうか、と推測できます。ペルーやボリビアやチリでは、銅が多く産出されているということを教科書や地図帳から学んでいますので。教科書(帝国書院)のP.115に「銅山での大規模な露天掘り(チリ) チリは世界最大の銅の産出国です。」と写真入りで説明があります。地図帳(帝国書院)のP153には「日本の資源輸入」の棒グラフがあり、「銅鉱」も出ています。1位チリ45.8%, ペルー16.9%とあります。「金属鉱」とありますから銅だけではないように思います。「データブック オブ・ザ・ワールド」でペルーのデータを調べました。ペルーからの日本の輸入データがありました。銅鉱61.3%, 亜鉛鉱9.3%, 液化天然ガス6.6%、揮発油3.5%、魚介類と同調製品3.4%。どうやら問題のイのデータの国はペルーで間違いなさそうです。上記の順番のとおりですから。
  • 2023.10.01

    都立入試社会・統計資料の問題⑧・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問3]、いよいよ、統計資料の細かいところを見てゆきます。 輸入品目の「一般機械」や輸入額の数値を見ても、実感がわかないのと、理解しようにも、何をどう理解してよいのか、学習につながりにくいのではないかと思います。 「一般機械」、「電気機器」が、資料の24マスの中に9個も載っています。「一般機械」って何?そもそも、これの定義を社会科で教わるでしょうか?「電気機器」、これはなんとなく想像がつきそうです。炊飯器とか電子レンジなどは、これに含まれるように思います。「精密機器類」というのもあります。時計などはこれに含まれるのでしょうか。この問題では、日本が輸入している品目を扱っていますが、この国からどのくらい輸入しているか、ということを勉強したり、覚えたりすることはなかなか難しいように思いますし。統計数値は変化してゆくものですし。覚えたことがそのまま将来ずっと使えるわけではありませんし。 「一般機械」、「電気機器」、「精密機器類」といった品目から、国を特定してゆくのは難しい、つまり、問題を解くにおいては、無視して良い、と言ってよいかもしれません。
  • 2023.09.30

    都立入試社会・統計資料の問題⑦・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問3]の続きです。貿易統計資料が出ている問題です。貿易の額、輸入品目、貿易相手国などが出ているのですが、入試の場面ではじっくり見てゆく必要はない、と考えて解いていったほうがよいでしょう。じっくり見ればみるほど、複雑なパズルをやっているようで混乱してしまうような気がします。解き方は、前掲のとおり。 発展学習として、資料をじっくり見てゆきます。 その前に、IIIの文章を復習しておきます。文章から地図上のYの国、フィリピンが特定できます。1946年に独立、とあります。ただし、このことは地理、歴史の教科書には出ていません。これを習う中学生は少ないかと思います。「バナナ栽培」から特定する生徒が多かったように想像しています。マレーシアとどちらか迷った生徒も多いかもしれません。「人口が1億人を超え」、「英語を公用語としている」、これらが決め手になると思います。「人口統計」は見ておくと便利かもしれませんね。上位10か国くらいとか、1億人を超えている国は、とか、の基準で見ておくとよいと思います。
  • 2023.09.29

    都立入試社会・統計資料の問題⑥・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問3] 過去8年で最も多い出題形式の問題です。 【日本の輸入総額(億円】 【日本の主な輸入品目と輸入額(億円)】 【輸出総額(億ドル)】 【輸出額が多い上位3位までの貿易相手国】 与えられた資料がこれ。ア~エの4か国、それぞれ1999年と2019年のデータ等が示してあり、地図上の国と一致させる問題です。ただし、IIIにその国に関する文章があり、その国を限定させればよいだけです。全部一致の問題でないので、少し気が楽です。 選択肢の国を見ます。W ペルー、X コスタリカ、Y フィリピン、Z マレーシア。統計数値を見てもさっぱりわかりませんね。この問題の場合ですが、コスタリカは正解となりえないでしょう。中学社会で習うことがないからです。この問題の解き方は、IIIの文章のキーワードから国を限定し、文章中の表現を統計資料にあてはめてゆく方法を取ることです。「バナナ栽培」、「APEC」の用語から限定できそうです。「日本の輸入総額は2倍にとどかないものの」、これでアかエが選択できます。「貿易相手国として中国の重要性が増している」や、Iの品目にバナナがあることで、正解にたどりつけるでしょう。
  • 2023.09.28

    都立入試社会・統計資料の問題⑤・令和4年

    都立入試2022年2⃣[問2]には、【総取扱貨物量(百万t)】の数値が出ています。港湾都市が4つ示され、それぞれの港湾の特徴を述べた文章があり、どの都市かを答える問題です。この問題を解くには、この数値は一切使わなくてよいです。文章中のキーワードから都市を特定してゆくのが解き方です。ちなみに4つの港湾都市は、釜山、シンガポール、ドバイ、アムステルダムです。少しそれますが、このような都市名はすべてローマ字表記ではありません。10年後には、教科書、試験問題などはローマ字表記になっているのではないかと私は想像しています。世界史の人名や用語なども、そうなってゆくのでは。 【総取扱貨物量】は、2⃣では、過去8年間では出ておりませんが、令和5年の3⃣[の日本地理の[問2]に出ています。ここでは、国内線の航空貨物の取扱量です。これは難しいと感じました。正答率も30%。空港名も明記されています。成田国際空港、東京国際空港、関西国際空港、那覇空港です。資料には「国内線貨物取扱量」、「輸出額」、「輸入額」の数値と、「輸出額上位3位の品目と割合」、「輸入額上位3位の品目と輸入額に占める割合」が示されています。
  • 2023.09.28

    都立入試社会・統計資料の問題④・令和5年

    都立入試2023年2⃣[問3]には、東南アジアの地図があり、国ごとに色分け(模様分け)してあります。Iの地図は、「日本からの輸出額の増加の様子」を数値で示してあります。2001年から2021年で、10倍以上、5倍から10倍、2倍から5倍、2倍未満、で模様分けされています。IIも同様のもので、「進出日本企業の増加数」で、500社以上、300~500社未満、100社~300社未満、100社未満で模様分けされています。このような地図上でのデータの模様分けの問題は、平成31年にも出ています。同じように東南アジアの地図でした。2024年入試には、同様の問題は、連続となるので、出ないと思います。 この問題の解き方は、IIIの文章中にある数値を、地図中の色分けにあてはめてゆけばよいだけです。ただし、この問題はIIIの文中からのキーワードだけで解ける生徒も少なくないでしょう。「1945年の独立宣言後、国が南北に分離した時代を経て、1976年に統一された」という文章です。「進出日本企業数」とそのうちの製造業の数が2020年入試に出題されています。
  • 2023.09.28

    都立入試社会・統計資料の問題③・令和5年

    前掲で、【一人当たりの国民総所得】を見ました。 【国民総所得】というデータがあり、これは、平成28年入試に出ています。【GNI】です。【GDP】はよく聞くと思います。【国内総生産】です。過去8年間出てきていません。そろそろ出るかもしれないですね。 【GNI】1位合衆国、2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位英国、6位フランス、7位インド、8位イタリア、9位韓国、10位カナダ、「キッズ外務省」に出ています。 【GDP】4位まで同上で、5位以下、インド、イギリス、フランス、カナダ、ロシア、ブラジルと続きます。 GNIは、Gross National Income、GDPは、Gross Domestic Product,です。高校生は覚えましょう。
  • 2023.09.28

    都立入試社会・統計資料の問題②・令和5年

    都立入試2023年2⃣[問2]には、【一人当たりの国民総所得(ドル)】の数値が示されていましたね。この問題を解くためには、この数値を使う必要はない、と私は説明しました。文章中のキーワードから国を特定し、それが間違いないかを確認するために使ってもよいかもしれません。発展学習として、数値を見ておきます。合衆国は、65,910ドルです。現在1ドルが148円くらいなので、計算すると、約975万円です。世界トップの経済大国というだけあって、すごいな、と思います。ちょっと待てよ、と思いました。世界一お金持ちの国がブルネイ、というのを聞いたことがあります。地図帳の世界統計の資料を調べました。2018年の数値ですが、日本よりも低かったです。トップは、モナコ公国で、186,080です。データがとれていなかったのか、2008年の数値のようです。合衆国の3倍弱も!びっくりですね。2位は、2009年データですが、リヒテンシュタイン公国。以下、スイス、ノルウェー、ルクセンブルク大公国と続きます。 【一人当たりの国民総所得】のデータは、次回2024年入試には、連続になってしまうので、きっと出ないでしょう。
  • 2023.09.27

    都立入試社会・統計資料の問題

    少し前に、Vもぎの社会の統計資料の問題の解き方、発展学習について述べました。都立入試では、「出題の方針」と「各問のねらい」が公開されています。両方ともに「地図や統計等の資料を活用して」、「地図やグラフ等の資料を活用して」という表現が必ずされています。2⃣から6⃣の各問にすべてに書かれています。(4⃣の歴史は年表等を活用して、と。)これらを活用して「考察する能力をみる」、「適切に表現する能力をみる」と説明されています。なるほど、必ず地図や統計資料やグラフが出てきます。実際に都立入試にどのような資料が出題されてきているのかを見てゆくことにします。こんな試みをすることで、次回の都立入試の出題のヤマをはることに役にたてば良いのですが。 2023年入試から見てゆきます。 世界地理の2⃣の[問2]に【一人当たりの国民総所得】が示されています。単位はドルです。問題は地図中に示したW、X、Y、Zの国とア、イ、ウ、エで述べられた文章がどの国にあたるか、結びつける問題です。 W ボリビア X 合衆国 Y オマーン Z フランス です。文章中のキーワードから解けますので、数値は使う必要はないと思います。
  • 2023.09.26

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉖

    6⃣[問3]は、地図に4つの国、W~Zが示してあり、IIの文章はその中のどの国を示しているか、そしてIのグラフに4つの国のデータを示しているが、IIに示す国のデータがどれか、という問題です。 最もオーソドックスな解き方は、IIの文章がどの国を示しているかを特定し、Iのグラフのデータがどれかを選ぶ、というものでしょう。 その前に私は、国をチェックしておきます。 W ブラジル X フィリピン Y トルコ Z ナイジェリア IIの文章を読むと、すぐに国は特定できるように思います。ギニア湾、これだけで分かるように思いますが、ほかに、サバナ地帯、地域最大の人口、石油、モノカルチャー経済で特定は易しいのかと思います。Iのグラフは都市人口率です。IIの文章の「この30年で約20%増えている」のが、グラフではどれかを見つければよいだけの問題です。グラフの数値読み取りの問題は、今後も都立入試では継続してゆくのですかね?グラフの数値がどうである、というよりも、なぜそのような変化が起こっているのか、こちらを学ぶことのほうが大切かと思うのですが。
  • 2023.09.25

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉕

    6⃣[問2]は、明治時代の出来事の記述文があり、空欄箇所4か所に埋める適切な用語を2択から選択する問題です。4か所すべて正解でないと5点もらえません。都立入試にはこのような形式の問題は出ないですが、知識力を問われているので都立入試にも役に立つ問題です。きちんと覚えていないと難しいように思います。正答率は45%で、もう少し低いかなと思いました。おそらくですが、ちょうど夏休み前に勉強した学校も多く、記憶に残っていたからかもしれません。以下のような内容の問題でした。 P 徴兵令は満( )歳 Q 地租改正、土地の[ア 耕作社 イ 所有者]を課税対象 R 自由民権運動 [ア 西郷隆盛 イ 板垣退助] S  1910年に[ア 韓国 イ 台湾]を植民地 台湾が日本の植民地にされたのは?これも覚えておきましょう。歴史の学習の中では、どこの地域を征服したとか支配したとか、領土関連の事項も多いです。古代から現代まで複雑であり、変動も多いです。覚えてゆくのも大変だと思います。覚えてゆくのによい方法は、白地図を使って、自分で書き込んでゆくのが良いです。白地図は、何枚でもトライプラス国分寺駅北口校では差し上げております。
  • 2023.09.25

    タイトル: 9月度トライ模試を実施

    トライプラス国分寺駅北口校では、9/23(土), 9/24(日)にトライ模試を実施いたしました。毎月定期的に受験する生徒も多く、そうした生徒は成績表が返却されるのが待ち遠しいようです。しかし、当塾では、受験後当日すぐに自己採点ができるようにしています。そして、得点を見て、過去の全生徒の実績から判断して、おおよその偏差値をお伝えしています。また、その場で、教室長が解き直しを一緒にやって、解き方解説をすることが多いです。解き直しをしてみると、もう少し得点できたな、と感じる生徒が多く、次のトライ模試に期待するようになります。 土曜日は、中3の英語のリスニングの問題、英作文の問題(並び替え、空欄単語補充)の解き直しをしました。解き直しをしながら、テキスト(ウィニングフィニッシュなど)や教科書を使って、どこで習ったのかの復習もしました。こうしたことを繰り返し丹念にやってゆくことで成績が良くなってゆくように思います。
  • 2023.09.24

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉔

    最後の問題の6⃣です。都立入試では、地理・歴史・公民の融合問題が出題されます。 [問1]は、地図上のA~Dの都市と、それらの都市の歴史や産業の様子を述べた文章ア~エを結びつける問題です。すべて一致させないと5点もらえません。 文中のキーワードから都市を特定する解き方が最も良いと思います。その前に私は、A~Dの都市名を問題用紙にメモるようにしています。 Aはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでしょう。Bは首都ではないですが、五大湖沿岸の都市、デトロイトとシカゴが有名でしょうか。覚えておくのが一番ですが、文章から特定できるでしょうから、都市を限定できなくてもよいでしょう。Cはイラクの首都のバグダッドでしょう。Dはローマでしょう。 文書中のキーワードは、 ア パンパ イ 世界で最も小さい独立国家が位置し ウ 古代文明、くさび形文字 エ 湖岸に位置している国内有数の商工業都市 エはキーワードとしては弱い(知っていない生徒が多い)かもしれませんが、ア~ウはすぐに理解できるキーワードですから、消去法で限定できるでしょう。 正答率が44%と以外に低かったです。
  • 2023.09.23

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉓

    5⃣[問4]の解き直しです。 資料を読み取って、「八幡製鉄所が九州地方北部に建設された理由」を記述する問題です。条件は、「鉄鉱石」・「石炭」の用語を使って記述するよう求められています。いつものように、「簡単に述べよ。」、です。思うに、歴史の勉強の面白さは、なぜその事件が起こったのか、なぜそうなったのか、を探ることではないでしょうか。「歴史のなぜ?」をベースに勉強している生徒は、与えられた資料を見ることなく、いろんな理由を説明できるように思います。 問題に与えられた資料は以下です。 I 鉄鉱石の国内産と海外産の割合を示す円グラフ II 石炭の産出量の推移の棒グラフで九州地方とその他の地方を分けて示している III 明治時代の製鉄業の動きをまとめた文章 中国産の鉄鉱石の輸入に便利で、また石炭が豊富に算出できる土地であったことを説明すれば5点もらえますね。
  • 2023.09.22

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉒

    5⃣[問3]の解き直しです。IIの文章があり、大日本帝国憲法発布、翌年帝国議会という内容です。これがIに示す年表のどの年代に当てはまるか、という問題です。年表は、「日本の製糸業の発達」に関する出来事のものです。大日本帝国憲法の発布がいつかを覚えておけばよいだけの問題ですね。暗記重視の教育からの脱却が叫ばれて久しいですが、このような年代を覚えることは私は大事だと思います。憲法発布にいたるまでの経過、その後の出来事など、歴史の流れや内容などを理解してゆくことが本質的に大事なのですが、その中にいつだったのかを知っておくことは含まれるべきように思います。歴史の流れを「解き直しノート」に書き出してみてください。そのときに年代があるものとないもの、どちらがよいでしょうか?どちらが理解が進みやすいでしょうか?やってみるとわかりますね。 「日本の製糸業」は、日本の近代化を支えた産業ですので、しっかり学習し直しておくのもよいでしょう。こちらは「軽工業」ですが、その後すぐに「重工業」の発展がありますね。
  • 2023.09.22

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】㉑

    5⃣も歴史です。都立入試では、5⃣は公民の問題ですが、Vもぎでは、この時期はまだ公民からの出題がありません。公民の勉強は、夏休みに先取り学習をしておくと秋以降楽ですよ。 5⃣の[問1]は都立入試でも必ず出題される、年代順に並び替える問題です。この問題は簡単だったかと思いましたが、正答率は60%。享保の改革と天保の改革の学習不足が不正解の原因のように思います。夏休みの学習の成果が表れますね。 ア 徳川吉宗 イ 織田信長 ウ 水野忠邦 エ 豊臣秀吉 これらがキーワードとなり、簡単に並び替えができるように思います。都立入試はもう少し難しく作問されるはずです。 [問2]はアヘン戦争と三角貿易の問題です。東京書籍と帝国書院の教科書を比べてみると、アヘン戦争が掲載されているところの見出しが東京書籍では、「欧米のアジア侵略」となっており、帝国書院では、「日本を取り巻く世界情勢の変化」となっています。見出しによってとらえ方が大きく異なってくるように感じます。しばらく先で日清、日露戦争、2つの世界大戦を学びますが、このあたりからの世界各国の動きをとらえておくと、学びが深くなるように思います。頑張って勉強しましょう。
  • 2023.09.21

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑳

    4⃣[問4]の解き直しです。 Iは「倭寇の侵攻回数」のグラフがあり、横軸が年代になっています。IIは「倭寇」について述べた文章があり、グラフ中のどの期間にあたる文章かを選ぶ問題です。この問題は、文章中の「20回以上」の表記から、グラフのどこの時代にあたるかを見ればよいだけです。正答率も76%もありますし、簡単でしたね。 IIの文中には、「足利尊氏」、「足利義満」、「南北朝の対立」も出ており、都立入試でもこのあたりの問題が出るかもしれませんので、教科書で復習しておきましょう。以下は覚えておきましょう。 ■1333年 鎌倉幕府が滅びる ■1334年 建武の新政 ここで後醍醐天皇が出てきますよ。前掲に書きました、天皇、上皇の書き出しの作業、しっかりやってみてください。 ■1338年 足利尊氏が征夷大将軍となる。 ■1392年 南朝と北朝が統一 足利義満のときです。李成桂が高麗を滅ぼして朝鮮国を建国、これも併せて覚えましょう。 ■1404年 日明貿易(勘合貿易)が始まる。これも足利義満のときです。 ■1428年 正長の土一揆 ■1429年 琉球王国が成立 ■1467年 応仁の乱
  • 2023.09.20

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑲

    4⃣[問3]の解き直しです。 ある人物の演説の内容の一部があり、これに関係の深い出来事を述べた文ア~エから選ぶ問題です。帝国書院、東京書籍の教科書、ともに掲載があり、有名な演説のように思います。文章中のキーワードから判断できるでしょう。 ア 後白河法皇 イ 後鳥羽上皇 ウ 元の襲来 エ 後醍醐天皇 このあたりの学習においては、天皇、上皇がたくさん出てきます。混乱してしまって、なかなか覚えられない生徒も多いように思います。私も、混乱してしまいます。そんなときは、平安、鎌倉、室町時代で、どれだけの天皇、上皇が出てきているのか、順番に「解き直しノート」に書き出してみましょう。そして、その関連の出来事をまとめてみましょう。一度、こういう作業をしてみると、覚えたことを忘れにくくなるはずです。
  • 2023.09.19

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑱

    4⃣[問2]の解き直しです。 遣唐使の航路を示した地図があって、XとYの場所の名前の組み合わせを選ぶ問題です。 Xは当時の中国の都です。Yは九州に置かれた役所です。教科書(帝国書院)のP.39とP.42の地図で復習しておきましょう。選択肢中にある「多賀城」はP.51、「大都」はP.71,72で復習しておきましょう。 また、問題の地図中に、「渤海」、「新羅」、「洛陽」とありますが、これらも覚えておくとよいですね。それから、「遣隋使」と「遣唐使」に表にまとめて比較して覚えるようにしておくとよいと思います。 教科書を復習してみて、P.56に「章の学習を振り返ろう」というのがありました。人類誕生から藤原氏の摂関政治あたりの年表が載っていました。これはそのまま「解き直しノート」にコピーを貼り付けて繰り返し勉強するのにとても役立つように思います。さらに良いのは、2⃣として、「歴史的な見方・考え方を働かせて時代の特色を説明しよう」というページがあり、思考力、判断力、表現力を鍛えられるようになっています。
  • 2023.09.19

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑰

    4⃣の解き直しです。歴史の問題。 [問1]「大陸から稲作が伝えられ、・・・ムラとクニの誕生を促進」、この時代の日本の人々の様子を選択肢ア~エから選ぶ問題です。正答率は37%でした。旧石器時代と新石器時代、縄文時代と弥生時代を比較する表を作成して勉強しておくと良いでしょう。 解き直しでは、選択肢中のキーワードを復習しておきましょう。以下がキーワードです。 ア 渡来人 イ 氷期が終わり気温が上昇 ウ ナウマンゾウ、大陸から新人 エ 銅鐸 国分寺駅北口校のわりと近隣には遺跡が多いので、実際に行ってみるとよいかもしれません。小平市には、「鈴木遺跡」があります。「鈴木遺跡資料館」もあります。後期旧石器時代の遺跡だそうです。西東京市には、「下野谷遺跡」があります。縄文時代中期の遺跡だそうです。三鷹市には、「出山横穴墓群8号墓」があります。7世紀半ば~8世紀はじめのものだそうです。人骨がたくさん並べてあるのですが、レプリカだそうです。弥生時代の遺跡はどうでしょうか?文京区に「弥生町遺跡」というのがありました。弥生時代の名前のもとになった遺跡だそうです。実際に見学に行ってみると、このあたりの歴史には強くなりますね。
  • 2023.09.18

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑯

    3⃣[問3]の解き直しです。 IとIIのグラフがあります。そしてIIIに文章があります。記述式の問題で、「富良野市の観光事業の課題と対策」を資料から読み取って答えるものです。都立入試もそうですが、「簡単に述べよ。」と必ず指定してあります。難しく書かないことです。 ■Iのグラフ:月別の富良野市の外国人観光客の宿泊延べ人数 ■IIのグラフ:富良野市への旅の目的のアンケート調査の結果 ■IIIの文章:富良野市の観光事業に関する取り組みをまとめた5行ほどの文章です。 記述式の問題ですが、条件は、「季節による観光客の変化に着目し、『夏と冬』、『春と秋』の二つの語句を用いて」とあります。 IIIの文章にあるとおり、富良野市の課題は、「通年型観光事業の充実」なので、これを書くようにすれば満点の5点がとれます。夏と冬は観光客が多いが、春と秋は少ないので、富良野市はこの時期の観光客を増やし、通年型観光事業の充実を図っている。これで良いのでは。模範解答をみてみました。おやおや、グラフIIや文章から読み取れる、夏は自然観照、冬はスキー目的の観光客が多いことも書き加えてありました。これがないと部分点の減点でしょうかね?
  • 2023.09.16

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑮

    3⃣[問2]の解き直しです。 略地図IとIIがあり、それぞれに情報が示してあります。 I 各都道府県の製造品出荷額(2019年) II 各都道府県の昼夜間人口比率(2020年) IIIに文章があって、この文章は何県に当てはまるか、という問題です。福岡、宮城、茨城、滋賀のどれかを選ばせています。 ≪解き方≫文章中の数値を、地図上の数値のどこに該当しているかを探す。 「夜間人口が昼間人口より多い」とあるので、該当する県を見ると、茨城、千葉、埼玉、神奈川、岐阜、三重、滋賀、奈良、和歌山、兵庫しかありません。これで、二つにしぼれます。 もうひとつの文章に「製造品出荷額が約8.1兆円」とあるので、これで限定できます。 正答率が44%でした。じっくり丁寧に地図上のデータを確認すれば簡単なように思います。不正解だった生徒は、じっくり見直しておくことです。ああ、簡単、と思えるはずです。
  • 2023.09.16

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑭

    3⃣の日本地理の問題の解き直しです。 ア~エの文章があり、それが地図上のA~Dの県のどれにあてはまるか、という問題です。都立入試では定番の問題です。4つすべて正解でないと得点できません。文章は「自然環境と果実の生産の様子」についてです。 ≪解き方≫文中のキーワードから県を特定します。じっくりと記述文を読む必要がないことがほとんどです。 私は以下をキーワードとしました。 ア 最大級の砂丘 イ 県西部に日本アルプスの一部 ウ 最上川 エ 全国有数の生産量を誇るみかん アとウは地図を見ずとも何県か分かるのかと思います。今回の問題は易しかったかと思います。正答率が74%。都立入試本番は、すべてキーワードで一瞬にわかるようには作問されず、少し難しくなると思います。 アは最大級の砂丘とありますが、「最大」とは違います。日本で最大の砂丘は「猿ヶ森砂丘」といわれています。青森県にあります。地図帳にも出ておらず、教科書でも学ぶことはありません。自衛隊の戦車の砲撃訓練場となっており、一般の人は立入禁止となっているそうです。
  • 2023.09.15

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑬

    ここで、都立入試2⃣の世界地理の統計資料の問題の解き方を振り返っておきます。品目や貿易相手国の情報はあまり、いやほとんど使用せず、文章中に述べてある「数値」を統計数値から導きだすのが解き方です。 都立入試の過去問がそうなっているか確認しておきます。 ■令和4年「1999年から2019年で日本の輸入総額は2倍にとどかないものの」➡輸入総額の割り算。 ■令和3年「1999年から2019年で日本の果実の輸入額は3倍以上」➡果実の輸入額の割り算。 ■令和2年「1993年から2016年で製造業の進出日本企業数が2倍以上」、「貿易総額は2倍以上」、「電気機器の割合も2割を上回る」➡割り算。 ■平成29年 数値計算はなく、文章中の記載を表と照らし合わせるだけで、簡単。 統計資料の問題に多く時間を割きました。問題をもとに教科書や地図帳の資料を確認する作業や考える時間がとても多くなると感じます。こうしたじっくりと時間をかけることが基礎力強化、応用力養成につながるように思います。いろんな解き直し方法、模試を使った発展学習があるかと思います。自分自身のやり方が身についている生徒はきっと高得点を取れるような気がします。
  • 2023.09.14

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑫

    ここで、都立入試2⃣の問題に貿易統計の品目にどのようなものがあるのかを確認してみました。 ■令和5年 出題なし  ■令和4年 一般機械、電気機器、精密機械類、金属鉱及びくず、非鉄金属、液化天然ガス、果実、コーヒー、植物性原材料、飼料、揮発油 ■令和3年 農産物に限定した出題。果実、豚肉、アルコール飲料、チーズ、野菜、牛肉、麻類、植物性原材料 ■令和2年 一般機械、電気機器、医薬品、魚介類、原油、原油・粗油、塩、衣類、バッグ類、肉類・同調整品、自動車、製材、果実及び野菜、自動車部品、織物用糸・繊維製品 ■平成31年 出題なし ■平成30年 [問2] 石炭の産出量や輸入・輸出量、粗鋼の生産量、[問3]アルミニウムの輸入額、生産量 ■平成29年 石炭、なたね、コルクと同製品、乗用車、白金、魚介類、人造香料類、木材、石と砂、衣類と同付属品、金(非貨幣用)、鉄鉱石、羊毛、製材、電気機器、動物性飼料 覚えなくてよいですよ。眺めるだけでよいです。過去問や模試に出てくる品目に見慣れておくと、入試本番で、なんだこれは、と焦らずに済むと思います。また特徴的な品目があった場合に注意が向きやすくなると思います。
  • 2023.09.14

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑪

    前掲のつづき。 ・医薬品 問題中のフランスは機械類、自動車、航空機とありました。ヨーロッパで医薬品が載っている国を見てみると、アイルランド、イタリア、オーストリア、オランダ、クロアチア、スイス、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、ベルギー、マルタ。 ・魚介類 これもよく出てくるように思います。地図帳の世界統計資料の輸出品をながめていると、モルディブは「まぐろ・かつお類」と掲載されていました。カーボベルデ、セーシェルもそうなっています。カーボベルデには、「魚介類加工品」もあります。「サンゴ類」もあります。エリトリア、クック諸島に。ハバナに「ロブスター」が。 ・肉類 これも世界統計資料の輸出品を見ていますが、以外と掲載が少ないです。「牛肉」と出ているのもあれば、「肉類」と出ているものもあります。スーダンに「羊」とあります。「家畜」と出ている国もあります。これは肉類としてよいものかどうか、わかりませんが。「豚肉」や「鶏肉」は出ていませんね。 ・液化天然ガス、石炭、原油 ・アルミニウム、パラジウム ・自動車、乗用自動車 ・果実 ・旅行用具バッグ等 今回のVもぎは、以上の品目が出ていました。
  • 2023.09.13

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑩

    2⃣[問3]の統計数値のある問題の解き直しは、発展学習的なものとなるでしょう。 ここで、輸出入の統計品目にどのようなものがあるか、見てみました。今回の問題中にあるものをまずは。 ・機械類 品目の中では上位に来ることが多く、かつ、最も多く表に出ている印象です。大型の機械から小型の機械、家庭用の機械、産業用の機械など、とても広範囲にわたるように思います。自動車は機械とは別項目となっていますね。総額での割合が上位に来るのも、金額が高いからではないかと思います。地図帳の世界統計の「おもな輸出品」のながめてみました。機械類はやはり多く載っています。おやおや、日本の欄を見ると、「電気機械」、「一般機械」と載っていました。どうやら、日本だけは、機械をこのように2つに分けて記載しているようです。もうひとつ、リヒテンシュタイン、コスタリカには「精密機械」と載っていました。ドミニカ共和国は、「機械類」、「精密機械」の両方が。あれれ、ドミニカ国というのもありますよ。 (つづく)
  • 2023.09.12

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑨

    前掲のつづき。 イ:2020年の3位の品目に「パラジウム」があります。知っている中学生はいるでしょうか?私も聞いたことがありますが、知りません。調べると希少価値のある貴金属でした。産出国も限られます。イはロシアと推測できます。イの2020年の1位の品目が「液化天然ガス」ですので、ロシアとの推測は強まります。2000年の1位の品目が「魚介類」とあります。鮭やマスの輸入だったのでしょうか。ここでもロシアと推測できます。 ここまでで、エ=フランス、イ=ロシアとしております。残りのメキシコ、タイがIIの表のア、ウのどちらかを考えてゆきます。日本の輸入総額を見ました。アがトップ、ウはその約半分。アが距離的にもタイであろうと推測してみます。ここでIの輸出上位3位の国を見ると、アは合衆国、中国、日本とあります。ウは合衆国、カナダ、中国となっています。これでもアがタイと推測でき、残ったウがメキシコだと推測できます。どうやらこれで正解のようです。 統計品目で気になったものを学習してみます。 【天然ゴム】教科書の巻末3に説明があるように、熱帯雨林気候の場所で栽培されているので、アはタイとしてよいでしょう。
  • 2023.09.11

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑧

    前掲のつづき。 ・統計表I それぞれの国の輸出総額(億ドル)と輸出額上位3位までの貿易相手国 ・統計表II それぞれの国からの日本の輸入総額(億円)と上位3位までの輸入品目割合 Iは必要なときに貿易統計を調べればよいだけの情報です。少なくとも受験対策として学習したり暗記するものではありません。海外200か国近い国があり、それぞれの国がどの国とどれくらいの規模の輸出をしているかの学習は必要ないです。 IIは日本がどの国から何をどれだけ輸入しているかの情報です。これは受験対策として知っておいても損はないでしょう。ただし、解き直し学習をするにしても、教科書や地図帳の資料に出ていない情報のほうが多いので、無駄な学習とならぬよう工夫をして勉強したほうがよいでしょう。 IIの表からの解き直しをしてみます。 エ:日本が輸入している品目の3位にぶどう酒があります。対象の国は、メキシコ、ロシア、タイ、フランスです。フランスと推測できるように思います。ただし、これは大人の場合で、中学生では選べるかは疑問です。ここで、Iの表のエを見ます。貿易相手国をみると欧州の国が多いので、フランスとの推測を強められます。 (続く)
  • 2023.09.10

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑦

    2⃣[問3]の貿易統計数値の表の問題の解き直しをしています。前回、国名を確認しました。統計表をこまかく見てゆきましょう。 都立入試もそうですが、統計表はIとIIの2つが示されています。タテに4つの国の統計数値が2つの年代に分けて示されています。8行分の情報となるわけです。ヨコは、総額の列と上位3位までの国名等で、あわせて4列の情報となっています。タテヨコで8x4=32ほどのマス目に情報が示されています。IとIIの表があるので、全部で64個の情報となります。前掲の≪解き方≫に示したように使った情報は割り算をした8個と「エネルギー資源」で限定した3個(表IIのイの2020年の列の3項目)です。ほとんどの情報は見る必要はないものです。また、これらの情報は教科書や地図帳や参考書で学習することはとても難しいです。無理だと言ったほうが正しいように思います。よって、解き直しのときは、知識を広げるための確認作業をすることが目的であると割り切ってやったほうがよいです。
  • 2023.09.09

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑥

    2⃣[問3]は、統計数値の表がある問題。私自身、あまり好きでない問題です。輸入品目や輸入先などの数値を示されてちんぷんかんぷんだからです。トライプラス国分寺駅北口校の生徒さんはどうでしょう?しかし、都立入試に必ず出る統計数値の問題は苦手意識を持つ必要は全くありません。問題文中に数値が何倍になったとか、数値に関する文があり、それをもとに計算をするか、数値を探し出してゆくだけなのです。極論すれば、品目、輸出入相手国など、一切見ないでも解けることが多いです。 《解き方》文章から国を特定します。面積が日本の45倍も、とあるので、地図を見ればすぐにわかります。次に統計表のア~エのどれかを選ぶのですが、文章中に「輸出総額は3倍以上」とあるので、輸出総額2020年の数値を2000年数値で割り算すればよいだけです。ウとエは削除できます。「エネルギー資源の占める割合が高くなっている」とあるので、アかイのどちらかを限定できます。 <解き直し> まずは、W~Zの国名が言えるかを確認しましょう。メキシコ、ロシア、タイ、フランスです。統計表に【輸出総額】と【輸出額が多い上位3位までの貿易相手国】が出ています。(続く)
  • 2023.09.08

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】⑤

    2⃣[問2]は地図上のP、Q、R、Sの国が、ア、イ、ウ、エに述べられている「観光資源の様子」のどれにあてはまるか、という問題。4つすべて正解しないと得点できません。 《解き方》文章中のキーワードから国を特定してゆきます。 『キーワード』 ア モヘンジョダロ イ キリマンジャロ ウ 三つの宗教の聖地 エ アマゾン川 都立入試に比べると易しいように感じますが、正答率は26%でした。 <解き直し> ・モヘンジョダロに関連し、古代文明を復習しておきましょう。都立入試平成30年度の1⃣[問2]に出題があります。これもモヘンジョダロ、ハラッパーがキーワードでした。そろそろ古代文明についての出題があるのでは?表をつくって比較しながら覚えましょう。 ・ウはイスラエルのエルサレムについての記述です。公民教科書P.212(東京書籍)を読んでおきましょう。 ・イはタンザニアです。地図をよく見てください。北部が湖に面しています。ヴィクトリア湖です。タンザニアの北にケニアがあります。西部がこの湖に面しています。ケニアも都立入試では出題されています(令和3年2⃣[問2])。ビクトリア湖を基準に国の位置を覚えておくと良いでしょう。
  • 2023.09.07

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】④

    2⃣は世界地理の問題です。都立入試にそっくり作問されています。 [問1]文章で述べている都市を地図上から選び、かつ、雨温図がどれかを選ぶ問題。都立入試では定番の問題です。両方とも正解でないと得点できません。 《解き方》文章のキーワードから都市を選びます。次に雨温図を選びます。都市の位置から雨温図を選べれば良いのですが、文章中にも気候の様子が記述されており、これも利用すると良いでしょう。 『キーワード』: 【自動車工業】【サンベルト】 これで、北アメリカ大陸にある都市を選べます。雨温図も記述分から簡単に選べます。 <解き直し>正解の都市以外の都市も地図上で確認しておきましょう。地図をしばしば見ておくと基礎学力が定着してきます。面倒くさがってはいけません。文章中に「年間降水量が東京の半分」とあります。東京の雨温図を基準にして、各地の雨温図を比較しながら覚えてゆく方法はとても良いと思います。東京は【温暖湿潤気候】、年降水量1529mm、年平均気温15.4℃。(帝国書院P29)(2020年のデータ)雨温図のイは、【地中海性気候】だとすぐわかるようにしておきましょう。
  • 2023.09.06

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】③

    8/27Vもぎ・社会の解き直しの続きです。 1⃣[問3] ア シラス イ フォッサマグナ ウ カルデラ エ デルタ 阿蘇山はどれかを選ぶ問題。簡単だったと思います。正答率も88%。その他の用語も教科書で復習しておきましょう。【デルタ】は教科書(帝国書院)索引には出ていません。【三角州】のことです。用語集には出ています。覚えておきましょう。 都立入試の1⃣[問3]は、公民分野からの出題です。Vもぎの最初の頃なので、まだ公民はあまり出題されておりません。 過去問の1⃣[問3]の出題内容をチェックしておきます。 令和5年 国連常任理事国 令和4年 裁判所の違い 令和3年 労働基準法 令和2年 国連の機関 平成31年 日本国憲法の条文 平成30年 日本国の予算(グラフ数値の計算から解きますので知識は不要) 平成29年 日本国の選挙の原則 平成28年 【三審制】が答え。記述で答える問題。 記述での問題は、1⃣では今後は出ないように私は思っています。
  • 2023.09.05

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】②

    8/27Vもぎ・社会の解き直しの続き。 1⃣[問2]寺院の名前を選ぶ問題。 ア 延暦寺 イ 東大寺 ウ 金剛峯寺 エ 法隆寺 問題文中には、「天台宗を開いた最澄が比叡山に」とありますから、やっていたら簡単。トライプラス国分寺駅北口校の夏期講習でもやりました。鎌倉仏教の6つも表に書いて覚えましたね。表の作り方は、分類した上で作るのがコツでしたね。これらの寺院はすべて地図上でも確認しましたね。過去都立入試で、【仏教】関連の出題を調べてみました。ここでは日本の歴史に限定します。(世界地理においても、宗教関連の出題も多いです。) 令和5年4⃣[問1] 古いものから順に並べる問題。【金閣】【東大寺】【法隆寺】【中尊寺金色堂】が出題。 令和4年1⃣[問2] 【鑑真】の【唐招提寺】の場所を地図上から選ぶ問題。地図で位置を確認することは重要なのですね。 令和3年1⃣[問2] 【法隆寺】【金閣】【平等院鳳凰堂】【東大寺】が選択肢。平安貴族、阿弥陀如来坐像を安置する阿弥陀堂をキーワードに選ぶ問題。 令和2年、平成31、30年 出題なし 平成29年1⃣[問2] 奥州藤原氏、金で装飾された阿弥陀堂、を地図上から選ぶ問題。
  • 2023.09.04

    Vもぎ(8月27日)解き直し【社会】

    今年度8月27日のVもぎの解き直しをしてみます。社会科です。 1⃣は地図の読み取りの問題。都立入試と同様に、この問題は地図記号を使って解きます。市役所、官公署、裁判所、電波塔、覚えていなければ、教科書P. 134(帝国書院)で地図記号を復習しましょう。トライプラス国分寺駅北口校の生徒は、【トライeNAVI】の演習プリントを出してみて、地図記号のテストをしてみましょう。 都立入試の過去問で、地図記号を使って解く問題があったかをチェックしてみます。 ■令和5年 地図記号は出ていませんが、等高線を使って解きます。 ■令和4年 水準点の記号、縮尺の目盛りを使って解きます。 ■令和3年 高塔の記号がありますが、わかりにくいかもしれません。私は、地図上の地名で解きました。 ■令和2年 灯台の記号があり、地図上に「展望灯台」とありますが、私は、これは2,3秒で解けました。行ったことが何度かあるからです。 ■平成31年 地図記号を使うというよりも、問題文中の「桂川橋」、「国道20号」を地図上で探して解くのがよいでしょう。 ■平成30年 地図記号は使わず、石油化学コンビナートの写真を地図上で探して解くのがよいでしょう。
  • 2023.09.02

    Vもぎの偏差値がアップ!

    トライプラス国分寺駅北口校の夏期講習は7/10(月)から始まり、本日が最終日です。それぞれの生徒さんごとに達成感が異なっている様子です。そして、やり残した感を持っている様子です。どんなに頑張っても、まだまだ成績が上げられるはずだと皆が思うはずで、満足度100%は勉強においてはないように思います。中学3年生は8/27のVもぎの偏差値の目標設定をして夏期講習を頑張りました。本日、成績を確認しました。全員、6,7月のVもぎの偏差値を上げています。都立入試の対策授業を中心に夏期講習カリキュラムを組みましたので、当然の結果でしょう。反省すべき点があるとすれば、偏差値がもう2~3は上げられたように思います。夏期講習期間中の過去問解き直しに不足があったことと分析できます。2学期中にも都立入試の対策授業は入れてゆき、2学期末試験後は、徹底的に都立入試対策授業を行います。まだまだ偏差値を上げてゆくことを目標にカリキュラムを組んでいます。
  • 2023.08.26

    8月度トライ模試を実施

    トライプラス国分寺駅北口校では、本日と明日で8月度のトライ模試を実施しています。今月も多くの生徒が受験します。明日の日曜日はVもぎ、Wもぎがありますので、高校受験をする中3の生徒は、先行してトライ模試を受験しました。夏期講習期間中にかなりの量のVもぎやWもぎの過去問や7月度のトライ模試を解いておりますが、”受験疲れ”はない様子です。もちろん、【解き直し】も十分に実施してきております。さらに9/3(日)のVもぎ、9/18(日)のWもぎを受験します。きっと、夏期講習の頑張りで、偏差値が上がっているでしょう。成績返却が楽しみです。 高校3年生はマークシート式の模試です。国立大学志望の生徒は、2日間で受験します。高3生は大手予備校の模試を必ず受験しますが、トライプラス国分寺駅北口校の生徒はトライ模試も毎月受験しています。高3生も夏期講習で共通テストの過去問、大学一般入試の過去問を多く解いて、解説授業をやってきております。各人に高い目標偏差値を設定させ、必要な学習時間と内容を伝えてきました。かなりハードな計画でしたが、目標の8割は実行できているようです。8月の最終週で、遅れを挽回しましょう。
  • 2023.08.24

    トライプラス国分寺駅北口校の夏期講習

    トライプラス国分寺駅北口校の2023年夏期講習は、7/10~9/2の期間で実施しており、あと少しで終了しますが、高校受験生、大学受験生を中心に、まだまだ多くの受講を残しております。高校受験生は、8/29, 9/3, 9/10のVもぎやWもぎで目標偏差値に達することを目標とし、過去問を事前に解き、解説授業をすることを徹底的に行いました。ほぼ全員が5教科すべて受講し、過去問は7~10回分を解いており、かなりの学習量です。生徒は皆、6月、7月のVもぎやWもぎを受験しており、偏差値が大幅に上がっていることは間違いないでしょう。 大学受験生も、入試の過去問(共通テスト、私立大学、国立大学)を解き、その解説授業をするのが大半でした。英検の対策授業も多かったです。2級合格者が数人おり、これから準1、2級を受験する生徒もおり、合格が期待できます。総合型選抜の対策授業もやりました。 2学期がまもなく始まりますが、トライプラス国分寺駅北口校の受験生は、この夏期講習で弾みがついたことは間違いないでしょう。冬期講習までこのまま勢いを継続し、冬期講習では、志望校合格を確信できるようなカリキュラムを予定しております。
  • 2023.08.18

    模試の解き直しノート

    長らく、トライ模試の解き直しをやってきました。使用したのは、今年度の6月実施の3年生の社会科でした。その前にもVもぎやWもぎの解き直しをやってきました。これも社会科でした。トライ模試も得点力UPに十分に役立つように思いました。 生徒それぞれに解き直しの方法は異なると思います。科目によっても方法が異なってくるように思います。 社会科の場合は、私は、教科書のどこに書いてあるか、そしてそこを読み返すようにしてゆくのが良いと考えています。さらに解き直しノートを作成して、そこに自分なりにまとめてゆくことが大事であると考えています。 これからの私の作業は、実際に自分でVもぎとWもぎの解き直しノートを作ってみることです。実際に生徒に見せて、実践してほしい願いからです。私自身は、ルールリーフ式のノートで作るのが良いと考えています。ページの位置を入れ替えることができるからです。地理であれば、世界地理ごとにまとめたり、歴史であれば、テーマ毎、時代毎に並び替えたりできるからです。模試を受けるごとに解き直しを重ねるわけですが、途中に挿入したりもできるからです。
  • 2023.08.17

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.23

    4⃣の(9)は、【平塚らいてう】らの運動のことが書いてあります。なんという組織を結成して運動したかを答える問題です。選択式です。 ア 青鞜社 イ 立志社 ウ 全国水平社 エ 日本労働総同盟 【立志社】だけは、明治初期の頃です。教科書P.182で確認を。 (10)は、大正時代について述べた文を選べ、というもの。以下から2つを選ぶものです。 1. 東京などでラジオ放送が始まった 2. 新橋・横浜間で鉄道が開通 3. 樋口一葉「たけくらべ」や「にごりえ」を書いた 4. 芥川龍之介「蜘蛛の糸」や「羅生門」を書いた 2.はすぐに分かるのでは。私も、昨年が鉄道150周年ということで多く掲載をしましたので。明治初期でしたね。文学作品がいつの時代のものか、都立入試でも1⃣によく出ているような印象があります。覚えるのに一番良い方法は、作品を読んでみることですかね。私は、「蜘蛛の糸」は絵本にされたものを小学生のときに読んだ記憶です。「羅生門」は中2のときに、国語の先生が、何度か繰り返し例に出してお話されたので少しだけ知っています。樋口一葉はこれから読むようにしたいです。現在の五千円札の人ですね。
  • 2023.08.16

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.22

    4⃣の(6)は、国際連盟の設立当初の常任理事国についての問題。不適当なものを選ぶ問題。 ア フランス イ 日本 ウ イギリス エ アメリカ合衆国 教科書P.212を読み返してみましょう。第一次世界大戦後に世界がどう変わっていったかが説明されています。ここは前掲の内容とは違って、以外と分かりやすく、すんなり頭の中に入ってくるように思います。【新渡戸稲造】が教科書に出ています。以前に五千円札に描かれていましたね。この人の「武士道」の著書は有名ですね。名文で英語の勉強に良いらしいです。買って塾に置きたいものです。【ウィルソン大統領】も出ていますね。覚えましょう。 (7)は、日本の出来事で、1918年、米の安売りを求める動きを何というか、という問題。「米」の字があるので、簡単だったでしょう。第一次世界大戦中での出来事ですね。【シベリア出兵】も書いてありますね。なぜこれが起こったのか、P.211を読んでおきましょう。 (8)は、(7)の出来事で退陣した内閣の後の内閣総理大臣が誰かを答える問題です。「平民宰相」と呼ばれた人物ですね。「初の本格的な政党内閣を組織」したと説明があります。教科書P217。
  • 2023.08.15

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.21

    4⃣の(5)の回答は、【五・四運動】でした。1919年です。歴史の学習では、なぜこれが起こったのかを学ぶことが大事です。これは反日運動と帝国主義への反対運動です。具体的には、【山東省】の権益を返還しろとの要求をはね返されたことに不満を爆発させたのです。さらに深く理解し、歴史の「流れ」をつかむようにするとよいです。【山東省】が出てきました。ドイツが租借地にした場所です。【租借地】という難しい用語、意味をよく覚えましょう。【日清戦争(1894~1895)】にさかのぼって学習する必要があります。清が敗戦した後に、欧米列強が中国に入ってゆきました【中国分割】。清は【1899年義和団事件】で追い払おうとしましたが、鎮圧されてしまいました。【1911年辛亥革命】、【1912年中華民国成立】と続きます。1914年に第一次世界大戦が勃発。【日英同盟】を理由に日本も参戦し、同年にドイツ権益の【山東省】を接収。【第一次世界大戦(1914~1918)】終結➡1919年パリ講和会議(ベルサイユ条約)、ここで中国が山東省権益の返還を要求➡拒絶!不満が爆発! 難しいですね。一度に覚えようとしなくてもよいです。
  • 2023.08.14

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.20

    4⃣の(5)は、1919年、中国での反日、反帝国主義を唱える運動は?日付に由来して○○と呼ぶ。教科書P.214に出ています。 ここで中国このあたりの中国の流れを復習しておきましょう。教科書ではとびとびに出てくるので流れをつかみにくいからです。 日清戦争から流れをつかむのがよいと思います。 1895 日清戦争敗北➡列強の中国進出 1899 義和団事件(~1900)➡列強の中国分割進む 1905 孫文、東京で同盟会結成➡三民主義 1911 辛亥革命 1912 中華民国成立  ・臨時大統領:孫文、首都:南京 ・臨時大統領:袁世凱、首都:北京 1913 孫文、日本へ亡命 1915 袁世凱、独裁的な政治を進める ・日本の二十一か条の要求を袁世凱が受ける 1916 袁世凱が死去➡各地で軍閥による政権争い 1919 中国国民党の成立(主席:孫文) 1925 孫文死去。中国国民党は国民政府を樹立 1926 国民政府の北伐開始 これをそのまま覚えるのは厳しいように思います。どうするか?年表順に教科書の該当箇所を読み直すのです。そうやって流れをつなげてみてください。難しい作業ですよ。
  • 2023.08.13

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.19

    8/10、8/11のタイトルがともにNo.17となってしまいました。単なる私のミスです。すみません。 4⃣の(3)は、単純な知識問題。世界初の社会主義政府を樹立した人物を選ぶ問題。書いてあるのを選ぶだけだから簡単。このような問題の解き直しのときには、選択肢中の正解でないもの、ここでは、ウィルソン、ビスマルク、クロムウェル、どの時代で教科書のどこに出ていたかも読み直すようにしてください。 4⃣の(4)は、第一次世界大戦の終結後におこった日本の出来事を選択肢から選ぶ問題です。 ア 第一次護憲運動、桂太郎内閣が退陣 イ 西郷隆盛、西南戦争 ウ 治安維持法が制定 エ 教育勅語が発布 前掲にも書きましたが、教科書の掲載が必ずしも年代順毎になっているわけではないので、これが歴史の勉強をややこしく感じることにつながっているように思います。歴史の勉強は見出しが示すように「テーマ」に沿っているので、仕方ないかな、と思います。各国ごと、またはテーマ毎に年表をつくり、さらに、それらを合体させた年表を作って見ましょう。上記の問題は、教科書P.216~219を読むとよいですが、イやエはさらにさかのぼって読まねばなりません。
  • 2023.08.12

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.18

    4⃣の(2)は、日本の中国への【二十一か条の要求】の内容を答える問題です。選択肢から選びます。これもややこしくて覚えてゆくのが大変なのかと思います。どうしてゆけば覚えやすく、忘れないようになるのか?歴史の「流れ」をつかみながら覚えてゆくようにするとよいです。これは日本と中国の関係ですが、第一次世界大戦直前からの国際関係から追ってゆくようにするとよいと思います。やはり教科書をゆっくり読んでゆき、ノートにまとめてみることでしょう。学習するときに教科書では年代順序が逆になっていることがあるので、注意することです。「二十一か条の要求」は1915年です。「第一次世界大戦」が終わったのは1918年です。教科書のこのあたりを読んでいると、1917年のロシア革命や1922年のソ連成立も途中に出ています。たくさんの国が出てきて順序もばらばらなので、ややこしいですね。丁寧に国別に「流れ」をまとめてみることです。そして、それぞれの流れをひとつのページに書いてまとめてみてください。ここまでやると歴史はおもしろいぞ、と思えてきます。そうした生徒は、入試で100点をとるぞ、とますます意欲的になることでしょう。
  • 2023.08.11

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.17

    4⃣も歴史の問題です。 【1914年サラエボ事件】から始まる文章が示してあります。文章中のKeywordを拾ってみます。 【第一次世界大戦】 【二十一か条の要求】 【1917年革命、社会主義政府成立】 【パリ講和会議】 【1920年国際連盟】 【大正デモクラシー】 【1918年○騒動】➡「〇騒動」を答えさせる問題になっています。 【本格的な政党内閣】 【大衆文化が発達】 問題文を読むだけでも、すごい勉強量になりそうです。 (1)は、第一次世界大戦直前の国家間の関係図が示してあり、それを答える問題です。イギリス、フランス、ロシアの協力関係についてです。もう一方の対立関係にあるのが、ドイツ、オーストリア、イタリアですね。これを覚えるのはややこしくて嫌になる生徒も多いかもしれません。ではどうするか?教科書には、模式図的に書かれていますが、実際の地図帳をコピーしてそれに書き込んでゆくのもよいかと思います。白地図を利用するときれいに書き込めますのでもっとよいです。同時に教科書を読みましょう。P.162。これで覚えやすくなるはずです。なぜ対立しているのか、同盟関係を結ぶようになったのか、理由が記載されていますので。
  • 2023.08.10

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.17

    3⃣の(9)は、【不平等条約の改正】に関する問題で、3か所の空欄補充をしてゆくものです。選択肢から選びます。 ここで覚えておくKeywordは、 【陸奥宗光】と【小村寿太郎】、 【領事裁判権(治外法権)の撤廃】と【関税自主権の回復】です。そして、それが実現した年、 【1894年】と【1911年】です。教科書P.186,187を読み、表にまとめて覚えてゆくのがよいと思います。さらに、P.163の 【1858年日米修好通商条約】までさかのぼりましょう。さらに、P.162の 【1854年日米和親条約】までさかのぼりましょう。 さらにです。P.160にさかのぼると、【1840年アヘン戦争】と【1842年南京条約】の説明があり、翌年に不平等条約を結んだ、とあります。中国(清)のことですが、関連づけて覚えましょう。 武力を背景にしたこのようなやり方は、いけませんね。あれ、日本もやっていますよ。P.177を読みましょう。 【日朝修好条規】です。【1875年江華島事件】の翌年です。 (10)は、明治初期の欧米諸国の文化が取り入れられての社会の変化を何というか、という問題。「ザンギリ頭をたたいてみれば、」のあれですね。
  • 2023.08.09

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.16

    3⃣の(7)は、【1904年日露戦争】に関する正しい記述文を2つ選ぶというもの。 選択肢は、 ア 【甲午農民戦争】の記述 イ 【幸徳秋水】や【内村鑑三】らが戦争に反対 ウ 講和条約を仲介した国と場所。 イギリスとあるが、正しい? エ 講和条約で、ロシアは韓国における日本の優越権を認めた。 難しいですね。教科書を読んで【解き直しノート】にまとめる作業をしてゆくと覚えてゆけます。頑張って! (8)は、1912年に中華民国が成立したときの革命を何というか、という問題。【孫文】、【袁世凱】は覚えておきましょう。このあたりの学習が難しいと私は感じます。「つながり」が教科書からではうまくつかめないからです。教科書P.193に中華民国の成立の記載があって、「袁世凱の死後、中国は各地の軍閥によってばらばらに支配されるようになりました。」で説明を終えています。次に中国が出てくるのが、P.214の【1915年二十一か条の要求】、【1919年五・四運動】です。二十一か条要求を日本がつきつけたのは、袁世凱政権にです。五・四運動でまた【孫文】が出てきて、【中国国民党】を結成しています。中国史でまとめてみる勉強も必要です。
  • 2023.08.08

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.15

    トライ模試、中3、6月の解き直し。 3⃣の(6)は、【1894年日清戦争】の講和条約で清から得た賠償金を使って建設された官営の製鉄所を答える問題。これは簡単でしょう。覚えやすいように思います。このあたりの歴史の流れを覚えておくとよいです。【日清戦争】、【日露戦争】、教科書ではP.188~191を読んで流れをつかみましょう。その前に、P.186の「列強と帝国主義」から読んだ方がより理解が進むはずです。さらに、教科書では、P.192~韓国や中国の説明がありますので、ここも一緒に学習しましょう。歴史を覚えてゆく時にやりづらいのが、このように日本に関する事項をやっていて、いきなり韓国や中国のことが出てくることです。私が、一番やりにくいなと感じるところは、応仁の乱、戦国大名を習ったあとに、中世のヨーロッパがいきなり出てくるところです。やりにくいと感じるところは、時間をかけてしっかり学ぶことが学力UPにつながります。何度もノートにまとめて、「横のつながり」も把握してゆくようにしてみてください。
  • 2023.08.07

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.14

    トライ模試、中3の6月の解き直し学習をしています。 3⃣は歴史の問題。 (4)は1873年地租改正~1890年第1回衆議院議員選挙、この間の出来事を並び替える問題です。 ア 内閣制度ができ、伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任 イ 大日本帝国憲法が発布 ウ 国会期成同盟結成 エ 板垣退助らが民撰議院設立の建白書を政府に提出 都立入試にはこのような並び替えの問題はよく出ますので、教科書P.182~185をよく読んで「流れ」を理解しておきましょう。 生徒の皆さんは、【伊藤博文】、【板垣退助】がお札に載っていたことをご存知でしょうか?伊藤博文は千円札、板垣退助は百円札。同じ時代の五百円札に【岩倉具視】が載っています。雑学でしょうが、歴史の勉強にはつながりますかね。 (5)は、最初の衆議院議員選挙の選挙権の条件を選択肢から選ぶ問題。【満25歳以上の男子】です。全員ではないですね。問題文中にあるように、「直接国税を15円以上納め」ないと選挙権はないのですね。教科書を読むと、有権者は総人口の1.1%(約45万人)、と説明されています。
  • 2023.08.05

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.13

    3⃣は歴史の問題です。年表が示されています。1869年から1911年の出来事が記載されており、それぞれに関する問題が設定されています。 解き直しのときの教科書は「東京書籍」の歴史を使用します。年表は1869年からですが、【1867年大政奉還、王政復古の大号令】、【1868年鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争、五箇条の御誓文】から復習してゆきましょう。教科書P.167からです。これらの年号も暗記事項として覚えてしまいましょう。 (1)は、1869年、藩主が納めていた土地と人民を天皇に返させる、この政策を何というか、という問題。中央集権国家を作り上げるための政策、しかし効果はあまりあがらなかった、そこで【1871年に廃藩置県】を行った、と教科書に説明されています。 (2)は、記述式で14字以内で答えるもの。【1873年地租改正】について、現金、%を用いて記述させる問題です。模範解答は「地価の3%で現金を納める」です。1877年には2.5%に引き下げたのですね。教科書に説明されています。 (3)は、1875年の日本とロシアとの条約について、その内容を選択肢から選ぶ問題。【樺太・千島交換条約】ですね。
  • 2023.08.05

    模試の重要性について

    模試の重要性について考えます。 高校、大学の入学試験では多くの生徒さんたちは、学力テストによる入試を受けます。ほぼ全員が、入試の前に模試を受けていると思います。模試の成績で順位や偏差値が出るので、それが合格できるかどうかの目安になってきます。模試は自分の実力値を確認するための道具なわけです。模試を受ける最も重要なことは、これではありません。最も重要なことは、入試で志望校に合格できるだけの実力を本番までにつけることです。よって模試を受ける以上に、それを教材として再学習することが模試では最も重要になってきます。これを理由に、トライプラス国分寺駅北口校では、模試を可能な限り多く受験することをお勧めしています。多くの実戦問題に触れることもそうですが、それ以上に解き直しの再学習の時間を確保してもらうためです。 これまで、模試の解き直しについての掲載に多く時間を割いてみました。これは実際に生徒みなさんに解き直しを必ずやってほしいという願いからです。実際にやってみると、たいへん時間のかかる作業だと実感できるはずです。スマホやゲームなどに時間を浪費できないことが理解できるはずです。
  • 2023.08.03

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.12

    2⃣のIIIはオセアニア州についての問題。 (7)は、経度180度を示したものはどれかを地図上から選ぶ問題です。緯度や経度を意識して普段から地図をながめている生徒は簡単でしょう。経度0度がどこを通っているかは習いましたね。では日本の経度は?日本の【標準時子午線】は?教科書P.8, 14,16,17を読み直しましょう。この問題は【日付変更線】がどこにあるか覚えておれば簡単に解けますね。 (8)は、地図上で示したBの国(ニュージーランドです)の先住民を答えよ、という問題です。【アボリジニ】ではないですよ。 (9)は、オーストラリアの気候区分の問題です。aが中央からほぼ全域、bが東海岸や西海岸の南端あたり、cが北部と区分されており、熱帯か乾燥帯か温帯かを選ぶ問題です。教科書P.29の気候帯の地図で確認しましょう。また、P123のオセアニアの気候も復習しておきましょう。ニュージーランドは西岸海洋性気候との説明がありますよ。要注意かも。
  • 2023.08.02

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.11

    トライ模試の解き直しをまだまだ続けます。6月実施分の中学3年生の社会を扱っています。 2⃣のIIは南アメリカ州についての問題で、(6)は、「南アメリカ州には、16世紀ごろから○○の国々が進出し、・・・・○○教の信仰が広まっていった。」、空欄を選択肢から選ぶ問題です。ごく基本的な問題です。教科書P.112を読み返しましょう。【マチュピチュ】の写真があります。【インカ帝国】の記載も。高度な文明が栄えていた、とあり、エジプト文明などは、いつ頃だったのかを習って覚えなくてはなりませんので、インカ帝国(インカ文明)はいつ頃起こったのかを知りたくなる生徒もいるように思います。そんな時は先生に質問してみるとよいです。中学社会科の先生で即答できる先生はそう多くはないのでは。私も同様。分からないときは調べればよいだけ。高校世界史で勉強できますので、高校世界史の用語集を買って使ってみるのもおもしろいでしょう。趣味の世界ですね。こんな勉強をしてゆくと趣味が高じて、大人になってマチュピチュに旅行に行ったりするのかもしれません。 ちなみに、当塾にいた現在高2生が、今、パラグアイに留学していますよ。
  • 2023.08.01

    都立入試過去問はいつからが良い?

    社会の模試の解き直しを多く扱ってきております。随所に都立入試に出題された問題にも触れています。都立入試の過去問を解くのはいつぐらいからが良いのでしょうか?社会科の場合です。公民を習っていないからまだ早い、とは考えず、夏休み中に過去5,6年分すべてやっても良いと私は考えています。理由は、【解き直しノート】を作って行う解き直し学習がたっぷり時間をかけてできるからです。その結果、8月末の模試で良い偏差値が出ることが期待されます。成績が上がると、ますます勉強が好きになり、またさらに成績が上がることが期待できます。また、過去の出題を熟知しておくことで本番での出題単元の予想もやりやすくなり、単元毎の学習の強弱もつけられ、計画的な学習がよりやりやすくなるように思います。 「2学期期末以降から過去問を」をセオリーのように言う人がいないでしょうか?まどわされてはいけません。思い切って無視しましょう。夏休み中の効果的な勉強をするためには、過去問を解くことが大事です。解くことの何倍も時間のかかる【解き直し学習】が最も大事なのです。2学期以降は模試を徹底的に受けまくり、解き直し学習を繰り返しましょう。
  • 2023.08.01

    6月トライ模試・社会の解き直しNo.10

    2⃣のIIの南アメリカ州の問題、(5)は鉱産資源の産出量上位5か国の表があります。1位オーストラリア、2位が地図上Aの国、この鉱産資源が、石炭、鉄鉱石、原油、銅鉱石のうちどれか、という問題。鉱産資源に限らず、品目統計に関する問題は都立入試では必ず出ます。この問題に強くなるには?とっておきの勉強方法はないと思って、コツコツと丹念に覚えてゆくほうがよいです。鉄鉱石から勉強してみますか。教科書の索引では5ページほど掲載されていることがわかります。順番に読んでゆきましょう。P.76 ドイツのルール工業地域、P.102 五大湖周辺、重工業が発展、P.115南アメリカの鉱産資源、P.126 オーストラリアの鉱産資源、P.156 資源を輸入に頼る日本。これらを読んでも、産出量上位5位の国はよくわかりません。教科書のところどころに鉱産資源のグラフが出ています。P.62に【原油】の生産のグラフがあります。1位合衆国、2位サウジ、3位ロシア、4位はカナダなのですね。こうしたグラフのコピーをとって、鉱産資源をテーマにしてノートづくりをするのが一番良いと思います。「面倒くさい!」、では得意になりません。
  • 2023.07.31

    6月トライ模試(社会)の解き直しNo.9

    2⃣のIIは南アメリカ州の問題です。 (4)は、アルゼンチンの「肉牛の放牧がさかん」な草原をカタカナ3字で答えなさい、という問題。【パンパ】ですね。トライの映像授業でも「アルゼンチンと言えば、パンパ。」などと言っております。音の響きからでしょうか、一度聞くとずっと忘れないように思います。都立入試では2020年度2⃣[問2]、2017年2⃣[問1]に出題あり。教科書で【パンパ】を読み直してみて、あれっ、と思ったことがあります。P.110の「南アメリカ州の自然」の地図には、掲載されていない国があります。パンパは、Gakkenキッズネットの説明には、「アルゼンチンとウルグアイに広がる温帯草原」とあります。【ウルグアイ】はこの地図上には表記されておりません。【パラグアイ】は表記されています。【スリナム】、【ガイアナ】も表記なし。これらの国は都立入試に出ない、とも思えます。次のP112には「南アメリカの主な言語と人種・民族構成」の地図が出ていますが、ここでもウルグアイの表記がありません。サッカー好きの人は良く知っている国かと思います。また「世界一貧しい大統領」のムヒカ元大統領でも有名なのでは。
  • 2023.07.30

    6月トライ模試(社会)の解き直しNo.8

    2⃣のIの(3)は移民の出身地についての問題です。USA、カナダ、メキシコに暮らす移民の出身地を表に示してあります。表から読み取れることを選択肢から選ぶ問題です。問題は、表の数値が多いか少ないか、何倍くらいあるか、を答えるようになっている問題です。題材は社会科を扱っていますが、数値を足したりかけたりして算数的に解答を導くものです。都立入試ではこの類の問題は過去よく出題されています。 「移民」を教科書索引で見ると、5か所あります。復習したほうが良さそうです。 P.78 EUが抱える課題 P.86 アフリカの歴史と文化 P.98 北アメリカ州 移民の歴史と多様な民族構成 P.112 南アメリカ州 多様な民族文化と人々の生活 P.124 オセアニア州 移民の歴史 都立入試での「移民」についての出題、多いです。 ・2023年度2⃣[問2]の選択肢中の文章に ・2022年度6⃣[問2] 「移民」の用語は出ていませんが、カナダのオタワ、モントリオール、ケベックについての説明文あり ・2021年度6⃣[問2] 1701年にフランス人により砦、毛皮の交易、との説明文あり これ以前も植民地について文章がけっこう出ています。
  • 2023.07.29

    6月トライ模試(社会)の解き直しNo.7

    2⃣のIの(2)の②は、「北緯37度よりも南の地域」という記載があり、教科書P.103に地図と説明があります。都立入試2020年度の2⃣[問1]の文章中に「サンベルト」とずばり出ています。都市の位置と雨温図を選ぶ問題です。アメリカ合衆国内のみでの雨温図を選ぶ問題で、少し特殊な問題と言えます。2020年度の都立入試に合衆国内のみでの雨温図の問題が出ていますが、ひとつの地域だけでの雨温図を選ぶ問題は過去8年間でこれだけです。ひとつの地域だけ、例えばヨーロッパ州だけの雨温図の問題が出たりすることがあるかどうか、何とも言いがたいです。可能性としてはありえます。アジア州だけの雨温図の問題、出題があるのでは、と迷ってしまいます。アフリカ州、これも。オセアニア州だけの雨温図、これはないかな、と。 ③は、文章が述べている都市は地図上ではどこか、という問題。マンハッタン、などありますので、簡単でしょう。都立入試でも地図上に示される都市は、たいていは有名な都市ですから、普段から地図をながめておくと入試に役に立ちます。
  • 2023.07.28

    6月トライ模試(社会)の解き直しNo.6

    1⃣のIIの(11)EUの通貨を答える問題。授業中に覚えていることでしょう。テレビや新聞のニュースを見ることを習慣にしている生徒は簡単すぎて拍子抜けしていると思います。 2⃣のIは北アメリカ州の問題。 (1)地形の断面図を選ぶ問題。地図をよく見ている生徒には簡単でしょう。地図上のPーQ間の直線の断面図で、Pはサンフランシスコあたり、QはワシントンD.C.あたり。地図帳(帝国書院)P.61,62はとても分かりやすいです。教科書P.96の地図も同様です。アパラチア山脈も覚えておくとよいです。中間、期末テストに出す学校もあるかもしれません。中1、中2の生徒さんもこれを読んでもらえていると良いのですが。 (2)①は「適地適作」が答えとなる問題。教科書P.100を読み返しましょう。P.101の農業地域の地図は、しっかり覚えておくとよいです。都立入試に出る可能性は高いでしょう。北アメリカ州の農業は都立入試2016年2⃣に出題されてからこれまで出ていません。そろそろ出題されるかもしれません。
  • 2023.07.27

    6月トライ模試(社会)の解き直しNo.5

    1⃣のIIの問題に移ります。欧州の地図が示されています。 (7) 地図上に「国際河川」が示されています。その名称を答える問題です。都立入試2022年度2⃣[問2]にこの川の記述が出ています。 河川に関連しますが、「三角州」の用語は都立問題の文章中によく出ています。世界地理、日本地理に両方とも。ドナウ川なども国際河川として覚えておくとよいでしょう。地図で確認するともっと良いです。東欧の国をたくさん覚えられますし、時事問題としてウクライナ情勢にも関心が向くでしょう。 (8)地図上のDの国、国名は示されていませんが、ノルウェーだと分かりますね。その特徴を述べた文を二つ選べ、という問題。フィヨルド、白夜は覚えやすいかと思います。ひっかけ問題がありました。北大西洋海流は南下でなく北上する暖流、これが正解。問題文中は逆で書いてあります。 (9)地中海沿岸で生産がさかんな国別の農作物のグラフがあり、その農産物を問うています。すぐに思いつくでしょう。問題は選択肢なので簡単でしょう。 (10)言語がラテン系、スラブ系、ゲルマン系のどれかを選ぶ問題。少し難しいかも。教科書P.71の分布図が頭に入っておれば簡単。
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